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映画監督になるには|自分の世界観を表現するために必要な3つのこと

2016.12.16 / 芸能人

「映画監督になりたい!」
「自分の思い描いている映像を、そのまま自分の作品として形にしたい」

…このように考えても、どうすれば映画監督になれるのか分からない方も多いのではないでしょうか。

映画監督になる方法は一つではなく、様々な方法で挑戦できるようになりました。

ここでは、

・映画監督になる方法
・映画監督に必要とされること

…などをご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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1. 映画監督とは

1-1. 映画監督とは何か

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憧れの職業として上位に挙げられる映画監督。
映画を選ぶときには、ストーリーや出演者だけでなく、どの監督が撮ったのかを重視するという方も多いのではないでしょうか。

映画監督は、撮影現場での全指揮をとり様々な決断を下す仕事です。

カメラワークだけではなく、

・キャスティング
・スタッフ編成
・出演者の演技指導
・ストーリー構成
・編集

…など、あらゆる業務をこなし、多くのスタッフをまとめるリーダーシップも求められます。

1-2. 映画監督の仕事

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映画監督の仕事を具体的に分けると、

・題材/ストーリー/脚本/台詞
・どのような俳優を起用するのか
・どのような場所で撮影を行うのか
・音楽/効果音
・描写/演出/設定
・小道具/衣装
・演技指導

…といった映画制作に関わる全ての決定権を持ち、準備段階から完成まで現場において責任を持って指揮をとり遂行する仕事です。

2~6週間、ときには1年以上の期間を要するハードな撮影に耐えることも。

その作品がヒット作となるか、はたまたつまらない駄作に終わってしまうかをも左右してしまう責任重大な仕事です。

映画監督はその映画が成功するか否かの運命を全てを握っている存在です。

2. 映画監督になる方法

かつては、映画製作会社が専用に持つ「撮影所」に社員として映画監督がいて、会社ごとに募集される助監督から成り上がっていく方法がありました。

しかし、そのような撮影所システムがなくなった現在、映画監督になるために決まったルートはなく、資格や学歴も必須ではなくなりました。

ここでは、映画監督になるための方法を4つに分けてご紹介します。

2-1. 自主制作映画で売り込む

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映画監督になるにはまず実際にやってみる、というパターンです。

作品をいくつも撮ってコンペに出すというこの方法で、今や成功を収めた映画監督も多く存在します。

ただ、自主制作で頭角を現すためには、映画祭で賞を獲得することが大きな一歩となり必須ともいえます。

獲得した賞によっては新たに映画を製作するチャンスをもらえたり、そうでなくとも自分の作品を様々な関係者に見てもらうことができるのも大きなメリットです。

自主制作映画出身の映画監督

庵野秀明
『エヴァンゲリヲン 新劇場版』
『シン・ゴジラ』

新海誠
『秒速5センチメートル』
『君の名は。』

園子温
『愛のむきだし』
『新宿スワン』

2-2. テレビ業界からの転身・兼業

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次は、テレビマンを経て映画監督になるケースです。

テレビの制作会社に勤めディレクターやテレビドラマの演出などを手がけるなど、実際に映像に携わる現場で働いていくことで実力や人脈をつけていきます

このようなテレビディレクターや演出家から映画監督へのし上がったケースも少なくなく、様々な経験、そしてコネクションをしっかりと積み上げてから行うことで協力者は募りやすい点がメリットと言えるかもしれません。

テレビ業界から転身した映画監督

西谷弘
『県庁の星』

林徹
『大奥』

永山耕三
『東京フレンズ』

2-3. CM業界からの転身・兼業

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CMディレクターとして長年勤めたのちに監督デビー…といった、CM制作会社を経て映画監督になる方法です。

様々な撮影技術を要するCMと映画制作では必要になるスキル面で合致している部分が多々あり、また映画制作を行う会社ではCM制作も多いことから映画監督を最終目標として入社するケースは多いといいます。

CM業界からのし上がるとしてもやはり多くの経験と実力を持っていることが必須となり、そもそもCM業界に入るだけでも高いレベルを要するため、一筋縄ではいかないのが現状です。

CM業界から転身した映画監督

大林宣彦
『時をかける少女』

中島哲也
『下妻物語』

高田雅博
『ハチミツとクローバー』

2-4. 他業種からの転身・兼業

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最後にご紹介するのが、例えば北野武さん松本人志さんといったお笑い界から始めたケース、小栗旬さんなど俳優から監督業に挑戦をしたケースなど、他ジャンルから監督業に移行したパターンです。

映画を制作するには監督の素質・脚本の素晴らしさや演出方法は重要項目であることは当然ですが、それ以外にも制作費の捻出が必要不可欠であり、プロデューサー陣の存在はやはり重要になってきます。

この場合ではすでに名が世間に広く知られていることもあり、制作資金が集まりやすい点や俳優の起用も気の知れた仲間同士ということも可能で、無名の映画監督の作品に比べたらはるかに高い注目度を得られるといえます。

俳優やお笑いからだけでなく脚本家から映画監督に転身したケースや、劇場専門だったのが映画に変わったりといった他業種からの映画監督転身はどんどん増えてきています。

とはいえ全く違う業種というわけでもなく、芝居や映像に関わる仕事で長年勤めたからこそ培える知識と経験が必要不可欠であると言えます。

他業種から転身した映画監督

北野武
『TAKESHIS’』
『座頭市』
『アウトレイジ』

松本人志
『しんぼる』
『大日本人』

3. 映画監督になるためにやるべき3つのこと

誰もが目指すことのできる映画監督ですが、当然ながら誰でもなれる職業ではありません。

ここでは、映画監督を目指しているのなら最低限身につけておくべきことを3つご紹介します。

3-1. 専門的技術や知識を習得する

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映画監督になるには映画の専門的な知識や技術が必要不可欠です。

