眠る女性

多忙な芸能人の睡眠時間はどれくらい?ショートスリーパーが多いって本当?

2021.08.02 / エンタメ, 芸能人

芸能人の睡眠について

多忙な芸能人は、どのようなスケジュールで過ごしているのか、気になった事はありませんか?
特に睡眠時間はしっかり取れているのか、忙しい中で十分な睡眠時間が取れていないとすれば、どうやって体力を回復しているのか、気になる芸能人の睡眠時間について解説していきます。

例えば、ある芸能人が連続ドラマの主演を演じることになれば、1クール(約3ヶ月)分の撮影を、クランクインからクランクアップまでの期間、毎日のように行います。
平均的には3~4ヶ月程の撮影期間になりますが、撮影は早朝から深夜にまで及ぶことも珍しくありません。
さらにドラマに出演しながら、ドラマの主題歌も歌うとすると、その期間にレコーディングや音楽番組の出演も重なります。
ドラマの放送日が近づけば、番組宣伝として様々なバラエティ番組などに出演します。
雑誌の取材や撮影、ラジオ番組、イベントへの出演に加え、空いた時間や移動中には、ドラマのセリフを覚えたり、その他の仕事の打ち合わせもしなければなりません。

そんな中で、一体どうやって睡眠時間を確保しているのでしょうか。
芸能人にはショートスリーパーが多いという噂は本当なのか、解説していきます。

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芸能人にはショートスリーパーが多いって本当?

ショートスリーパーとは短時間の睡眠時間でも健康な状態を保てる人のことです。
短眠者(たんみんしゃ)とも呼ばれますが、毎日6時間以下の睡眠でも問題なく生活できる人のことを言います。

実際に芸能人の中には1日に3~5時間の睡眠時間があれば、疲労回復、体力回復できる人は多く、多忙な時期でも問題なく仕事をこなしています。
通常、人間は1日に7~8時間の睡眠時間が必要とされているので、ショートスリーパーであれば、普通の人に比べて約2~5時間ほど長く起きていられることになります。
ハードスケジュールをこなしている芸能人がショートスリーパーであれば、睡眠時間が短くても多忙な時期を乗り越えられる理由として当てはまりますよね。
しかし、全ての芸能人がショートスリーパーではなく、たっぷりと睡眠時間を取りたい人もたくさんいます。
中には、睡眠時間が長い人(ロングスリーパー)も多いです。

ロングスリーパーと言われている偉人・有名人

・アインシュタイン
・水木しげる
・白鵬
・タイガーウッズ
・鬼龍院翔
・堀北真希

人気が出て仕事が増えれば増えるほど、スケジュールが過密になる芸能人は睡眠習慣を改善するトレーニングを受ける人もいます。
実際に、質の良い睡眠を取るために、生活リズムや習慣を変えて、睡眠時間が短縮されることはあります。
忙しくて時間がない人にとっては、睡眠時間を削ってでも時間が欲しいと思うでしょう。
短時間で体力が回復できる体があれば、芸能活動にもメリットは多そうですね。
次に、ショートスリーパーと言われる芸能人も見ていきましょう。

睡眠時間が短い芸能人

著名人の中でも睡眠時間が短い、ショートスリーパーの人を見ていきましょう。

武井壮

ショートスリーパーであることが、度々メディアでも取り上げられている武井壮さんの睡眠時間は、1日に45分間の睡眠を3回取るペースだそうです。
眠っている間に体力が回復できるレム睡眠の時間は、成人男性の平均で睡眠時間の20%前後だと言われていますが、武井壮さんは普通の人が7時間程度かけて取るレム睡眠の時間をたった45分間で取ることができるそうです。

明石家さんま

ショートスリーパーとして有名な明石家さんまさんは、1日の平均睡眠時間は2時間程度だったそうです。
ご本人は「常に面白いことを考えているから、テンションが上がって眠れない」と明かしていましたが、医師からも眠らない人(ショートスリーパー)だと言われたそうです。
しかし、55歳を過ぎたころから睡眠を取るように勧められ、最近は1日に5時間程度睡眠を取るようになったそうです。

