money

子供のお金教育ってどうしてる?「お小遣い帳」以外にも方法いろいろ!

2022.11.04 / 未分類

お金の教育は何歳から?

子供の教育は、勉強や運動だけでなく、生活するために伝えておかなければいけないことがたくさんあります。
その中で特に親の関心が強く、悩みも多いのが「お金の教育」です。

小さい頃は、子供のお金は親が管理することができますが、少しずつ外の世界が広がっていく子供が困らないように、いつからお金の教育を始めるべきなのでしょうか。

お金の教育を始める年齢

①小学校に入学するタイミング
➁4~5歳
③小学校中学年頃

一般的には、この3つのタイミングでお金の教育をスタートする家庭が多いようです。
親が関わらない友達との交流が増える、小学生になる前からスタートする家庭が多い中、少し複雑な話でも理解できるようになる、小学校中学年以降に教育を始める家庭もあるようです。

https://ac.ebis.ne.jp/tr_set.php?argument=ehTGVVgm&ai=a5d2363b982c98

お金の教育で大切なこと

お金は、友達同士でもトラブルに発展しやすく、丁寧に教育しておきたいところですが、日常的に使うものなので、家庭ではどうしてもあやふやにもなりがちです。

トラブルなど、困ったことにならないように、お金の教育で抑えておきたいポイントを確認しておきましょう。

【お金の教育で大事にしたいポイント】

興味を持たせること

大人も子供も、興味のあることに対しては、学ぶ意欲が勝手に湧いてきますよね。
お金の教育をする時も、子供にお金の興味がなければ、なかなか伝わりません。
そのため「お金の教育は〇歳から!」と決めてしまうより、子供の様子を見てお金に興味を持つタイミングに合わせるのも大切です。

生活の中でも、できるだけ子供がお金の使い方に興味を持てるように、工夫すると伝わりやすくなります。

成長に合わせた教育

お金の教育も、他の勉強と同じように、成長に合った教育があります。
親が急いで難しい話をしても、子供にとってはまだまだ理解できずに、失敗してしまうこともあります。

子供がお金の使い方で失敗してしまったり、ルールを守れなかった時には、子供の成長に合った教育ができているか見直しながら進めていきましょう。

お金の大切さを伝える

子供にお金の教育をする時に大切なのは、お金の大切さを伝えることです。
お金の使い方に関して「無駄遣いをしない」「人にあげたりもらったりしてはいけない」など、ルールを教えることも大切ですが、なぜお金が大切なのか、その理由をしっかり伝えましょう。

「あなたが使うお金はお父さんやお母さんが一生懸命働いて受け取ったお金である」という、お金が大事な理由を伝えなければいけません。

実践して伝える

お金の使い方は、説明するだけでは、子供も分かりづらい部分も多いです。
「大事に使ってね」とお小遣いを渡すだけでなく、半年、1年単位で、買いたいものや貯金したい金額の目標を立てて、そのためにはどのようにお金を使うべきなのか、親も一緒に計画を立てて、それを実践して学んでいきましょう。

お金の教育でNGなこととは

お金の教育で大切にしたいポイントをまとめましたが、子供がお金の使い方を学ぶ中で、親がやってはいけないお金の教育も知っておきたいところですよね。
親が気を付けるべき、お金の教育についてもチェックしていきましょう。

【NGなお金の教育とは?】

ルールがあやふや

決められたお小遣いを渡しているのに、子供が「友達と遊びに行く」「どうしても買いたいお菓子がある」と言う時に「今回だけね」と、度々お金を渡してしまうことはありませんか。

親の気分しだいで、お小遣い以外のお金を渡していては、子供からすれば「お小遣いが足りなければもらえる」と思ってしまいます。
限られたお金でやりくりする金銭感覚を身に付けるためには、できるだけルールを守るように徹底しましょう。

管理を全て子供に任せてしまう

「お金のやりくりは、自分で考えて身につけていくべき」と考える家庭もあるでしょう。
しかし、子供だけで全てを管理していては、友達同士の貸し借りなど、トラブルにも発展しやすくなります。

お金の教育は、子供がしっかり管理できるようになるまで、収入、支出、残金を親も一緒に見守りましょう。
子供のお金の使い方に口出しをするのではなく、収支と残金を確認しておくと、おかしな部分があればトラブルにすぐに気づくことができます。

全て親が決めてしまう

お金の使い方のルールを全て親が決めてしまうのはNGです。
例えば「お年玉は全額貯金する」「お小遣いを○○に使ってはいけない」など、子供のためを思っての大人目線だけでのルールでは、子供が成長するにつれて不満が出てきます。

