収録現場のカメラ

知ってそうで知らない ディレクターとプロデューサーの違いや役割って?

2021.12.17 / 未分類

ディレクターとプロデューサーの違い

様々な業界で「ディレクター」と「プロデューサー」の2つのポジションで働いている人がいます。
しかし、この2つの違いが明確には分からないと言う人も多いようです。
はじめに、簡単にこの2つのポジションの違いを知っておきましょう。

ディレクターの役割

・企画やプロジェクトの指揮をとって進行するポジション

プロデューサーの役割

・仕事の企画やプロジェクトを考え、全体の責任を任されるポジション

全体の責任を背負うのがプロデューサーなのに対して、プロデューサーと現場で働く人たちの間に入って指揮をとるのがディレクターです。

「ディレクター」と「プロデューサー」が活躍する業界と言えば…

・テレビ業界
・IT業界
・広告業界

それぞれに役割のある人が集まって、1つの企画やプロジェクトを作り上げる職業で、重要なポジションにあたる「プロデューサー」と「ディレクター」ですが、今回はテレビ業界におけるこの2つのポジションの役割を紹介していきます。

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ディレクターの仕事内容

テレビ番組を作る現場で「総監督」として指揮をとるディレクターの仕事内容を見ていきましょう。

ディレクターの仕事の流れ

・番組の企画に必要な内容をリサーチ

・出演者やスタッフに演出イメージを説明

・収録中の全体への指示

・収録後のVTRの編集作業への参加

・番組の内容を最終確認

番組の企画が決まれば、必要に応じて取材やリサーチを行いますが、ディレクターだけではなくスタッフと一緒に、面白い番組を作るためにネタを探します。

企画と内容、撮影スケジュールが決まれば、収録の時に出演者に企画の内容を説明して、指示を出します。
カメラマンや美術スタッフ、照明・音響スタッフなど、収録に携わるスタッフへの指示も行い、収録が完了するまで、より面白い番組になるように指示しながら進行をしていきます。

収録が終われば、編集スタッフと共に、構成やテロップ、ナレーションなどを考えながらVTRを作っていきます。

テレビのディレクターの役割

ディレクターの役割は、番組を面白く演出して完成させることです。
バラエティ番組、情報番組、スポーツ番組などジャンルによって、視聴者が期待していることを理解して、魅力的な番組になるように、出演者とスタッフに指示を出します。

プロデューサーの仕事内容

次に、番組制作における責任を担う、テレビ業界のプロデューサーの仕事内容も見てみましょう。

プロデューサーの仕事の流れ

・番組の企画を決定して承認を得る

・番組の予算を組む

・タレントへの出演交渉

・スポンサーへの調整、交渉

・番組の宣伝戦略を考える

・番組の最終チェック

番組の企画はプロデューサーが単独で決めるのではなく、放送作家やディレクターが参加する場合もありますが、最終的に企画案を通すのは、プロデューサーです。

テレビ局が制作する番組も制作会社が制作する番組も、プロデューサーが統括して責任を担うため、完成した番組のVTRの最終チェックも欠かせません。

また、出演者やスポンサーを調整したり、スタッフの人事や予算の管理も任せられるため、現場で指揮をとるのは、ディレクターに任せるケースが多くなります。
番組の責任者となるプロデューサーは最終的なコンプライアンスチェックや、制作費用の確認を行います。

テレビのプロデューサーの役割

番組の企画や出演者、スポンサー、スタッフの手配など、良い番組を予算内で作るために重要なことがすべて任されます。

ディレクターとプロデューサーの給料

一緒に番組を作るディレクターとプロデューサーですが、それぞれに役割が違う2つの職業の給料も気になるところです。
テレビ業界で活躍する、ディレクターとプロデューサーの給料には、違いがあるのでしょうか。

プロデューサーの年収

・500万円~1000万円位

テレビ局に勤務するプロデューサーの場合は、全国放送の主要テレビ局であれば、40代では年収1,000万円以上、さらに責任のあるポジションのプロデューサーでは2,000万円以上稼ぐ人もいます。
しかし、制作会社に勤務するプロデューサーの場合は、年収500万円~600万円位が平均的だと言われています。

ディレクターの年収

・400万円~1,000万円位

ディレクターの場合も、プロデューサーと同じように、テレビ局勤務であれば年収1,000万円以上を稼ぐ人もいます。
制作会社で勤務するディレクターであれば、年収は400万円前後というのが一般的です。

どちらも地方のテレビ局勤務の場合は、全国区の主要テレビ局よりも、3割程度年収は低くなります。
テレビ局勤務でも制作会社勤務でも、担当した番組の評価によって収入も変動するので、仕事で結果を出す程、出世もしますし、給料も上がります。

人気番組のプロデューサー

日本にはテレビ局や制作会社で、面白い番組を作っているプロデューサーが、たくさん活躍しています。
そこで、気になる人気番組のプロデューサーを紹介します。

ゴットタン/佐久間宣行


テレビ東京の人気番組「ゴットタン」の企画を担当したプロデューサーは、最近「テレビ東京」を退職した佐久間宣行さんです。
他にも「あちこちオードリー」など多数の人気番組でプロデューサーを務めています。

アウト×デラックス/中嶋優一


フジテレビのプロデューサーとして有名な中嶋優一さんは、人気バラエティ番組「めちゃ²イケてるッ!」でアシスタントディレクターとして参加していましたが、2004年に番組内の企画「日本一周打ち上げの旅」で中居正広さんの一言により、プロデューサーに昇格しました。
「ワイドナショー」「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」「ジャンクSPORTS」など、数々の番組でプロデューサーをしています。

水曜日のダウンタウン/藤井健太郎


TBSテレビで演出・プロデューサーを務める藤井健太郎さんは、過去に放送されていた「はなまるマーケット」や「リンカーン」ではディレクターとして番組を作っていました。
「水曜日のダウンタウン」にプロデューサー(現在は演出のみ)として参加し、今最も注目のプロデューサーと言われています。

有名テレビディレクター

最後に人気番組のディレクターも紹介します。

世界の果てまでイッテQ!/古立善之


日本テレビの人気番組「世界の果てまでイッテQ!」でディレクターを務める古立善之さんは「月曜から夜ふかし」「1億3000万人のSHOWチャンネル」など、日本テレビの看板番組を複数担当しているチーフディレクターです。

ナスD大冒険TV/友寄隆英


「ナスD」として有名な友寄隆英さんは、テレビ朝日のエグゼクティブディレクターです。
プロデューサーとして番組制作に携わることもありますが、「いきなり!黄金伝説。」など人気番組でディレクターを務めていたことでも有名です。

プロデューサーとディレクターを兼任している人も多く、自ら番組に出演している有名な人も多いですね。
どちらも重要な役割となる2つのポジションが協力し合って、面白い番組が作られているんですね。

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