チュチュを履いたバレリーナの女の子が座っています。

ディズニーダンサーになるには?給料事情など待遇面も公開

誰もが憧れる、東京ディズニーリゾート。
エリアごとにテーマも分かれていて、メルヘンな世界観に浸れたり冒険心をくすぐられたり、いつ行っても飽きませんね。

そんなディズニーリゾートの魅力の一つが、パレード。
人気キャラクターと共に躍動感あふれるダンスをするダンサーたちに、「自分もダンサーになってゲストを楽しませてみたい!」と思ったことがある方は少なくないはず。

ディズニーダンサーになるためには、どのような方法で応募すれば良いのでしょうか?  また給料など、待遇面も気になりますよね。
ではディズニーダンサーの募集要項を詳しくご紹介します。

ディズニーダンサーになるための条件は?

ディズニーリゾートを運営しているのが、株式会社オリエンタルランド。
オリエンタルランドの公式サイトによると、1年に1度、東京ディズニーリゾートでエンターティナーとして活躍する人材を募集しています。

2022年度に募集されたエンターティナーは「ダンサー」と「キャラクター」です。

ダンサー

・東京ディズニーリゾートにて、ショーやパレードでパフォーマンスを行うダンサー

キャラクター

東京ディズニーリゾートで、キャラクターとしてショーやパレードに出演するエンターティナー

それぞれ、WEBの専門フォームから応募することができます。(2022年度の募集は締め切り)

https://ac.ebis.ne.jp/tr_set.php?argument=ehTGVVgm&ai=a5d2d4239c58d6

「ダンサー」に応募したい

「ダンサー選考」は、採用までに2つの段階があります。

エントリーシートおよびダンス動画選考⇒二次選考・・・という流れです。二次選考に合格すると、その数か月後からリハーサルに参加できるようになり、デビューはさらにその数か月後になるようです。

2022年度の審査スケジュール

【ダンサーオーディション】
・5月23日 一次審査締め切り

・6月24日までに審査結果通知

・7月15日~30日(予定) 2次審査

・10月下旬までに審査結果通知(最終合否)

・12月頃 入社(予定)

・順次リハーサル開始

・2023年4月頃デビュー(予定)

エントリーシート選考からデビューまでは、およそ9~10か月程度だと思っておきましょう。

各審査の詳細は?

・エントリーシート選考
「ダンサー選考」のエントリー方法は、WEB上から。
オリエンタルランドの公式ホームページにオーディション情報が記載されているので、『エントリーはこちらから』のリンクを探してクリックしましょう。
エントリーシートの記入と合わせて、ダンス動画の提出も必須となっています。
どちらか一方でも提出がなければ、審査対象外となるので注意しましょう。

結果は、合否に関わらず一人ひとりに通知されます。

・二次選考
一次選考では、ダンス審査・面接審査・体力チェック・コスチューム制作のための採寸が行われます。
オーディション日程を確認のうえ、当日直接オーディション会場に向かい、そこでダンスを披露します。

2022年度のオーディション会場は、オリエンタルランド舞浜本社となっています。

二次審査も、合否に関わらず、審査結果は通知されます。

<応募の際の注意事項>
年齢は18歳以上で、男女共に応募が可能です。
ダンス経験者を募集しているので、ダンスが未経験であれば、お近くのダンススクールなどで技術を身につけましょう。

募集要項では「ジャズ・バレエのほか、ストリートダンス、タップダンスなど、様々なジャンルを経験している方歓迎」となっています。

ディズニーリゾートでのショーやパフォーマンスも、様々なジャンルのダンスを取り入れているので、すでにダンス経験者の人も、ジャンルの幅を広げておくと有利です。

「キャラクター選考」に応募したい

「キャラクター選考」の選考内容も、「ダンサー選考」とそれほど変わりはありません。

選考ステップは、
エントリーシート選考⇒二次選考・・・という流れです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

2022年度の審査スケジュール

【キャラクターオーディション】

・5月23日 一次審査締め切り

・6月17日までに審査結果通知

・7月1日~14日(予定) 2次審査

・12月下旬までに審査結果通知(最終合否)

・11月頃 入社(予定)

・順次トレーニング、リハーサル開始

・2022年12月~2023年4月頃デビュー(予定)

・エントリーシート選考
エントリーシート選考は、「ダンサー選考」と同じように、WEB上の応募フォームから行われます。
いくらダンサーとしての技術があっても、書類選考の段階で不採用になってはもったいないので、しっかりと書き込んでくださいね。
キャラクター選考も、エントリーシートと合わせてダンス動画の提出が必須です。

・二次選考
二次選考は、ダンス審査、面接審査、体力チェック、コスチューム制作のための採寸です。
「ダンサー選考」と同じように、オーディション会場に出向きダンスを披露します。

