俳優 オーディション

俳優のオーディションを勝ち抜くための3つのポイント

俳優を目指すうえで、オーディションは避けては通れない道です。

でも実際のところなにをすればいいかわからない。

「受けてみたいけど何をすればいいの?」
「オーディションにも種類はあるの?」
「どんなスキルが必要なの?」
「オーディションの流れは?」

…ここでは、そんな悩みを抱える俳優を目指す人のために、

・オーディションの流れ
・審査員がみるポイント
・おすすめの芸能事務所

…まで詳しく解説します。

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1. 俳優になるには?

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まず、俳優になるには、

①事務所に所属する
②自分でオーディションを受ける
③スカウトされる

…といった3つの方法があります。

そしてどの方法も必ず、オーディションを受けることが前提になってきます。

ここからは俳優においてもっとも大切な「オーディション」について、その基本からオーディションのポイントまで、詳しく説明していきます。

2.俳優のオーディションとは

まだまだ駆け出しの俳優にとって、役を勝ち取るためにオーディションを受けるのは必須です。

ここではオーディションについて、その種類や流れを詳しく説明していきます。

2‐1.オーディションの種類

俳優になるために受けるオーディションは、

①芸能事務所に所属するためのオーディション
②役を勝ち取るためのオーディション

…の2種類があります。

①芸能事務所に所属するためのオーディション

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大手芸能事務所ともなれば、全国から何千人と受けに来るので、かなりの倍率になります。

芸能事務所のオーディションで結果を残すためには、

・他の人と違うポイントをアピールする
・審査員の印象に残るようにする

…といった2つのことが重要です。

映画やドラマの主役級にもなってくると「一般公募でのオーディション」はなく、「事務所向けのオーディション」になってきます。

主役級を狙うならば、まずは事務所に所属することが前提です。

②役を勝ち取るオーディション

出典:https://pixabay.com/

出典:https://pixabay.com/

舞台でもドラマでも、役を勝ち取るオーディションを受けなければ、その作品に出演することはできません。

これは事務所に所属するオーディションとは異なり、

・役に合わせたアピールをする
・あくまでも作品の一部なので、自分をアピールしすぎない

…といった2つのポイントが重要です。

2‐2.オーディションの流れ

受けるオーディションによって多少の違いはありますが、

①書類選考
  ↓
②自己紹介
  ↓
③面接や実技審査(自己PR)
  ↓
④合否発表

…が一般的なオーディションの流れです。

場合によって1次審査、2次審査、最終審査というようにオーディションが複数回になることもあります。

POINT

・芸能事務所のオーディション
…他の人と差別化できるアピールポイント
…審査員の印象残るように

・役を勝ち取るオーディション
…役に合わせてアピール
…かといって、アピールしすぎない

3. オーディションにおすすめの芸能事務所3選

ここでは、俳優になりたいあなたのためにオススメの芸能事務所を、ランキング形式でご紹介します。

1位 テアトルアカデミー

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鈴木福くんや小林星蘭ちゃんが所属する、言わずと知れた大手芸能事務所。

テレビ局などの業界と強力なパイプがあるため、最短3ヶ月でデビューも可能。

即戦力を育てるための充実したレッスンなど伝統と実績のある事務所なので、ぜひオススメしたい事務所です。

気づいたら台本に自分の名前が!

他の人と違うことがやりたくて、テアトルアカデミーのオーディションを受けたんです。

そしたら合格してしまって、気づいたら事務所に入って3ヶ月でドラマに出演することに。

台本に自分の名前が載っていて、「あの日、オーディションを受けてよかった」と思いました。

脇知弘(ごくせん、必殺仕事人、真田丸など多数出演)

