下積み

すぐに売れたわけじゃない 芸能人の下積みに関するあれやこれ

2022.07.12 / 芸能人

芸能人の下積み時代

華やかな世界で活躍する芸能人は、収入や交友関係など、あらゆる面で恵まれているように見えますよね。

しかし、実際には人気が出るまでに長い時間がかかり、辛い下積み経験をしてきた芸能人も少なくありません。
活躍するジャンル、所属する事務所など、芸能活動をする環境によって、下積み経験の形は様々です。

芸能人の下積み時代について、ジャンル別に紹介していきます。

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俳優の下積み経験とは

俳優の場合、テレビや映画、舞台を中心に活躍することになりますが、出演するには直接オファーを受けるか、役のオーディションに合格しなければいけません。

人気がある作品ほど、オーディションの倍率も高く、新人時代には簡単に役につける人は多くはないでしょう。

俳優は、下積み時代にオーディションを受けながら、アルバイトをしている人がほとんどです。
急なオーディションや出演依頼でも、すぐに対応できるように夜遅くの飲食店でのアルバイトや、引っ越し業者など、日雇いの仕事をしながら、俳優を目指すケースが多いでしょう。

また、エキストラの仕事をしながら、俳優の下積み経験を重ねる人もいます。

俳優の下積み時代

実際に下積み時代に苦労した俳優を見ていきましょう。

江口のりこ

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中学卒業後に、高校には進学せず、映画女優を志すようになったという江口のりこさん。
アルバイト生活を経て、1999年に「劇団東京乾電池」の研究生となります。
現在のような人気や知名度を得るまでには、長い下積み時代を経験しています。

賀来賢人

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主演を演じたドラマ「今日から俺は!」でブレイクした俳優の賀来賢人さん。
2007年に俳優デビューを果たしましたが、順風満帆とはいかず、テレビで活躍する同世代の俳優を羨ましく思いながら、コツコツと舞台で活動していました。

仕事のオファーもなく、お金もないので水道を止められることもありましたが「芸能界は諦めない人が勝つ」と信じて、舞台で先輩から様々なことを吸収して、下積み時代を過ごしていたそうです。

歌手の下積み経験とは

歌手も下積み経験が長い人が多いジャンルの1つです。
メジャーデビューするまでに時間がかかる人も多いですし、メジャーデビュー後もなかなかヒット曲が出ずに苦労することも多いでしょう。

歌手も、下積み時代はアルバイトをしながら、ライブ活動など、ファンを獲得するためにプロモーション活動をするケースが多いです。

飲食店やコンビニのアルバイトをする人もいますが、音楽スタジオや楽器店など、音楽関係のアルバイトで生計を立てる人も多いです。

歌手の下積み時代

今は華やかに活躍する歌手の下積み経験も見てみましょう。

倖田來未

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人気アーティストが多数所属する大手事務所「エイベックス」から、歌手としてメジャーデビューすることが決まった時には「この事務所からデビューすれば売れる」と思い込んでいたと言う倖田來未さん。
しかし、デビュー曲は大ヒットとはならず、全国のクラブを回って、音響やステージの設備が整っていない場所で歌い続ける日々でした。
どんな場所でもへこたれることなく、全力でパフォーマンスをやり続けた倖田來未さんの努力が実って、トップアーティストの座を手に入れたということですね。

YOASOBI

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YOASOBIのAyaseさんは、2018年からボーカロイドでの楽曲制作を始めましたが、音楽活動での収入は0だったそうです。
妹の家に居候させてもらい、下積み生活をしていました。
一方、ボーカルのikuraさんも、幼い頃からシンガーソングライターを目指し、数えきれないほどのオーディションに落ちてきた苦労人です。
しかし、諦めずにSNSを通じてプロモーション活動を行っていたところ、Ayaseさんに見つけてもらい、YOASOBIとしてブレイクを果たしました。