芸能人に限らず多忙さを強いられる職業の人にも、ショートスリーパーは多い傾向にあります。

ドナルド・トランプ元大統領

平均睡眠時間は3時間程度で、成功する人は常に一歩先を行く必要があると考え、短い睡眠時間は自らの成功につながっているそうです。

孫正義

ソフトバンクグループの創業者・孫正義さんは、1日3時間程度の睡眠で生活するショートスリーパーです。
起業してからはもちろん、学生時代から短い睡眠時間で勉強に励み、成績は常に優秀だったそうです。

芸能界に限らず、様々な業界で成功している人や、功績を残している人にはショートスリーパーが多い傾向にあります。
何か行動を起こすためには、時間が必要なので短時間で疲労回復、体力回復できるショートスリーパーの人に有名人が多いのには納得ですね。

短い睡眠時間で体調を管理する方法

芸能人は仕事が多忙でも、プライベートも充実している人が多いと思いませんか?
友人との時間を楽しんだり、ジム通い、料理など時間を使った趣味も積極的に行い、プライベートな時間も十分に取る余裕があります。
このように時間を有効ためは、多忙で睡眠時間が取れない時には様々な方法を使って、体力を回復している芸能人も多いようです。

中でも、最も有名なのは「ニンニク注射」ではないでしょうか。
ニンニク注射の主成分はビタミンB群であり、糖質をエネルギーに変えて疲労を回復する効果があると言われています。
芸能人のようなハードワークをこなす仕事や、体のコンディションが大切なアスリートは、ニンニク注射で体力を回復する人もいます。

他にも疲労回復効果のあるサプリメントや、食事を積極的にとり入れたり、ランニングやジムでのトレーニングを行い、忙しい期間を乗り越えられるように、芸能人は体力づくりをしています。

人間の体は、睡眠時間が取れない日々が続くと、体はそれに適応して多忙な生活リズムに慣れていきます。
しかし、短い睡眠時間で良質の睡眠が取れていない場合、その時は「眠らなくても大丈夫」だと思っていても、体には悪影響を及ぼしています。
多忙でしっかりと睡眠時間が取れない生活を続けたことで、精神のバランスや自律神経のバランスが崩れ、体調を壊してしまう芸能人も多いです。

不眠に悩む芸能人

多忙がゆえに不眠症になってしまい、悩んでいる芸能人もいます。
不眠症は眠りたくても眠れないという症状なので、短時間しか睡眠を取らないショートスリーパーとは全く違うものです。
不眠症はショートスリーパーとは違い、夜間に良質の睡眠が取れず、日中眠たくなり集中力もなくなり生活に支障をきたします。
心理的ストレス、薬の影響、体調不良が原因とされていますが、忙しい芸能人は不安や悩みからのストレス、不規則な生活で生活リズムが崩れることで不眠症になる人が多いようです。
最後に、不眠症に悩まされた芸能人のエピソードも紹介しておきます。

篠田麻里子

元AKB48の篠田麻里子さんは、アイドル時代は1日平均3~4時間の睡眠時間で生活していましたが、グループを卒業後、生活リズムの変化で不眠症になってしまいました。
自律神経を整える生活習慣を身に付けて、適度な運動もするようになり、安定した睡眠が取れるようになったそうです。

向井理

俳優の向井理さんは、過去に映画などの撮影に入ると1時間ほどしか眠れなくなることを明かしました。
向井理さん以外にも、撮影期間はナーバスになり、不眠になりやすい人は多いようです。

石原良純

石原良純さんは、父は石原慎太郎さん、叔父は石原裕次郎さんという環境で育ち、世間から注目されることも多く幼少期から不眠症になってしまったそうです。

岡村隆史

お笑い芸人の岡村隆史さんは、体調を崩した時期に不眠症になり、ほとんど眠れない日々が続きました。
その後、相方の矢部浩之さんの勧めで、活動を一時休止することになりましたが、眠れない状態が数カ月続いた時期は、相当つらかったそうです。

芸能人は多忙な生活や過度のストレスで不眠症を引き起こす人が多いということですね。
ショートスリーパーは、時間を有効に使えるというメリットはありますが、身体に負担がかからない短時間睡眠を意識したいですね。

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