表情筋を気にする女性

表情筋を鍛えるトレーニング! 表情豊かな魅力を手に入れる

2020.12.21 / 未分類

表情筋とは?

美容のためにも注目されている表情筋ですが、実際にはどのような働きをしているのでしょうか。
体を動かす時に、手や足など全身の筋肉を使うように、顔を動かす時には、たくさんの表情筋を使います。
顔の表情筋は約60種類もの筋肉があり、話す時、笑う時、まばたきをする時など、顔を動かす時にはそれぞれにの動作に必要な筋肉が動きます。

また、笑う・怒る・泣くなど、人の表情が変わる時にも顔の筋肉が動いていますよね。
あまり感情を表に出さないと言われている日本人は、アメリカ人など感情表現が豊かな外国人に比べて、表情筋を使う時間が少ないと言われています。
表情筋をあまり使わないと、体の筋肉と同じように衰えていきます。
表情筋が衰えると、様々なデメリットを引き起こすので、表情筋を鍛えるトレーニングを行って改善していきましょう。

表情筋が衰えるとどうなる?

脚や腕など体の筋肉は、骨と骨をつないでいますが、顔の表情筋は皮膚と筋肉が直接繋がっています。
つまり、表情筋が衰えれば、皮膚にも影響があるということになります。
10代・20代では特にトレーニングを行わなくても、顔に変化が起こることはありませんが、年齢を重ねて表情筋が衰えると、肌のたるみ、目元・口元のシワ、ほうれい線、マリオネットラインなど肌の老化が原因で起こる変化が見られるようになります。

年齢を重ねると、丸顔の可愛らしい頬がブルドッグのようにたるんだり、目の大きな人は下まぶたに大きなたるみができたり、目尻に深いシワができることがありますよね。
これらも表情筋の衰えと深い関りがあります。
表情筋が衰えると、老けた印象が強くなり、心も落ち込んでしまうなど、見た目だけでなく精神的にも影響があると言われています。
また、表情筋が衰えることにより、話しづらくなったり、滑舌にも影響するので、人とのコミュニケーションが億劫になることもあります。

表情筋を鍛えるメリット

表情筋が衰えると様々な悪影響がある事が分かりましたが、反対に表情筋を鍛えることでどのようなメリットがあるのかも知っておきましょう。
表情筋を鍛えると、美容面でのメリットがたくさんあります。

例えば、目元のしわを防ぐためには眼輪筋を鍛える、ほうれい線や口元のシワを改善するためには口元の口輪筋などを鍛えるなど、表情筋の各部を鍛えることで、気になる老化を改善させる効果があります。
さらに、表情筋は皮膚と繋がっているので、皮膚のたるみを改善するのにも必要な筋肉です。
年齢を重ねると毛穴の開きが気になる人も多いですが、表情筋を鍛えれば、皮膚のたるみも改善されるので、毛穴の開きにも効果があります。

表情筋を鍛えて、顔全体が引き締まると小顔効果も期待できます。
下あごにある頤筋(おとがいきん)や、頬筋を引き締めるトレーニングを行えば、憧れの小顔に近づくことができます。

このように表情筋をトレーニングで良く動かしていくと、自然と表情が豊かになり、周りの人からもポジティブな印象を持ってもらえるようになります。
また、自分自身も肌や表情に自信を持てるようになれば、感情表現をすることも楽しくなります。
表情筋が衰えると心も落ち込んでしまうと説明しましたが、表情筋トレーニングで表情豊かになれば、コミュニケーションなど日常の出来事が楽しくなり、ポジティブな人生を送れるようになるのではないでしょうか。

表情筋トレーニング【目元・口元】

特に年齢を感じやすいと言われる目元・口元ですが、トレーニングで毎日筋肉を刺激していくと、表情も変わってきます。
それぞれの部位に効果的なトレーニングを紹介します。

全ての表情筋トレーニングを行う時には、背筋を正しく伸ばし、リラックスした状態で行います。
表情筋の衰えを感じている人には、猫背、顎が前に出た姿勢の人が多いのが特徴です。
お風呂に入りながらでも、お皿を洗いながらでも表情筋トレーニングは行えますが、顔の動きだけでなく、姿勢も意識しましょう。

目元の表情筋トレーニング

両目を思いっきり大きく見開きます。
上瞼と下瞼が少しずつ近づくイメージで、閉じていきます。
最後にギュッと目を閉じて、また少しずつ開いていき、最大まで開きます。
この動きを5回繰り返しましょう。
今度は右目だけを閉じて、左目を大きく見開きます。
次に左目だけを閉じ、右目を大きく見開ける動きを5回ずつ繰り返します。

口元の表情筋トレーニング

口を尖らせて、すぼめたまま10秒間キープします。
次に、口角を横に広げ、唇を横から引っ張るイメージで10秒間キープします。
「う」と「い」のイメージでこの動きを5回ずつ繰り返しましょう。

ほうれい線改善トレーニング

口の中に空気を入れて頬を膨らませ、右の頬に空気を移動させて10秒間キープします。
次に、空気を左頬に移動させ10秒間キープさせます。
今度は、唇を閉じて前歯と上唇の間に舌を入れます。
そのまま舌先で押しながら、舌を左頬・下あご・右頬・上あごの順にぐるっと回す動作を5回繰り返します。
同じ動作を右回りも5回繰り返します。

表情筋トレーニング【頬・輪郭】

小顔効果も期待できる、頬や輪郭の表情筋トレーニングも紹介していきます。
どのトレーニングも毎日コツコツ続けていくことで効果が出てきます。

二重顎改善トレーニング

姿勢を正して顔を天井に向け、口をすぼめて「う」の口で10秒間キープします。
上を向いたまま、舌を天井に向かって伸ばし5秒間キープします。
一度正面を向いてリセットし、一連の動きを5回繰り返します。

頬の表情筋トレーニング

最初に頬を手のひらでクルクルとほぐします。
口を縦長に開けるイメージで「お」の形にし、少しずつ「あ」の口になるように広げていきます。
この動きを10回繰り返します。
また、頬骨を目に寄せて(目が三日月目になるイメージ)戻す動作も5回繰り返しましょう。

NGな表情筋トレーニング

表情筋トレーニングは、とても効果があると言われていますが、正しく行わないと、逆効果になってしまう恐れもあります。
表情筋トレーニングは、毎日適度に行い、継続して続けることで効果が現れます。
早く効果を出したくて、1日に何度も行ってしまうと、シワが深くなるなど逆効果となる恐れもあります。
また、表情筋はバランスよく鍛えなければいけません。
口元の老化が気になるからと言って、部分的に集中してトレーニングを行なわず、顔全体の表情筋トレーニングをしておきましょう。

表情筋トレーニングだけでなく、日常生活でも表情筋を衰えさせる習慣があるので注意が必要です。
例えばスマホやパソコンを長時間見ていると、うつむいた姿勢になるので、表情筋が衰える原因となります。
また、食事を噛まずにすぐに飲み込んでしまう癖も、口元の筋肉を衰えさせる原因となります。
同じように口呼吸になってしまう人も、口元の筋肉が緩んでしまいます。
日常的に座っている時も、立っている時にも猫背や反り腰にならずに、正しい姿勢でいなければ表情筋にも影響します。

正しい方法で、表情筋トレーニングを行い、魅力的な表情でハッピーな毎日を過ごしましょう。

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