未経験や知識がゼロの状態から映画監督を目指すのは不可能に近く、映画を撮る前にまず映像作家としての最低限のスキルを身につける努力をしましょう。

・映画に必要な機材
・CGやVFXなどの撮影技術

…など、監督はすべての知識や技術を知り、そして使うことができなければなりません

もし周りに映像に関わる仕事をしている人がいれば、その人に教えてもらうのもいいかもしれませんが、一番は映像のプロを目指す学校で学ぶことをおすすめします。

当然映像のことだけでなく、映画監督としての知識を得ることも大切です。

常に新しくなる技術や映画の仕組みについて研究する努力をしていきましょう。

3-2. アイデア・構想力

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映画を作る上でアイデアは必要不可欠であり、このアイデアなくして映画製作はスタートしません。

そして企画、準備、撮影そして仕上げまで、映画製作の過程においてとても大切なのがそのアイデアを広げていく構想力です。

監督は作品のすべてを把握し、セリフ一つ一つはもちろん、どのような衣装でどのような音楽を使うのか、もっとも良い演出はどのようなものかをまず構想し、形にしていきます。

日頃から新しいことや面白い事にアンテナを持っておくようにし、アイデアを出していく癖を自分自身につけていくことが大切です。

映画のストーリー自体はもちろん映画全体の組み立て方や構想力をどんどん広げていきましょう。

3-3. 人間力

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実は最も大切なのが、この人間力です。
映画監督は準備段階から仕上がりまで、その映画の総責任者としてスタッフにすべてに指示を出していかなければなりません。

指示の出し方によってはなかなか相手に伝わらなかったり、役者の気持ちが乗らなかったりなどうまくいかず、人を動かす立場であるからこその苦悩は多いでしょう。

また、映画制作会社やプロダクション側との交渉や予算についての話など、撮影現場以外でのコミュニケーションも当然多々あります。

そんな時、周りが一心に協力してくれるのかどうかは予算や映画内容だけでなく監督の人間性が大きく左右すると言っても過言ではないでしょう。

応援や協力してもらえる人間になること、周りを魅了することのできる人間力は監督にはとても大切です。

POINT

映画監督になるためには、

・映画製作の全ての知識
・それらのスキルを駆使して物語を構成するアイデア力
・協力してもらえるような人間力

…の3つが重要です。

4. 映画監督を目指すにふさわしいスクール

ここでは、映画監督になるための知識や技術を習得できるスクールを、3カ所ご紹介します。

4-1. ENBUゼミナール

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俳優・映画監督の養成スクールであるENBUゼミナールでは、演劇・映画業界の最前線で活躍する演出家や映画監督、プロデューサーなど現場を知り尽くした業界のプロが講師を務め、卒業生は舞台・映画・CMなど様々な場で活躍しています。

”俳優や監督は実践の中でこそ成長していく”という思いから、授業は実習(作品作り)が中心。

実践的な授業を通じて未経験からでも即戦力として活躍できるスキルを習得することができます。

コース
・演劇・俳優コース 430,000円/年
(入学金 35,000円、授業料 325,000円、実習費 70,000円)

・映画監督コース 430,000円/年
(入学金 35,000円、授業料 325,000円、実習費 70,000円)

所在地
東京都品川区

ENBUゼミナール

4-2. 東放学園映画専門学校

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堤 幸彦さんや行定 勲さんなど、日本が誇る名監督を輩出してきた東放学園映画専門学校の映画制作科。

映画監督をはじめ、シナリオライターや映画カメラマンといった、映画制作のエキスパートとしての技術とセンスを身につけることができます。

2年間の充実したカリキュラムでは、1年次に多くの職種について幅広く基礎から学び、2年次に各パートについてより専門的に学び、さらにさまざまな実習授業を通して映画界の第一線で活躍できるスキルを習得することが可能です。

コース
・映画制作科
・プロモーション映像科
・アニメーション映像科
・小説創作科

所在地
東京都新宿区

東放学園映画専門学校

4-3. 東京ビジュアルアーツ

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映画監督、映画プロデューサー、脚本家やシナリオ作家など映画にまつわる様々な知識やスキルを習得することのできる東京ビジュアルアーツの映画学科。

多様化している現代の映画表現やデジタル化に対応するカリキュラムをメインとしながらも、フィルムによる基本的な映画表現の技術も習得できる

授業では自主制作映画の登竜門である『PFF』(ぴあフィルムフェスティバル)で行われる映画祭・コンペティションの鑑賞を毎年実施し、映画制作への大きなヒントを獲得。

日本アカデミー賞受賞者など日本映画界を代表するトップクリエイターが講師を務め、プロから直接映画に必要な全てのノウハウを学ぶことができます。

コース
◎総合映画専攻
◎映画監督専攻
◎映画技術専攻

所在地
東京都千代田区

東京ビジュアルアーツ

5. まとめ

映画監督への道は様々、自主製作が盛んになった現代では誰しもにチャンスがあります。

誰もが目指せるからこそ、他に負けない技術はもとより誰にも思いつかないアイデアや構想力、人を惹きつける人間力が必要です。

そして何より「映画監督になりたい」という強い意志を持ち続け、努力を惜しまず頑張っていきましょう。

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