human-2944064_1280@2x-min

第一印象とは?オーディションでもやっぱり重要?

第一印象の意味とは?

第一印象と言えば初めて会った人を見た時の印象のことを言いますが、その中には見ためだけの印象だけでなく挨拶を交わした声、話し方などの印象も含まれます。
しかし、人間は第一印象を決める時に最も重視するのが視覚でその割合は50%を超えています。
そのため、話し始めてからよりも出会って最初に目で見た印象がその人の第一印象に大きく関わってきます。
つまり出会ってから10秒もかからずに第一印象は決まってしまうということになります。
その後長い時間を一緒に過ごせば、第一印象とは全く違っていたということもよくありますよね。
しかし、面接やオーディションなど限られた時間で勝負が決まる場面では第一印象がとても重要になってきます。

第一印象で感じることと言えば「かわいい」「スタイルがいい」など主に顔や体型などの見た目に対する印象や「暗い人」「さわやかな人」など、その人が持つ雰囲気に対する印象などがあります。
他にも「センスが良い」「清潔感がある」などの身だしなみも第一印象を左右する要素となります。
第一印象で、良い印象を持ってもらえれば相手との会話もスムーズに進みやすくなるでしょう。
特に短時間で自分をアピールしたい場面では、第一印象を意識して身だしなみや表情に気を付けることが大切です。

第一印象が大切な理由は?

誰でも初めて会った人に対して良い印象を持つことも悪い印象を持つこともあります。
その時に、印象が悪い人とはあまり関わりたいとは思わないですよね。
しかし、第一印象が良い人に対しては「話してみたい」「仲良くなりたい」と思うのではないでしょうか。
つまり、第一印象が良いと相手から興味を持ってもらえるので人間関係を築くのがスムーズになります。
オーディションや面接でも、審査する側からすれば短い時間の中で良い人材を選ぶためには第一印象で印象に残る人に注目する傾向にあります。
特にタレントやモデルなどの芸能活動をする上では、第一印象に華があり良い意味で目立って印象に残ることは重要視されます。

20160416_CTA_2

第一印象を良くするために必要なことは?

美しい顔立ちやスタイルの良さなどのビジュアルの良さだけで第一印象は決まるわけではありません。
第一印象は、その人の持つ雰囲気や性格も表します。
例えば、不安そうでつまらない表情をしていれば「暗そうな人」というネガティブな印象を持たれますし、反対にニコニコと楽しそうな表情をしている人には「明るく楽しそうな人」という印象を持ちます。
このように表情も第一印象が決まる重要なポイントとなります。

さらに、メイクやヘアスタイル、服装でもその人の第一印象は変わります。
メイクもせずにヘアスタイルもボサボサでは「清潔感のない人」という印象を持たれてしまいますし、服もシワがあったり汚れていても気にせず着ていると「だらしない人」「身だしなみが出来ていない人」という印象を持たれてしまいます。
第一印象を良くするためには、人に見られた時にどう思われるかを意識することから始めましょう。

初めて会う人との出会いの場面は、仲の良い友達と会う時とは違うということは忘れてはいけません。
相手にとっては「自分と会うために身だしなみを整えてきた人」と「だらしない身なりできた人」では大きく印象は違います。
容姿に自信がないから何をしても無駄ということはありません。
相手に好意を持ってもらえるように努力をすることで、相手に誠意が伝わり良い印象を持ってもらえるきっかけとなります。

第一印象を悪くしてしまうこととは?

第一印象が悪い人とはどのような人かと言うと「不愛想な人」「清潔感のない人」「目を合わせない人」などがあげられます。
元々人見知りで人と話すのが苦手な人は、どうしても不愛想に見られやすくなりますよね。
初めて会う人と楽しく会話をするのが難しい場合でも、相手の目を見て挨拶と返事は明るくはきはきとするように意識すれば印象は大きく変わります。
人見知りで不愛想だと言われるからと諦めてしまっては、常に第一印象を悪くしてしまう自分から抜け出せません。
人見知りだけど、精一杯相手に良い印象を持ってもらえるように努力をしている姿はとても好感が持てます。
身だしなみについても、細かい部分まで気にする人も多くいます。
男性の場合は髭が伸びていたり、靴が汚れている、女性の場合はネイルが剥がれていたりメイクやヘアスタイルが派手すぎるなどの理由で相手に悪い印象を与えてしまうこともあります。

第一印象を変える方法は?

第一印象は相手が決めることだから変えることはできないと諦めていませんか?

しかし、相手に好印象を持ってもらうために変えられることはたくさんあります。
普段、大人しくて暗い印象を持たれてしまう人は最初の挨拶だけでも声のトーンを少し上げて元気に声を発するだけで印象は大きく変わります。
実は声のトーンはその人が「話しやすい人」か「話しにくい人」かを判断する時に影響すると言われています。
初対面の時や、面接の時などは声のトーンを上げるだけで明るく話しやすいという印象に変わります。

また、挨拶をする前から暗くて消極的な印象を持たれる人は姿勢を見直してみるといいでしょう。
初めて会った時に猫背で顔もうつむき気味の姿勢だと、どうしても自信がなさそうなネガティブな印象を持たれてしまいます。
姿勢を正しく顔を上げているだけでも、ポジティブな印象に変えることができます。
また、常に姿勢を良くしているだけで自分自身も自信を持って人と接することができるようになると言われています。
特に面接やオーディションでは、座っている時も立っている時も、姿勢を意識できているかを重視されます。
鏡で自分の姿勢を確認してみるといいでしょう。
他にも、落ち着きがなく焦っているように見られやすい人はしぐさにも注意してみましょう。
話す度に手がバタバタ動いてしまう人や、何度も髪の毛を触るなどの癖がある人は要注意です。
人と話すときに身振り手振りのしぐさが多いと、落ち着きが無いと思われてしまい、相手が不快に感じる事があります。
癖で自然に動いてしまうかもしれませんが、できるだけ落ち着いて話すように心がけましょう。

他にも、第一印象が悪くなってしまう特徴として約束が守れないことも原因となります。
ドタキャンや遅刻をする人は、まだ会う前から「約束が守れない人」だと思われて印象が悪くなってしまいます。
せっかく姿勢や身だしなみに気を配っていても合う前から悪い印象を持たれてしまっては、信頼を回復するのに時間がかかります。
時間などの約束を守ることは徹底しましょう。

オーディションに第一印象を活かすには?

モデルやタレントのオーディションの場合も第一印象はとても大事です。
しかし、キャラクターの面白さなども審査対象になることがあり、第一印象とのギャップが面白いという理由で合格することもあります。
例えばクールな見た目なのに、話すとすごく陽気で面白いというギャップが合格の決め手となる場合もあるので、わざとギャップをアピールする人もたくさんいます。
しかし、ギャップを狙って第一印象をわざと悪くするのはおすすめできません。
合格したいからと言って無理をしてキャラクターを作ると、後で自分が辛くなってしまうこともあります。
第一印象は、背伸びをせずに本来の自分をよりよく見せることを意識するようにしましょう。

20160416_CTA_2