赤ちゃんの笑顔を引き出すには
赤ちゃんが喜ぶ姿は、表情も可愛くずっと見ていても飽きませんよね。
しかし、写真を撮る時など、笑顔を見せてほしいタイミングで、赤ちゃんの笑顔を引き出すのに苦労しているパパやママも多いのではないでしょうか。
また、おじいちゃんやおばあちゃんなど、身近な人にも赤ちゃんが喜んでいる姿を見せてあげたいと思いますよね。
可愛い笑顔を見るために、赤ちゃんを喜ばせる様々な方法を紹介していきます。
赤ちゃんを喜ばせる音楽
赤ちゃんを喜ばせる方法の1つ目は、音楽です。
メロディーのついた音楽だけではなく、身近にあるものの音などでも赤ちゃんは反応して喜ぶことも多いです。
テレビを付けていると、決まった教育番組やCMを見て、赤ちゃんが反応することはありませんか？
赤ちゃんは高音の音や音楽を好む傾向にあります。
高音は周波数も高く、赤ちゃんの注意を引くことができるので、テンポがよく音の高い音楽や、高い音が出る楽器を鳴らすと喜ぶ赤ちゃんは多いです。
泣いている赤ちゃんを泣きやませる音には、ビニール袋をグシャグシャっとする音や、掃除機の音が有名ですが、赤ちゃんを喜ばせたり笑わせたりするには、楽器の音や動物の鳴き声に良い反応を見せてくれる場合が多いでしょう。
最近では、赤ちゃんが喜ぶ音楽や音が、たくさん録音されているアプリを効果的に使うパパやママも増えています。
外出先で赤ちゃんがぐずった時にも便利なのでおすすめです。
また、赤ちゃんの好きな曲ばかりではなく、パパやママが好きな曲を楽しそうに聴きながら口ずさんでいる様子を見て喜んでくれる赤ちゃんもいます。
赤ちゃんを喜ばせる動き
赤ちゃんを喜ばせる方法の2つ目は、動きです。
例えば、赤ちゃんをあやす方法として昔から知られている「いないいないばあ」も、手で隠れた顔が、手を広げれば見えるという単純な動きに、赤ちゃんは「楽しさ」を感じます。
「いないいないばあ」でも、赤ちゃんはびっくりする感覚を楽しんでいるので、同じように赤ちゃんの後ろから「ばあ」と現れたり、お気に入りのぬいぐるみが「ばあ」と箱の中から現れるなど、赤ちゃんは楽しく驚かされるのが大好きです。
しかし、大きな声で「わっ！」と言うなど、ドキッとするほどびっくりさせてしまうと赤ちゃんが泣いてしまうこともあるので注意しましょう。
反対に、赤ちゃんが何か声を出した時に、パパやママが大げさに「わぁびっくりした！」と声をかけると大喜びする赤ちゃんも多いです。
パパやママの反応が楽しくて、何度も繰り返す赤ちゃんもいますよ。
他にも抱っこをして「たかいたかい」をしたり「くるくる」回る動作も赤ちゃんが大好きな動きです。
まだ赤ちゃんの時には、あまり激しく動いてしまうと、刺激が強すぎることもあります。
まだ赤ちゃんが小さい時には、抱っこしている人がスクワットする程度の動きで大丈夫です。
くるくる回るのも、ゆっくりペースでも十分楽しんでくれるでしょう。
他にも、赤ちゃんの好きな音楽でパパやママが踊っている姿を見て、赤ちゃんも嬉しそうに手足をバタバタさせるなど、身近な人の「動き」に対しても良い反応を見せてくれるでしょう。
ハイハイや伝い歩きを始めれば、赤ちゃんが自分の体も自由に動かせるようになるので、パパやママが「待て待て～」と追いかける真似をするだけでも、大声ではしゃぐ赤ちゃんも増えます。
赤ちゃんを喜ばせるおもちゃ
赤ちゃんを喜ばせる方法の3つ目は「おもちゃ」です。
赤ちゃんは、音が鳴るおもちゃや、色鮮やかなおもちゃに興味を示します。
