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芸能人として働いていく上で大事なこととは

2019.02.04 / エンタメ, 芸能人

芸能界の仕事には、一般的な職業の仕事とは異なる要素がたくさんあります。

そのため、芸能人として働きたいのであれば、必要な心構えや身につけておきたいスキルなどを意識して習得しなければなりません。事前に十分な準備をしておけば、オーディションにも前向きな気持ちで臨めるようになります。逆に不十分だと、せっかく合格したとしてもイメージとのギャップで長続きしないかもしれません。

今回は、芸能人として働くうえで大事なポイントについて紹介します。

他よりも頭ひとつ秀でた芸能スキル

演技や歌、ダンスなどは芸能スキルの代表的なものです。

本来、芸能人とは文字どおり芸能の披露を仕事とする人を指します。芸能界で働くことを希望するなら、売りとなる芸能スキルを身につけなければなりません。

したがって、オーディションを受ける前から練習しておくのが基本となります。もちろん、芸能人になってからも練習を怠るわけにはいきません。なぜなら、同じ芸能スキルを持ったライバルはすでにたくさんいますので、中途半端なレベルではなかなか現場から声がかからないからです。少しでもレベルを向上させるために、今後も努力していく必要があります。

ポイントになるのは、自信を持って「売り」といえるまで芸能スキルを磨くことです。

マルチタレントと呼ばれる芸能人もいるにはいますが、いきなり新人が目指せるポジションではありません。複数の芸能スキルを一定レベル以上にしても、器用貧乏のまま埋もれてしまうおそれがあります。

まずは、プロデューサーなどの芸能関係者の目にとまるように、売りになる芸能スキルのレベルをひとつだけ伸ばすようにしましょう。芸能スキルは複数よりもひとつだけ秀でたものがあるほうが、オーディションにも受かりやすくなります。

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周囲の言葉に耳を傾ける謙虚さ

芸能人になると、まるで偉くなったかのように勘違いするケースが見受けられます。

自分のなかにそのようなおごりが存在すると、いつまでたっても活躍できる場所を得られないかもしれません。慢心が成長の妨げになるのはもちろんですが、働くうえで必要なノウハウの吸収も遅れてしまうからです。

このような事態を避けたいなら、周りからの注意やアドバイスにしっかりと耳を傾けましょう。

そのためには、未熟な点を自覚しなければなりませんし、失敗した点について反省する必要もあります。つまり、芸能人になったあとも、十分な謙虚さを持ち続けるのは大事なことなのです。

謙虚な姿勢で取り組んでいると、自分を支えてくれている人に対してありがたいと感じるようになります。常に感謝の気持ちを持って接していると、周囲との関係も良好になってきます。その結果、いっしょに仕事をしたいと思ってもらえることが増えてきますので、チャンスに恵まれる可能性が高くなります。

また、周りの言葉に耳を傾けられることには、悩みや迷いをひとりで抱え込まなくて済むというメリットもあります。特に、新人の頃は芸能界の常識すらよくわかっていない状態なので、問題解決のヒントやサポートを得られることは重要です。

自分を信じられる精神力の強さ

周りからのアドバイスを受け入れることは確かに大切です。

しかし、芸能人として働くには、そのような柔軟性だけでなく、一本筋の通った強さも必要となります。

同じ芸能界で仕事をしている人であっても、性格や経験などにより考え方はさまざまです。したがって、アドバイスの内容も人によって異なる場合があります。自分の目指すものやポリシーが明確でなければ、そのたびに混乱してしまうかもしれません。一方、目指す方向が明確であれば、いろいろなアドバイスを参考にしつつ、自分にとってベストな方法を考えられます。

芸能人という職業柄、有名になると多かれ少なかれ誹謗中傷を受けることもあるでしょう。

パソコンやスマートフォンを使うのであれば、嫌でも目にしてしまうリスクが高まります。慣れないうちはショックを受けやすいですが、目にするたびに落ち込んでいては話になりません。負けないように気を強く持つことが大事です。

大物の芸能人でも誹謗中傷を受けることはよくあります。

誹謗中傷は人気のバロメーターと思えるぐらいの図太さを持たないと、芸能人として長く仕事を続けるのは難しいでしょう。また、浮き沈みが激しい職業であるという点からも、一喜一憂しない強い精神力が求められます。

芸能人に必要なのはプライドよりもプロ意識

プロ意識を持つのも芸能人にとって大事なことです。

プロとしての自覚が不十分だと、やる気のなさや不満がふとした言動に表れてしまいます。

たとえば、仕事を依頼されても、自分のやりたい内容ではない場合もあるでしょう。だからといって、演技に熱が入らなかったりダンスにキレがなかったりすると、仕事のクオリティが下がりかねません。そうなると評判が悪くなり、依頼が来なくなることもありえます。

反対に、どんな仕事でも責任感を持って取り組んでいると好感を持たれやすいですし、専門外のジャンルで才能が開花することも珍しくありません。つまり、高いプロ意識を持って働ける人のほうが、芸能界で残っていく確率が高いということです。

また、自意識過剰をプロ意識と誤解しないように注意する必要があります。

プライドが高いだけで実力が伴っていない人は、ただのわがままにほかなりません。そのような人と付き合いたいと感じる人は少ないので、次第に周りが離れていきます。孤立してから過ちに気づいても、見放した人たちを振り向かせるのは簡単ではないでしょう。そうならないように、普段からプロとして何が必要なのかを考え、スキルを伸ばしたりセンスを磨いたりすることが重要です。

大事なことは光る個性の見せ方

活躍している芸能人の多くは強い個性を持っています。

以前はパッとしなかったのに、「天然キャラがおもしろい」「モノマネが似ている」などの個性が目立つようになり、ブレイクするケースも少なくありません。

つまり、芸能人として仕事を得ていくには、ほかとは違う何かを持っていることが重要です。

個性が強すぎる場合は次第に飽きられてしまい、いわゆる一発屋になってしまう場合もあります。とはいえ、無個性のほうがよいわけではありません。そもそも無個性だと、キャスティングの選択肢にすら入れてもらえないおそれが高いからです。まずは、日の目を見ることが重要であり、そのきっかけとして光る個性は欠かせません。

そういわれても、自分にはアピールできる個性がないという人もいるでしょう。

その場合は、長所だけでなく欠点や短所にも注目することが大切です。芸能人の仕事では、マイナスの個性も見せ方次第でプラスの個性になりえます。たとえば、考えるのが苦手で的はずれなことばかりいうのであれば、天然キャラという個性へ置きかえることが可能です。

先入観を捨てて光りそうな個性を探し、多くの人の興味を呼ぶような見せ方の工夫をしましょう。

足りないものはスクールで身に付けよう

芸能人として働くうえで大事なことは数多くあります。

もちろん、芸能界に入ってから教育を受けられるケースもありますが、できるだけオーディションを受ける前に習得しておくのが望ましいでしょう。審査員に好印象を与えやすくなりますし、合格後のスタートもスムーズになります。

しかし、芸能人に何が大事なのかという情報は、世間にはあまり出回っていません。

もし情報を入手できたとしても、独学だけで身につけるのは難しいのが実情です。特に、芸能人にとって重要なスキルやプロ意識は一朝一夕では習得できません。それらは、芸能界に精通している人のもとで計画的に学ぶのが一番です。芸能スクールに通えば、芸能界に精通した講師から充実した指導を受けられます。

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