ジャニーズ事務所に入る方法
たくさんの男性アイドルグループが所属する「ジャニーズ事務所」では、これまでにも数々の国民的アイドルを輩出していますよね。
さらには、今後デビューが期待される、若手ジャニーズJr.も注目されています。
アイドルの活躍を見て「SMAPや嵐のような国民的アイドルになりたい!」「アイドルに憧れる息子の夢を応援したい!」そんな目標を持つ人も多いでしょう。
ジャニーズ事務所に入る方法は、基本的にはオーディションとなっています。
現在の所属タレントの中には、平野紫耀さん(King&Prince)や京本大我さん(SixTONES)など、スカウトで入所した人もいますが、実際にはスカウトされる機会は少ないので、オーディションを受ける方が近道になります。
ジャニーズ事務所のオーディションと言えば、事務所の創業者であるジャニー喜多川さんが、多くのスターを見出してきた印象が強いのではないでしょうか。
しかし、2019年にジャニー喜多川さんが亡くなり、現在はジャニーズ事務所の副社長で、現役時代からオーディションの審査員も務めていた滝沢秀明さんや、他の役員、スタッフで審査を行っていると言われています。
今回は、国民的アイドルを目指して、ジャニーズ事務所に入る方法や、オーディション審査の気になる情報を解説していきます。
ジャニーズ事務所のオーディション応募方法は?
はじめに、ジャニーズ事務所のオーディションに、応募する方法から見ていきましょう。
ジャニーズ事務所のオーディションに合格すれば、すぐにデビューできるわけではありません。
オーディションはジャニーズJr.になるための審査となります。
オーディションの1次審査は、書類審査なので、市販の履歴書と写真3枚(全身・上半身・顔写真)を準備します。
ジャニーズJr.オーディションへの応募受付は「ジャニーズファミリークラブ」です。
ジャニーズJr.オーディションの応募先
【郵送先】
〒150-8550
ジャニーズファミリークラブ「ジャニーズJr.希望(履歴書在中)」
応募は随時募集を行っていますが、オーディションの開催日程は決まっておらず、応募者の人数が集まれば開催されます。
そのため、応募してから数週間で連絡が来る人もいれば、1年後に連絡がきたという人もいます。
ジャニーズ事務所のオーディションには、男性であること以外、応募条件で求められることはなく、年齢制限もありません。
しかし、実際にオーディションに参加するのは、小学校高学年~中学生くらいの年齢が多いです。
履歴書は、本人が記入して、未成年の場合は親権者の承諾を得て応募します。
アクロバットや、楽器、ダンスなどアイドルオーディションの審査に有利となる特技は、必ず記入しておきましょう。
ジャニーズ事務所のオーディション内容は?
書類選考に合格すると、2次審査となるオーディションの案内が届きます。
オーディション会場は基本的に東京ですが、ジャニーズJr.には、関西を拠点に活動する「関西ジャニーズJr.」もいるので、西日本在住の参加者は、関西のオーディション会場への案内が届く場合もあります。
毎回、オーディションには書類選考を通過した100名以上の応募者が参加して、その中から数名が選ばれます。
書類選考から合わせると、かなり倍率が高いオーディションとなりますよね。
では、たくさんの参加者の中から、未来のスターを選ぶための、ジャニーズ事務所のオーディション内容を見てみましょう。
ジャニーズJr.オーディションの流れ
・ダンスの振り入れ
↓
・グループごとにダンスの発表
↓
・特技披露
↓
・カメラテスト
基本的には、ダンス審査と特技披露が、審査のメインとなります。
ダンス審査は、事前に課題を与えられることはなく、オーディション当日に、振付師やジャニーズJr.から教えられたダンスを、発表することになります。
特技披露やカメラテストで与えられる時間も非常に短いので、短時間でインパクトのある特技を準備しておきたいですね。
ジャニーズ事務所に入るためにやっておくべきこと
