「あの芸能人、英語話せるんだ!」
「英語話せると、何よりカッコイイ!」
英語が話せると、仕事や交流の幅が広がります。
だからこそ、小さな頃から英語環境で育ったネイティブスピーカー、バイリンガルの人を見ると羨ましくなってしまいますが、中には日々の絶え間ない努力で抜群の英語力を獲得した努力家の人たちも結構多いのです。
この記事では、ネイティブではないにもかかわらず、抜群の英語力を手に入れた芸能人をピックアップし、 エピソード付きでご紹介します。
1. Taka(ONE OK ROCK)
国内外で評価の高いONE OK ROCK。
音楽性はもちろんですが、ヴォーカルを務めるTakaさんのネイティブ並みの英語力も、人気の理由のひとつです。
しかし、留学経験はゼロ。
もちろん海外で生まれ育ったわけでもありません。
親の教育方針により、慶應義塾湘南藤沢中等部(SFC中等部)というアメリカンスクール並みに帰国子女の多い学校に通っていたため、英語力のベースはそこで築かれている可能性が高いです。
とはいうものの、ジャニーズ時代(13歳で事務所に入所)の芸能活動と並行しての学生生活の中では不十分だったようで、やはり英語の勉強にはものすごく力を入れていたよう。
そんなTakaさんですが、
「僕の英語はまだまだ。もっと勉強しなくては」
と流暢な英語で話す彼の姿からは、謙遜な姿勢と向上心の高さが伺えます。
2.赤西仁
元KAT-TUNの赤西仁さんも、独学で英語を学んだ努力の人。
・全英詞の楽曲をリリース
・海外アーティストとコラボ
…など、ジャニーズ時代とは全く異なる方向性で活躍されてます。
彼が英語の勉強をはじめたきっかけは、芸能活動を休止した際に経験した6ヶ月間のアメリカ留学。
留学を終えて帰国した彼は、それからアメリカへの本格進出を目指し猛勉強。
その結果、全米デビュー&チャートインを果たし、ワールドワイドな活躍で大きな注目を集めることになりました。
3.鈴木亮平
高校時代にアメリカへ留学し、卒業してからは東京外国語大学に通っていたという俳優の鈴木亮平さん。
彼が英語を話せるようになったのは、
「海外の作品にも出られる俳優になりたい」という強い希望があったからなのだとか。
その努力の甲斐あって、最近では英語のCMや英会話番組への出演など、英語を使ったお仕事も増えている様子。
発音もすごく綺麗で、自然な流れでこれだけ長く英文を話せるってことは、相当のスキルの持ち主だと思います。
ちなみに鈴木さん曰く「一番効果的な学習法はやっぱり海外に行って話すこと」だそう。
留学とまでは行かずとも、少なくとも日本から一歩出てみることは経験として必要かもしれませんね。
4. ローラ
「ハーフだしネイティブスピーカーなんじゃ?」と思った方もいるかもしれませんが、母国語は育った環境によって使う言語は変わってくるもの。
ハーフ=ネイティブというわけでは決してないんです。
日本とロシアのクオーターである母親、バングラデシュ人の父親から生まれたローラさんは、生まれてすぐバングラディッシュに住み、アメリカンスクールに通ったものの6歳で日本に帰国したんだそう。
ベンガル語も話せる彼女ですが、日本での生活が長いため一番得意なのは日本語で、英語は現在も勉強中なんだとか。
その甲斐あって英語での仕事も増え、ついにはあの『バイオハザード』(来年公開)からの出演オファーも!
彼女のマルチな活躍っぷりと意識の高さには目を見張るものがあります。
5.浜崎あゆみ
国際結婚を2回も経験している浜崎あゆみさんですが、ボイトレを兼ねた数ヶ月間の海外留学を経験したり独学で英語を学んだりと、メジャーデビューする前から英語の勉強に励んでいたようです。
海外ツアーも行い世界中で多くのファンを獲得している彼女、インタビュー動画では日本語を交えながら回答しているので、当時の彼女の英語力が完璧であるとは言い難いですが、堂々とインタビュアーの質問に答える姿は見習いたいもの。
その後も英語でファンとコミュニケーションを取る姿が度々報道されたり、Twitterで英文をつぶやくこともあったりと、英語と触れ合う機会を自ら得ているようです。
やはり海外進出のため相当努力されたのだと思いますが、外国人の旦那さまの影響もあって、きっとその英語力はますます磨かれているはず!?
6.渡辺謙
独学で英語力を磨きハリウッドで最も活躍した日本人俳優、といえば文句なしでこの方ではないでしょうか。
・『ラストサムライ』
・『バットマン・ビギンズ』
・『インセプション』
…など多くのハリウッド映画に出演し、タイム誌やピープル誌の表紙を飾る彼は、全ての芸能人にとって憧れの存在。
しかし意外にも、彼が英語の勉強をスタートさせたのは『ラストサムライ』の出演が決まった後なのだとか。
当時すでに40代を過ぎていたにもかかわらず、半年ほど英語漬けの日々を送ったそうです。
その結果、監督をはじめ共演者からも「日本人離れした英語」と絶賛されるほどの英語力を獲得。
当時の努力が身を結んだおかげで「ケン・ワタナベ」として世界中に認められる大スターになれた、と言っても過言ではないかもしれません。
何かを始めるのに遅すぎるということはない、ということを教えてくれますね。
まとめ
いかがでしたか?
様々なパターンの英語のうまい芸能人をご紹介してきました。
それぞれバックグラウンドは違えど彼らに共通しているのはやはり、
「世界で活躍したい」
「英語を使って仕事がしたい」
という強い想い。
これこそが英語を上達させる最大の秘訣です!
ハリウッド進出とまではいかなくても、英語を習得すれば世界は確実に広がるはず。
今回紹介した芸能人たちを見習って、早速英語の勉強をスタートさせてみては?