ドラマ「ブザー・ビート～崖っぷちのヒーロー～」の魅力やキャスト・あらすじを紹介

ドラマ「ブザー・ビート～崖っぷちのヒーロー～」とは？

ドラマ「ブザー・ビート～崖っぷちのヒーロー～」は2009年にフジテレビ系の月9枠で放送されました。
脚本は「あさが来た」や「きみはペット」などの脚本で知られる大森美香さんです。
平均視聴率は14.4％で、全話安定した視聴率を記録しました。
第62回ザテレビジョンドラマアカデミー賞最優秀作品賞など多数の賞を受賞しています。

「ブザー・ビート～崖っぷちのヒーロー～」のキャストは？

主演の山下智久さんを筆頭に、人気俳優・女優の活躍が話題となったドラマ「ブザー・ビート～崖っぷちのヒーロー～」のキャストを紹介します。

ドラマ「ブザー・ビート～崖っぷちのヒーロー～」のキャスト一覧

・上矢直輝役・・・山下智久
・白河莉子役・・・北川景子
・七海菜月役・・・相武紗季
・海老名麻衣役・・・貫地谷しほり
・秦野秀治役・・・溝端淳平
・代々木廉役・・・金子ノブアキ
・守口修斗役・・・青木崇高
・春日部良夫役・・・金田哲
・松山亮介役・・・川島章良
・上矢優里役・・・大政絢
・上矢真希子役・・・真矢みき
・川崎智哉役・・・伊藤英明
・宇都宮透役・・・永井大
・足利国光役・・・小木茂光

ブザー・ビート～崖っぷちのヒーロー～のあらすじ1～4話（ネタバレあり）

主人公の上矢直輝（山下智久）はプロバスケットボールチーム「JCアークス」の選手で、学生時代の活躍が評価され入団したものの、実力を発揮できずにもどかしい日々を送っています。
一方、音楽大学出身の白河莉子（北川景子）は、書店でアルバイトをしながらバイオリニストになる夢を追いかけています。

1話

あるオーケストラのオーディションを受けた莉子は、演奏中にバイオリンの弦が切れてしまい、不合格になってしまいます。
一方、直輝が所属する「アークス」は、プレーオフ進出がかかる試合に勝利し、直輝も祝勝会に参加することに。
しかし、会場に向かうバスで直輝は携帯を落とし、同じバスに乗っていた莉子と親友の麻衣（貫地谷しほり）が拾います。
莉子が携帯を手にすると、直輝のヘッドコーチ・川崎（伊藤英明）から着信がありました。
直輝の携帯電話を受け取ることになった川崎は、携帯を届けに来た莉子に一目ぼれをします。
直輝は、恋人で「アークス」のチアリーダーでもある菜月（相武紗季）に、優勝したら結婚して欲しいと伝えていました。
しかし、直輝は全く活躍できず、チームもプレーオフから敗退します。
さらに直輝は「アークス」から、来シーズンの契約は年棒を30％ダウンだと厳しい条件を突き付けられます。
ある日「アークス」がチームの補強のために、獲得を考えている代々木（金子ノブアキ）がチームの見学に訪れます。
直輝は廉に挑発されて1on1で勝負をし、菜月が見守る中で負けてしまいます。
廉や菜月は「アークス」のチームメイトたちと飲みに行き、先に帰る菜月を追いかけた廉は抱き寄せてキスをします。
何も知らない直輝は、遅れてやってきて、足利（小木茂光）に「アークス」との契約更新をお願いします。
一方、莉子は憧れの音楽プロデューサー・中西（鈴木一真）から、クラシカルバンドのメンバーに誘われ、喜んでオーディションに参加します。
しかし、中西に会いに行くと脱ぐように言われ、中西の目的を察した莉子は中西を殴ってしまいます。
その夜、直輝がいつも練習している公園に立ち寄ると、莉子がバイオリンを練習していました。
初対面の直輝のシュートを褒めた莉子に対し、直輝は素直に喜び、プロの選手として上手くいかない胸の内を話します。
莉子は「私が最初のファンになる」と宣言します。

2話

直輝が練習に使用している公園は、莉子と麻衣がルームシェアをしているマンションのすぐ前にあります。
莉子と麻衣は川崎に誘われ、食事に行くと、川崎が連れて来た「アークス」のキャプテン・宇都宮（永井大）に麻衣は一目ぼれします。
川崎は、莉子を2人きりのデートに誘い、突然キスをして「好きだ」と告白します。
ある日、直輝に誘われて練習試合を見に来た莉子と麻衣でしたが、直輝は途中から試合に出場したものの、全く良いプレーができません。
それを見ていた莉子は、居ても立っても居られず「何怯えてるのよ！バカ！」と叫びます。
それを聞いた直輝は、別人のように活躍します。
試合後、いつもの公園で莉子は、直輝にひどいことを言ったことを謝りました。
しかし、直輝は莉子のおかげで活躍できたことを感謝し、莉子が見ていると強くなれる気がするから、公式戦も見に来て欲しいと言います。
2人は、ここで初めてお互いの名前を伝え合います。

