池袋

ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」の魅力やキャスト・あらすじを紹介

2023.03.13 / 未分類

ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」とは?

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「池袋ウエストゲートパーク」は、2000年にTBS系で放送された人気ドラマです。

脚本は「流星の絆」や「あまちゃん」など数々のヒットドラマを担当している宮藤官九郎さんが担当しています。
宮藤官九郎さんが連続テレビドラマで、初めて脚本を担当した作品になります。
ドラマでは池袋ウエストゲートパークの頭文字をとって「I.W.G.P」という愛称で呼ばれることも多いです。

原作は石田衣良さんの小説「池袋ウエストゲートパーク」ですが、キャラクター設定などドラマでは原作と異なる部分が多くなっています。
このドラマは第25回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で、最優秀作品賞をはじめ、様々の賞を受賞しました。。

そして、2023年1月1日からNetfiixでの配信が始まったことで、再びこの作品に注目が集まっています。

作品の面白さはもちろん、今となっては驚くような豪華キャストも見どころです。

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池袋ウエストゲートパークのキャストは?

まだブレイク前の人気俳優・女優が多数出演していたことも後々話題となりました。
視聴者の心を掴んだキャスティングも見どころのドラマです。

ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」のキャスト一覧 ※()内は愛称・真島誠 役(マコト)・・・長瀬智也
・安藤崇 役(キング)・・・窪塚洋介
・渋沢光子 役(ヒカル)・・・加藤あい
・水野俊司 役(シュン)・・・山下智久
・森正弘 役(マサ)・・・佐藤隆太
・斉藤富士夫 役(サル)・・・妻夫木聡
・山井武士 役(ドーベルマン山井)・・・坂口憲二
・中村理香 役(リカ)・・・酒井若菜
・松井加奈 役・・・小雪
・真島律子 役・・・森下愛子
・横山礼一郎 役・・・渡辺謙
・浜口 役・・・阿部サダヲ

池袋ウエストゲートパークのあらすじ1~4話(ネタバレあり)

物語の舞台は東京の池袋ウエストゲートパークです。
主人公のマコト(長瀬智也)は、実家の果物店「真島フルーツ」の手伝いをしながら、池袋で起こる様々なトラブルに巻き込まれる日々を過ごしています。
そんなある日、マコトの周りで女性ばかりを狙う連続殺人事件(ストラングラー事件)が起こり、犯人の疑いをかけられます。

1話元不良のマコトはいつも通り、友達のマサ(佐藤隆太)と池袋でたむろする生活をしています。
そんな中、マコトの高校時代の同級生で、今は池袋のギャング集団「G-Boys」をまとめる通称・キング(窪塚洋介)から、同じく高校時代の同級生ドーベルマン山井(坂口憲二)とのタイマン勝負の見届け人に任命されたマコト。
容赦なくドーベルマン山井に襲い掛かるキングをマコトが止め勝負は終わります。

ある日、本屋で万引きをするシュン(山下智久)を見たマコトとマサは、カツアゲに失敗し3人で池袋ウエストゲートパークでたむろしていました。
得意の絵を書いていたシュンに話しかけてきた女子高生ヒカル(加藤あい)、リカ(酒井若菜)と意気投合し5人でカラオケに行くことに。
すると、ボーリング場で横山(渡辺謙)という男に勝負を挑まれ、マコトは見事勝利し、横井が勝負に賭けたBMWを手に入れます。

リカに誘われ、マコトは2人で抜け出し、ラブホテルに行きました。
すると、隣の部屋でストラングラー事件の被害者となる女性の暴行事件が起きます。
さらに数日後、3人目となる被害者がラブホテルで殺されますが、この被害女性はリカでした。
現場に駆けつけたマコトは、犯人扱いされ警察に捕まります。
この刑事はボーリング場で出会った横山で、ここ数日マコトの行動を追っていました。

2話警察で取り調べを受けるマコトでしたが、ラブホテルの従業員の証言で無事釈放されます。
一方、マコトの母・律子(森下愛子)は、素敵な歯科医・早乙女(羽賀研二)がいると聞き、歯科医院を受診していました。
リカを殺した犯人を探るマコトは、ヒカルからリカに付きまとっていた「スーさん」という男がリカの葬式に来ていたと聞きます。

犯人探しにG-Boysも加わり、カップル喫茶にスーさんがいるとの情報が。
潜入したマコトとヒカルでしたが、スーさんと一緒にいたのは歯科医の早乙女でした。
マコトが脅して問い詰めると、早乙女が自白しますが、本当に真犯人であるかは分かりません。

3話マコトがいつものように池袋ウエストゲートパークでたむろしていると、中学時代の同級生・サル(妻夫木聡)に出会います。
やくざになったサルは、行方不明になっている組長の娘を捜索して欲しいと、マコトに頼みます。

