表情が豊かな人とは?
人の表情を見て、その人の印象を決めることはよくありますが、自分の表情は相手からどのような印象を持たれているのか、意識したことはありますか?
美人やイケメンは見た目で得をすると言いますが、表情美人・表情イケメンも人から好かれる重要なポイントです。
特に、表情豊かな人は、とても魅力的に見えますよね。
表情豊かな人の特徴は、感情が顔に現れやすく、嬉しい時は思いっきり笑って、悲しい時は涙を流したり、悲しい表情を見せます。
つまり、自分の感情を隠さずに表現するので、相手から見れば、とても素直な人だという印象を持つでしょう。
また、感情を表に出すということは、相手に対して心を開いているということでもあるので、初対面の人とも親しくなるのが早いという特徴もあります。
常に無表情だけど、実際には思いやりがあって、心が温かい人もたくさんいますよね。
しかし、相手に気持ちを伝えたい時には、どうしても表情が豊かな人の方が、相手に伝わりやすくなります。
テレビに出ている芸能人を見ていても、コロコロと表情が変わる人は、面白くて見ていて飽きませんよね。
人に好かれる表情を研究して、より自分を魅力的に見せる方法を知っていきましょう。
好感度が高い表情とは
好感度が高い表情は、何といっても「笑顔」でしょう。
しかし、笑顔と言っても「自然な笑顔」でなければ、逆に好感度が下がってしまう恐れもあります。
自分では上手く笑顔を作っているつもりでも、相手から見れば作り笑顔だとバレてしまっていることも考えられます。
特に初対面の人と話す時には、緊張してしまい、自然に笑顔を見せることは簡単なことではありません。
自分の笑顔がどのように見えているのか、確認することも必要です。
笑顔の他にも、好感度が高い表情は、相手の話を聞く時や共感する時の表情です。
相手がどのような気持ちで話しているのか、その気持ちに寄り添って表情を表すと、相手も話を進めやすくなります。
親身になって話を聞いてくれる人は、とても頼りがいがありますよね。
人とのコミュニケーションでは、相手の気持を察して表情に表すと印象が良くなります。
好感度を下げてしまう表情とは
好感度を下げてしまう表情の一つ目は、怒った顔です。
本当に不快な時に怒ってしまうのは、悪いことではありませんが、常に怒ったような険しい表情をしていると、周りには良くない印象を与えてしまいます。
自分では気付いていないなくても、ふとした時に眉間にシワが寄って、怖い表情になりやすい人は意外に多いです。
二つ目は、無表情です。
感情が表情に現れにくい人は、本人は悪気がなくても、相手から見ると「何を考えているのか分からない」「つまらないのかな?」と思われてしまいます。
一緒にいる時間が長くなると、表情には出なくても、内面を見て人間性を理解してもらうことはできますが、初対面の時には笑顔を見せるように努力した方がいいでしょう。
最後は、自信の無さそうな表情です。
実際に自信がない時、人見知りで慣れない相手と話す時に不安な時などは、表情に現れてしまう人も少なくないのではないでしょうか。
このようなタイプの人は、控えめな性格で謙虚な人も多く、実際には心の優しい人が多いですが、初対面の人には、オドオドして挙動不審な印象を与えかねません。
特に、面接やオーディションの時など、初対面で人柄を評価される場面では、気を付けておく必要があります。
好感度の高い表情の作り方
好感度が高くなる表情は、練習すれば上手くできるようになります。
好感度を高くするために、表情の作り方を紹介していきましょう。
自分の表情を見る
始めに、自分の表情を知って欠点を見つけておくと、練習をしやすくなります。
自撮りで話している姿を録画するのもいい方法ですが、よりリアルに人から見た自分の表情を見るためには、家族や友人と会話している自分の表情を録画してみましょう。
また、相手に気になったところや、不自然だと感じたところはないか聞いてみましょう。
笑顔で挨拶を練習する
初対面の人との最初の会話は挨拶です。
挨拶をする時の笑顔は、緊張して不自然になってしまう人が多いです。
好印象になるように意識しすぎて、笑顔を作り過ぎては、相手から見て作り笑顔だと分かってしまうでしょう。
鏡を見て、自然に笑えているか、挨拶の練習をしましょう。
常に笑うことを心がける
日常生活ではあまり笑うことがない人は、いざという時に笑顔を作るのも難しく感じてしまうでしょう。
特に面白いことや楽しいことがないと思うかもしれませんが、些細なことでも笑うように心がければ、楽しい気持ちになります。
日頃から「笑う」ことを意識して生活し、些細な幸せでも自然と笑顔がになるといいですね。
顔の筋肉を鍛える
感情が顔に出ないタイプの人は、顔の筋肉を動かすことが苦手な人が多いです。
顔の筋肉が凝り固まっていると、笑顔も不自然になりがちです。
鏡の前で大きな口を開けたり、割り箸を口にくわえて口角を上げる練習をするなど、顔の筋肉を鍛えるトレーニングを行いましょう。
表情豊かなギャップも魅力
表情が豊かな人は、その表情のギャップが人を惹きつけます。
いつも真面目な表情の人が、ニコッと笑った時に、顔がクシャっと緩む様子を見ると、その人の印象が変わることがありますよね。
反対に、いつもはニコニコして優しい印象がある人が、怒った顔をするなど、いつもと違った一面を見ると、そのギャップはとても印象に残ります。
相手に好印象を持ってもらうためには、自然な笑顔で接することが大切です。
しかし、その笑顔にプラスして、笑顔以外の表情を印象付けることで、笑顔がより輝いて見えます。
表情に合わせてしぐさも意識する
表情と同じように、しぐさもその人の印象を左右するポイントになります。
会社で書類を渡す時や、レジでお金を渡す時の渡し方など、何気ない仕草でも、見ている人にとっては、人間性を判断するポイントになります。
自分では悪気はなくても、人に対してものを渡す時、手を振る時などの仕草には、その人の丁寧さや誠実さがよく現れます。
親しい間柄の場合、そういった仕草は雑になっても許されるかもしれませんが、初対面の場合は気をつけなければ、自分自身の印象を左右すると考えておきましょう。
人に悪印象を与えてしまう仕草を知っておきましょう。
相手に悪印象を与える仕草
・物を渡す時に片手で渡す
・相手の目を見ない
・話す時に腕を組む
・姿勢が悪い
・落ち着きなく動き回る
・常に髪の毛をさわる
このようにNGとされる仕草には、どんな人でも普段から癖になってしまっていることが多いです。つまり、初対面の人に会う時には、表情だけでなく、仕草も意識しておかなければいけません。
では、相手に好印象を与える仕草についても知っておきましょう。
相手に好印象を与える仕草
・自然なアイコンタクト
・話している人の方向に体を向ける
・相槌を打つ
・姿勢を正しくする
日本人には、オーバーリアクションを好まない人も多いので、大げさな身振り手振りや表情は好感度を下げてしまう場合もあります。
ポイントは何といっても「ナチュラル」であることです。
どんなことでも、自然に見せるためには練習や経験が必要ですよね。
好感度が上がる自然な笑顔も、練習をすれば、上手くできるようになります。