「キッズモデル募集に応募したい!」
「オススメの募集先は?」
「どんな仕事がどこで募集されているんだろう・・」
など、キッズモデルについて調べていませんか?
キッズモデルの募集には様々なものがあり、仕事によって募集先は違ってきます。
ここでは、
・キッズモデルの募集について
・キッズモデル募集の流れ
・オススメの募集先
をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
Outline
1.キッズモデルの仕事とは?
キッズモデルの仕事は、ファッション誌での撮影だけではありません。
・テレビやドラマ、映画、CM
・企業の広告モデルやおもちゃのパッケージ
・イベントやパーティーの出演
このような様々な活動の場があります。
しかし、これらの仕事は誰にでも紹介されるわけではなく、2つの募集先にオファーがかかることになります。
その2つとは、
・一般向けの募集
・事務所所属者向けの募集
です。順にご紹介します。
1-1.一般向けの募集
基本的に誰でも受けられるのが、一般公募のお仕事です。
その中でも代表的なのが「読者モデル」で、キッズ雑誌や親子向けファッション誌面において様々な企画やモニターなどに出演します。
読者モデルは雑誌によって倍率や採用される基準、そして募集内容もそれぞれに違い、WEBなどから募集を集めたり、撮影会という形で直接審査に来てもらう形などがあります。
一般募集されるものには読者モデルの他にもアパレルブランドなどのWEBモデル、カタログなどがありますが、多くは撮影がメインの仕事となり、募集概要は各雑誌、HPなどで確認ができます。
一般募集される仕事の中には稀に大手企業が関わっている大型オーディションなどもあるので、見逃さないように常に情報収集しておくのもいいでしょう。
1-2.事務所所属者向けの募集
事務所向けの募集は、文字通り事務所に所属していなければ受けることはできません。
その内容はCMやテレビ・映画などメディアの仕事、企業のイメージキャラクターなどがあります。
しかし、それらの募集される出演枠は当然限られていて、指名ではない限り選ばれるためにはオーディションを受けることが必須となります。
ドラマや映画などといった、知名度が一気に上がる可能性の高い募集であればあるほどやはり倍率も高く、厳しい審査を乗り越えなければなりません。
事務所に所属することは受けられる仕事の幅、そしてチャンスが広がることではありますが、いつ来るかわからない募集対策として日々のレッスンなどの努力も人一倍必要となります。
POINT
キッズモデルと一口に言っても活動スタイル、募集の内容は様々です。
将来はドラマで活躍する役者になりたいのか、記念としてちょっとだけモデル活動をしてみたいのかなどスタンスによってどちらを選択するか決まってくると思います。
まずは、撮影会に参加してみるなど少しづつ経験をしていくのもいいかもしれません。
2.キッズモデルの募集の流れ
ここでは、キッズモデルはどのような流れで募集が行われていくのか、気をつけたいことを一般、そして事務所所属者とでそれぞれご説明します。
2-1.一般募集
一般に募集されるオーディションに参加する流れとしては、雑誌の巻末やWEBサイトなどに掲載されている応募要領通りに必要書類を用意します。
多くの場合、
・応募フォーム
・履歴書
・写真
の用意が必要となります。
履歴書での自己PRや写真では多くの方が悩む項目かと思います。
書類審査の時にまず見られるのは写真です。
キッズモデルの場合、採用する上で見られるポイントは顔の可愛さというより姿勢、目力、スタイルです。
生まれ持った骨格を治すのはなかなか難しいですが、姿勢を正すことは努力でできるようになります。
姿勢がきれいなだけでも好印象が与えられるので、猫背にならないようになど日頃から注意しましょう。
また自己PRでは,やる気や熱意が伝わるようにするなど「実際に会ってみたい」と思ってもらえることが重要です。
自己PRの具体的な作り方や実例については、
「オーディションに合格する自己PR作り3つのポイント」
も合わせてご覧くださいね。
2-2.事務所に所属
前述したように、テレビや映画などのメディアの仕事、おもちゃのパッケージの仕事などは、事務所に所属している人を対象に募集をしていることがほとんどです。
