演技を上達させるのって、正直難しいですよね。

毎日普通に生活をしていて、自然と演技力もアップしていけばいいのですが、それはあまり期待ができない・・・。

それに加えて、演技力がアップしているのかどうかを自覚することは、非常に判断に迷うと思います。

だからこそ、自分でコツコツと努力をして、演技力を根本から上達させることが大切です。

そこで今回は「演技を上達させる５つのコツとは？」と題して、お話をしていきます。

この記事は、こんな人におすすめ

・オーディションに合格したい
・俳優・女優を目指している
・演技力をアップさせたい
・演技を上達させて、芸能界で生き残っていきたい

現在活躍している人たちも、みんな努力をしている

現在活躍をしている俳優・女優さんも、みんな努力をして演技にまい進しています。

なんの努力もなしに、天才的な演技をする人は、おそらくいないのではないでしょうか。

皆さん表立って言わないだけで、見えないところでコツコツと努力をしているのは、言うまでもありません。

演技力をアップさせたいのなら、その時だけ頑張っても無理があります。

コツコツと努力をしていくことが求められるのです。

そこで今回は、演技力をアップさせるコツをお伝えするというわけです。

演技を上達させる５つのコツとは？

俳優・女優として演技を上達させるためには、コツが必要です。

がむしゃらに頑張っても、なかなか演技力を上達させるのは難しいので、コツを知っておいて重点的に取り組むようにしましょう。

ぜひ、参考にしてくださいね。

コツ1．いろんなことを経験する

演技力を高める最初のコツは、いろんなことを経験することです。

演技というのは、普段の自分では経験もしないようなシチュエーションや、キャラクターを演じることであり、自分の中の蓄えが表に出てくるものです。

何も苦労をしていない、何も経験していない、親の言うとおりの進路をたどってきた、自分で決めていないなど、これまで消極的に生きてきた人から、深みのある演技は生まれるでしょうか。

おそらく、生まれることはほとんどないでしょう。

演技力というものは、お金を払って購入できるものではありませんし、何をしたからと言って急激に高まるものでもありません。

だからこそ、色んな経験をするために、現役の俳優・女優さんも短期留学に行ったり、旅行に出かけたりと経験値をアップすることに努めているのです。

演技力をアップさせたいと意気込む気持ちも大事ですが、決して焦ることはありません。

演技力をコツコツと高めるためにも、いろんな経験をコツコツと積み重ねることが大切です。

例えば、このような経験↓

・言葉が通じない海外に行ってみる
・まだ自分が行ったことがない場所に足を運んでみる
・苦手なことにあえて挑戦してみる
・食べたことがない食べ物を食べてみる
・舞台や映画を見てみる
・本を読んでみる
・絵を描いてみる

コツ2．視線を意識する

演技力を高めるコツの2つ目は、視線を意識することです。

演技をする上でだけではなく、人間としても目線・視線はとても需要です。

話を聞くときに目線をそらされるといい気持ちにはなりませんし、相手もあなたのことを見るときに必ず「目」を見てくると思います。

それほど、人と人のコミュニケーションに「目線」「視線」は大切であることが分かります。

演技をしていく上でも、「目」を最大限活用していくことになります。

セリフを言わなくても、目で悲しさ・憎しみ・楽しさ・嬉しさなどの感情を表すことができます。

ただセリフを言っていればよいというわけではなく、セリフに重みをもたせるために「目」の持つ力が必要だというわけです。

演技力をアップさせるコツとして、自らが「目の持つパワー」をもっと意識する必要があります。

自分の演技を映像におさめて、目にだけ注目して自己分析をしてみたり、目の演技に重点をおいてみることも大切です。

コツ3．発声練習を基礎から行う

演技力を高めるコツの3つ目は、発声練習を基礎から行うことです。

演技は、セリフありきで進んでいきます。

だからこそ、演技をしている人の言葉がはっきりと聞いている人に届かなければ意味がないのです。

演技力を高めたいのなら、発声練習をして聞き取りやすい発音を心がけることが大切です。

単に大きな声を出せばいいというわけではなく、おなかの中からしっかりと、はっきりと声を出していけるように腹式呼吸を身につけることが大切です。

「演技力を高めるためにはどうしたらいいの？」と迷ったら、まずはできることから始めましょう。

基本となる発声練習に力を入れて、しっかりと取り組んでいくことをおすすめします。

それでは、簡単にできる方法をまとめてみましたので、参考にして下さい。

ボイストレーニングをする方法

ボイストレーニングの基本は、腹式呼吸による腹式発声です。

最初のステップとして、自分が出しやすい声の大きさ・声のトーンで10秒～15秒ずっと声を出し続けられるのかどうかを試しましょう。

この時に大切なことは、姿勢です。背筋をまっすぐに伸ばして、声をお腹から出すことを意識してください。

1回で発声スキルが高まるわけでもないので、継続していくことが大切です。

コツ4．リアクションは少し大げさに

演技力を高める4つ目のコツは、リアクションを少し大げさにすることです。

日常生活でのテンションやリアクションでは、正直に申し上げて、人の心には残りません。それも、そうですよね！

毎回大げさなリアクションばかりでは、相手が疲れてしまいます。

そこで、演技をするときにはリアクションやテンションを、いつもの3割増しにしてください。

日常では少し大げさかもしれませんが、演技というフィルターをかければ大丈夫！

コツ5．呼吸を意識する

演技力を高めるコツの5つめは、呼吸を意識することです。

シチュエーションやキャラクターによって、呼吸というか、息づかいが変わってくると思います。

緊張しているときには、浅く早い息づかいになりますし、落ち着いているときにはゆっくりと呼吸をして平静を表現します。

このように演技に深みを出す上で、呼吸はとても大切です。

演技力は普通に暮らしていても、簡単にアップすることはありません。

毎日当たり前のようにしている呼吸ですが、この機会に是非、呼吸を意識していきましょう。

以上、こちらでは演技力を高める5つのコツをご紹介しました。

気持ちばかりが焦ってしまうこともあるでしょうが、演技力は1日、1週間、1か月くらいで急激に高まるわけではありません。

しかしながら、コツを押さえて毎日コツコツと実力を磨いていくことが求められます。

まとめ。自分の演技力をアップさせよう

今回は「演技を上達させる５つのコツ」をご紹介しました。いかがでしたか？

演技力は1日、1週間、1か月でどうこうなるわけではありません。

しかしながら、さまざまな経験を通して、確実に人間としてレベルアップすることが、俳優・女優としてのレベルアップにつながることをお忘れなく。

それでは、もう一度おさらいしてみましょう。

・コツ1．いろんなことを経験する
・コツ2．視線を意識する
・コツ3．発声練習を基礎から行う
・コツ4．リアクションは少し大げさに
・コツ5．呼吸を意識する

演技力をアップさせることはそんなに簡単なことではないので、じっくり取り組んでいくことが求められます。

人間力の底上げが、演技力の底上げに通じると信じていきましょう。