江戸時代

ドラマ「JIN-仁‐」の魅力やキャスト・あらすじを紹介

2020.10.26 / 未分類

ドラマ「JIN-仁‐」とは?

ドラマ「JIN-仁‐」は、村上もとかさんの漫画を原作としたテレビドラマです。
脚本は「白夜行」「義母と娘のブルース」の脚本を担当した森下佳子さんです。
2009年にTBS系の「日曜劇場」枠で放送されました。
さらに、2010年にはスペシャルドラマとして「JIN-仁‐レジェンド」が放送され、2011年には連続ドラマとして「JIN-仁‐完結編」も放送されました。
2009年の「JIN-仁‐」では、平均視聴率25.3%、瞬間最高視聴率29.8%を記録し、大ヒットドラマとなりました。
また、日本民間放送連盟賞テレビドラマ部門最優秀賞を始め、国内外で33の賞を受賞しまta
話題作です。

20160416_CTA_2

「JIN-仁‐」のキャストは?

作品の評価も高いドラマ「JIN-仁‐」ですが、主演の大沢たかおさんを筆頭に、豪華キャストも注目されました。

ドラマ「JIN-仁‐」のキャスト一覧

・南方仁 役・・・大沢たかお
・友永未来/橘未来(二役)・・・中谷美紀
・橘咲 役・・・綾瀬はるか
・橘栄 役・・・麻生祐未
・橘恭太郎 役・・・小出恵介
・佐分利祐輔 役・・・桐谷健太
・山田純庵 役・・・田口浩正
・タエ 役・・・戸田菜穂
・夕霧 役・・・高岡早紀
・鈴屋彦三郎 役・・・六平直政
・勝海舟 役・・・小日向文世
・坂本龍馬 役・・・内野聖陽
・緒方洪庵 役・・・武田鉄矢(特別出演)

JIN-仁‐のあらすじ1~4話(ネタバレあり)

南方仁(大沢たかお)は、優秀な外科医ですが、3年前に同じ外科医で恋人の友永未来(中谷美紀)の難しい脳腫瘍の手術に失敗し、未来は植物状態になってしまいました。
それ以来、難しい手術は執刀せず、辛い毎日を過ごしています。

1話

脳外科医の南方仁の勤務する病院に、患者が運ばれてきます。
手術を担当した仁は、患者の脳から胎児の形をした珍しい奇形腫を摘出しますが、手術後、患者の男が病院から逃げ出してしまいます。
その男を追う仁は階段から転落し、目が覚めると江戸時代の1862年にタイムスリップをしていました。
江戸時代の世界で仁は、突然切りつけられそうになったところを、侍に助けられます。
助けた侍・橘恭太郎(小出恵介)は怪我をし、医者だと言う仁に助けを求めます。
恭太郎を家まで運ぶと、母・栄(麻生祐未)、妹・咲(綾瀬はるか)は時空を超えた仁の姿に戸惑う2人。
しかし、仁は恭太郎の手術をはじめ、その姿に咲は心を奪われます。
咲から「今は文久2年だ」と聞いた仁は、タイムスリップをしたのだと理解し、腫瘍の摘出後に逃げた患者の男が何かを知っていると考えます。
その後、仁は、道でけが人に出会い、治療をするために、たまたまそこにいた土佐弁の男(内野聖陽)に、橘の家から手術に必要な道具を取ってくるように頼みます。
そこに居合わせた医者の佐分利(桐谷健太)は仁の治療を見て驚きます。
土佐弁の男から事情を聞いた咲が届けた手術道具に、麻酔が入っていませんでした。
それでも、仁は無事手術を成功させます。
現代に帰る方法が分からず、落ち込んでいる仁に咲は、自分の家に住むように言います。
仁は未来と写る写真を見て、写真が少し変わっていることに気づき、自分がここで人の命を救えば、歴史を変えるのかもしれないと考えます。

