「ファッション誌のモデルになりたい！」
オシャレに敏感なあなたなら、一度はその夢を描くのではないでしょうか？
「でも、モデルになりたいけどスタイルが抜群なわけではないし・・」
そんな悩みを持って、モデルになることを諦めようとしていませんか？
モデルには様々な種類があり、そこで必要となってくる人材も様々です。
ここでは、
・モデルの種類
・雑誌モデルの募集情報
・ファッション誌のモデルへデビューする道のり
これらを詳しくご紹介します。
Outline
1.雑誌モデルの仕事って？
モデルの仕事といっても具体的にどのような仕事をするのでしょうか？
ここでは、モデルの仕事を種類別にご紹介します。
モデルの種類
①専属モデル
②読者モデル
1-1.専属モデル
専属モデルとは、その雑誌に専属で契約するモデルを指します。
専属モデルの役割は、モデルの顔として雑誌の価値を上げるだけでなく、その雑誌で扱っているブランドのイメージキャラクターとしてブランドの衣装をより美しく見えるように着こなすことです。
専属モデルに求められる要素として、
・スタイル
・容姿
・清潔感
・・など様々なものがブランドの広告塔として求められます。
そのため、ほとんどのモデルが事務所やモデルエージェンシーに所属するプロのモデルです。
ブランドイメージを損なわないために、より完璧で憧れをもたれるようなカリスマ性のあるモデルが求められています。
1-2. 読者モデル
読者モデルとは、プロのモデルとしてではなく一般人（つまり読者）が雑誌のモデルとして仕事しているモデルを指します。
読者モデルの特徴は、モデル業で生計を立てている人ではなく、普段は学生やOLをやっている人が誌面に出ているというのがプロのモデルとは大きく違う点です。
プロのモデルと違い読者モデルは身近な存在として読者から親近感を持ってもらえるほか、初々しさもウリになるため多くの雑誌で頻繁に募集されています。
そのため、読者モデルの仕事とはブランドのイメージキャラクターとして活躍するというよりは読者から親しみを持ってもらい、雑誌の商品を買ってみようと思ってもらうのが仕事です。
現在最前線で活躍しているプロのモデルの中には読者モデル出身の方も数多くいるため、モデル業界への登竜門であると言えます。
一般人を起用することで雑誌に親しみを持ってもらい、真似したくなる気持ちを高めることが読者の購買意欲を高めるために必要になってきます。
POINT
一般人が親しみが持てること。
そして読者から、「可愛い！真似したい！」と思われることが読者モデルには必要です。
プロのモデルに比べてスタイルや体重制限が緩いのもポイントのひとつです。
1-3.なぜ読者モデルがいるの？
プロとして活躍するモデルがいる一方で、なぜ読者モデルというものがいるのでしょうか？
その理由は2つあります。
読者モデルがいる理由
①自分たちに近いリアルを持っている
②ギャラが安い
①自分たちに近いリアルを持っている
先ほどご説明したように、読者モデルは親しみやすいというのがあります。
プロのモデルはモデル業で生計を立ているため、一般人と比べればスタイルの良さや身長、清潔感など勝っている点があるのは当然です。
読者からすれば、自分とは明らかにスタイルが違う人がしているコーディネートはあまり参考になりません。
果たして自分も着れるのだろうか、そんな不安に駆られてしまうと思います。
そのため、一般人から読者モデルという形でスタイルが自分たちに近い人物を起用することで親しみやすく、自分でも真似できるかもという印象を与えることが出来ます。
②ギャラが安い
読者モデルはあくまで一般人であるので、ギャラがプロのモデルに比べると圧倒的に安いです。
ギャラが安い分、雑誌側もコストを削減してモデルを起用することが出来ます。
ギャラ基本的には、一回毎の支払いです。
事務所に所属していない読者モデルの場合、出版社などから「謝礼」などの名目で支払いが行われます。
実際の仕事内容や拘束時間によって金額は異なりますが、一日で約1万円前後が目安になってきます。