それらの仕事が受けられるようになるにはまず事務所に所属する必要があり、事務所所属のオーディションを受けるところから始まります。
事務所オーディションでは、
・書類審査
・カメラテスト
・面接(自己紹介・自己アピール・質疑応答など)
など一般公募に比べより細かい審査があります。
オーディションについてさらに深く知りたい場合は、
「キッズモデルを目指す親子に知ってほしいオーディションの全て」
も是非合わせてご覧ください。
事務所に所属ができたとしても、安心はしていられません。
むしろスタートはそこからとなり、事務所に入ってくる様々な仕事のオーディションに受かってやっとお仕事をすることができます。
その時の審査内容は様々ですが、演技、ポージング、とにかくいつでも最高の笑顔ができるなど、自分なりの特性を持っておくこと、それらがあることによって事務所側もマネジメントしやすくなります。
POINT
一般に募集される場合と事務所向けに募集されるお仕事の場合、どちらを選んだにしろオーディションは必ず受けることになります。
もちろん審査基準や厳しさは場合によって違いますが、募集があった時のために今からカメラに慣れさせておくなど、少しづつ対策を用意していくといいでしょう。
3.主な募集先
ここでは、主な募集先をいくつかご紹介します。
3-1.キッズモデルを多く抱える芸能事務所
・テアトルアカデミー
数多くある芸能事務所の中でも、特に赤ちゃんモデルやキッズモデル、子役で多数の実績を持ち、業界最大手の子役事務所と言われているのがテアトルアカデミーです。
レッスンは赤ちゃん部門(0歳〜幼児)、子ども部門(幼児〜中学生)、成年部門(中学生卒業〜39歳)、シニア部門(40歳以上)、そして通信教育過程に分けられ、年代に合わせた目標を設定しています。
ヒップホップやバレエ、アクションといった幅広いジャンルのレッスンから芸能界におけるマナーの習得など、演技だけにとどまらない実践的なカリキュラムを設けています。
鈴木福くん、小林星蘭さん、谷花音さんなど数多くの人気子役が活躍しており、他にも本仮屋ユイカさん、本田望結さん、脇知弘さんが輩出されました。
事務所所在地
東京校、大宮校、松戸校、横浜校、名古屋校、大阪校、福岡校、札幌校、仙台校、岡山校
主な所属者
鈴木福、谷花音、小林星蘭 など
・セントラル子供タレント
「セントラル子供劇団」として1978年7月に創設された歴史ある事務所のセントラル株式会社では、0歳児から幅広い年齢層のタレントを育成・マネジメントをしています。
キッズレッスンは3歳から受けることができ、「物おじせずに自分をアピールすること、指示に従って行動する事ができる」ようになどをレッスンを通して学び、レベル分けされたクラスごとに、演技・ダンス・発声やオーディション対策がカリキュラムされています。
かつては大島優子や山下智久も所属していたことでも知られ、レベル分けされたカリキュラムで個性を生かし伸ばすこと、オーディション対策に沿った指導に力を入れています。
事務所所在地
東京校のみ
主な所属者
加藤桃奈、田中悠愛、佐藤ことは など
・CRAYON(クレヨン)
生後3ヶ月~18才の男女を対象に募集、マネジメントをしている赤ちゃんモデル・キッズモデル事務所のCRAYON(クレヨン)は、スチールの他テレビドラマ、映画、CMなどへの出演実績が豊富です。
平均で所属時に12〜3万円ほどかかる事務所が多い中で、クレヨンでは「かんたん登録」という方法を選択できることも特徴的となっています。
初期費用3000円と年会費の10000円、宣材写真撮影料15,000円の計28,000円で登録をすることができ、比較的気軽に始めることができます。
キッズモデルレッスン教室の【ステップ】では10人程度の少人数クラスで指導、外部に所属している方もレッスンに参加可能となっています。
事務所所在地
東京都渋谷区
主な所属者
田野井健、星流、木幡花音 など
・ジョビィキッズ
天才子役・芦田愛菜さんや寺田心くんを輩出した芸能事務所であるジョビィキッズプロダクションでは、主に0〜18歳のタレントを抱えており、その数は1300人以上。
大手プロダクションであるバーニングプロダクションの傘下ということもあり、規模の大きい芸能事務所であるといえます。
レッスンは「演技」「歌唱」「ダンス」に大きく分類され、他にも礼儀などのマナーレッスンやオーディションに向けて、仕事の時のためのレッスンや親子で参加できるものなど実用的なレッスンが用意されています。
