芸能界を目指す人にとって、必ず知っておくべきことがあります。
その一つが「プロダクション」についてです。
プロダクションがどんな役割を持っているのか、プロダクションに所属することでどのようなメリットがあるのか、それらをきちんと理解しておくことはとても大切です。
ある種、特殊な業界を目指すわけですから、特殊な事情についてしっかりと確認し詳しくなりましょう！
この記事は、こんな人におすすめ
・芸能人になりたい
・芸能界を目指したい
・プロダクションの意味がよく分からない
・芸能界で成功したい
・芸能界で生きていきたい
プロダクションとは？
プロダクションとは、別の言い方で芸能事務所や、芸能プロダクションともいいます。
プロダクションの大きな役割は、女優・俳優・芸人・タレントが芸能活動をおこなうにあたり、スムーズに進めることができるようにサポートすることです。
タレントとは専属契約を結んで、以下のサポートをおこなっていきます。
・スケジュール調整
・出演への売り込み
・現場立ち会い
・出演料の管理や交渉
などです。
芸能人の中には、芸能事務所に所属することなく、フリーで活動する人もいますが、ほとんどがプロダクションに所属をして芸能活動をしています。
プロダクションに所属するメリットは？
プロダクションとはどのようなところなのかがハッキリしたところで、プロダクションに所属するメリットについてお話します。
芸能界デビューを考えているのなら、是非とも知っておいて頂きたい情報なので、しっかりと確認していきましょう。
メリット1．仕事に集中できる
芸能界でのお仕事は、自分の実力や才能がダイレクトに仕事の数や収入に影響を与える職種です。
テレビやラジオ、雑誌などのメディアに自分自身を露出してお金を稼ぐということは、そんなに簡単なことではありません。
誰でも出来るようなスキルしか持ち合わせていない場合、芸能人として芽が出るのは難しいと考えましょう。
そんな状況の中で、女優・俳優・モデル・文化人・タレント・芸人として、日々の芸磨きに集中する時間はとても大切です。
でもプロダクションに所属することによって、スタッフが仕事の交渉やスケジュール管理、出演料のやりとりまで全ておこなってくれるので、自分の仕事に集中することができます。
芸能人としてのスキルアップ、魅力アップをするための時間を確保するためにも、プロダクションに所属して、仕事に集中できる環境を作ることをおすすめします。
メリット2．大きな仕事をもらえる
プロダクションに所属をすることによって、大きな仕事をもらえるチャンスが広がります。
例えば、今まで一般人として生きてきた人が芸能界デビューするにあたって、プロダクションの後ろ盾も何もないのに、いきなりＣＭ出演権を獲得することができるでしょうか？
答えは、おそらくＮＯです。フリーの新人がいきなり、ＣＭ出演権を獲得することは出来ません。
大きな仕事をもらうためには、新人でも、ある程度名前が売れている人でも、プロダクションの後ろ盾があってこそです。
知名度や出演料の高い有名芸能人ばかりが所属している大手プロダクションや、老舗のプロダクションの場合は、テレビ局やスポンサーの幹部とのつながりが深いため、大きな仕事も比較的獲得しやすい傾向にあります。
個人事務所に比べて、大手プロダクションの方が交渉力も実績も大きいのは事実です。
「新人タレントが、ＭＣに大抜擢」「新人女優が、ドラマに出演」という場合には、その人自身の実力もさることながら、実はそれ以上にプロダクションの力が大きく作用したと考えるのが普通です。
メリット3．自分の可能性が広がる
プロダクションに所属をすることで、自分でも「これできるかしら？」「今まで考えたこともなかった」という仕事と出会うことができます。
個人事務所の場合は、どうしても自分の得意分野や興味のある仕事にばかりモーションをかけてしまいがちですが、プロダクションに所属していれば、自分の意思とは別にさまざまな仕事が舞い込んでくる可能性が高いです。
もしかしたら「私の不得意分野なのに、気が進まないな」と感じる人もいるでしょうが、プロダクションの力によって、自らの才能や実力が広げられていると発想を変えてみることも必要です。
自分の才能や可能性を客観的に見てくれる人がいるって、すごくありがたいことですよね？
プロダクションは、所属タレントがどのような形で世の中の人の心を掴むのかを、試行錯誤しながら探っています。
さまざまなジャンルの仕事が舞い込んで、自分のキャラクターややりたいことが分からなくなってしまうこともあるかもしれません。
でも、色んな経験が必ず力になると信じて前に進みましょう。
メリット4．芸能界で先輩・後輩ができる
芸能界は一種独特な世界であり、同じ「働く」といっても、一般企業とは訳が違います。
一般企業の場合、同じ会社に同時期に入社したメンバーである「同期」がいて、その他同じ会社で働く先輩・後輩がいます。
しかしながら、芸能界はデビューの時期は人それぞれですし、同期や同僚のように多くの時間を共有し、一緒に仕事をしていくことは少ないでしょう。
しかしながら、芸能界もつながりがとても大切にされる世界であることは間違いありません。
プロダクションに所属をするということは、一般企業に就職をするのと共通する点があります。
同じ事務所の先輩・後輩のつながりが生まれて、いざという時に守ってもらえたり、同じ現場で礼儀や演技を指導してもらえる機会もあるはずです。
厳しい芸能界で生き残っていくためには、教えてくれる人や、守ってくれる人の存在は本当に大きい！
個人で芸能活動をする場合は、自分でつながりを広げたり深めていく必要がありますが、プロダクションに所属をすると、それだけで自然とつながりが増えていくというメリットがあります。
プロダクションを選ぶときのポイント
これから芸能界を目指そうと思っている方、オーディションを受ける予定の方、ぜひ
プロダクション選びのポイントを押さえておきましょう。
プロダクションはあなたの芸能活動に大きな影響を与えることは、間違いありません。
決して妥協をすることなく、慎重にお選びになることをおすすめします。
・プロダクションが強みとするジャンルが、自分の進みたい道と合致していること
・目標とする人が所属していること
・実績があるところ
・大手なのか、小規模なプロダクションなのか？
・社長の方針
・タレントに対するマネージャーやスタッフの数
大手プロダクションだから良いというわけでは、ありません。
あなたのやりたいこと、性格、フィーリング、目標に合った事務所はどこなのかを見極めて、お選びになることをおすすめします。
特に、デビュー期や売り出し期は非常に大切な時期ですから、自分に合った事務所でのびのびと才能を伸ばすことに集中された方が良いでしょう。
プロダクションに所属して、スムーズな芸能活動を
今回は、芸能人を目指す人なら知っておくべき「プロダクション」について、お話をしました。
プロダクションとは、どのようなものなのか分かりましたか？プロダクションに所属をするメリットは、以下の通りです。
メリット1．仕事に集中できる
メリット2．大きな仕事をもらえる
メリット3．自分の可能性が広がる
メリット4．芸能界で先輩・後輩ができる
芸能界での知名度が高く、ある程度の実績がある場合は個人事務所を立ち上げたり、フリーで仕事をしても芸能界で生き残っていけると思います。
しかしながら、芸能活動を始めたばかりの人や、これから芸能人として活動していきたいと思っている人は、まずプロダクションに所属することをおすすめします。
