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会話術を磨こう オーディションで審査員を引き込む会話法とは?

会話術とは?

普段から「会話が苦手」「コミュニケーションが上手く取れない」という悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか?
どんな場面でも、相手がどんな人でも、円滑に会話ができると、良いことがたくさんあります。

会話が上手くできるように、コミュニケーション能力を身につけるためのメソッドを会話術と言います。

なにも意識しなくても、コミュニケーションを取ることが得意な人もいますが、会話に苦手意識がある人でも、会話術で、必要なコミュニケーション能力が身に付けられます。

会話術は、話す方法だけでなく、話す時の表情や、相手の話を聞く態度など、学ぶべき点はたくさんあります。
そこで、会話を磨く方法や向上させるポイントを順に見ていきましょう。

普段の生活はもちろん、芸能界を目指す人は、会話術で審査員を引き込む会話法を身に付けることができますよ。

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会話術を磨く方法とは?

会話を磨くには、実践的に会話をする方法がとても有効ですが、コミュニケーションが苦手な人にとっては、会話に自信がないのに、いろいろな人と話すのは、簡単なことではないですよね。
最初は家族や、心を許せる友人など「失敗しても大丈夫」と思える人との会話で練習してみましょう。
会話を磨く方法を紹介していきます。

①分かりやすく話す工夫をする

興味のあることや、知りたいことに関する話は、聞きたいと思いますが、何が言いたいのか分からない話を聞いていると飽きてしまいますよね。
話す内容は、分かりやすく伝えることがポイントです。

話を分かりやすくするコツ

・難しい言葉や専門用語を控える
・話を脱線させない
・伝えたいことが何かを意識する
・話が長くなり過ぎない

➁相手を楽しませる

会話を円滑にするコツは、相手を楽しませることです。
自分が興味のある話ばかりするのではなく、相手が楽しめる会話を優先させましょう。
もちろん、コミュニケーションなので、一方的に相手を楽しませることばかり考えていては、自分自身が疲れてしまい、余計に会話が苦手に感じてしまいます。
お互いに会話を楽しむために、相手を少し優先させると、相手も心を開いてくれるので、信頼関係が成り立ちます。

③話のネタをストックしておく

会話が苦手な人の多くは「何を話せばいいか分からない」「会話が弾まない」といった心配があるのではないでしょうか。
会話の内容は、焦れば焦るほど思いつかなくなるものです。
事前に、相手に聞きたいことや、最近興味のあることなどを考えて、話のネタをストックしておきましょう。
会話が弾まない時に役に立ちますよ。

④聞き上手になる

会話をする時に、自分の話ばかりが中心になってしまっていませんか?
コミュニケーションに大切なのは「聞き上手になること」です。
自分の話をする前に「最近どう?」「この前のテストどうだった?」と、相手の話から聞くようにしましょう。
また、相手から相談された時など、否定的な意見ばかり言わないように気をつけましょう。
相手からすれば、自分の意見を否定ばかりされるのは苦痛です。
否定的な意見が言いたくても、一度相手の話を聞き入れて「その気持ちも分かるけど…」と肯定することを忘れなてはいけません。

 会話術を向上させる5つのポイント

会話術を磨く方法を紹介しましたが、コミュニケーションを円滑にするためには、いくつかのポイントに注意すると、さらに向上させることができます。
会話術を向上させるポイントをチェックしてみましょう。

①目線・表情

相手の目を見て話すのは、コミュニケーションの基本ではありますが、ずっと目を見てしまうと、相手は話しづらくなってしまいます。
時々目線を外しながら、相手が話している時は、目を見て相槌を打ちましょう。
話の内容によって、表情も変えると、しっかりと話を聞いていることが相手にも伝わり、好印象です。

➁話の間

会話を円滑に進めるためには、話の間も重要です。
相槌も含めた返事は、早すぎても遅すぎても、相手は不快に感じます。
相手の話をよく聞いて、いいタイミングで返事をしましょう。
また、話題を変える時も、話している途中で「話変わるけど…」など、強引に話題を変えるのはNGです。

③相手に興味を持つ

どうしてもコミュニケーションを取るのが苦手だという場合、相手に対する興味を深めると、改善できるかもしれません。
「興味がない」「楽しくない」というネガティブな感情は、自分が思うより表情や態度に出やすく、相手にも伝わりやすいです。
意識的に、話す相手に興味を持って会話をすることで、会話が楽しくなります。

⑤返事の仕方

「ふーん」「そうなんだ」など、会話が終わってしまうような返事の仕方では、会話が弾みません。
「それからどうなったの?」など、質問形式の返事をすると、会話も続き、相手も話に興味を持ってもらえていると安心できます。

オーディションで役立つ会話術

オーディションは、一方的に自分のアピールだけですればいいわけではありません。
また、審査員からの話を聞くだけでなく、コミュニケーションを取ることも必要です。

基本的な質疑応答であれば…

質問 →「特技はありますか?」

答え →「料理が得意です。」

質問 →「得意料理は何ですか?」

答え →「ハンバーグです。」

という流れが多いですが、これでは決して印象に残る会話だとは言えません。
そこで、印象に残る会話と意識すると…

質問 →「特技はありますか?」

答え →「変わった料理を作るのが得意です。」

【POINT】・特技を「料理」と答えるのではなく「変わった料理」と変えただけで、審査員は「どんな料理だろう」と興味を持ちます。

質問 →「どんな料理ですか?」

答え →「いろいろな種類のカレーを作るのが好きです。」

【POINT】まずは、質問に答えますが、ここでこちらからも質問を投げかけます。

例えば… 「どんなカレーがお好きですか?」
「○○カレーってご存知ですか?」

このように、審査員に対し質問をして、珍しいカレーの話やエピソードに繋げます。

シンプルに特技は料理だと伝えるだけでなく、会話に繋げたことで、印象に残りやすく、コミュニケーション能力の高さもアピールできます。

しかし、オーディションは限られた時間の中で行われるので、話が長くなり過ぎないように気をつけましょう。
その場面に応じて、適切な長さの会話をすることも、会話術に必要なポイントです。

会話術向上のために日頃から心がけることとは?

日常のちょっとした行動でも、会話術を向上させる方法はあります。
突然の会話でも困らないように、普段からやっておきたいことを知っておきましょう。

①情報通になる

普段から様々な情報に興味を持ってみましょう。
特に、流行していることや、話題になりやすい時事ネタは、知っていれば会話に入りやすいですよね。

②会話を振り返る

友達などと会話をした後は、その内容を振り返ってみましょう。
その日の会話の内容から、次に会った時の話に繋がることがあります。
次に会う時に「この前言ってた話どうなった?」「悩みは解決した?」と話題を振ると、相手は「前回の話をしっかり聞いていてくれた」「今回会うまで気にかけてくれていた」と嬉しくなります。

③失敗を引きずらない

会話の途中に、うっかり失礼なことを言ってしまったり、上手く返事ができないことは誰にでもあります。
失敗を気にし過ぎると、より一層コミュニケーションに対して苦手意識が芽生えてしまうので、失敗をいつまでも気にしないように、気持ちを切り替えましょう。

会話術を身に付けるために、最も大切なことは、自分の意識から変えることです。
会話することを「嫌だな」と思うのではなく「楽しもう」と気持ちを切り替えましょう。

会話が上手い人の特徴とは? 盛り上がる会話のネタの見つけ方

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