・実践的なレッスン
・業界との強力なつながり

…といった強みで、全面的にバックアップしてくれる事務所です。

テアトルアカデミー

所属タレント
鈴木福、小林星蘭、谷花音、脇知弘 他多数

出演実績
「真田丸」「相棒」「下町ロケット」
「ちはやふる」「信長協奏曲」「僕だけがいない街」他多数

オーディション情報
・随時無料オーディション実施中
・最短3ヶ月でデビュー可能
・何度でも受験可能
・強力なバックアップ

テアトルアカデミー

2位 スターダストプロモーション

芸能事務所 オーディション

引用:http://www.stardust.co.jp/

山田孝之や本田翼など旬な俳優や女優、アーティストが多数所属する大手芸能プロダクション。

全国的にオーディションを開催し、積極的に新人を発掘、育成している。
本格的に俳優や女優になりたい方にオススメ。

スターダスト

所属タレント
山田孝之、本田翼 他多数

出演実績
「小さな巨人」「雪女」「女の勲章」他多数

オーディション情報
・6〜25歳まで応募可能
・直接応募はNG

スターダスト

3位 ホリプロ

芸能事務所 オーディション

引用:http://www.horipro.co.jp/

ホリプロスカウトキャラバンなどのオーディションから、スターになり得る人材を発掘している。

映画やドラマ、バラエティやお笑い、舞台制作など様々な事業を複合的にマネジメントしている総合エンターテインメントプロダクション。

石原さとみや綾瀬はるかなど芸能界には欠かせない人材を常に輩出し続けています。

俳優一本ではなく、タレントとして様々なことにチャレンジしたい方におすすめです。

ホリプロ

所属タレント
石原さとみ、綾瀬はるか 他多数

出演実績
「炎の経営者」「リバース」他多数

オーディション情報
・年に1度オーディション開催

ホリプロ

4.オーディションを勝ち抜くためには

オーディションを受けるうえでもっとも気になるところは「オーディションを勝ち抜くコツ」ではないでしょうか。

ここでは、オーディションを勝ち抜くコツについて説明します。

4-1.事務所に入るためのオーディション

まず事務所に入るためのオーディション必要なのは、

・キャラクター性
・のびしろ

…の2つです。

その人にしかない「キャラクター性」を兼ね備えたうえで、その人にどれだけ「のびしろ」があるかというもの事務所オーディションでは見ます。

弱冠12歳で東宝「シンデレラ」オーディションでグランプリを獲得した「長澤まさみ」さんのように、まさに磨けば光るようなダイヤの原石を事務所は求めているのです。

POINT

事務所によってどんな人を求めているか系統が違うので、事前に自分のイメージに合うか事務所の所属タレントを見ておくといいです。

4-2.役を勝ち取るためにオーディション

役を勝ち取るためのオーディションで必要なのは、ズバリ役にあっているかどうかです。

監督やプロデューサーが望む台本の登場人物のイメージが、その人が役をやったときにどれだけその役のイメージに合うかということを見ています。

したがって役を勝ち取るためにはその役のイメージに自分が合わせていくことが大事です。

POINT

受かりたい役によって髭を生やしたり、髪を伸ばしたり、服装を変えていくのが大事です。

4-3.自己PR

前述した2つのオーディションのどちらにもあるのが自己PRの時間です。

自己PRに必要なのは、「インパクト」です。

「明るいのが取り柄です」
「人と話すのが得意です」

といったようなことはたくさんのオーディション参加者が言ってる可能性があるので、審査員の印象に残りません。

印象に残るように「インパクト」のあることをするのが大事です。

例えば応援団をやっていた人は実際に衣装を持って行って応援をしてみたり、サッカーが得意な人は実際にリフティングをしてみたり、他のオーディション参加者がやらないであろうことを自分なりに模索するところからオーディションは始まっているのです。

5.俳優・女優のオーディションエピソード

今は活躍している人の中にも昔はオーディションに受からずに苦しんでいた人もたくさんいます。

ここではそのエピソードを紹介をしていきたいと思います。

・平愛梨

現在、女優だけでなくバラエティーにも引っ張りだこの平愛梨さんも、昔はオーディションに受からずに悩んでいました。

平さんは、
「東京に出てきて8年。
毎日レッスンをしながらたくさんオーディションを受けていましたが、1年に1回、映画やドラマに出る程度の生活で、このままでいいのかな、資格でも取って次の人生を考えた方がいいのかな、なんて思ったりもしていた」
と語っています。

そして見事、「20世紀少年」のヒロイン役、遠藤カンナ役をオーディションで勝ち取りました。

・貫地谷しほり

今や演技派女優と名高い「貫地谷しほり」さんも、昔はオーディションに落ちる日々が続いたそうです。

手当たり次第にオーディションを受け50社以上のオーディションに落ち、
次落ちたら女優をやめようと思っていたところで映画「survive style 5+」に受かったといいます。

そして、NHKの朝ドラ「ちりとてちん」で主演を務め、今のような女優になったのです。

6. まとめ

オーディションの種類や流れ、勝ち抜くためのポイントまでオーディションとはなんなのかということに関していろいろな角度からご紹介しました。

今は活躍している俳優・女優の方々も苦労して、オーディションに受からない時代が続いたからこそ今の彼らがあるのです。

受からないからといって卑屈にならず、
「受かったらラッキー」くらいの気持ちでいろいろなオーディションを受けてみましょう!

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