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モデルのスタイルってやっぱり生まれつき? それもあるけどそれだけじゃない。

2020.04.08 / モデル

スリムな体で、ランウェイを颯爽と歩くモデルたち。
声援を浴びる姿に、「自分もモデルになりたい!」と思った方は少なくないはず。

でも、ここで気になるのがご自身の体型ではないでしょうか。キュッと引き締まったモデルと比較して、「自分はあんなにスリムじゃないし・・・」と早々に諦める方はたくさんいます。

せっかく夢を持てたのに、歩き出す前から諦めてしまうのはとても勿体ないこと。
モデルのスタイルは、決して生まれつきとは限りません。努力によって今からモデル体型になることは可能ですし、なにより「モデルはスタイルがすべて!」というわけでもないからです。

モデルに求められる体型とは?

モデルの仕事は、商品の良さを体で伝えることです。

あまり肉付きが良い体だと服や靴が入らないことがあるので、どのようなアイテムにも対応できるよう、モデルには細さが求められます。

モデルのスタイルに関して、一般的なイメージは「手足が細くて長い」「全体的に細身だけど胸やお尻には女性らしい肉感がある」ということではないでしょうか。

実際に、モデルに求められるスタイルは「BMI 17~19」程度とされています。20を超えるようなら「ふくよか」に分類されることがあるので、数値のキープはとても重要といえます。

BMIとは「Body Mass Index」の略称で、身長と体重から肥満度を算出する方法です。計算式は以下の通り。

体重 (kg) ÷ { 身長 (m) × 身長 (m) }

身長はメートルで計算します。175cmの場合1.75です。

あなたのBMIはどうでしたか?
もし現時点で17~19の数値をオーバーしていても、努力次第で近づくことも期待できます。

また数字が17~19の範囲に入っていたからといっても、スリムだから必ずモデルになれるとも限りません。モデルには、スタイルはもちろんですが総合的な「人間力」も重要だからです。詳しくは次項で紹介します。

https://ac.ebis.ne.jp/tr_set.php?argument=ehTGVVgm&ai=a5d2d4239c58d6

モデル業界で重視されるのはスタイルだけじゃない

モデル業界では、スリムな人だけが採用されるわけではありません。

スタイルはモデルにとって重要ですが、「スタイル」とひと口に言ってもその詳細は多岐にわたります。
たとえば身長、体重からはじまり、スリーサイズもチェックされます。また顔の小ささや手足の長さ、印象的な顔立ちをしているかどうか、人間としての全体の雰囲気など・・・。

ひと昔前、「エビ売れ」という言葉が広まりました。
CanCamの専属モデルだった蛯原友里さんを語源とする言葉で、彼女が雑誌内で着用した服はなんでも飛ぶように売れたそうです。
「3000枚売れるモデルは一流」といわれるモデル業界において、蛯原さんがモデルを務めた服は常に販売3万枚以上。これは、ただ「スタイルが良い」というだけでは叶わなかった偉業でしょう。

モデルは、商品をアピールするためのいわばファッションアイコン。スタイルはもちろんですが、誰からも好かれるような人間力も不可欠なのです。

モデルのようなスタイルになるために今できること

今理想的なモデル体型でなかったとしても、努力をすれば体型はいくらでも変わります。
日常生活の中でも意識できることばかりなので、ぜひ今日からはじめてみましょう。

運動

引き締まったウエスト、キュッと上がったヒップ・・・。
モデルは、単に細身というだけではなく、細身でありながらも女性らしいボディラインが求められます。

そのためには、筋力が不可欠。筋力をつけることで、メリハリのついたボディが手に入るのはもちろん、代謝も良くなるので「運動するほどに痩せやすい体質」になることも可能です。

忙しい方は、自宅周辺をジョギングするだけでも十分ですし、ジムなどで専用のトレーニングメニューを組んでも良いでしょう。あなたに合った方法を見つけて、ぜひ日課として長く取り組んでください。

