渋谷でスカウトされやすい場所
最近は地方でのスカウトも増え、全国各地で未来のスターを探している芸能事務所も多くなっています。
中には、SNSをきっかけに大手芸能事務所からスカウトされるケースもあります。
そんな中、芸能人のスカウトで有名な渋谷や原宿は、今も変わらず「スカウトの定番の場所」として知られています。
多くの人が集まる渋谷ですが、その中でも特にスカウトが多い場所、スカウトされやすい場所を紹介していきます。
公園通り
渋谷パルコや、ディズニーストアなど、若い世代に人気のファッションビルや飲食店が多い公園通りは、スカウトが多いことで知られています。
109
109周辺と言えば、ギャルが多いため、ギャル雑誌などのスカウトが多いとも言われていますが、学生が集まりやすい場所でもあるため、芸能事務所のスカウトも多いスポットです。
センター街
渋谷でも有名な「センター街」を歩いていてスカウトされた人はかなり多いです。
ファーストフード店やゲームセンターなど、比較的若い世代が集まる店が集中しているため、この場所でスカウトをする芸能事務所は多いと言われています。
渋谷でスカウトされやすい時間帯は?
渋谷に限らず、芸能事務所がスカウトしたい対象は、基本的に10代の若い世代です。
もちろん、20代でスカウトされた人もいますが、芸能人を売り出すには時間がかかるため、基本的には、育成や売り出しにしっかり時間が取れるように、若い世代をスカウトします。
そのため、平日であれば学校が終わる時間となる夕方以降にスカウトをするケースが多いです。
しかし、22時以降となると、小中学生が減ることと、外が暗くて人の顔や雰囲気が見えづらいため、芸能スカウトの数はグンと減ります。
休日であれば、日中のスカウトが増えます。
さらに、夏休み中やゴールデンウィークなど、大型の連休には人が増えるので、スカウトを強化する事務所も増えるでしょう。
スカウトされやすいタイミング
・GWや夏休みなど長期の休み中
・平日の15時~19時頃
・休日の12時~19時頃
渋谷でスカウトされやすい人の特徴
渋谷で未来のスターを探しているスカウトマンは、どのような人をスカウトしているのでしょうか。
渋谷と言えば、ファッションに興味がある、オシャレな人が集まるイメージですが、芸能事務所が探しているのは「磨けば光る」ような人材です。
流行りのファッションやメイクで着飾っているよりも、ナチュラルなメイクやファッションで、清潔感がある人に声をかけるケースが多いでしょう。
メイクで美しく見せるよりは、透き通るような肌、サラサラの髪など、基本的な美しさを持っている方が目を引きます。
オシャレな流行のファッションに身を包んだ人が多い渋谷だからこそ、ナチュラルな魅力で目立つ方法も有効です。
また、未成年の場合は保護者と一緒にいる方が、声をかけやすいと考えるスカウトマンは多いです。
スカウトをした人が未成年の場合、名刺を渡しても保護者から連絡がくる可能性は低いため、その場で保護者にも一緒に話が出来ればスムーズなので、保護者同伴だとスカウトしやすいと考えています。
スカウトされる人の特徴
・清潔感がある
・ナチュラルなファッションやメイク
・スタイルがいい
・保護者と一緒に歩いている
・10~20歳くらいの男女
スカウトされた時の対応は?