3話

ある日、莉子と麻衣がアルバイトをしている書店に「アークス」の秀治（溝端淳平）がやってきます。
麻衣は、秀治に宇都宮のことを調べさせることに。
菜月は、先日の練習試合の前に「試合で直輝よりも点を取ったら、俺と付き合って欲しい」と言った廉のことが気になっていました。
菜月の部屋を訪れた直輝に「結婚したい」と伝えた菜月でしたが、今の自分では無理だと答える直輝に対し、素直に引き下がります。
しかし、内心穏やかではない様子です。
数日後、菜月との約束が突然キャンセルになった直輝は、莉子と一緒にいつもの公園に立ち寄り一緒にお酒を飲みながら語り合います。
その時、公園にゴミを不法投棄した男に腹を立てた莉子は、走って追いかけてしまい気分が悪くなります。
仕方なく莉子を部屋に送り、フレンチトーストを作ってから直輝は帰りました。
ある日、麻衣がフルートの演奏で出演するコンサートに、川崎が「アークス」のメンバーを連れて見に来ました。
コンサートが終わり、皆で飲みに行った席で、莉子は直輝に酔っぱらって迷惑をかけたことを詫びます。
その時、川崎はみんなに莉子のことを自分の彼女だと紹介してしまい、驚く直輝。
そこに菜月を含めたチアのメンバーと廉が現れます。
直輝の参加する席でも菜月を意識する廉に対し、迷惑だと突き放す菜月。
体調が悪いから先に帰ると言う菜月を気遣った直輝は、送っていきます。
しかし、菜月の家でお粥を作る直輝に対し、今まで本音を隠して理解ある彼女を演じてきた菜月は「こんなことを求めているのではない」と言い、直輝のプライドに付き合わされていることに対する不満をぶつけます。
翌日「アークス」のメンバー、チアのメンバーと莉子と麻衣は海に遊びに来ています。
麻衣に宇都宮の情報を報告する秀治が、住む場所に困っていると知った麻衣は、宇都宮のさらなる情報収集のために、莉子とルームシェアする部屋に秀治も住ませることに。
一方、直輝は莉子に対し、川崎は尊敬できる存在で、恋人におすすめだと言います。
この時、海には来ていなかった菜月は廉と一緒にいました。

4話

菜月に言われた言葉を気にしている直輝は、夜に菜月の部屋を訪れます。
菜月は昨夜のことを謝り、直輝も自分を見つめなおすきっかけになったと言い、2人は仲直りをします。
しかし、その時、直輝はベッドの下にアームバンドが落ちているのを見てしまいます。
莉子は、直輝の携帯電話が、自分がバスで拾ったものだと気付き、密かに運命を感じながらも気持ちを隠しています。
ある日「アークス」はスポーツフェスタに参加し、グッズ販売やファンサービスを行っていました。
莉子と麻衣も遊びに来て、グッズを見ていると、莉子は直輝のグッズが売れ残っていることに気づき、直輝のキーホルダーを購入します。
一方、直輝は廉が菜月の部屋で見たアームバンドをつけていると気付き、菜月を問い詰めますが「落とし物を預かっただけ」とはぐらかされます。
莉子は、ショッピングモールでのミニコンサートで演奏をしています。
買い物に来ていた直輝は、一輪のひまわりを買い、演奏を終えた莉子に渡そうとしましたが、そこに大きな薔薇の花束を持った川崎が来たのを見て、直輝は近くにいた子供にひまわりをプレゼントして帰ります。
その後、公園にいた莉子は直輝に「子供からひまわりをもらった」と嬉しそうに話します。
お互いに夢を諦めずに頑張ろうと話した後、直輝がロッカールームに忘れ物を取りに行くと、そこには廉と菜月がキスをする姿が。

ブザー・ビート～崖っぷちのヒーロー～のあらすじ5～8話（ネタバレあり）

5話

何も言わずに立ち去る直輝を、菜月は追いかけて必死に謝りますが、直輝は受け入れられません。
いつもの公園に向かった直輝は、そのままベンチで眠ります。
翌朝、バイオリンの練習のため公園に来た莉子は、直輝に気付いて寝顔の写真を取りますが「好きになったら、友達ではいられなくなる」と写真を消してしまいます。
一方、秀治のはからいで、宇都宮と少しずつ距離を縮めた麻衣は、いよいよデートをすることに。
翌日「アークス」メンバーは合宿に向かいます。
合宿には菜月も同行しており、直輝と話し合いをすることに。
廉に合う前から直輝に不満があったけれど、別れたくはないと言う菜月。
しかし、直輝は菜月のことを本当に好きだったと伝え「今までありがとう」と別れを告げて去ります。
その夜、莉子は直輝に電話をかけて「バイオリンを聞いてほしい」と頼みます。
音色を聞いているうちに涙があふれだした直輝、莉子はその様子に気付きましたが、直輝は電話を切ってしまいます。
翌朝、直輝が練習をしていると、莉子が合宿所まで駆けつけ、驚いた直輝は抱きしめます。