マコトは組長の娘が最後に目撃されたコンビニ付近のマンションに住んでいる、中学時代の同級生で引きこもりの森永から手がかりをつかみます。
しかし、組長の娘は誘拐され、すでに殺されていました。
犯人を見つけ出しましたが、娘が殺されてしまったため、サルは落とし前として犯人を殺し、小指を落とすことになりました。

4話マコトは知り合いの風俗嬢・千秋(矢沢心)から、とある相談を持ち掛けられます。
その内容は、店に来た客で覚せい剤の売人であるヘビーEに薬物を使用され、それに怒った千秋の彼氏・アリが、ヘビーEの覚せい剤を燃やしてしまいました。

これが原因でヤクザに追われるアリを助けて欲しいと言います。
マコトは、コンビニの店員・電波くん(須藤公一)に協力してもらい、おとり捜査をすることに。

おとりとなったヒカルがヘビーEと会い、このやり取りを録画して警察に提出し、ヘビーEは逮捕されました。
しかし、千秋の恋人・アリも不法滞在で逮捕されてしまいます。

池袋ウエストゲートパークのあらすじ5~7話(ネタバレあり)

5話マコトに思いを寄せるヒカルは、いまだに亡くなったリカとお揃いのキーホルダーをつけるマコトに複雑な心境です。
これを見かねたマサは、マコトに「ヒカルと付き合っちゃえよ」とこけしのキーホルダーを二つ渡します。

一方、ねずみ講にハマり、ついには幹部にまでなったマコトの母・律子(森下愛子)は忙しくなり「真島フルーツ」で働いてくれるパートを募集し、松井(小雪)という女性が面接に現れます。

ある日、いつものように池袋ウエストゲートパークでたむろするマコトの前に、小学生時代の同級生・祥子が現れます。
祥子は性転換をして「ショー」になり、新しい人生を送っていました。

そんなショーから、明日美という女性に付きまとうストーカーを撃退して欲しいと依頼されるマコト。
協力をするマコトですが、最終的に明日美を助けたのはショーでした。
ストーカーをボコボコに殴ってしまったショーは、警察に捕まりますが本当の男になれたとマコトに感謝します。
そして、マコトもマサが準備したキーホルダーを一つヒカルに渡し、2人は付き合うことになります。

6話マコトは池袋ウエストゲートパークで、ヒロキという小学生の少年に出会います。
学習障害があるヒロキは、数字に関して特殊な能力を持っていました。

ある日、ヒロキは誘拐され、身代金要求の電話でヒロキが告げたキーワードから、マコトは車のナンバーを割り出します。
キングや森永にも協力してもらい、車を発見。
ヒロキの母・ちづるの連れ子で、ヒロキの兄にあたるエリトが借金に困って行った犯行でした。

一方、真島フルーツで働き始めた松井さんとマコトの距離感に嫉妬するヒカル。
嫌な予感は的中し、マコトと飲みに行った松井さんは「マコトのこと好きだよ」といってキスをします。
一方、G-Boysには元バレエダンサーの京一という男が加入します。

7話

マコトに好きだと告げた松井さんは、真島フルーツのパートを辞めていました。
マコトの母・律子は「ドリームコネクション」というねずみ講にハマっており、このマルチ商法の会長を務める内藤(未唯)は、京極会に儲けたお金を横流ししていました。母を心配するマコトは、京極会に乗り込むと、そこには赤ちゃんの格好をした会長・蓮沼の姿があり、隣には松井さんの姿が。
そんな中、京極会の会長・蓮沼のオンナだと勘違いされた律子は、羽沢組に誘拐されますが、刑事の横山に助けられました。
一方、コンビニ店員の電波くんが、何者かに襲われ怪我を負いました。
怒ったマコトがキングに犯人探しを頼むと、先日G-Boysに加入したばかりの京一が犯人だと分かります。
怒るキングですが、京一の処分についてG-Boys内での意見が分かれてしまいます。

池袋ウエストゲートパークのあらすじ8~最終話(ネタバレあり)

8話ヒカルの自宅にやってきた山井は、何度もチャイムを鳴らします。
実は、山井はヒカルに思いを寄せていたのです。

そして、マサの彼女が妊娠して、彼女の仲間のギャルからお金を払うように恐喝されます。
マコトとG-Boysで協力してお金を集めます。
しかし、マサの彼女が妊娠したのは、違う相手の子供でした。

一方、松井さんの男性遍歴を知ったマコトは、きっぱり松井さんのことは忘れようとします。
そんなマコトの態度が気に入らない松井さん、2人は言い合いになり、その流れでなぜか松井さんと関係を持ってしまうマコト。
さらに、池袋ウエストゲートパークでは黒ずくめの集団「ブラックエンジェル」が暴れていると話題に。
実はブラックエンジェルズは、京一と山井が中心となって作ったことが分かります。
しかし、この後松井さんは公園で何者かに刺されます。

9話松井さんを刺した犯人が黄色いパーカーを着ていたため、黄色をチームカラーとするG-Boysが疑われることに。
ブラックエンジェルズは、マコトを仲間に入れようと誘います。