ジャニーズ事務所のオーディションに合格して、ジャニーズJr.のメンバーなるためには、何が必要なのでしょうか。
所属タレントのエピソードを聞いていると「歌もダンスも全くの未経験だった」「親に無理やり連れていかれた」など、オーディションの時点ではアイドルとしての実力がなくても、合格できるようなエピソードも多いですよね。
実際に、ジャニーズ事務所では、オーディションに合格してから、ジャニーズJr.としてレッスンを受けるので、即戦力を重視するよりは、将来性や人間性を大切にする傾向があります。
その反面、近年は実力のあるアイドルが求められる時代になり、ジャニーズ事務所でもタレントのスキルアップを意識している部分もあります。
「合格」を目指してジャニーズ事務所のオーディションを受けるために、準備しておくべきことを解説していきましょう。
ダンス・アクロバット
・歌やダンスのスキルが高いK-POPアイドルをはじめ、知名度の低いアイドルでも実力があれば、YouTubeやSNSでたくさんの人に知ってもらえる機会がある時代です。
ジャニーズ事務所以外にも、レベルの高いアイドルグループやボーイズグループもたくさん誕生していることもあり、厳しいアイドル業界で勝ち残るためには実力が求められます。
そのため、ジャニーズ事務所のオーディションでも、歌やダンス、アクロバットなど、入所する時点で実力がある人を合格させたいのは、当然のことでしょう。
オーディションに参加する前から、できるだけ歌、ダンスなどの練習をしておくことをおすすめします。
インパクトのある特技
ダンスやアクロバットが特技であれば、アイドルとしての武器になることは間違いありません。
しかし、オーディションに参加する人の中には、ダンスやアクロバットができる人がたくさんいます。
同じ特技でインパクトを残すには「大きな大会で活躍した」というほどの実力がなければ、難しくなってしまいます。
短時間のオーディションの中で目立つには「一発ギャグ」でも何でもいいので、他の人とは違う、インパクトの強い特技があれば、印象に残りやすくなります。
人柄・一般常識
ジャニー喜多川さんは「しっかりと挨拶が出来る」「人によって態度を変えない」ことを大切にしていました。
そのため、オーディション審査でも、基本的なことができる人を選んでいました。
当たり前のことが、しっかりできる人を選ぶという、ジャニー喜多川さんの教えは、今でも受け継がれています。
日頃からの態度は人柄に現れます。
オーディションの時だけではなく、普段から挨拶や、周りの人に対する態度に気を付けておきましょう。
ジャニーズJr.の活動
国民的アイドルを目指すための、はじめの一歩となるのが、オーディションの合格ですが、ジャニーズJr.になれば、次はデビューを目指して、勝ち残っていかなければなりません。
ジャニーズJr.と言えば、長い下積み期間を経て、デビューするというドラマティックな展開も魅力の一つでした。
実際に、デビューできる保証がない中で、夢を追い続けてデビューしたタレントもたくさんいます。
下積みが長いジャニーズタレント
・藤原丈一郎(なにわ男子) ・・・17年8ヶ月
・阿部亮平/深澤辰哉(Snow Man) ・・・15年5ヶ月
・渡辺翔太(Snow Man) ・・・14年6ヶ月
・佐久間大介/宮舘涼太(Snow Man)・・・14年3ヶ月
・京本太我(SixTONES) ・・・13年8ヶ月
・五関晃一(A.B.C-Z) ・・・13年7ヶ月
このように、デビュー時点で、人生の半分以上をジャニーズJr.として活動していた人も少なくありませんでした。
しかし、ジャニーズ事務所では、このシステムで適切な進路を決定し難くなるジャニーズJr.がいることを懸念し、2023年3月31日から、ジャニーズJr.の活動期間に満22歳までという年齢制限を設けることが発表されました。
今後は、限られた時間の中でデビューを目指すことになるジャニーズJr.ですが、夢を叶えるために、まずはオーディションに参加してみましょう。