十人十色

オーディションで自分の個性を選考委員に伝える方法とは

自分の個性を見つける方法

「個性」と言われると、すぐに自分の個性を思いつく人もいれば「自分にはこれといった個性がない」と思っている人もいるのではないでしょうか。
個性が尊重される時代になり、個性が弱いことに対して、ネガティブに捉えてしまう場面も少なくありません。
特に芸能界でも、個性的な人が求められる傾向があるので、オーディションの募集広告でも「あなたの個性が必要です」「個性を活かせるチャンス」など、個性的な人材を求める内容をよく目にするようになりました。

そもそも「個性」とはその人が持っている特徴のことであり、パーソナリティー(人格)を指すので、個性がない人はいません。
大人数の中で、少数派の人は目立つので「個性的」と言われますが、他の人との違いが少ないからと言って、個性がないと決めつけず、些細なことでも見つけてみましょう。
個性を見つけることは、自分自身の魅力に気付くことです。
個性を見つけにくい理由は、人と違う部分を見つけようと考えすぎてしまうことや、印象の良い個性を見つけようとするからでしょう。

例えば、生まれ持った声や顔、スタイルなどが、すでに個性的な人もいますよね。
もちろん、長身でスタイル抜群であったり、絶世の美女という個性であれば、自信を持って個性だと主張できます。
しかし、コンプレックスを個性と捉えることもできます。
また、趣味や興味のあることも立派な個性です。
「アニメが大好き」「けん玉が得意」など、どんなことでもかまいません。
まずは、自分の特徴を書き出してみることから始めてみましょう。

目立つ個性とは?

目立つ個性とは、印象的な個性ということになりますが、オーディションなど個性が求められる場所では有利であることは間違いありません。
オーディションのように、たくさんの人の中から選ばれる時には、印象に残らなければ見つけてもらえない可能性が高くなります。

もちろん、見た目の個性や独特の趣味があれば、たくさんの人の中でも目立つことができます。
しかし、何度オーディションに挑戦しても、個性豊かな人の陰に隠れて、目立つことができないという人の方が多いでしょう。
それでも、自分は個性が弱く、目立たないと諦めるのはもったいないです。
テレビで活躍している芸能人の中にも、「自分は個性が弱い」と感じながらも、何とか目立つ演出をして、オーディションに勝ち抜いた人もたくさんいます。
生まれ持った個性が弱くても、自分で個性を魅力的に見せるセルフプロデュース力があれば、個性で目立つことができます。

個性を伝える効果的な方法

魅力的な個性を持っていても、オーディションでは、それをアピールできなければもったいないですよね。
オーディションは限られた時間の中で、自己アピールをしなければなりません。
一般的にはオーディションで参加者に与えられる時間は、自己紹介、特技披露、実技審査、質疑応答などのごく短い時間です。
その中で、より個性を魅力的に伝える方法を知っておきましょう。

例えば、特技披露でダンスを披露するとします。
「特技はダンスです。小学生の時からダンスを習っていて○○大会で優勝したことがあります。」と言ってダンスを披露するのは、よく見かける自己PRです。
しかし、ダンスを披露するにしても「特技はダンスとものまねなので、ものまねをしながら踊ります。」と他の人とは違うことをしてみましょう。
審査員の期待値が一気に上がり、印象に残る参加者となります。
さらに、ものまねをしながらダンスを披露した後に「○○大会で優勝した経験があります」と伝えると、ユーモアだけでなく、実力もあることを強く印象付けることができます。
発表する順序や、伝えるタイミングを変えるだけでも、個性をより強く見せられます。

NGな個性の伝え方

個性は強ければ強いほど目立ちます。
目立てば、審査員の目に留まりやすくなるので、オーディションでは有利なことも多いでしょう。
しかし、せっかく魅力的な個性があっても、目立ち方が「悪目立ち」になってしまえば、逆効果です。
オーディションで、個性をアピールすることばかり考えて、周りが見えていない態度をとっていては、自己中心的な人だと悪印象を与えてしまいます。
自分の個性をアピールするために、他のオーディション参加者の邪魔になるような行為や、他の人をそっちのけで、自分だけ目立とうとするのはNGです。
他の人を巻き込まず、より個性をアピールする方法を見つけましょう。

例えば、歌とダンスのレベルが高いアイドルのオーディションであれば、歌とダンスのスキルが高い人が有利ですよね。
しかし、他の人に比べて、歌とダンスのレベルが劣っていても、どうしても落とすのがもったいないと思わせる魅力があれば、合格することもあります。
裏を返せば、どうしても落としたくないと思われるような個性をアピールできなければ、勝ち残ることができません。
ビジュアル・歌唱力・演技力など、芸能人に求められる個性は重要ですが、オーディションでは実力のある人ばかりが集まります。
実力にプラスして、他の人にはない魅力がアピールできなければ「最後の1人」に選ばれることは難しいでしょう。

個性を活かしてオーディションに合格した人は?

現在活躍している芸能人が、オーディションで個性をアピールしたエピソードを紹介します。

北川景子

女優として大活躍の北川景子さんは、高校生の時にモデルとして活動してい他時代に、テレビドラマ「セーラームーン」のオーディションの特技披露で、さつまいもと彫刻刀を使って芋版を作ったそうです。
誰にもできないような難しい特技というわけではないのに、他の人と被らない特技は素晴らしいチョイスですよね。
また、あの上品なビジュアルと、芋版というギャップも印象的です。

芦田愛菜

子役出身で、今も女優として大活躍している芦田愛菜さん。
ブレイクのきっかけとなったドラマ「mother」のオーディションを、若干5歳で受けていました。
このオーディションでの演技審査で、芦田愛菜さんの演技は他の参加者と比べても、特別うまいと言うわけではなかったそうです。
それでも、結果としては、予定していた年齢よりも大幅に小さい芦田愛菜さんを採用するために、脚本を変更してまでの合格となりました。
その理由は「芦田愛菜さんにしかできない演技をしたから」というもので、まさに個性が光っていたと言えますね。

千秋

芸能界入りのきっかけとなった「FNSタレントオーディション ゴールド・ラッシュ!」の最終選考で、他の参加者は衣装が準備されている中、プロデューサーの指示で千秋さんだけ私服で参加することに。
当時、古着にハマってファッションを勉強していた千秋さんは、自分の個性をアピールできる私服で審査を受けたことで自分らしさをアピールできたそうです。
見事にオーディションの結果は優勝でしたが、他の参加者と一緒に用意された衣装では、千秋さんのセンスが光る個性は出せていなかったかもしれませんね。

ジェジュン

韓国の大手音楽事務所「SMエンターテイメント」のオーディションを受けたジェジュンさんは、歌唱審査で、韓国の国家を歌ったそうです。
オーディションで国家を選曲する人はなかなかいないので、印象に残りますよね。
選曲で個性を出すのも、印象に残るために効果的な手段です。
課題曲が決まっていないオーディションでは、意外な選曲をしてみるのもおすすめです。

このように、芸能界の第一線で活躍している人たちも、オーディションでは試行錯誤しながら考えた個性で、見事に勝ち抜いていると分かりますよね。
個性が強くても弱くても、上手く伝えることができれば、成功率は上がります。
審査員の印象に残るための魅せ方を工夫してみましょう。

個性ー芸能界で必ず役に立つ個性の伸ばし方とは?