そんな中、シュンが助けを求めてマコトに連絡をしてきたので、シュンの家に向かうと、そこにあったパソコンにはブラックエンジェルのロゴが。
なんと、キングの実家のサウナにあるロッカーに遺体となったシュンが入れられてました。

10話シュンの死に衝撃を受ける中、松井さんは自分を刺したのはシュンだと言います。
真実を探るため、シュンの自宅を訪れると、そこには天使と悪魔の姿のヒカルの肖像画が…。

マコトは、ヒカルの母で大学教授の和子(杉田かおる)に会いに行き、ヒカルは父親から性的虐待を受けており、多重人格障害を抱えていると聞かされます。

一方、池袋で対立を続けるG-Boysとブラックエンジェルズは決戦をすることに。
マコトは立ち合いを頼まれます。
そんな中、マコトと会うヒカルはいつもと違う様子で「私、リカを殺したの」と告白します。

最終話最初に警察に捕まったのは山井でしたが、山井の供述からヒカルも警察に連行されることに。
事件の真相は、リカとマコトの仲に嫉妬したヒカルの人格が変わり、山井にリカを殺すように依頼します。

ヒカルの裏の顔を知ってしまったシュンに、松井さんを殺すように命じ、口封じのため山井にシュンを殺害させます。
自分がこれまでの事件の黒幕であった証拠のビデオを見たヒカルは涙を流します。
G-Boysとブラックエンジェルズの決戦の場に、遅れて現れたマコトはヒカルと山井が事件に関わっていたことを話し、戦いを止めます。

決戦を実行するなら自分を倒してからにしろと言うマコトを、泣きながら殴り続けるキング。
池袋にキングなんていらないと叫ぶマコトの一言で、キングはG-Boysの解散を決めました。
一件落着かと思いきや、以前G-Boysのメンバーに襲われた少年の妹がキングを刺します。

さらに「ヒカルが警察署から飛び降りた」と連絡を受け、マコトは向かいます。
物語はそれから1年後に変わり、キングは一命をとりとめ、G-Boysも解散しそれぞれに働いています。
飛び降りたヒカルも助かり、施設で生活をしていました。

一方、マコトは刑事を辞めて探偵事務所をする横山にスカウトされます。

あの人気俳優も!?意外と知られていない「I.W.G.P」出演者

メインキャストも豪華ですが、20年以上前のドラマなので、出演していたことをあまり知られていないキャストも見どころです。

是非注目して見て欲しい、豪華キャストを紹介します。

◎小栗旬

小栗旬さんの画像です。

第二話では、当時17歳だった小栗旬さんも、窪塚洋介さん演じるタカシが率いる「G-Boys」の一員として出演しています。
出演時間は短いですが、今とはまた違った雰囲気の、まだあどけなさが残る小栗旬さんの演技にも注目して見てみて下さい。

◎津田健次郎

津田健次郎さんの画像です。

声優としての活躍も有名な津田健次郎さんは、ホストのアキラ役で「I.W.G.P」の第八話に出演しています。
当時見ていた人も「お客様をバターにしちゃうの」というインパクトの強いセリフが印象に残っているかもしれませんね。
ちなみに、津田健次郎さんは、アニメ「池袋ウエストゲートパーク」にも、シャドウ役で出演しています。

◎池津祥子

池津祥子さんの画像です。

窪塚洋介さん演じるタカシの彼女役・ジェシーとして出演していたのが池津祥子さんです。
かなりインパクトが強い役だったので、テレビ放送を見ていた人も、印象に残っていると思いますが、演じていたのが池津祥子さんだと知らない人は多いようですね。

ちなみに、もう一人の彼女役・キャシーを演じたのは、峯村リエさんで、2人とも現在も大活躍ですね。

◎高橋一生

高橋一生さんの画像です。

長瀬智也さん演じる主人公・マコトの中学時代の同級生で、学年一の秀才だった森永役を演じているのが、人気俳優の高橋一生さんです。

見た目も、眼鏡に長髪姿の引きこもりの役ということで、現在の高橋一生さんの姿とは違うので、気づかなかった人も多いのではないでしょうか。

◎阿部サダヲ

阿部サダヲさんの画像です。

警察官の役ながらも、強烈なキャラクターである浜口巡査を演じていたのは阿部サダヲさんです。
きたろうさん演じる吉岡刑事との掛け合いも見どころの一つです。

阿部サダヲさんは、その後も「木更津キャッツアイ」「タイガー&ドラゴン」など、宮藤官九郎さん脚本の数々の作品に出演して、人気も知名度も上がりました。

ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」を楽しむ方法

ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」は、これまでに地上波のテレビで深夜帯に再放送されることもありました。

現在はNetfiixの他、Paraviでも配信中です。

さらに、DVD宅配レンタルサービス「TSUTAYA DISCAS」で視聴することができます。
また、DVD-BOXも販売されているので、購入して見ることも可能です。

ドラマ「流星の絆」の魅力やキャスト・あらすじを紹介

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