“モデル撮影会に参加してみたい!”
“カメラ慣れしておくためにもモデルの勉強のためにも、撮影会でモデルをしてみたい!”
“でも、そもそも撮影会ってどうゆう人がいてどんなことをしているのか気になる・・”
そう思っている方も多いのではないでしょうか。
撮影会のモデルは芸能界へのデビューにもなり得る、アイドルやタレントの登竜門として活用している方もいます。
ここでは、モデル撮影会がどういったものなのか、おすすめの撮影会とともにご紹介したいと思います。ぜひ参考にしてみてくださいね。
Outline
1.モデル撮影会とは
モデルを目指している方や、芸能界へつながるきっかけとして参加するという女性も多い「モデル撮影会」。
まずは、モデル撮影会とはどのようなものなのか、どんなモデルがいるのかをご紹介します。
1-1.撮影会とはどういうものか
カメラマンが撮影をメインに集まることを撮影会と呼びます。
撮影会にも様々な形態があり、企業や芸能事務所が主催しているケースや、主にポートレート(人物をテーマの中心に置いた写真のこと)撮影をしているところがほとんどです。
参加するカメラマンはアマチュアが多く、自分の撮影技術を試したり趣味として、写真撮影を目的として集まることを広い意味で「撮影会」と呼称としています。
衣装は私服、コスプレ、水着などを用いることが多く、夏は浴衣など企画・イベントによってそれぞれ用意がされますが、中にはカメラマンが持参した衣装を身につけての撮影を行うこともあります。
1-2.どのようなモデルがいるのか
撮影会のモデルは、プロのモデルではありません。
撮影会で活躍する人々
・アイドル
・モデル
・レースクイーン
・学生
・OL
・主婦
撮影会のモデルとして参加する女性はアイドルやモデル、レースクイーンとして活動している方もいれば、未経験の“素人モデル”と言われる方々、年齢も18歳〜学生、OL、主婦など様々な肩書きを持っています。
すでにアイドルやモデル、タレント活動をしているような場合は知名度を上げることやファンとの交流を目的としていることが多く、レースクイーンはオフシーズン中の収入、現役のOLをしながら参加するなど、お小遣いや副収入として捉えている場合が多いと言えます。
撮影会へは所属というより登録という形をとっていることがほとんどですが、中には専属として在籍するケースもあるようです。
1-3.どういった場所で行われているのか
モデルの撮影会は、様々な場所で行われます。
撮影会の場所
・スタジオ
・公園
・海
・港
・散歩をしながら場所を見つける
撮影会は基本的に各主催者が用意するスタジオ、または公園など屋外で、もしくはその両方で行われます。
屋外で行われる撮影は公園を使うことが多いですが、企画によっては時間制でモデルと一対一で散歩をしながら撮影を行うなど、これも主催者によって異なります。
POINT
撮影会は、広い意味で主にアマチュアカメラマンが集まってポートレート撮影を行うことを言い、被写体となるモデルも年齢・肩書き様々で基本的には副収入を目的としており、自らの活動宣伝として利用するなどがあります。
2.撮影会の費用や給料
撮影会で気になる費用面。
どれくらいかかるのか、そしてモデルはどれくらいお給料としてもらえるものなのかを見ていきたいと思います。
2-1.モデル撮影料
時間・料金設定は各主催側によって決められているため一概には言えませんが、平均的には1時間あたり1万円くらいで撮影できると考えておくといいかもしれません。
別途会員登録費などがかかることや、スタジオ利用料・モデルの交通費なども必要となる場合もあるため注意が必要です。
さらに被写体とカメラマンが個人か複数か、スタジオ利用か屋外での撮影なのかといった撮影スタイルや、私服・コスプレ・水着のどれなのかという衣装によっても値段は上下されます。
2-2.モデル出演料
撮影会に参加するモデルの出演料も各主催者やイベントによって変わりますが、多くは時給制もしくは歩合給制をとっています。
時給では3,000円〜1万円以上になることもあり、経験値や撮影内容によってかなりピンキリとなります。
歩合給制は売り上げに対しての一定歩合が報酬となり、ファンを多く持っているモデルであればこちらの方がより稼ぎにはなるでしょう。
例)屋外撮影1時間の場合の報酬:6,000円÷2=3,000円(主催者と折半)
屋外撮影:6,000円/1時間
スタジオ撮影:私服&コスプレ 7,000円 水着 9,000円/各1時間
他にも交通費は支給されるのかどうかなどによっても総額は変わってきます。
時間も40分〜60分の撮影を1部とし、休憩を挟みながら1日に5〜6部など、場合によって様々です。
POINT
モデル撮影会でのかかってくる費用・報酬に関して決められた一定額というのはないので総額はイベントや主催側によって様々となります。
しかし、報酬額が高ければ高いほど要求されることも高くなることを踏まえ、自分のできる範囲・見合ったもので選ぶようにすると結果的に長く続けられていいのかもしれません。
3.主なモデル撮影会情報
モデル撮影会に行ってみたいけどどういうところがあるのかわからない、一度お試しでもモデルとして撮影会に参加してみたい!という方も多いかと思います。
ここでは、主なモデル撮影会を幾つかご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
3-1.Fresh!
