SKE48とは?
SKE48は、愛知県名古屋市にある栄を拠点に、中京圏を中心に活動している女性アイドルグループです。
秋元康さんプロデュースで誕生したAKB48の全国展開第一弾として、2008年にグループを結成しました。
他の姉妹グループも含め、SKE48のメンバーは選抜メンバーに選ばれると、AKB48やその他のユニットなどにも参加することがあります。
グループの特徴はキレの良いダンスで、ダイナミックで激しい振り付けを一生懸命踊る姿がファンの心を掴んでいます。
SKE48が2012年に発売したファーストアルバムでは「最もミュージックビデオが多く入ったアルバム」としてギネス世界記録に認定されています。
シングルCDでも5枚目のシングルから22作連続で、オリコンランキング1を位を獲得しており、結成から長きにわたり人気アイドルグループとして活動しています。
これまでに開催されたSKE48のオーディション
SKE48も、AKB48グループの姉妹グループ同様、常時メンバーの新規加入が行われるグループです。
もちろんアイドルとしての活動を経て、新たな夢へ向かって卒業していくメンバーもいるので、次世代の活躍が必要なグループだと言えるでしょう。
SKE48では、これまでに10期生までのオーディションを開催しました。
また、SKE48のメンバー募集オーディション以外にもAKB48グループドラフト会議で指名を受け、加入したメンバーも多数います。
過去のSKE48オーディション開催時期
2008年 1期生オーディション(応募総数2,670名/合格者22名)
2009年 2期生オーディション(応募総数3,248名/合格者24名)
3期生オーディション(応募総数2,396名/合格者13名)
2010年 4期生オーディション(応募総数5,888名/合格者16名)
2011年 5期生オーディション(応募総数5,988名/合格者13名)
2012年 6期生オーディション(応募総数6,682名/合格者20名)
2015年 7期生オーディション(応募総数ー/合格者15名)
2016年 8期生オーディション(応募総数ー/合格者23名)
2018年 9期生オーディション(応募者数ー/合格者24名)
2019年 10期生オーディション(応募者数ー/合格者12名)
これまでに開催されたSKE48新メンバー募集オーディションの応募資格は、11歳から22歳までの女性で、SKE48劇場に通い活動できる人、他のプロダクションと契約をしていない人に限ります。
審査内容は、1次審査の書類選考、2次審査の面接、3次審査の実技審査(ダンス・歌唱)、最終審査は適正審査という流れになっていました。
また、7期生の募集では、AKB48グループとして初めて一般のファンからの投票が導入されれ、話題になりました。
応募方法も、これまでの郵送・WEBでの応募以外に、全国のカラオケ店に設置されている第一興商の「DAM★とも」からの応募も可能となりました。
10期生のオーディションでは、応募資格も変わり、10歳以上の女性であれば上限なく応募でき、国籍も不問での募集でした。
ファンがオーディションの最終審査を行うシステムも実施され、SKE48のシングルCD「FTIONRUSTRA」に投票権が封入されました。
SKE48のオーディション内容とは?
SKE48のオーディション内容は、他のAKB48の姉妹グループと同じように、書類、面接、実技、適性審査などが、主な内容となっています。
しかし、7期生以降のオーディションでは、通常のオーディション内容に加え、新たな試みがたくさん組み込まれているのも特徴です。
例えば、2018年に開催された9期生オーディションや、2019年に開催された10期生募集では、オーディションの一環としてイベント期間を設け、候補者がSHOWROOMでルームを作り配信を行いました。
この配信でのポイント数や順位などは、合否を決めるものではなく参考にするものとして、参加者の中でも配信を行わない人もいました。
しかし、このオーディションでは、最終選考がファンによるWEB投票だったので、配信でたくさんの人に知ってもらうことは合格するためのPRになるというシステムです。
また、10期生のオーディションでは、動画プラットフォームTikTokとのコラボレーション企画として、ハッシュタグをつけて動画を投稿すると、デビューできる可能性があるという企画も開催されました。
このようにSKE48の最近のオーディションでは、通常の面接や実技審査以外に、ファンの声を審査に取り入れる傾向があります。
SKE48のオーディションに合格するポイントは?
SKE48のチームの特徴として「キレのあるダンス」と言われていますが、ダンスのスキルだけが必要だと言う意味ではありません。
これまでにSKE48のオーディションを受けて合格した人の中には、ダンス未経験だった人もたくさんいます。
とにかく一生懸命に踊る姿が魅力的なSKE48のオーディションでは、ダンスが苦手でも一生懸命力強く踊る姿をアピールしましょう。
また、SKE48のメンバーはファンへの対応が良い人が人気メンバーになる、と言われています。
AKB48グループのコンセプトでもある「会いに行けるアイドル」として、劇場パフォーマンスでのファンサービスや、握手会での対応が良い人はファンの心を掴みます。
特にSKE48では、一生懸命ファンサービスをする姿が評価されているグループなので、オーディションでも、丁寧に熱意を持ってアピールすると、審査員やファンの心を掴めるのではないでしょうか。
SKE48メンバーのオーディション秘話
これまでに行われたSKE48のオーディションに合格した、メンバーのエピソードを紹介していきます。
松村香織
2019年に卒業した松村香織さんは、2009年に行われた3期生オーディションに合格しSKE48の研究生になりました。
現役時代には、ユニークなキャラクターで着々とファンを増やし、人気メンバーになる一方で「終身名誉研究生」という特別なポジションで、研究生の中心的なメンバーとして注目されていました。
3期生の松村香織さんですが、実はSKE48の2期生オーディションでは歌唱審査で不合格、その後SDN48のオーディションにも参加しますがこちらも不合格となっているので、SKE48の3期生オーディションは3度目の正直だったということですね。
高柳明音
2009年の2期生オーディションに合格し、2019年に卒業するまでの10年間、SKE48の中心メンバーとして活躍した高柳明音さんは、オーディションで秋元康さんに見つけられた存在だったそうです。
2期生オーディションの最終審査で、集められた70人のダンス審査と歌唱審査が行われましたが、数人いる審査員にとっては特別目立つ候補者ではなかったそうです。
しかし、プロデューサーの秋元康さんは、センター候補は高柳明音さんだと断言したそうです。
SKE48のオーディション開催予定は?
これまでに10期生までの募集オーディションが行われてきましたが、現在募集を行っているSKE48のオーディションはありません。
これまでも1~2年に一度のペースでオーディションが開催されており、現在も人気、注目度の高いアイドルグループなので、今後もオーディションが行われることは予想できます。
SKE48のオーディションに興味がる人は、公式ホームページやオーディション情報サイトなどで新しい情報が更新されていないかチェックしておきましょう。