微笑む女性

モデル出身の女優が活躍する理由とは?

2020.07.07 / 女優になる

モデルから女優に転身する理由

モデルから女優に転身する「モデル出身の女優」は、今では珍しくないですよね。
テレビをつければ、たくさんのモデル出身の女優が活躍しています。
テレビを見ていて「この人は誰?」と気になる女優を見つけて、調べてみるとモデル出身だったということも多いでしょう。
定番となりつつあるモデルから女優への転身ですが、女優の仕事をスタートさせるタイミングは様々です。

モデル出身の女優がドラマや映画で活躍しているのを見て憧れていた世代が、女優になるために最初から「モデル出身女優」を目指して、芸能活動をモデル業からスタートして経験を積むというパターンも増えています。
もともと女優志願だけれど、芸能界に入るきっかけとしてモデルを始めたり、モデルにも女優にも興味があったからモデルとしての活動からスタートさせた人など最初から女優業を意識して「モデル出身女優」への道を思い描いている人も多いです。

他にも、本人は女優志願だけれど、所属するプロダクションの意向でモデルからスタートするパターンもあります。
また、最初は女優業に興味が無くても、モデルとして活動していく中で、女優に興味を持ち転身することを意識する人もいます。

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モデルから女優に転身するタイミング

モデルとしての仕事に限界を感じた時や、モデルだった先輩が女優として活躍している姿を見て刺激を受けたなど、モデルとして活躍しながらも、さらなるステップアップを目指すタイミングや、気持ち的に転機を迎える時に女優への転身を考える人も多いでしょう。

10代前半など、低年齢からモデル活動をしている人であれば、年齢を重ねる度に自分の目標や夢が変わっていくことは自然なことですよね。
タイミングは人それぞれですが、雑誌のモデルの場合、それぞれの雑誌のターゲットとなる読者層に合わせた年代のモデルを採用するので、年齢的な区切りで専属モデルを卒業するタイミングがあります。
モデル活動を続けていくなら、別の雑誌の専属モデルとして活躍の場を移すのが自然な流れになりますが、モデル出身女優を目指すなら、この卒業のタイミングで女優に転身する場合が多いようです。

女優とモデルの両立

最近では、モデルとして活躍しながら、徐々にテレビなどのメディアへの露出を増やし、ある程度女優業が安定してきてから、モデルを卒業するパターンや、そのままモデルと女優を両立させる人も増えています。
例えば「non-no」の看板モデルで、女優としても活躍する新木優子さんは、2014年からモデルとして活動を始め、モデルとしてもかなり人気が高かったので、モデル出身女優としてのイメージが強いですよね。
しかし、実際は「non-no」のモデルを始める前から、女優業を始めていたそうです。
2019年にはドラマ「モトカレマニア」で高良健吾さんとW主演を務めるなど、女優としても大活躍です。

同じく、モデルと女優の仕事を両立している中条あやみさんは、2011年に雑誌「Seventeen」のモデルとして活動を始めましたが、同年にドラマ「黒の女教師」で女優デビューをしています。
2017年には「Seventeen」のモデルを卒業しましたが、同年に「CanCam」の専属モデルとなり、現在も女優とモデルの仕事を両立しています。
女優としては、映画、ドラマでも主演作品が次々に公開されるほど、女優としても人気が高まっています。

モデルから女優に転身するメリット・デメリット

モデル出身の女優として活躍していく場合、「モデル出身女優」という看板がメリットにもデメリットにもなります。
モデルとして活躍しておけば、世間に名前を覚えてもらえるきっかけも増えて、ファンとして応援してくれる人もできるので、女優に転身する時にも有利だと考えられます。
また、モデルとしての活動では度胸や魅せ方など、女優として活躍するために身に付けておきたいことを学べます。
特に、低年齢であれば、モデルとして活動しながら将来のためにレッスンを受けて演技の勉強をする時間に当てることができ、女優になるための準備期間にもなります。

しかし、モデルとして成功している人は、どうしてもモデルのイメージが強くなるので、ドラマを見ている人から厳しく評価されることもあります。
演技の評価が低かったり、出演した作品の視聴率が悪ければ「女優ではなくモデルだから」と酷評されてしまうことがあります。
女優としてなかなか評価されない時には、「モデル出身」という肩書が邪魔になってしまうこともありますが、その肩書に縛られず、女優として大成すれば「モデル出身」という肩書も立派なステイタスになります。
モデル出身であっても、女優の仕事をする時には真剣に芝居と向き合い、モデルではなく女優として仕事と向き合えるかによって女優への転身で成功できるかどうかは決まります。

モデル出身女優が多いファッション誌は?

女優になるための登竜門と言われるほど、たくさんの人気女優が専属モデルを務めていた雑誌を見ていきましょう。

元Seventeenモデルの女優

・榮倉奈々さん
・本田翼さん
・木村カエラさん
・新川優愛さん
・北川景子さん
・武井咲さん
・桐谷美玲さん
・水原希子さん

元CanCamモデルの女優

・藤原紀香
・米倉涼子
・伊東美咲
・臼田あさ美
・長谷川京子
・高橋メアリージュン
・山本美月

元non-noモデルの女優

・りょう
・松雪泰子
・小雪
・佐々木希
・菜々緒
・波留

他の女性誌にも、モデル出身の女優はたくさん出ていますが、ここで名前が出た人だけでも第一線で活躍する人気女優の名前が並んでいます。
女性誌のモデルと言えば、美しさやスタイルの良さ、どんな服でも着こなせる華やかさなど、同姓が憧れるビジュアルが特徴的です。
女優としてもこのような美しさは武器となるので、たくさんいる女優の中でもモデル出身の女優の人気が高いのは分かりますよね。

モデル出身で女優への転身に成功した例

モデル出身の女優として、女優への転身に成功した例をあげてみましょう。
日本を代表する女優の1人とも言われるほど「女優」のイメージが強い松嶋菜々子さんも、実はモデル出身です。
1992年から女性ファッション誌「ViVi」の専属モデルとして活躍していましたが、1996年のNHK連続テレビ小説「ひまわり」のヒロインに抜擢されてから、「GTO」「やまとなでしこ」「家政婦のミタ」など、出演するドラマが次々に大ヒットして、人気女優の仲間入りを果たしました。

「好きな女優ランキング」などでは、常に上位をキープし、男性からも女性からも人気の高い新垣結衣さんもモデル出身女優の1人です。
2001年からティーン向け雑誌「二コラ」でモデルとして活躍していました。
2005年には女優デビューを果たし「リーガルハイ」「逃げるは恥だが役に立つ」など話題のドラマに出演して着実にキャリアを積んでいます。
新垣結衣さんが出演するドラマは注目度が高く、出演オファーが殺到するほど女優として確固たる地位を手に入れることに成功した例だと言えるでしょう。

最近の人気女優と呼ばれる旬な女優の中では、モデル出身女優が多くを占めるほどモデルから女優になることは当たり前の時代になってきました。
米倉涼子さんや榮倉奈々さんのように、モデル出身ならではの美しさやスタイルをキープしながらも、女優として演技力を魅せられる存在になることが、モデル出身女優として成功するために必要ようだと言えるでしょう。

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