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赤ちゃんが人見知りする本当の理由とママに知ってほしい3つのこと

2016.06.09 / 未分類

「ついこないだまでニコニコとしていたのに、
ある時から急に人見知り!」

「話しかけられただけでどうしてこんなに泣いてしまうの!?」

そんなことが続いてしまい育て方に不安を感じたり、赤ちゃんの強い人見知りに戸惑っていませんか?

赤ちゃんが人見知りをするのはそれぞれの個性や性格の違いで個人差があり、
きちんと理解をしてあげること、愛情を持って接してあげることが必要です。

この記事では、赤ちゃんが人見知りをする驚くべき原因や、人見知りの改善方法について詳しくご説明します。

より赤ちゃんとの関係性を深めるためにも参考にしてみてくださいね。

1.赤ちゃんの人見知りとは

赤ちゃんの人見知りは見知らぬ人を避けたり、
嫌がったりした時にみられます。

それまではずっとニコニコと怖がることもなかったのに、一体どうして急に赤ちゃんの人見知りは始まってしまうのでしょうか。

まずはその原因について見ていきましょう。

1-1. どうして人見知りになるの?

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これまで、赤ちゃんが人見知りになることは、自分に近い人物(母親・父親など)と他人とを識別できるようになり、他人に対しての恐怖心から人見知りになっていると思われていました。

しかし最新の研究では少し違い、実は赤ちゃんは生後数時間〜数日という生後間もない時から母親を自分のお母さんだと認識していることがわかっています。

そして人見知りになることは、見知らぬ人に対して興味を持つという心の発達が起こっていることでもあるのです。

科学技術振興機構(JST)の研究では、赤ちゃんの人見知りについてのメカニズムを調査したところ、赤ちゃんの人見知りは単に怖がっているだけではなく、見知らぬ人物に対して「近づきたいけど怖い」という心の葛藤から起こっていることがわかりました。

同時に、これまで視力も弱く周りのものや人がうまく識別できていなかったのがはっきりと見えるようになってきたことも関係しています。

そのため、それまで大丈夫だったおばあちゃんやおじいちゃんなどでも目があったり抱っこされると泣いてしまう、ということもよくあることです。
しかし、それは成長している証なんだと安心しましょう。

人見知りは、「近づきたい」と「怖い」の間に起こる心の葛藤

1-2. 育て方ではなく「個性」

誰に会ってもニコニコと全く人見知りしない子もいれば、母親の姿が見えなくなっただけで泣き出してしまう子など様々な赤ちゃんがいます。

兄弟でも同じ育て方をしているのに全く違ったりすることもあるため、愛情に差があったのだろうかと心配するママもいます。

しかしどちらが良い悪いもなく、人見知りするもしないもその子の個性と捉えましょう。

ですから人見知りするしないで、自分の子育てについて悩む必要はありません。
その子の個性にとことん向き合ってあげましょう。

1-3. 環境による人見知りの強弱

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個性や気質以外にも、それまで育ってきた環境による影響も人見知りには関わってきます。

例えば日頃から外に出かけて他人と触れ合う機会が多かったり、大家族だったり毎日のように訪問客が来るお家で育っていたりすると、見知らぬ人に対して免疫がついています。

そのため、日頃からいろんな人と関わる機会があることで人見知りになりにくい傾向はあります。

しかし、赤ちゃんの人見知りはあくまでも心の成長における通過点であり一過性のものなので、無理強いをしてたくさんの人に合わせることが良いことでもありません。

赤ちゃんの様子を見ながら、少しづついろんなものに触れさせてあげましょう。

1-4. 母親の心配も影響

赤ちゃんが他人を怖いと感じてしまう理由の一つに、母親が動揺していたり不安に思うことが影響することが挙げられます。

赤ちゃんは自分の母親を介して相手が安全な人であるか、信用してもいいのかを感じ取るので、母親が楽しそうに話している姿を見ると相手に対して「この人は大丈夫な人なんだ」と安心することができます。

人見知りが強い赤ちゃんを誰かに合わせた時に「泣いてしまったらどうしよう」などと不安に思っていませんか?