事務所所在地
東京校、横浜校、大宮校、元八幡校、市川校、福島校、大阪校、名古屋校、宇都宮校、仙台校
主な所属者
芦田愛菜、寺田心、鈴木梨央 など
・NEWSエンターテインメント
TV・映画・CM・舞台などへの高い出演実績をもつNEWSエンターテインメントでは、豊かな表現力・コミュニケーション能力を育成するため「エンターテインメント・コース」「コミュニケーション・コース」「赤ちゃんタレントコース」が設立されています。
エンターテインメント・コースとコミュニケーション・コースでは3歳からレッスンを受けることができ、それぞれの目的、個性に合わせ一人一人マネジメントが行われます。
子役養成機関NEWSエンターテインメント・スクールを6校運営するほか、スタジオも3か所(高崎・静岡・京都)運営しています。
事務所所在地
埼玉校、東京校、千葉校、神奈川校、大阪校、名古屋校
主な所属者
南出凌嘉、吉岡千波、花田鼓 など
3-2.キッズ読者モデルを募集している人気雑誌
・LUCA
2013年に創刊された神戸発のファッション雑誌「LUCA」。
ナチュラルテイストのファッションスタイルが多く、自然体でファッションを楽しむキッズ向けとなっており、ポップな志向の強い他のキッズファション誌の中でも大人っぽい印象となっています。
90cm前後の幼稚園・保育園の世代のキッズから、130~140cmのジュニア世代などといった比較的幅広い年齢層に向けての情報を発信しているLUCAは、モデルは基本的に公募で集めた読者モデルが中心となっているため、より読者に親近感のある誌面作りとなっています。
応募方法
雑誌に載っている応募用紙を利用しての応募、WEB応募や撮影会など
募集対象
・70〜150cmの元気な男女キッズ
・編集部が指定する撮影日時と場所に来れる方
その他誌面などに記載
・Hug Mug
ハイセンスなママ雑誌として人気を集めている「Hug Mug」。
「可愛い親子SNAP」や「可愛いお手本スタイル」を紹介する他、親子のコミュニケーションが深まるコト・モノに対しこだわりを持つママをターゲットとしています。
また誌面では、キッズ読者モデルはもちろん、おしゃれなママモデルも同時に随時募集しており、オフィシャルサイトで会員登録をすると応募ができる仕組みになっています。
さらに「撮影会」も頻繁に行っており、Facebookやtwitterなどから情報を見ることができます。
応募方法
オフィシャルサイトから会員登録をして応募
募集対象
・身長70cm~140cmの男女
・編集部が指定する撮影日時・場所に保護者同伴で行けること
他詳しくは本誌参照
・ニコプチ
ローティーン雑誌・ニコラ(nicola)の姉妹誌であるニコ☆プチ。
女子小学生のバイブルとも言われ、読者モデルになりたい子は後を絶たないほどの人気です。
「コーディネート選手権」等で毎号読者モデルを募集しており、ここでは男子も応募可能となっています。
読者モデルにも人気が出てくると「スーパー読者モデル」と呼ばれるランクが付いて、公式サイトでも「スーパー読モブログ」と題しブログが公開されるなど露出の機会が増えるシステムとなっています。
また、ニコ☆プチモデルを経てニコラモデルにステップアップするケースもあり、将来ニコラモデルを目指す子はまずはニコ☆プチからスタートすることも多くなっています。
応募方法
コーデ選手権の応募用紙で応募など
募集対象
小学生以上で身長が145cm以上 他詳しくは本誌参照
・JSガール
女子小学生の高学年をメインターゲットとしたカジュアル系ファッション誌「JSガール」。
専属モデル・読者モデル共に誌面で募集を定期的に行っており、基本的にオーディションは都内で開催されます。
応募者の人数は1回平均3000人ほどが集まり、そのうち契約を結べるのはわずか5人ほどと言われ、一般で参加出来るキッズモデルオーディションの中でもトップクラスの倍率の高さとなっています。
また、一般の女子小学生が対象の「JSガール撮影会」は地方でも頻繁に行われ、その撮影会の中から100人ほどが雑誌に掲載されます。
撮影会をきっかけに声がかかり読者モデルを始めるケースもあるため、スカウトを期待しまずは撮影会に挑戦する参加者が後を絶たないほど人気となっています。
応募方法
雑誌の誌面にある応募用紙に必要事項を記載し郵送
募集対象
・身長110cm〜160cmまでの元気な女の子
