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鈴木亮平の俳優デビューとは?ドラマ西郷どんがブレイクのきっかけ?

2020.12.09 / エンタメ, 俳優

鈴木亮平のプロフィール

俳優の鈴木亮平さんと言えば、出演するドラマによって様々な顔を見せてくれる演技派俳優というイメージが強いのではないでしょうか。
過去の出演作品でも、かなりコメディ要素が強い作品から、シリアスな役柄まで、幅広く演じています。
今や主演作も多数ある鈴木亮平さんですが、デビュー作や俳優になったきっかけなどについて紹介していきます。
まずはじめに、鈴木亮平さんのプロフィールから見ていきましょう。

鈴木亮平 プロフィール

・生年月日 1983年3月29日
・出身地  兵庫県西宮市
・身長   186㎝
・血液型  A型

兵庫県西宮市出身の鈴木亮平さんは、小学6年生の時に阪神淡路大震災を経験しており、当時、生徒会長を務めていた鈴木亮平さんは、震災の影響で校庭で行われた卒業式で答辞を読んだそうです。
多くの被害が出た震災を経験したことは、今も強く心に残っているそうです。

小学生の頃は、アニメの声優に憧れていた鈴木亮平さんでしたが、中学に進学すると映画に興味を持ち、俳優を目指すようになります。
大学進学後は、演劇サークルに入り、さらに俳優を目指す気持ちが強くなったそうです。

東京外国語大学外国語学部を卒業しており、アメリカへの留学経験もあるので、英語が堪能です。
2011年には、学生時代からお付き合いをしていた一般女性と結婚し、現在は1児の父でもあります。
仕事もプライベートも充実している様子の鈴木亮平さんですが、ここからは、デビューのきっかけやエピソードについて紹介していきます。

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鈴木亮平のデビューのきっかけとは

中学生の頃から役者になることを夢見ていた鈴木亮平さんですが、大学で所属していた演劇サークルで、実際に人前で演技をして、自分の演技を見て泣いてくれる人や、褒めてくれる人がいることに感動し、役者として生きていく決意をします。

演劇サークルで熱心に演技をしていましたが、プロになるためには行動に移さなければいけないと考え、大学在学中に芸能プロダクションや、制作会社に履歴書を送りはじめます。
しかし、この時は50社以上に応募したにもかかわらず、全て落とされてしまったそうです。
186㎝と長身な鈴木亮平さんは、キャスティング会社からモデル事務所を紹介されます。
そして「友近亮平」名義でモデル活動を始め、2006年には東レとデサントが共同開発した、男性用水着をPRする「初代水着キャンペーンボーイ」に抜擢されます。
ちなみに「友近亮平」という芸名は、答辞好きだった芸人「友近」さんから取って付けたそうです。

俳優デビューよりも、モデルデビューが先だった鈴木亮平さんですが、演技学校のアクターズクリニックに所属して俳優を目指しており、モデルデビューと同じ年にテレビドラマ「レガッタ~君といた永遠~」で俳優デビューも果たします。

鈴木亮平の俳優デビューエピソード

鈴木亮平さんが俳優デビューを果たしたのは、2006年にテレビ朝日系で放送されたドラマ「レガッタ~君といた永遠~」でした。
速水もこみちさん主演で、相武紗季さんがヒロインを演じていたドラマに、「レガッタ~君といた永遠~」で高校生役として出演していましたが、まだまだ鈴木亮平さんの出演回数は少なく、このドラマに出演していたことを知らない人も多いかもしれません。

そして、鈴木亮介さんの映画デビュー作となったのが、2007年に公開された映画「椿三十郎」でした。
1962年に黒澤明さんが監督を務め、公開された映画のリメイク版となります。
リメイク版では、森田芳光さんが監督を務めていますが、鈴木亮平さんは学生時代から森田芳光さんの大ファンで、バイト先に常連として訪れる映画スタッフの客に、森田芳光さんのサインをもらってもらったこともあったそうです。
いつか森田芳光さんの映画に出ることを夢に、役者の道を歩き始めた鈴木亮平さんに「椿三十郎」のオーディションのチャンスが巡ってきました。
鈴木亮平さんは、そのオーディション合格者となった7人の中の1人に選ばれ「椿三十郎」への出演を果たします。
映画の打ち上げで、以前サインを書いてもらった本に2つ目のサインを書いてもらったそうです。
とても夢のあるエピソードですよね。

鈴木亮平がブレイクしたきっかけ

俳優デビュー後は「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」「メイちゃんの執事」など、話題の連続ドラマに出演する機会も増えます。
そんな中、鈴木亮平さんがブレイクしたと言われるのが、2014年に放送された、NHK連続テレビ小説「花子とアン」でヒロインを演じた吉高由里子さんの夫・村岡英治役です。

実は「花子とアン」に出演する前年にあたる2013年に「HK 映画変態仮面」で主演を務めていた鈴木亮平さん。
脚本協力として小栗旬さんが参加したこの作品で、女性もののパンティーを被ると、変態仮面に変身してしまう主人公の高校生・色丞狂平を演じています。
ギャグ要素の強い内容であり、露出度の高い衣装を身に付ける役でもあったので、話題となりましたが、超筋肉質の主人公を演じるために、15㎏の減量をして、肉体改造を行ったことで、ストイックな役者として鈴木亮平さんに注目が集まるきっかけになりました。

その翌年に放送された「花子とアン」では、ヒロインをリスペクトしながらサポートする夫役を演じ「変態仮面」とのギャップが、鈴木亮平さんの演技力をより際立たせる結果となりました。

さらに、2018年には、大河ドラマ「西郷どん」に主演することになり、晩年の西郷隆盛を演じるために、体重を100㎏まで増やしたそうです。
ストイックな役作りで、見事に西郷隆盛を演じた鈴木亮平さんですが、共演していた渡辺謙さんからも「俺の目に狂いはなかった」と言われるほど、エネルギッシュで情熱的な演技をみせてくれました。

鈴木亮平さんは、役に合わせてストイックな役作りをすることで有名で、2015年に公開された映画「俺物語!」でも、主人公の巨漢男子・剛田猛男を演じるにあたり、なんと体重を30㎏も増やしたそうです。

鈴木亮平の俳優としての活躍

NHKの大河ドラマでも主演を務めるほど、俳優として成功を収めた鈴木亮平さんですが、2020年に出演したTBS系連続ドラマ「テセウスの船」では、未来からタイムスリップをしてきた青年の父親・佐野文吾役を演じます。
この作品でも、父親らしい優しい男でありながら、実は犯人なのではないかとハラハラさせるようなシリアスな演技で、ストーリーを盛り上げました。

映画では、2020年5月に公開予定だった「燃えよ剣」が、新型コロナウイルスの影響で公開延期となっております。鈴木亮平さんは、近藤功役で出演しています。

役者仲間の中でも「役者バカ」と言われるほど、演技が大好きで情熱を持って取り組んでいる鈴木亮平さんですが、いつしかそんな姿に心を掴まれて、鈴木亮平さんの出演作品を楽しみに見ている人も多いのではないでしょうか。
学生時代から、ブレることなく演技一筋でここまで昇り詰めた鈴木亮平さん。
今後も素晴らしい演技力で、ファンを魅了してくれるのではないでしょうか。

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