ルールを決める時には、子供の意見も聞いて、出来る限りその意見を反映させましょう。

これからの時代のお金の教育

これからの時代、電子マネーなどを使ったキャッシュレス決済が主流となることも予想されています。

電子マネーの使い方には要注意

実際に子供に電子マネーを使わせている家庭は、まだ多くはありません。
しかし、これから先、現金だけでなく電子マネーも使えなければ、不便になることも増えてくる時代なので、子供の成長に合わせて電子マネーの使い方も伝えておくことをおすすめします。

現金の場合は、買い物をすれば、お財布からお金が減っていきますし、お金が無くなれば物を買うことができません。
キャッシュレス決済の場合、使ったお金は目には見えず、お金が減っている実感を感じられません。
子供が電子マネーなどを使う場合、使ったお金を記入するなど、数字で金銭感覚を身に付ける習慣があればいいですね。

お金の教育の進め方

最後にお金の教育の進め方や、おすすめの方法を見ていきましょう。

お金の教育の進め方とおすすめの方法

①お金の話をする
➁ごっこ遊びをする
③おつかいに行かせる
④やりくりをスタート
⑤お小遣い帳をつける

それぞれの方法を詳しく解説していきます。

①お金の話をする

お金の教育は、実際にやってみて身につくことも多いですが、最初はお金の大切さや使い方について話をしましょう。

「お金を稼ぐのが大変だということ」「大切なお金を簡単に貸し借りしてはいけないこと」「大切なお金を無駄に使わないこと」など、自分がお小遣いを持つこと、使うことについて、しっかり話をしましょう。

➁ごっこ遊び

未就学児の子供であれば、まだまだ遊びの中でお買い物ごっこをすることもあるでしょう。
例えば、お金のおもちゃを使って、おつりのやり取りをしてみたり、おもちゃの商品に値段をつけて、何が買えて何が買えないのか考えるのもおすすめです。

また、最近はスマホで使えるお金の使い方のアプリもあります。
小学生になってからでも、遊び感覚でお金の使い方に慣れるのもいいですね。

③おつかいに行かせる

子供が自分で買い物をするのは、お金の使い方を学ぶチャンスです。
商品を複数個買う時の計算方法や、物を買う時には消費税がかかること、その計算方法など、成長に合わせたお金の教育をすることができます。
大人と一緒に買い物に行って、その場で伝えるのも子供がお金の感覚を掴むのに適した方法です。

④やりくりをスタート

大人と一緒に買い物に行って、商品の値段や、買い物の仕組みが分かれば、今度はいよいよやりくりをしてみましょう。
やりくりをするのに、おすすめの方法は2つあります。

一つ目は、誕生日などのイベントを、子供が企画してみる方法です。
例えば子供に「今回のパパの誕生日の企画を任せます」と言い、予算を決めてその使い方を計画させます。
ケーキやプレゼントなど、予算内でどれだけのことができるのか、子供にとってはワクワクする学び方です。

二つ目は、貯金箱を使うことです。
貯金箱にお金を貯めるにはどうすればいいのか、目標を決めながらやりくりする力が身につきます。
目標の日までに、目標の金額を貯めるには、1ヶ月でいくら貯金するかなど、お金の計画性を学ぶこともできます。

⑤お小遣い帳をつける

小学校低学年でも、お小遣い帳をつけている子供もいるのではないでしょうか。
お小遣い帳は、お金のやりくりを学ぶのに、とても良い方法です。
本人が興味を持てば、お金の収支だけでなく、お金の使い道や、貯金するためにはどうすればいいのかなど、お金の使い方を分析する機会にもなります。

お金の教育は子供の性格に合わせることも大事

お金の教育は子供の成長に合わせると同時に、性格にも合わせるとスムーズにいくことが多いです。
お小遣いをもらうと、大胆に使う子供もいれば、なかなか使おうとしない子供もいます。

性格に合わせて、お小遣いを渡すのを月に1度ではなく、年棒制にした方が上手くやりくりできることもあります。

性格によってお金のやりくりは様々なので、親の考えを押し付けたり、子供のお金の使い方を否定ばかりしてはいけません。

子供に考える力をつけるためにも、親はアドバイスをする立場でいることが大切です。

子供のスマホっていつから?ルールの決め方やおすすめしたい使い方


https://ac.ebis.ne.jp/tr_set.php?argument=ehTGVVgm&ai=a5d2363b982c98