プロのモデルを一人起用して雑誌のクオリティを上げるよりも、それと同額で読者モデルを複数起用して雑誌の内容を濃くできるというメリットが雑誌を作る側として読者モデルが人気になっている理由です。
続いては、モデルになるために必要なことをご紹介します。
2.雑誌モデルになるためには？
モデルのお仕事については、前章でご紹介しました。
ここでは、モデルになるためにはどうすればいいの？という疑問を解決していきます。
モデルになるための方法
①読者モデルに応募する
②所属オーディションを受ける
③スカウトされる
④SNSを利用する
2-1.読者モデルに応募する
モデルになる第一歩として、雑誌ごとに募集している「読者モデル」に応募する方法があります。
読者モデルはプロのモデルと比べて『身長や体重』の制限がゆるく、応募先の雑誌も様々な種類があるため、モデルの登竜門として人気があります。
読者モデルに応募するにはインターネットで公開されている応募フォームから送信したり、雑誌内の読者モデル募集欄に沿って自身のプロフィールなどを送ります。
正確な方法は雑誌によって違うため、事前に調べる必要があります。
2-2. 所属オーディションを受ける
ファッション誌の表紙などプロのモデルとして活躍するためには、モデル事務所やモデルエージェンシーを受けることをオススメします。
オーディションに合格すれば、
・事務所からのバックアップ
・マネジメント
・レッスン
これらを受けることが出来るため、モデルとして大きく成長できます。
しかし、先ほどご紹介した読者モデルとは違い身長や体重などの制限が厳しいのも事実です。
モデル事務所に関しては別記事の、
「モデル事務所一覧｜理想のモデルになるための4つのポイント」
を参考にして下さい。
モデルとして雑誌に出ることを念頭に置くなら、事務所はしっかり選ばないといけません。
POINT
プロのモデルになるということは衣装を着こなし、スポンサーの意向に答えなければいけません。
そのために食事制限やプロポーションの管理など自分にストイックになることが必要になってきます。
2-3.スカウトされる
モデルになるためには、スカウトされるのも一つの手段です。
しかし、自分から応募するのではなくスカウトから声をかけられるためには、ある程度第一印象の容姿がよくなければなりません。
さらに、怪しいスカウトたちもたくさんいるので、騙されないように気をつける必要があります。
事務所のスカウトに関しては、
「芸能事務所のスカウトで騙されないためにチェックするべき１０項目」
を参考にして下さい。
2-4.SNSを利用する
最近ではモデルオーディションの際にTwitterやインスタグラムといったSNSのフォロワー数をチェックするところが増えてきています。
理由としては自分一人の力で自身の商品価値をどれくらい発信できるか、即ち「自己発信力」の指標になるからです。
また、SNS上で一躍有名になりモデルデビューやメディア露出を果たす方も珍しくはありません。
不特定多数の人の目に留まるにはどうすれば良いのか、自身の独創性や発想を披露する場としてSNSは最適のツールと言えます。
POINT
基本的な履歴書より、読者モデルを審査する際の審査材料に「自己発信力」が必要になってきます。
自己発信力とは、自分の事を発信する力があるかどうかです。
SNSやブログなどをまめに更新して読者に対してアプローチしていくことができるかが重要になってきます。
雑誌を購読する若者が読者モデルになって注目を集めるためには、SNSなどで常に自分を発信していかなければなりません。
3.雑誌モデルのオーディション
ここでは雑誌モデルのオーディション情報と、主なオーディションの流れや履歴書に関してご紹介していきます。
3-1.雑誌モデルのオーディション情報
ここでは、読者モデルを募集している雑誌をご紹介します。
①CanCam
「よりよい未来を、明日を信じる女のコを応援する」ことをテーマとしている雑誌。
全般的に女の子を応援するものを取り扱っており、未来に繋がるライフスタイル全般をサポートするというコンセプトがある。
随時、募集中
応募対象
自分らしい着こなしが出来る方、自分からどんどん発信出来る方など
②ViVi