すべての選考を通過したら、数か月後からリハーサルを開始します。「ダンサー選考」と同じように、数か月の練習を経てデビューとなります。

<応募の際の注意事項>
年齢は18歳以上で、性別不問です。
キャラクター選考でもダンス審査があるので、ダンスが未経験であればお近くのダンススクールなどで技術を身につけましょう。

ディズニーダンサーの給料事情公開

ディズニーダンサーたちは、ゲストたちに笑顔になってもらうことに「やりがい」を感じ、夢の世界の一員として働いています。

しかし、夢を与えるのは良いことですが、社会人として自分たちの生活も考えなければなりませんよね・・・。
では給料事情や待遇面など、ディスニーダンサーの雇用について詳しくお伝えします。

ディズニーダンサーの給料はいくら?

オリエンタルランドの公式サイトによると、ダンサーの給与は『入社時の時給は1,300円(8時以前および22時以降は時間帯手当あり)』と記載されています。
「キャラクター」の方は、入社時の時給が1,200円です。
超大型有名テーマパークにおいて第一線で活躍する演者としては、少々安い金額かもしれませんね。

ディズニーダンサーは、給料よりもやりがい重視で働いていることがほとんど。「給料はいくらでもいいからとにかくディズニーダンサーとしてみんなを楽しませたい!」と熱い心を持った方ばかりが働いているといえるでしょう。

ディズニーダンサーには契約期間がある

ディズニーダンサーとして採用されても、それがゴールではありません。
「定年まで腰を据えて働こう」と熱意を持っていても、契約期間が定められているのです。

ディズニーダンサーの契約期間は、最大1年間。自動更新ではなく、契約期間が近づいたときに双方の合意の元で延長可否を決定するのだそうです。

「それなら1年契約を毎年続ければいいのでは?」と感じるかもしれませんが、ディズニーダンサーの雇用契約は、最長でも3年間です。
※一定の審査、経験を経て、通算3年を超えた契約が可能は区分に変更することができます。

「また職探しか・・・」と落胆する必要はありません。経験や審査を踏まえたうえ、3年以上の契約が可能な職種への配属ができるそうです。
ディズニーダンサーとして第一線は引退しても、また別の仕事でゲストたちの笑顔に関われるなんて、とても夢がありますね。

ディズニーダンサーへの待遇は?

ディズニーダンサーには、様々な待遇が用意されています。
公式サイトには、このように表記されています。

・社会保険完備
・交通費支給(月上限5万円まで)
・シャワー、ロッカー完備
・昇給制度あり
・従業員食堂あり
・パーク内商品割引制度あり
・その他諸手当、特典あり

一般企業では、せめて月1万円が上限の交通費ですが、ディズニーダンサーになると月5万円までが補助されるようです。これなら多少遠方に住んでいても、交通費を気にせず毎日出勤できますね。

また、気になるのは『特典あり』の表記。
公式サイトには具体的にどのような特典なのか記載されていませんが、夢の王国を運営している会社の『特典』はとても気になります・・・!

ディズニーダンサーの勤務形態は?

平日はもちろん、土日祝など年中無休で運営しているディズニーリゾート。

しかし365日すべて出勤する必要はなく、週3~5日、実働3時間~7時間半程度の勤務が基本です。

またリハーサルの時などは、早朝勤務、残業、休日出勤などが発生することもあります。
大変ではありますが、ゲストの笑顔を思い浮かべると自然とやる気が湧いてきますね!

実はディズニーダンサーだった芸能人

ディズニーダンサー経験者が、その後ミュージカルや劇団で活躍することは多いです。
実際にディズニーダンサーをしていた経験がある芸能人を紹介します。

パパイヤ鈴木

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振付師、ダンサーとして有名なパパイヤ鈴木さんは、16歳でダンサーとしての活動をはじめ、ディズニーランドのダンサーとしても活躍していました。
この時のオーディション参加者は約1400人、合格者2名のうちの1人がパパイヤ鈴木さんでした。

古川雄大

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高校生の時に、ダンサーのオーディションのため、長野県から上京していた古川雄大さんは、芸能事務所からスカウトされたそうです。
その後、俳優を目指しながら、東京ディズニーリゾートでダンサーとして働いていました。

まとめ

ディズニーダンサーは、給料よりも「やりがい」がメインの仕事です。

訪れる私たちが、パレードを見ていて自然と笑顔になってしまうのも、ディズニーダンサーたちの「ゲストに楽しんでもらいたい!」という気持ちがストレートに伝わってくるからでしょう。

あなたも今度はディズニーダンサーとして、夢を与える側にまわってみてください!

ディズニーダンサーで夢を与えるために知っておくべき3つのこと

https://ac.ebis.ne.jp/tr_set.php?argument=ehTGVVgm&ai=a5d2d4239c58d6