難波の景色

NMB48のオーディション・合格するためのポイントは?

NMB48とは?

NMB48は秋元康さんがプロデュースする女性アイドルグループで、2010年に誕生しました。
大阪のなんばにある「NMB48劇場」を拠点として活躍しています。
東京の秋葉原を拠点に活動しているAKB48の全国展開として、名古屋の栄を拠点とするSKE48に続いて発足しました。

また、吉本興業系列の事務所に所属しているので、吉本新喜劇などお笑いの舞台に出演するなど、関西らしい活躍で人気を得ています。

1期生オーディションの合格者で、結成当初からのメンバーとして全国区の人気を誇った山本彩さんなどの活躍もあり、シングルCD過去20作品でオリコン週間チャート1位を記録しています。
「大阪ではアイドルは育たない」と言われていましたが、NMB48は大阪で成功したアイドルとして結成から長期にわたり愛されているグループです。

今回は、NMB48のオーディションに合格するためのポイントを詳しく解説していきます。


これまでに開催されたNMB48のオーディション

NMB48は「AKB48 グループ」の一員と言うこともあり、その他の姉妹グループと同じように、定期的に追加メンバー募集オーディションを行っています。
NMB48の1期生としてデビューし、人気も高かった山田菜々さんが卒業するにあたり「ポスト山田菜々オーディション」が開催されたこともありました。

2020年までに7期生までのオーディションが行われており、2021年に8期生オーディション行われ、現在審査が進んでいます。

過去のNMB48オーディション開催時期
2010年 1期生オーディション(合格者26名)
2011年 2期生オーディション(合格者23名)
2011年 3期生オーディション(合格者23名)
2012年 4期生オーディション(合格者16名)
2015年 ポスト山田菜々オーディション(合格者1名)
2016年 5期生オーディション(合格者10名)
2018年 6期生オーディション(合格者14名)
2020年 7期生オーディション(合格者11名)

オーディションの応募資格としては、11歳~22歳の女性で、日常的にNMB48劇場に通って活動できる人が対象となっています。

NMB48のオーディション内容とは?

これまでに開催されたNMB48のオーディションの内容を見てみましょう。

これまでのNMB48オーディション内容

【1次審査】書類選考
【2次審査】面接
【3次審査】実技審査
【最終審査】面接など

1期生の2次審査の面接では、持ち時間は1人につき5分間で、審査員と1対1での審査が行われました。
また、1期生、2期生のオーディションでは、テレビ東京系列のバラエティ番組「スター姫さがし太郎」にて、オーディションの密着企画が行われ、3次審査での歌唱、ダンス審査の様子や合格発表、さらにデビューまでの様子も放送されました。

基本的には、オーディションに合格した場合、NMB48研究生として専属契約を交わすことが条件となります。
研究生としてレッスンを行い、正規メンバーへの昇格を目指すシステムです。

NMB48のオーディションに合格するポイントは?

NMB48は2010年に結成されてから、すでに7期生までが活動しており、その他のオーディションやドラフト会議など、新らしいメンバーが加入する頻度が高いことがグループの特徴です。
そのため、NMB48のメンバーになりたいと思っている人にとっては、オーディションを受けるチャンスが多いということはメリットと感じるのではないでしょうか。
しかし、AKB48グループは、有名なアイドルグループなので、NMB48も大阪を拠点に活動しているとはいえ、毎回全国から応募者が集まるので、倍率は決して低くないと言えるでしょう。
チャンスを活かせるように、オーディションではしっかり自分をアピールして、後悔しないように対策しておきたいですよね。

また、NMB48のメンバーは吉本興業系列の事務所に所属するので、関西でのテレビ番組に出演する機会も多く、バラエティ番組で多くのお笑い芸人と共演することになり、バラエティ能力やトーク力がある人が必要とされる傾向にあります。
劇場公演でも、お笑いを交えたMCやコントを披露することもあるので「度胸がある」「明るい」「キャラが濃い」などの長所があれば、オーディションでアピールするといいでしょう。