2話

土佐弁の男が坂本龍馬だと知った仁は驚きます。
この時、江戸時代ではコロリが流行していました。
咲は仁の治療に興味津々で、自分も手伝いながらたくさんの人を助けたいと考えています。
しかし、仁は咲の母・栄から「咲を巻き込まないで欲しい」と言われ、仁も人を救うことで歴史を変えることに複雑な心境です。
橘の家には、仁にコロリの治療法を聞きに、江戸時代の著名な医師・緒方洪庵(武田鉄矢)が訪れます。
先日、道で命を助けた女性・タエ(戸田菜穂)と息子の喜市(伊澤柾樹)も、仁がコロリの治療をすることを期待していましたが、仁は「治し方を知らない」と言い張ります。
すると、喜市が突然嘔吐し、コロリが疑われましたが、歴史を変えることを恐れる仁は治療をせずに去ろうとします。
一緒にいた咲が喜市の対応をしていると「そんなやり方ではうつる」と厳しく注意します。
それを聞いて、仁が治療法を知っているのに、見捨てようとしたと悟った咲は怒ります。
仕方なく「コロリがコレラ菌という細菌であること、感染した患者を囲い込み、生ものを食べないことが予防策だ」を教えます。
仁は治療することを決意しますが、咲には協力しないように言います。
しかし、咲は自分の父親もコロリが原因で亡くなっているため、仁に協力しようとします。
経口補水液を作り、体から水分を出さない治療法を行っていた仁に「この治療法をどうやって知ったのか」と尋ねる洪庵。
しかし仁は答えません。
坂本龍馬の知り合いの男性や、医学所の医師・山田(田口浩正)など、コロリの疑いがある患者がどんどん仁の元に運ばれてきます。

3話

洪庵をはじめとする西洋医学所の医師たちの協力を得られることになり、点滴道具など必要な器具の準備が始まりました。
山田が治療を受けずに帰ろうとしたり、喜市の様態が悪化するなど、問題を抱えながらも必死に治療をする仁。
協力してくれている坂本龍馬から「先生は怖くないのか」と聞かれた仁は、死んでしまえば元の時代に戻れるのではないかと考えていました。
点滴の道具も準備され、喜市の状態も安定してきました。
コロリの対策に幕府が協力をすることも決まり、より多くの患者を治療できると喜んでいた矢先、仁が突然嘔吐し、コロリに感染している事が分かります。
咲たちに患者の治療を任せ、仁は1人で何とかすると言います。
その時、仁には「戻るぜよ」と謎の声が聞こえ、気を失います。
危篤状態になった仁は、咲の必死の看病により回復しました。
山田も喜市も無事回復しましたが、喜市の母・タエが辻斬りに斬られて亡くなります。
色々な思いを抱えた仁は、咲に自分が未来から来たことや、自分の行動が歴史を変えてしまっているかもしれないことなど、辛い胸の内を打ち明けました。
咲から「先生が私の運命を変えてくれた」と言われ、江戸時代で出来る限り人を助けると心に誓います。

4話

1862年の冬になり、坂本龍馬は勝海舟に弟子入りをし、恭太郎は勝海舟の秘書になりました。
仁が現代から持ってきた未来との写真には、あれ以来変化はありません。
坂本龍馬から食事に誘われた仁は、遊郭「鈴屋」に連れられます。
坂本龍馬は野風(中谷美紀)という花魁を呼び出し、現れた野風を見た仁は未来にそっくりな姿に驚きを隠せません。
医者を探していた野風は仁に「どんな病も治せるか」と質問しますが、仁は野風に未来の姿を重ね、余計な質問ばかりしてしまい、野風は去って行ってしまいます。
すると、女将が現れ、具合が悪い主人を診察して欲しいと仁に頼みます。
また、野風は「貧血だから海苔やわかめをたくさん食べて」という仁からの伝言を聞きます。
野風の目の下が白いことに気づいた仁が伝言を残していたのでした。
仁は、女将の主人は慢性くも膜下出血の可能性があると診断しますが、難しい手術をするのを女将は渋ります。
しかし、野風は仁を名医だと信じ、手術をするように強く言いました。
連絡を受けた咲が手術道具を届けるために準備をしていると、仁と未来の写真を見つけます。
手術は無事終わり、仁は野風は未来の先祖ではないかと考えていました。
写真を見ると、また変化が起こっており、仁は未来の運命を変えられるかもしれないと喜びます。
後日また仁と一緒に鈴屋を訪れた咲は、野風の姿を見て、写真に写っていた女性とそっくりだと驚きます。

JIN-仁‐のあらすじ5~8話(ネタバレあり)

5話

鈴屋に往診に来た仁は、野風から梅毒に疾患した夕霧(高岡早紀)の診察を頼まれます。
残念ながら、この時代には梅毒を治す方法がないと洪庵に相談する仁。
仁は橘家で梅毒の治療のため、みかんの青カビから薬を取り出す方法を考えていました。
そこに現れた恭太郎が「先生は思う人に会いたくないのか?」と尋ねると「会いたい人には会っておいた方がいい、いつ会えるか分からないから」と答えます。
それを聞いてしまった咲は、思わず持っていた油を落としてしまい、これをきっかけに仁は何かを思いつきます。
ペニシリンを作る方法を思いついた仁は洪庵に協力を願います。
努力の甲斐あり、効果の期待できるペニシリンのサンプルが出来上がります。
危篤状態の夕霧に投与し、夕霧は目を開けました。
しかし、一時回復したものの、ペニシリンの量が足りず夕霧は帰らぬ人となりました。
仁と未来の写真に写る景色は、また変化していました。