渋谷でスカウトをされた時には、対応に注意しなければいけないこともあります。
「芸能界に興味はないですか?」「新人タレントを探していまして…」など、突然声をかけられると驚くかもしれませんが、焦らないように正しい対応もチェックしておきましょう。
スカウトされた時の対応
・名刺やパンフレットをもらう
・その場ではスカウトマンについていかない
・後日保護者から連絡をすると伝える
・写真の撮影は断る
・こちらの個人情報は伝えない
スカウトされた時の対応について順に見ていきましょう。
名刺やパンフレットをもらう
スカウトをされた時には、その事務所についてよく調べる必要があります。
後で検索できるように、名刺やパンフレットは必ず受け取りましょう。
連絡をする前に、必ず事務所の場所や所属タレントなどについて調べておきましょう。
その場ではスカウトマンについていかない
スカウトマンが名乗る名前や事務所が誰もが知る大手芸能事務所であっても、その場でついていかないようにしましょう。
名刺が偽装されている恐れもありますし、信頼できる事務所であれば、その場ですぐに契約をさせようとすることはありません。
後日保護者から連絡をすると伝える
未成年の場合、信頼できる事務所であれば、スカウトマンの方から「保護者と相談下さい」と言います。
こちらから「保護者に伝える」と言って、良い顔をしないスカウトは信用できません。
実際に未成年でなくても「保護者と一緒に行ってもいいですが?」「保護者から連絡します。」と伝えておくと安心です。
写真の撮影は断る
スカウトの時点で「写真を1枚撮らせてもらってもいいですか?」「社長に見せるために写真を撮らせて下さい」と言うスカウトマンもいます。
写真を悪用される恐れもあるので、必ず信頼できる事務所だと分かるまで、写真の撮影は断りましょう。
こちらの個人情報は伝えない
写真と同じように、住所や電話番号などの個人情報も悪用される恐れがあるため、その場で教えないように気をつけましょう。
「住所と電話番号を教えて」と言われた時に、信頼できる事務所であれば、断ってもスカウトを取り消すようなことはありません。
必ず、名刺をもらって「こちらから連絡します」と伝えましょう。
注意が必要なスカウト
芸能界からスカウトをされると嬉しくて「詳しく話を聞きたい」と、すぐに行動に移したくなる人も多いでしょう。
しかし、渋谷や原宿など、人が多く集まる場所には、悪徳なスカウトマンが紛れていることもあります。
「君ならすぐにデビューできるよ」
「人気雑誌のモデルになれる」
など、甘い言葉でスカウトをされたけれど、実際には「大金をだまし取られた」「露出の多い衣装で写真を撮られた」などの被害も報告されています。
そこで、悪徳なスカウトに騙されないように、注意しておくポイントも確認しておきましょう。
【注意が必要なスカウト】
契約を急かすスカウトマン
スカウトに対して「考えさせてほしい」と言うと「今日契約すれば、すぐに入れる撮影がある」「今契約を決めれば、登録料が半額になる」など、その場ですぐに契約を決めさせようとするスカウトマンは詐欺の可能性が高いです。
大手芸能事務所の場合、契約を急かすことはありません。
契約を早く決めさせようとするスカウトを受けても「親に相談する」と言うなど、すぐに判断できないとはっきり伝えましょう。
名刺やパンフレットを持っていない
信頼できる芸能事務所のスカウトマンは、必ず名刺やパンフレットを持っています。
名刺を渡さないスカウトマンには「お名刺を頂けますか?」と聞いてみましょう。
さらに悪徳なスカウトでは、名刺を偽装しているケースもあります。
名刺に書かれている会社名や所属タレントが嘘だったという例もあるので、名刺を受け取った場合、必ずその事務所について詳しく調べておきましょう。
渋谷でスカウトされた芸能人
最後に、渋谷でスカウトされ、人気芸能人になった人を紹介します。
榮倉奈々
中学3年生の時に、渋谷の109前でスカウトされ、芸能界入りした榮倉奈々さん。
その後、雑誌「SEVENTEEN」の専属モデルに抜擢され、現在も女優として大活躍です。
若槻千夏
17歳の時に、友達と遊びに来ていた渋谷の109前でスカウトされ、芸能事務所に所属しています。
レースクイーンやグラビアアイドルとして活動し、現在もバラエティ番組で大活躍しています。
林遣都
滋賀県出身の林遣都さんは、中学3年生の時、修学旅行中に渋谷駅のホームでスカウトされています。
たまたま訪れていた数日間の、2分おきに電車が走る駅のホームで、事務所のスタッフに見つけられた奇跡のようなスカウトエピソードですね。
福士蒼汰
友達の付き添いとして、初めて渋谷に行った時に、たまたま声をかけられて、雑誌の撮影に参加し、掲載された写真を見た事務所からスカウトされ、俳優デビューしています。
渋谷には有名な芸能事務所も多く、スカウト目的以外にも、たまたま通りかかったスタッフが声をかけることも多いようです。
「スカウトで芸能人になりたい」と考えている人には、渋谷はおすすめのスポットです。