NMB48のメンバーと言えば個性派ぞろいなのもチームの特徴です。
NMB48には、歌唱力・ダンススキルが高く評価されているメンバーもたくさんいますが、それぞれのメンバーが自分のキャラクターを活かして活躍しています。
もちろん、オーディション審査でも歌唱、ダンス審査があるので、実力があるに越したことはありませんが「上手くできる」「完璧にできる」ということよりも、「自分らしさ」を表現できるといいでしょう。

個性を活かして人気を得たNMB48メンバー

NMB48は、大阪を拠点としているグループなので、面白くて個性が強いメンバーが多いのが特徴です。
さらにもう一つ、女性ファンが多いことでも知られています。
この特徴に合わせて、グループで活躍している、セルフプロデュースが上手いメンバーを、卒業したメンバーも含めて紹介します。

渋谷凪咲


バラエティ番組に多数出演し、大ブレイク中の渋谷凪咲さんは、NMB48の現役メンバーです。
関西でたくさんのお笑い芸人と共演する中でも「大喜利ができるアイドル」として、物おじせずに爪跡を残す存在として知られていました。
穏やかな口調が印象的ですが、しっかり笑いが取れるアイドルとして、自分自身の魅力を活かしています。

山本望叶


NMB48のビジュアルエースと言われるほどの美貌を持つ山本望叶さんは「第3回AKB48グループドラフト会議」で指名されてメンバー入りしています。
メイクやファッションなど、同世代の女性から憧れられる美しさは、女性ファンからも絶大な人気を誇ります。

吉田朱里


NMB48の1期生として活動をはじめ、2020年に卒業した吉田朱里さん。
同期が活躍していく中で、自分の立ち位置に悩み、得意の美容ネタでYouTubeで動画投稿をはじめたところ、女性ファンの心を掴み、アイドル兼YouTuberというポジションを確立しました。
まさにセルフプロデュースで成功を掴んだメンバーです。

村瀬紗英


NMB48に2期生として加入した村瀬紗英さんは、幼い頃からおしゃれが大好きで、NMB48でも「おしゃれ番長」というポジションを確立し、ファッションコーディネートアプリ「WEAR」では、1年半でフォロワーが40万人を超えるほどの人気に。
吉田朱里さんと共に、NMB48に女性ファンが増えるきっかけとなったメンバーです。
2020年にグループを卒業し、現在はアパレルブランドプロデューサー、モデル、女優と多彩な才能で活躍しています。

NMB48では、セルフプロデュース力と、自分から発信していくパワーがある人が求められているのかもしれませんね。

NMB48メンバーのオーディション秘話

個性豊かなメンバーが集まるNMB48ですが、オーディションの時から個性を発揮していたメンバーや、意外な理由で応募したメンバーもいます。
実際にNMB48のオーディションに合格したメンバーの、オーディションでのエピソードを紹介します。

木下百花


1期生として加入し、2017年に卒業した木下百花さんは、オーディションのダンス審査に体操服で参加したそうです。
他の参加者からも注目され、合格者のインタビューで多くのメンバーの「印象に残ったオーディションエピソード」で木下百花さんの「体操服エピソード」が語られたそうです。
合格後、NMB48として活動中も個性的なヘアスタイルやファッションで注目されていた木下百花さんは、人気メンバーとして活躍しました。

小嶋花梨


5期生としてオーディションに合格し、NMB48の2代目リーダーを務める小嶋花梨さんは、1人のファンとしてNMB48を応援していましたが、進路に悩んだ高校2年生の時にオーディションを受ける決意をしたそうです。
オーディションの時には、自分は受からないと思い、同じオーディションを受ける参加者を見て誰が受かるか考えていたそうです。
憧れのグループに自分自身が加入するというのは、すごいことですよね。

NMB48のオーディション開催予定は?

NMB48では、現在8期生のオーディション審査が進められています。
応募は、2021年9月30日で締め切られており、2次審査以降のスケジュールは非公開となっています。

しかし、審査に進んでいるメンバーはSHOWROOMでの配信を行っており、ここでの配信による順位等は直接審査には関係しませんが、審査の参考にはされるそうですので、興味のある人はチェックしてみて下さい。

これまでのオーディションの開催時期は1~2年に一度のペースで開催されています。
新しいオーディションの募集はNMB48の公式ホームページにて公開されるので、挑戦したい人は、募集情報をチェックしておきましょう。

アイドルのオーディションに合格するには?