芸能界への登竜門という意識が高く、参加しているモデルは地下アイドルやタレント活動をすでにしているなど様々。主に休日に青海南ふ頭公園や大宮第二公園など毎回様々な場所で行なわれているフレッシュ屋外大撮影会は人気で、個人撮影を行う前に参加するケースなど、まだ慣れていない場合でも参加しやすい雰囲気となっている。モデルの募集も随時行っています。
3-2SSR撮影会
モデルの採用基準や、使用するスタジオにこだわるSSR撮影会では、ハイクラスなポートレート撮影会を開催しています。モデルの採用基準が高く設定されていますが、撮影会参加者は初心者でも楽しく参加できる雰囲気作りをモットーに行われているので、安心して撮影ができます。
基本的にはモデルと参加者が1対1で行う撮影会になります。
モデルの募集も随時行っていますが、事務所などに所属していない人が対象です。
3-3.秋葉原モデル撮影会ガールズフォトファクトリー
土日祝日のみ撮影会を行っているケースが多い中で、秋葉原モデル撮影会ガールズフォトファクトリーでは撮影会を毎日開催。
秋葉原にスタジオを2店持ち、個人撮影会が撮影各2部屋ほどのスタジオで朝〜夜まで行なわれている。
専属モデルへの待遇にはオリジナルブログ制作、無料の宣材写真撮影、オリジナル名刺を制作するほか芸能活動についてもバックアップするなど力を入れている。
3-4.マシュマロ撮影会
モデルが主催者というのが特徴のマシュマロ撮影会では、企画少人数撮影、スタジオ個人撮影、屋外個人撮影、リクエスト撮影と様々な撮影スタイルがあり、リクエスト撮影においてはカメラマンの希望する場所や、事前に衣装のリクエストも可能となっている。また、スタジオ撮影・屋外撮影ともに様々な場所で行われる中、Barを貸し切るなどロケーションも特徴的となっている。
モデルも随時募集しており、18歳以上の女性であれば未経験者でも応募可能です。
3-5.momo
momo撮影会は、女性向け情報サイトで最大級のフォロワーを持つ「momo」から生まれた、ファッション性の高いポートレート撮影会となっています。週末を中心に、1対1の撮影会を開催しています。
モデルも随時募集しており、採用されると様々な特典もあります。
4.撮影会モデルに向いている人の特徴
モデル経験がない人でも、比較的始めやすい撮影会モデルですが、撮影する参加者に人気の高いモデルになれるのはどんな人でしょうか。
撮影会モデルに向いている人の特徴を紹介します。
①ポーズを取るのが上手い
撮影会では、30分以上の時間モデルとしてカメラを向けられることになります。
撮影するカメラマンは、ポージングのバリエーションが豊富で表情豊かなモデルの方が、飽きずに撮影ができて「もっと写真を撮りたい」と思います。
プロのモデルやアイドルの写真を見て、ポージングや表情を研究してみましょう。
また、自分が魅力的に見える角度や表情も分かっていると、撮影がしやすくなります。
②コミュニケーション能力が高い
撮影会は1対1や、大人数など様々なパターンがありますが、参加者はモデルに対して「こういう雰囲気の写真が撮りたい」「こんなポーズを取って欲しい」などのリクエストがあります。
参加者との適度なコミュニケーションを取るのが得意なモデルには、撮影者もリクエストをしやすく、楽しく撮影することができます。
相手にどんなことを求められているのかをくみ取れる、その場の空気を読む能力が高い人も、撮影会モデルに向いています。
③清潔感・透明感がある
撮影会に参加するカメラマンがモデルに求めることとして、清潔感や透明感を意識している人は多いです。
高性能のカメラでは、肌や髪などの状態まではっきり写ります。
日頃からモデルとして、美しい状態を保てるようにケアを怠らず、生活習慣も管理できる人は撮影会モデルに向いています。
また、私服の撮影会も多いので、清潔感のある服装やメイクをしっかり研究しておきたいですね。
未経験者でも採用される撮影会は多いので、実際にモデルとして活動していくうちに、ポージングや表情も上手くなりますし、自分が求められていることにも気づけるようになります。
まずは、撮影会モデルに応募することから始めてみましょう。
5.まとめ
モデル経験をしたことがなくても比較的気軽にできるモデル撮影会。
主催者によって様々な形態があるため一概には言えませんが、写真を撮られることに慣れたい方、モデルをすることで報酬がもらえることを目指している方にとっては一度経験してみてもいいかもしれません。