モデルの下積み経験とは

モデルの仕事でも、長い下積み生活に苦労してきた人がたくさんいます。
モデルの場合、ショーモデルや雑誌モデルを目指して、ネットショップや広告のモデル、撮影会のモデルなどで下積み経験を重ねる人も多くなっています。

また、雑誌の専属モデルを目指して、読者モデルをやりながら、モデルとしてのスキルを身に付けるケースもあります。
実際に、小雪さんや、押切もえさんも、読者モデルから専属モデルになっています。

モデルの下積み時代

人気モデルにはどのような下積み経験があるのでしょうか。

矢野未希子

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モデルを目指していた矢野未希子さんは、15歳の時にティーン誌の専属モデルの仕事が決まったそうです。
しかし、その雑誌が廃刊になり、レギュラーとして活躍する場所がなくなります。
当時はカメラマンから「撮っていても面白くない」と言われることもありましたが、その悔しい思いを原動力に変えて、デビュー7年目に人気ファッション誌「non-no」の専属モデルに選ばれています。

アンミカ

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パリコレモデルとして活躍した経験があるアンミカさんは、中学卒業後に数十社のモデル事務所に応募するものの、書類選考で落ちてしまい、大手モデル事務所に直談判して所属しています。
その後6年ほど、望んでいたようなモデル活動は出来ずにいました。

しかし、とあるファッションショーで「写真を撮らせてほしい」と頼まれ、そのカメラマンがプラダなどの広告を手掛けている人物だったことがきっかけで、パリコレデビューにつながったそうです。

アイドルの下積み経験とは

低年齢で活躍する人が多いアイドル業界では、下積み生活とは無縁だと思われるかもしれませんが、デビューまでに長い時間がかかったアイドルはたくさんいます。

アイドルの場合、学生が多いので、生活費を稼がなければいけない人は少ないかもしれませんが、デビューするまでに練習生として下積み経験をしている人は非常に多いです。

また、練習生時代からステージに立っている人もいるので、すでにファンが付いているという人も少なくありません。
顔が知られていると外でアルバイトをするのは難しいので、所属事務所でお茶くみなどの仕事をしていたアイドルもいます。

アイドルの下積み時代

アイドルの中で、下積み経験がある人も見ていきましょう。

篠田麻里子

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AKB48の元メンバーである篠田麻里子さんは、グループの1期生オーディションに落選しましたが、AKB48劇場にあるカフェで働いていました。
福岡から上京し、友人の家に居候しながらの生活を続けながら、カフェで働いていると、AKB48の人気投票に、カフェ店員の篠田麻里子さんの名前が書かれるように。
「4日間で12曲を覚える」という秋元康さんからの条件をクリアして、メンバー入りを果たしています。

藤原丈一郎(なにわ男子)

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なにわ男子としてデビューした藤原丈一郎さんは、ジャニーズJr.歴17年という、これまでの最長記録でデビューを果たしています。
デビューができるのか保障がない状態での下積み時代だったため、事務所を辞めようと思い就職活動をしたこともあったそうです。

諦めずにつかんだデビューなので、本人もファンもとても嬉しかったでしょうね。

下積み経験がなかった芸能人

芸能人は、下積み経験がなければいけないというわけではありません。
実際に、デビューしてすぐにブレイクする芸能人もたくさんいます。

例えば、ジャニーズ事務所に所属するアイドルでも、10年以上の下積み経験を終えてデビューする人もいれば、岡田准一さんや、Sexy Zoneの松島聡さんのように、入所から1年も経たずにデビューする人もいます。

しかし、必ずしも下積み経験が無いことがラッキーだとは言えません。
まだ準備が整っていない状態でデビューすれば、実力が伴っていないと批判されることも多くなり、デビュー後に苦労することもあります。

下積み経験があってもなくても、売れている芸能人はたくさんの努力を重ねていることは間違いありません。

芸能人の収入や仕組みについて知っておこう


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