6話

ペニシリンの製造が進められる中、仁は医学館の多紀元琰から呼び出されますが、西洋医学所の松本や洪庵は反対します。
しかし、行きたいと言う仁のために、坂本龍馬と恭太郎が護衛に着くことに。
仁が江戸時代に来て半年、その活躍に多くの人が関心を寄せていました。
医学館で多紀に会った仁は、素性を聞かれ困ります。
その時、医学館の福田という医師が倒れ、診察をした仁が手術が必要な胃潰瘍穿孔だと診断します。
仁に頼まれ道具を持ってきた咲と佐分利、敵対する医学館の医師たちの視線に動じず手術を成功させた仁を見て佐分利は感心します。
西洋医学所に戻ったところで、佐分利が許可なく患者の女性を解剖していたことが分かります。
こうでもしないと医学は進歩しないと言う佐分利に対し、隠れてやることは良くないと言う洪庵。
自分さえいなければ、こんなに揉めることは無かったと思った仁は、西洋医学所を辞めると伝えます。
一方、野風は後輩の女郎から、仁の命が狙われていると聞きます。
野風から連絡を受けた咲が必死で仁を探すと、そこには命を狙われる仁の姿が。
間一髪で咲は仁を助け、恐怖で震える手を見た仁は、生きていることを実感します。
今度はペニシリン製造所が荒らされる事件が起き、洪庵が解決すると言いました。
しかし、洪庵は咳き込んで吐血します。

7話

女郎の往診に鈴屋を訪れた咲は思い切って野風に、仁への想いを聞きますが、野風は否定します。
洪庵は体調がすぐれない中、ペニシリン製造が止まらないように、知人に相談していました。
仁が元の世界に戻れる方法を考え込んでいると、それを察した咲から「判断を急ぐ必要はないのではないか」と言われます。
そこに喜市が駆け込んできて、いなり屋の茜が油をかぶったと慌てています。
火傷の跡が残った茜のため、皮膚移植手術を行うと言う仁。
手術にはペニシリンが大量に必要になりますが、洪庵はこれを許可します。
体調がすぐれず咳込む洪庵を、仁は心配していました。
茜の皮膚移植手術が進められる中、ペニシリン製造所は火事になり、全てのペニシリンが無くなってしまったと連絡を受けます。
仁は焦りながらも、丁寧に縫合することで対応しました。
ペニシリンの製造に目途が立たない中、茜は感染症を起こしかけています。
しかし、橘家には山田からペニシリンが届けられており、仁は佐分利にどうやって作ったのか尋ねます。
ペニシリンは、多くの人の「仁の治療技術を守りたい」という願いを受け、依頼されたしょう油職人が作っていると分かりました。
洪庵の病は労咳で、仁の治療もむなしく亡くなってしまいました。
洪庵を亡くし、仁は人々が気楽に訪れることができる病院「仁友堂」を設立します。

8話

仁の病院「仁友堂」では、佐分利、山田も協力することになりました。
ある日、仁は坂本龍馬に連れられ向かった吉原で男と言い合う野風を見かけます。
男が去り、野風は仁に初音という女郎の診察を依頼します。
仁と一緒にいた恭太郎は、初音の名前を聞いて、自分が通っていた女郎の名前だったので驚きます。
初音は、野風と言い合っていた男・田之助(吉沢悠)に弄ばれ妊娠。
中絶するための治療を受け敗血症になっていました。
治療にはペニシリンが必要ですが、まだ生産する資金はなく、恭太郎の提案で田之助にお金を貸してもらうように頼みます。
田之助は絶対に貸さないと言い張りますが、坂本龍馬の働きかけで新しいペニシリンの製造が始まり、初音の治療にも成功しました。
しかし、ペニシリン製造のために坂本龍馬にお金を準備した中条流の医者は、返済の期限を7年としたにもかかわらず、契約書には7日と書かれていました。
騙されていたと分かり、恭太郎は再び田之助に400両を貸してほしいと頼みに行きます。
侍である恭太郎が、恥を忍んで田之助に土下座をしてペニシリンを守りました。

JIN-仁‐のあらすじ9~最終話(ネタバレあり)

9話

仁友堂では、医療の進化のため皆が忙しく過ごしていましたが、仁は写真の未来が消えそうになっていることが気になっていました。
帰宅した仁は、坂本龍馬からペニシリンを海外にも販売するという提案を聞いていました。
そこに訪れた咲が、野風から届いた「相談に乗って欲しい」と書かれた文を持ってきます。
さらに、このことは皆に伏せておくようにとも書かれていました。
竜馬と一緒に鈴屋を訪れると、たくさんの女郎に迎えられ、竜馬は浮かれて遊びを楽しみます。
仁が少し部屋を離れて戻ると、皆の姿はなく仁は野風の部屋に呼ばれます。
すると、突然火事を知らせる鐘の音が鳴り響き、仁はすぐに火事の現場に駆けつけ治療を始めます。
鈴屋では、薬で眠らされていた坂本龍馬が目覚め、野風に「なぜ色仕掛けなど?」と聞くと、野風は仁との絆が欲しかったと答えます。
野風は胸のしこりを気にしており、仁に診察して欲しいと考えていました。