6話

抱き合う2人でしたが、直輝は我に返り「びっくりした」と言うと、莉子も「友達だから放っておけなかった」とお互い素直になれません。
その後、バス停まで莉子を送る直輝の姿を、川崎は目撃していました。
合宿中、直輝は足に痛みを感じていました。
夜になると、川崎が直輝に「何か隠してないか」と尋ねると、直輝は菜月と別れたことを話します。
合宿所から戻り、メンバーから外されてばかりだと麻衣に相談する秀治は、麻衣に惹かれ始めています。
麻衣は宇都宮との進展がないことに不満を抱いていました。
直輝のことが好きになってしまった莉子は、そのことを川崎に伝えようとしますがタイミングを逃してばかりいます。
その夜、公園で足を痛めている直輝の様子を見た莉子。
いつものように楽しく会話をしていると、直輝が莉子に「友達を超えているのかな？」と言います。
莉子は直輝にキスをして立ち去ります。
川崎は、直輝に「お前を信じている」と言い残し、出張先のアメリカへ旅立ちました。

7話

アメリカに旅立つ前、川崎は莉子に会いプレゼントを渡します。
アパートに戻り、プレゼントを開けてみるとダイヤのリングが入っており、莉子は困ってしまいます。
直輝は足の痛みで病院を受診すると、関節内遊離体で手術が必要だと診断されました。
偶然直輝に会った莉子は、思わず逃げ出してしまい、直輝は追いかけます。
公園で話し合うことになり、莉子がキスしたことは忘れるから友達でいようと言う直輝。
しかし「友達とは思えない」と気持ちを伝えようとする莉子に「もう会わない方がいい」と伝える直輝。
中途半端に優しくする直輝に対し怒りをぶつける莉子。
そんな中、莉子がアルバイトで演奏しているBarで客から「最低の演奏」と言われているのを、居合わせた菜月は見ていました。
トイレで莉子に会った菜月は、莉子が直輝のキーホルダーをつけていることに気づき「友達になって欲しい」と声をかけます。
同じ時、アパートで秀治は麻衣に告白をしていました。
秀治がキスをしようとしたときに、タイミング悪く帰宅した莉子は、気遣って部屋を出ていきます。
公園で泣きながら母親に電話をする莉子の様子を、通りかかった直輝は見ていましたが、声をかけずに立ち去ります。
翌日の莉子の誕生日、秀治と麻衣が買い出しに出かけている間に、ボールの音を聞いた莉子が、窓を開けると直輝の姿が。
「もう会わないなんて言わないで」と叫ぶ莉子、直輝は莉子の部屋に行き、抱きしめてキスをします。

8話

お互いに気持ちが通じ合った直輝と莉子でしたが、アメリカに出張中の川崎が日本に戻るまでは、このままの関係でいることに。
一方、直輝と別れた菜月は、廉との関係を続けていましたが、チアの後輩・しおん（小松彩夏）と廉の関係が怪しいと感じています。
ある日の勤務中に、しおんの携帯に廉からの着信があったことに気付いた菜月。
しかし、しおんは菜月も直輝と廉を二股していたと開き直ります。
菜月は感情的にならず、落ち着いてその場を対応します。
足の痛みが落ち着き、練習に集中する直輝。
一方、麻衣は秀治との距離が近づくことを、嬉しく思う反面、これまでの関係が崩れてしまうのが怖いと莉子に相談します。
そんなある日、菜月は莉子を食事に誘います。