赤ちゃんが好きなおもちゃがあれば、外出先でも赤ちゃんを喜ばせるアイテムとして役立ちます。
赤ちゃんの好きなおもちゃと言えば、振ると音が鳴る「ガラガラ」や、吹くと音が鳴る「ラッパ」などが、今も定番として人気です。
他にも、音の出る絵本は、赤ちゃんの目を引く鮮やかな色が使われており、可愛いキャラクターが描かれているのもも多く、ボタンを押すと赤ちゃんの好きな高音の音が出るので、気に入って何度も遊ぶ赤ちゃんも多いです。
伝い歩きができるようになれば、押すとカタカタと音が鳴る手押し車なら、赤ちゃんの好きな動きと音が組み合わさっており、喜んでくれるでしょう。
おもちゃで赤ちゃんを喜ばせるには、赤ちゃんの好みも関係してきます。
好きなキャラクターのぬいぐるみが好きな子もいれば、おもちゃではないリモコンや鏡などに興味を持つ赤ちゃんも多いです。
一般的な赤ちゃんが好きなおもちゃを選ぶよりも、赤ちゃんが好きなものや興味を示すものを観察しておもちゃを選ぶ方がいいでしょう。
おもちゃではないものを触りたがる場合には、危険はないか確認しておくことが鉄則です。
赤ちゃんを喜ばせるコツ
赤ちゃんを喜ばせるには、音や色、動きなど赤ちゃんの五感を刺激するものが効果的ですが、実際に何をやっても効果が無い時もあります。
何をやってもダメという時の対策方法も知っておきましょう。
赤ちゃんはパパやママが喜んでいる姿が大好きです。
赤ちゃんを喜ばせようと必死になり過ぎて、パパやママがピリピリしてしまうと、それが赤ちゃんにも伝わってしまいます。
赤ちゃんを喜ばせようと遊んでいる時には、パパやママも一緒に楽しむようにしましょう。
また、赤ちゃんは眠い時やお腹が空いた時など、機嫌が悪い時には何をやってもダメな時もあります。
そういう時には、諦めも肝心です。
少し時間をおいて気分転換に外に出かけてみたり、お昼寝をして赤ちゃんの心をスッキリさせてあげましょう。
他にも、親戚の集まりなどで、赤ちゃんが喜ぶ可愛い姿を見て欲しいと思っても、赤ちゃんにとっては、お家でのリラックスした環境とは違い、いつもは喜んでくれる方法でも、効果が無いこともあります。
特に、人見知りや場所見知りが始まっている赤ちゃんの場合、いつもの調子が出ないことも成長の一つなので、無理をさせずに赤ちゃんのペースに合わせた方が、早くその場所に慣れるでしょう。
写真撮影で赤ちゃんの笑顔を引き出す方法
普段の赤ちゃんの様子を写真に収める場合は、赤ちゃんが喜んでいる瞬間にカメラを向けることができますよね。
しかし、誕生日の記念撮影など料理やケーキと一緒に、最高の表情を写真に残したいというタイミングもあります。
撮影スタジオでのスタッフでも、ぬいぐるみやおもちゃを使って笑顔を引き出す努力をされていますよね。
自宅での撮影でも、何とか赤ちゃんを笑顔にしようとパパやママが奮闘することで、赤ちゃんの笑顔を引き出すことに成功する場合もあるでしょう。
しかし、赤ちゃんは環境の変化に敏感です。
パパとママの様子がいつもと違うと、赤ちゃんの表情が固くなってしまうこともありますので、できるだけいつも通りの環境で撮影します。
撮影する瞬間に赤ちゃんをくすぐるなどリラックスできるきっかけを作ってあげましょう。
スマホで撮影する場合には、インカメラで赤ちゃんが自分の顔を見られるようにすると、良い笑顔を見せてくれるかもしれません。
赤ちゃんの笑顔を引き出すには、家族みんなでリラックスして楽しむことが大切だということですね。
赤ちゃんを喜ばせる方法を見つけて、赤ちゃんのいる生活をより楽しいも時間にしましょう。