ママが怒っていたり、不安がっている時に一緒にいる相手に対しては、赤ちゃんもネガティブな感情が起こったりキケンと判断してしまいます。

どんな状況であってもママは堂々と物怖じせず、まずは赤ちゃんを安心させてあげることを優先しましょう。

POINT

赤ちゃんが人見知りになることはごく自然なことであり、しっかりと心が成長している証でもあります。

人見知りの早い・遅い、強い・弱いなどを周りと比べたりせずにその子の個性だと思いましょう。

2.人見知りの時期

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2-1. 人見知りの始まり

生後4か月頃生後6か月頃
視力は0.1ほどしかないが、人の顔に注目できるようになる。

生後7ヶ月頃
表情の違いが出来るようになる。
→この頃から人見知りが始まる

生後8ヶ月頃
怒りの表情に対して不快に思ったり回避する反応がみられる。

これはあくまでも目安で個人差があるため、
一概に決まった時期はありません。

また、人見知りが早く現れたからといって心配する必要もありません。
むしろ親や周りの人を認識できるようになったんだと褒めて、笑顔で接してあげましょう。

2-2. 人見知りが終わるのはいつ?

赤ちゃんによって人見知りするレベルが違うため、人見知りが終わる時期もそれぞれですが、一般的に1歳を迎える頃には終わっているようですが、長い子だと2歳くらいまで続くこともあるようです。

しかし、経験値と年齢とともに人見知りは緩やかになっていくものですから、親や周りの大人たちがやさしくリードしていってあげましょう。

3.人見知りを和らげる予防法

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急に泣き出してしまう人見知りにどう対処したらいいのか、また人見知りを和らげるためにできることを幾つかご紹介します。

3-1. 優しくゆっくり説明してあげよう

友人やおじいちゃん・おばあちゃんに赤ちゃんを会わせてあげた時、人見知りでどうしても泣き出してしまうことがあります。

そんな時は赤ちゃんに
「とっても優しい人なんだよ」
「一緒に遊んでくれるみたいだよ!」
などやさしく声をかけて
あげてください。

相手の人にはいきなり抱っこなどはせずにまずはほっぺを触ってみたり手を触ったりゆっくり時間をかけて距離を縮めていくようお願いし、その前にまずはお母さんがニコニコ楽しく話すことで不安を取り除いてあげるといいです。

このとき注意するのは赤ちゃんを主役にして話の中心にしたり注目を浴びせてしまわないようにしましょう。

赤ちゃんは、お母さんの声色や表情などで相手の人に対して安心していいのか判断します。

3-2. 他のことへ興味をもたせてあげる

赤ちゃんは見慣れたものには興味をなくし、目新しいものに惹かれる特性があります。

また、赤ちゃんの視力は弱いため、コントラストのはっきりしたものや複雑な模様に注目することもわかっています。

そして男性よりも女性の顔を好む傾向にもあるそうです。

もし写真を撮りたいときなどに泣き出してしまったら、どんどん目の前に新しい物を出して興味を湧かせてみるのがいいでしょう。

そして音や感触などにも赤ちゃんは敏感に反応します。
例えばドライヤーの音やビニール袋のガサガサという音は、赤ちゃんがお腹の中にいるときに聞いていた音に似ているので安心させてあげることができます。
また、耳元で息を吹きかけるなど風を当てるのも効果的で、急に風が吹いてきたことに気をひかれ、泣いていたことも次の瞬間には忘れている、ということもあります。

赤ちゃんが泣き出してしまったら、他のことに興味関心を向かせてみましょう。

3-3. 保育園や公園にデビュー

大人とだけではなく、同じくらいか少し上の月齢の子と接することも、赤ちゃんにとってとても良い刺激となります。
親の話している言葉、表情を真似ながら成長していくように、周りの人たちがやっていることを一緒にやろうとします。

すなわち赤ちゃんにとって少し上の月齢のお友達は、見よう見まねで学ぶ良い先輩でもあります。
保育園や公園でたくさん触れ合うことで、人見知りも落ち着いていくでしょう。

POINT

赤ちゃんが人見知りで怖がったり泣いてしまっても、慌てたり緊張せずまずはママが堂々としていましょう。

優しく笑顔で話しかけながら、赤ちゃんのペースに合わせてじっくり一つ一つ慣れさせてあげることが大切です。

4.まとめ

赤ちゃんの人見知りが強いとどうしてもお家で2人きりで過ごすことが多くなってしまうかもしれません。
しかし赤ちゃんの人見知りは一過性のものであり、どんなに強くても長くてもその子の性格・個性です。

気がつく頃にはピタッと人見知りの時期が過ぎていた、ということも少なくありません。

赤ちゃんはたくさんの経験からいろんな感性を育み、成長していきます。

赤ちゃんの心の発達や豊かな感情を持ってもらうためにも、少しづつでもいろんな場所や人に触れあう機会を作っていきましょう。