ブザー・ビート～崖っぷちのヒーロー～のあらすじ9～最終話（ネタバレあり）

9話

夜行バスで実家に帰省する予定の莉子は、その前に直輝と会う約束をしていました。
練習後、雨が降る中、莉子の元へ向かう直輝は、雨宿りしている菜月を見かけ、傘を渡します。
去ろうとする直輝を「行かないで」と引き止める菜月。
しかし、約束があるからと直輝はいつもの公園に向かいます。
直輝が遅れたせいで、莉子はバスに乗り遅れましたが、直輝は菜月との事は言わずに「練習が長引いた」と言います。
その時、莉子に菜月から電話が入り、菜月が直輝と一緒にいたことを聞かされ、莉子は不安になりました。
翌朝、莉子は帰省しましたが、麻衣から「最近莉子の元気がない」と聞いた直輝は、莉子に連絡をします。
しかし、タイミングが合わずなかなか話すことができません。
東京に戻った莉子は、麻衣に会うためアルバイト先を訪れると、そこに菜月がやってきます。
夢を追う直輝と莉子のことを傷の舐めあいだと言う菜月、莉子は直輝の夢をバカにする菜月を許せないと返します。
同じ日、ロッカールームで菜月のことを悪く言う廉に怒った直輝、2人は取っ組み合いの喧嘩になります。
アパートに戻った莉子は、秀治からその話を聞きます。
直輝からも会う約束をキャンセルされました。
翌日、直輝は莉子に昨日会えなかった理由を「宇都宮と話があった」と言います。
嘘をつかれて怒った莉子は、菜月のことを悪くいってしまい、直輝は菜月をかばいます。
また気まずくなってしまった2人。
莉子はバイオリンを諦めて田舎に帰ろうと考えています。
直輝が練習をしていると、菜月が来て直輝のことがまだ好きだと言おうとします。
しかし、直輝は「大事にしたい人がいる」と言い残し、莉子の元へ向かいました。
一方、莉子のアパートには、予定より早く帰国した川崎が来ていました。
莉子は、正直に直輝のことが好きだと伝え、指輪を返しますが、直輝と上手くいかない状況に辛くなって泣いてしまい、その様子を見た川崎は優しく莉子を抱き寄せます。

10話

一輪のヒマワリを持って、莉子のマンションを訪れた直輝、そこには莉子の部屋から出てくる川崎の姿が。
直輝と川崎は、公園で話すことになり、川崎は莉子が泣いていたと告げます。
それでも「莉子と一緒に夢を追いたい」と強く言う直輝に「彼女にも同じことを言われた」と言って川崎は身を引きます。
練習中、直輝は足の痛みで倒れ、病院に運ばれると、手術が必要だと言われます。
今後のためには、今活躍することが必要だと考える直輝は手術を拒否しますが、付き添った菜月に説得されます。
一方、莉子は東京音楽財団から呼ばれて訪れると、以前Barで莉子にきつい言葉を浴びせた客の姿が。
この客は財団の理事長・八尾（升毅）で、バイオリニストに欠員があり、これから1週間の努力次第で莉子を起用すると言います。
思いがけないチャンスが訪れ、莉子はすぐに直輝に連絡をしました。
見事にチャンスを掴み、コンサートへの出演が決まった莉子は、直輝が手術をしたことを麻衣から聞き、急いで病院にかけつけます。
すると、病室に菜月の姿があるのを見て、莉子はとっさに隠れます。
莉子がいることに気づいた菜月は、直輝の母・真希子（真矢みき）に「別れたことを後悔している」と泣きながら訴えます。
演奏会の日、松葉杖をついた直輝も見に来ています。
素晴らしい演奏を披露した莉子は、八尾の財団のオーケストラに入らないかと誘われましたが、直輝と離れるのが嫌で断るつもりでした。
しかし、この話を聞いた直輝から「夢を追って欲しい」と言われます。

最終話

莉子は八尾の誘いを受け、軽井沢に行く決意をします。
菜月から話を聞いた真希子は直輝に「菜月とよりを戻さないか」と聞きますが、直輝は「心から安らげる相手を見つけた」と言い、真希子も応援することに。
莉子が軽井沢へ出発する日、公園の看板には直輝からのメッセージが。
涙をぬぐいながら莉子は旅立ちます。
一方、2009年のシーズンが始まる中、直輝はリハビリに励んでいます。
半年後に復帰した直輝はチームに貢献する活躍を見せ、プレーオフ進出が決まりました。
ある日、東京に来た莉子は、偶然会った川崎から「直輝は今も莉子を想っている」と聞きます。
「アークス」のファイナル進出が決まり、菜月はもう一度直輝に「好きだ」と告白。
しかし、直輝がきっぱり断り、菜月も吹っ切れた様子です。
涙を流す菜月の元に現れたのは宇都宮でした。
宇都宮は菜月をデートに誘います。
相変わらず上手くいっている秀治と麻衣は、「アークス」の優勝が決まれば結婚をする約束をしています。
決勝戦を前に、直輝は莉子に会うために軽井沢にやってきました。
しかし、莉子の練習が終わらないまま終電の時間になり、直輝は一輪のヒマワリを残して帰ります。
決勝戦当日、軽井沢で練習をしていた莉子は、突然「行かなければいけない」と言い出し飛び出します。
試合は残り30秒、逆転をかけたフリースロー。
「ちゃんと勝ちなさいよバーカ！」
莉子の声に思わず笑みを漏らした直輝は、ゴールを決めます。
残り数秒、廉が直輝にパスを出し、直輝は見事にブザービートを決め「アークス」は優勝しました。
試合が終わり、莉子の元に駆け付けた直輝は「もう二度と離さない」と抱きしめてキスをします。