食生活

一時期、糖質制限ダイエットが流行しました。
モデルのようなスタイルを目指している方は、糖質や脂質など肥満と直結するような食材は避けたいですよね。

しかし、バランスの取れた食生活を心がけることが、モデル体型に近づく近道です。適度な糖質や脂質は、体を動かすエネルギーになります。「痩せたいから」とサラダを主食にせず、肉や魚などタンパク質を意識したメニューにしましょう。

タンパク質は、健康的な体を維持するのに欠かせない栄養素。タンパク質を中心に、栄養が偏らないよう満遍なく食材を摂り入れてください。

特に、「断食ダイエット」は要注意。いくらモデルのようなスタイルを目指しているとはいえ、何も口にしないで痩せていくのは健康的な痩せ方とはいえません。
飢餓状態のままでいると、肌荒れや精神異常など様々なトラブルへつながっていきます。また、体が食料を欲しているために、その後摂取した食べ物を必要以上に体内に吸収してしまうというリバウンドのリスクもあります。

食べないで痩せるのではなく、メニューを工夫して「食べながら痩せる」を目指してくださいね。

リンパの流れの改善

むくみは、体のラインを肥大させます。
本来はスリムなはずなのに、むくんでいるせいで太見えなんて勿体ありません。

むくみの原因は、リンパの流れの悪さ。
塩分と水分がリンパに留まると、それが老廃物となってむくみを招いてしまうのです。

しかし私たちは、塩分や水分がなければ生きていけません。そのため、摂取してもスムーズに体外に流す、という体の仕組み作りが重要となります。

顔、手足など、リンパ管は全身に巡っています。入浴中など血行が良くなっているときを見計らって、リンパマッサージを行いましょう。

またアルコールの摂りすぎや冷えた飲み物は、むくみを悪化させる原因に。
体の冷えを招くことにもなるので、できるだけ体があたたまるような飲食を心がけてくださいね。

モデルのスタイルは生まれつきじゃない!努力で痩せたモデルたち

モデルの人たちって、キラキラしていて華々しく見えますよね。
「自分もあんな体型に生まれたかったなぁ」なんて羨望の眼差しを送ることもあるでしょう。

しかし、モデルのスタイルは生まれつきとは限りません。
モデルには太りやすい体質の方もいて、日々の努力で体型をキープしていることも少なくないのです。

ダレノガレ明美さん

ハーフモデルとして人気の、ダレノガレ明美さん。
マネキンのような美貌と細身のスタイルは、男女問わずに人気を博しています。

しかし、ダレノガレさんは太りやすい体質で、一時期は65kgまで体重があったそうです。運動をメインにしたダイエットを日課にすることで、次第に体重が減り、ついに20kgの減量に成功。

彼女は「どれほど忙しくても毎日1時間のウォーキングを欠かさない」と公言していて、努力家でストイックな性格が伝わってきます。

西山茉希さん

元CanCamの専属モデルであり、現在はママタレントとして多くの番組に引っ張りだこの西山茉希さん。

今でこそスリムな彼女ですが、中学で54kg、高校では60kgを記録していたそうです。好きなものをひたすら食べていた結果だそうですが、今の体型になるまでに相当な努力を重ねたことがうかがえます。

西山さんも毎日のランニングを日課にしているのですが、その方法が特徴的。汗をたくさんかくために、体にラップを巻いた状態でランニングを行っているとか。
このように、運動の一つを取っても、より効果を出すために様々な工夫の余地がありそうです。あえてサウナスーツのような厚着をして運動をするのも一つの方法でしょう。ただ、脱水症状にならないよう水分補給もどうぞお忘れなく。

まとめ

モデルになるためにスタイルは重要ですが、皆生まれ持ってスリムなわけではありません。
太りやすい体質ゆえに、日ごろからトレーニングでスタイルを維持している方も多くいます。

つまり、努力次第で細くなる可能性は十分にあり得るということ。
日ごろから日常生活にひと工夫を加え、健康的にスリムな体を目指しましょう。

https://ac.ebis.ne.jp/tr_set.php?argument=ehTGVVgm&ai=a5d2d4239c58d6