・撮影地まで交通費自己負担に承諾してくれる方
他詳しくは本誌参照
・sesame
朝日新聞出版が発行しているキッズファッション誌「sesame」。
100cm以下のサイズのファッションも掲載されており、幅広い年齢層のキッズファッションを紹介しています。
キッズ雑誌であるにもかかわらず大人も楽しめるとして高い人気を誇る理由は、ファッションの系統はモードやハイカジュアルなど他の女子小学生向け雑誌と違い大人っぽい雰囲気が多いところにもあり、オシャレでハイセンスなママやキッズには特に好まれています。
また掲載されているのもHYSTERICMINIやDIESELなどのハイカジュアルブランドも取り入れたスタイル提案、プチプラで人気のGUやユニクロのコーデも紹介されているため様々な層に人気となっています。
応募方法
誌面にて募集
募集対象
・2〜8歳くらいまでの男女
・写真はテーマに沿ったもので、1年以内に撮影されたもの
他詳しくは本誌参照
4.キッズモデルで気をつけるべき2つのこと
キッズモデルのオーディションやお仕事をするとき、不安や心配は誰しもがあると思います。
キッズモデルをする上で意識するべきこと、オーディションなどで気をつけておきたいことは事前におさえておきましょう。
4-1.オーディションやお仕事を受ける際に気をつけること
キッズモデルのオーディションや仕事の現場などでは、以下の4点は最低限気をつけましょう。
①明るく人見知りをしない
②礼儀や言葉遣いに気をつける
③服装・見た目はナチュラルに
④健康・体型管理
①明るく人見知りをしない
面接や審査の時、またプロの現場では常に沢山のスタッフや大人たちがいますが、誰に対しても明るい受け答えができることはモデルの活動をする上でとても重要です。
積極的に話しかけるとまではいかなくとも、初対面で質問をされても物怖じせず話ができることは好印象につながります。
②礼儀や言葉遣いに気をつける
どんなに明るくハキハキと話せても、そこに礼儀と常識がなければ仕事をする上では選ばれません。
明るいのがいいとはいえ度を超えて騒がしいほどになるようでは考えものです。
落ち着くべきところではじっとしていられるように大人が誘導してあげるのも必要です。
また、失礼な言葉を使わないようにすること、最低限の挨拶や礼儀の姿勢がとれるようにしておくこともお仕事をする上では重要です。
③服装・見た目はナチュラルに
オーディションだからといって派手すぎる衣装や子どもにも関わらず化粧をするのはNGです。
子どもらしくナチュラルでスタイルがよく分かる服装を選びましょう。
もしもアパレルブランドのオーディションを受ける場合には、やはりそのブランドの衣装を着用することが望ましく、TPOに合った服装になるよう常識の範囲内で選びましょう。
④健康・体型管理
オーディションはもちろん、本番当日に熱が出てしまったりなど体調不良で行けなくなってしまっては、せっかくの仕事のチャンスを逃すどころか次回の選考に影響が出かねません。
また、モデルの仕事では指定された衣装を着なければならないため、急に太ってしまって衣装が入らないというのも問題です。
体調や体型を管理するのも仕事のうちと心がけましょう。
4-2.交通費などの経費やお給料
キッズモデルの活動をする上では、金銭面も気になるところだと思います。
読者モデルなど一般で募集される場合では、オーディションや撮影会までかかる交通費や食費は基本的に自己負担がほとんどです。
事務所の場合も所属するための入学金がかかったり、それとは別に宣材写真用の撮影代や月々のレッスン費などがかかってくることは覚悟しなくてはなりません。
事務所に所属することは、キッズモデルの活動をする上では近道であると言えます。
しかし、たとえ子どもが「やりたい」と言って入学させることになったとしても、子どもであるうちはまだやってみないと本当にやりたいのかはわからないものです。
まずは読者モデルなど一般募集されている仕事から始めて、もし子どももやる気を示しているようでしたら事務所オーディションを受けさせてみる、など段階を踏んで挑戦してみるのがいいかもしれません。
5.まとめ
キッズモデルの募集は日々さまざまなところで行われています。
読者モデルから始めるもよし、子役事務所に挑戦させてみるもよし、いずれにせよ大切なお子様の糧となるよう、二人三脚でしっかりサポートしてあげましょう。