10話

また頭痛に襲われた仁は、咲に運ばれて帰宅します。
写真に写る未来の姿は、さらに薄くなっています。
鈴屋の主人・彦三郎がやってきて、野風の身請けが決まったから、体を診察して欲しいと仁に頼みます。
さらに、野風が先日、仁を呼び出したのは、身請けが決まったから、仁と最後の思い出を作ろうとしたのだと聞きます。
野風を診察し「異常なし」と診断した仁でしたが、胸のしこりが気がかりな野風は、納得していない様子でした。
仁は、未来が野風の子孫だと思っているので、野風の胸の異常に気付きながらも、未来のためにも野風を身請けに出すようにと考えていました。
写真を確認すると、未来の姿が少し濃くなっており、仁はこれでよかったんだと思います。
一方、仁への気持ちがなかなか伝わらず、落ち込んでいる咲を見兼ねた坂本龍馬が、仁に「咲殿は先生を好いている」と言い、仁は咲に対して申し訳ないと思いました。
咲は野風のところに行き、自分にも縁談の話が来ていることを話します。
野風は、咲のことが大好きだということ、胸のしこりが大病であれば身請けに行かずに済むから、それを狙っていたが問題ないと診断されたことを話します。
咲は、仁に未来のために野風の胸のしこりを見逃しているのではないかと問い詰めます。
また、咲が縁談を受けると知り、仁は幸せを願って橘家を去りました。
坂本龍馬の頼みで、久坂玄瑞に会った仁は、久坂に「これから行う戦を辞めてペニシリンを海外に売ってお金を手にしてはどうか」と提案します。
これらの不思議な行動を見て坂本龍馬は、仁に自分たちの未来を知っているのか尋ねました。
その時、刺客に囲まれた仁は坂本龍馬と一緒に崖の下に落ちてしまいます。
何とか川から這い上がった仁でしたが、坂本龍馬の姿はありません。

最終話

次の日、仁は勝海舟や恭太郎と一緒に坂本龍馬を探します。
消えた坂本龍馬は、時を超えて現代に行き、あの時の患者として運ばれたのではないかと仁は考えていました。
一方、佐分利は胸のしこりがある患者がいるなら、調べさせてほしいと頼みますが、仁は良い返事をしません。
結局、佐分利と一緒に野風を診察することになり、佐分利が触診を行います。
佐分利が「乳の岩(乳がん)だ」と診断するも、仁は違う可能性もあると言います。
結局野風は、仁の診断を信じました。
しかし、佐分利が過去に乳の岩を手術した女郎が感染症で亡くなってしまい、その償いがしたいのだという話を聞きます。
仁が不在の中、仁友堂には漁師に救われたと言う、坂本龍馬が訪れていました。
洪庵の墓の前で、野風の病気を見過ごそうとしていると打ち明けた仁、それを仁を探しに来た坂本龍馬が聞いてしまいます。
野風が鈴屋の最後の勤めの日、坂本龍馬は仁に「野風を助けてほしい」と言います。
仁は野風の手術を決意し、野風も「失敗しても先生たちの役に立てるなら」と承諾します。
野風が病気だと分かり、身請けは取りやめとなりました。
野風の手術をする日、咲は縁談の相手と結納を交わす日でした。
しかし、咲は結納をすっぽかし、行かなければならない場所があると言います。
野風の手術は順調に進められていましたが、そこに野風の身請け相手の家来が乗り込んできます。
駆けつけた咲は、命がけで家来たちを追い払います。
無事、手術を終えましたが、未来の写真そのものが無くなってしまいました。
仁は、これで未来に執着することなく、目の前のことを見て生きていけると思います。
無事に回復した野風は、これからは自分の行きたい場所に行き、幸せになると言い残し、去っていきます。

ドラマ「JIN-仁‐」を楽しむ方法

現在、ドラマ「-JIN-」を全話見ることができる動画配信サイトは、Netflix、Amazon Prime、U-NEXTなどたくさんあります。
月額料金の比較や、無料お試し期間を利用して視聴することをおすすめします。

また、DVDのレンタルサービスや、DVD Boxを購入する方法もあります。

半沢直樹の魅力やキャスト・あらすじを紹介

20160416_CTA_2