流行に敏感でお洒落な１０代後半～２０代を中心に幅広く知られている雑誌。
大人ギャル、ガーリースタイルを中心に取り扱っているのが特徴。
応募対象
おしゃれ大好き、流行大好き、ViVi大好きな女性の方
③JJ
大人女子のカジュアルファッションを代表する雑誌。
ファッションのみならずメイクなどの美容情報やライフスタイルにも重点を置いている。
応募対象
18歳以上の学生･社会人女性、東京･名古屋･大阪･神戸近郊在住でJJが大好きな方
モデルのオーディション情報を集めた総合サイト。
性別を問わずオーディション情報をチェックできるため、なかなか応募先が見つからない場合はぜひとも利用してみては？
3-2.オーディションの流れ
モデルのオーディションでは一般的に下記の流れで行われます。
オーディションの流れ
①一次審査・・書類審査
②二次審査・・面接審査
③三次審査・・カメラテスト
①一次審査・・書類審査
一次審査は、履歴書を元にオーディションが行われます。
モデルとして必要になってくる身長や体重、スリーサイズを書いて自己PR欄であなたのやる気や熱意を伝えます。
自己PRに関しては、
「審査員を魅了する履歴書の自己PRを欠くための３つの手順」
を参考にしてください。
POINT
モデルはスタイルも大事ですが、それ以上に顔も重要なポイントになってきます。
そのため、履歴書の写真はかなり重要なポイントです。
オーディション写真に関しては、
「絶対合格したい人のためのオーディション写真12のコツ」
を参考にしてください。
②二次審査・・面接審査
面接やポージングを審査員の前で実際に行い、合否を決めます。
面接では自己PRで自分にはどういった強みがあるのか、それを審査員に向かってアピールします。
もちろん自己PRも重要なポイントですが、モデルにとってポージングも重要な審査基準になってきます。
オーディションの自己PRに関しては、
「オーディションに合格する自己PR作り３つのポイント」
を参考にしてください。
③三次審査・・カメラテスト
カメラの前で実際に撮影を行います。
ここでは、モデルとしての現場での臨機応変な対応力やカメラ写り、そして衣装を生かしたポージングをとれているかどうかをチェックします。
実際に、モデルとしてあなたが適性があるかどうかを最終的にチェックするのがこのカメラテストになってきます。
3-3. 履歴書
モデルになるためにはまず、書類審査に受からなければ意味がありません。
最近ではWEB応募とものも多くあります。
WEBの場合、写真と履歴書、もしくは専用に用意されている応募フォームへの記入が必要になってきます。
ここで注意すべきポイントは、モデルの書類審査において写真が重要になってくるということです。
出来るだけナチュラルメイクであることが望ましいです。
履歴書の写真に関する詳細は別記事の、
「絶対合格したい人のためのオーディション写真12のコツ」
を参考にしてください。
4. 雑誌モデルを目指すのにおすすめの芸能事務所
雑誌モデルになる方法の1つとして、芸能事務所に所属する方法があります。
雑誌モデルの専属モデルは、芸能事務所に募集がかけられる場合がほとんどなので、事務所に所属することから始めてみるのもおすすめです。
雑誌モデルになるのにおすすめの事務所を紹介します。
テアトルアカデミー
鈴木福さんや、小林星蘭さんなどが所属するテアトルアカデミーでは、小中学生の雑誌モデルなど、様々な年代のモデルも所属しています。実績のある事務所なので、モデル以外にタレント活動に興味がある人にもおすすめです。
【所属タレント】
・鈴木福、小林星蘭、谷花音、横山渉 他
エイベックスマネジメント
【所属タレント】
・生見愛瑠、江野沢愛美、Niki 他
サトルジャパン
日本人モデルだけでなく、ハーフモデル、外国人モデルも多数所属しています。
【所属タレント】
・土屋希美、那須ミラノ、希美 他
5. まとめ
ファッション誌のモデルになるというのは、「自分を表現する」だけではいけません。
衣装を着こなし、可愛く、愛されることがファッションモデルにとっての第一歩です。
みんなから愛される人になるために笑顔を大切に毎日を過ごしてくださいね。
