「人と話すことは好きだけど会話が続かない」
「会話が止まって話題が広がらないのは、もしかして自分が原因?」
…そんなことを感じたことはありませんか?
会話力=コミュニケーション力は 日ごろの心がけで、身につくものです。
ここでは、
・相手に興味を持つ
・楽しい会話をする
・自分の印象を高める
・相手との距離を縮める
・会話の引き出しを増やす
…の5つのステップで、確実に会話術を高めることができます。
この記事は、超実践編。
今からできる会話術アップの方法をご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね!
Outline
1. 相手に興味を持つ3つのポイント
1-1. 相手の話題に興味を示す
相手が何か話題を出してきたら、「初めて!」と興味をしてみましょう。
相手もあなたが初めてと分かれば、いろいろ話したくなるはず。
さらに話題を広げていくために、その話題に関する質問を広げていきましょう。
【悪い例】
相手:「最近、サプリメントにはまっているんだ」
あなた:「あぁ、これ見たことある」【良い例】
相手:「最近、サプリメントにはまっているんだ」
あなた:「これ初めてみた!これを飲むとどんな効果があるの?」
こんな感じで会話を続けていきましょう!
1-2. 表情豊かにあいづちを打つ
相手の話に耳を傾け、相槌を打つことも相手に興味を持つことに繋がります。
「そうなんですね!」「うんうん」「すごいですね!」「わかります」「そう私も思います」など
その時の相手の反応に合わせて応えていきましょう。
1-3. 返しに困ったときは・・・
会話につまった時は「オウム返し+質問」。
オウム返しをした後に質問をすることで、「この人は私の話を聞いてくれている」という安心感もでてきますよ。
【悪い例】
相手:「私は恵比寿に住んでいますよ」
あなた:「へぇ、私は町田に住んでいるんですよ」【良い例】
相手:「私は恵比寿に住んでいますよ」
あなた:「恵比寿にお住まいなんですね!住み始めてから長いんですか?」相手:「3年目ですね」
あなた:「3年になるんですね。恵比寿は飲食店やショッピング施設もあって便利そうですね!」
こんな感じでスムーズに会話が進んでいきますよ。
2. 相手と楽しい会話をする3つのポイント
2-1. ◯◯部分を見つけよう
相手と共通の部分があると親密感が沸きますよね。
相手の話題から「私も興味ありますよ」と意思表示してみましょう!
【悪い例】
相手:「最近、『君の名は。』観たんです!」
あなた:「面白かった?」相手:「最近、『君の名は。』観たんです!」
あなた:「かなり話題になってますよね!私も観たいんですよ!」
こんな風に自分が興味ないジャンルだったとしても、少しでも共通があれば話にのっていきましょう!
2-2. 「それってこういうことですか?」
相手の話を聞いて、あ~こういうことかと感じ「そうなんですね」と会話を止まってしまっていることありませんか?
実際相手の頭の中と、自分の頭の中は思考が違います。
自分の中で解決せずに、相手の話を聞いて「こう思っているのかな?」という疑問や、自分なりに解釈したことを相手に聞いてみましょう!
2-3. 最もやってはいけないこととは
人は話したい生き物です。
ですから話をしているところを、否定されたり、話しの主導権を握られたりすると気持ちがいい感じがしません。
相手の話を相槌を入れながら最後まで聞き、そこから言葉を返していきましょう。
【使ってしまいがちなD言葉】
・でも
・だけど
・だって
…この言葉だけを聞くと、少しマイナスイメージですね。
できるだけ使わないように意識してみましょう!
3. 自分の印象を高める3つのポイント
3-1. 信頼を高めるには
あなたは目を見ないで会話をする人を信用できますか?
「目は口ほどに物を言う」ということわざがあるほど、コミュニケーションの場で、目は重要なパーツです。
相手の顔をじっと見つめては緊張感を与えしまうので、30秒に一度、相手の目を見るように会話中こころがけてみましょう!
3-2. 自分の◯◯をアピールする
自分の好きなものをアピールすることで、相手に自分の印象を残すことができます。
「でも何が好きかなんて、急に話題をふれるか不安・・」
そう感じる方は、まずは身の回りで目に入ったものから伝えてみてはいかがですか?
【良い例】~和食系の居酒屋でのシーン~
あなた:「お酒の種類が多いですね!日本酒も好きだけど、ワインも好きなんですよ。○○さんはお好きなお酒ありますか?」
相手:「お酒は何でも好きですよ!ワインを飲むときはどんなもの合わせて飲まれるんですか?」
こんな感じで会話が続いていくでしょう。
相手がおいしいワインのお店を見つけた時に、誘ってもらえるかもしれませんよ!
3-3. 最近のエピソード
かしこまって何を話そう・・と不安になる必要はありません!
友達や家族に話すように、最近のできごとを相手に伝えてみましょう。
【良い例】
・職場の同僚とのできごと
・仕事中のできごと
・休み中のできごと
・楽しかったこと
・最近食べた美味しいもの
自然体で日ごろの自分を伝えることで、自分らしさを伝えることができますよ。
4. 相手との距離を縮める会話3つポイント
4-1. ◯◯を呼ぶ
人は自分の名前を呼ばれると嬉しいものです。
会話の中で主語を抜いて話してしまうこともありますが、
できるかぎり相手の名前を入れ込んで話すようにしてみましょう!
4-2. ◯◯していることを伝える
日常を淡々と過ごしている人よりも、なにか打ち込んでいるものがある人や、目標を持って頑張っている人の方がかっこよくうつりますよね。
仕事のことでも、習い事のことでも、プライベートのことでもまず自分が頑張っているものを一つ伝えてみましょう!
それを周りに伝え、相手に印象を残すことができると自分の魅力も、きっと上がっていきますよ!
4-3. 話題を次につなげるには
縁があった人とはぜひ今後も交友を続けていきたいですよね。
会話の中で、次も会える機会をつくってみましょう。
【良い例】
あなた:「最近『君の名は。』を観たとおっしゃってましたが、アニメが好きなんですか?」
相手:「いえ、映画であれば何でも観に行きますよ!」あなた:「そうなんですね、次に観たい映画はありますか?」
相手:「『デスノート』気になっているんですよね」あなた:「私も気になっていました!よかったら一緒に見に行きませんか?」
会話の中で共通点を見つけ、その流れで次に会う約束ができると自然ですね。
5. 会話の引き出しを増やす3つの習慣
ここでは、普段の生活の中から会話の引き出しを増やす方法をご紹介します。
5-1. ミーハーになる
今はSNSや情報サイトが普及していて、いろんなジャンルの最新情報をすぐ知ることができます。
お気に入りのサイトに登録して、毎朝出勤の時に情報収集するのもいいでしょう。
新聞や本、メディアなど自分の好みで情報収集の習慣をつけていきましょう!
5-2. ◯◯するクセをつける
日記のように「今日のできごと」を振り返る時間をつくってみましょう!
こうやって日ごろの出来事をまとめる習慣ができると、会話の中で「最近のできごと」をすぐに伝えることができ、話題も豊富になっていきますよ。
5-3. ◯◯を自分の中に落とし込む
自分の話を伝えることもいいですが、周りの人に聞いたことも、また一つの話題となります。
人と話す機会を増やしていくことで、言葉の引き出しが無限になっていきますね!
6. まとめ
会話力を向上するためのポイントは理解できたでしょうか?
会話は相手があってこそ成り立っているか実感できるものです。
会話力を向上させるには、
・まず実践する場をつくること
・相手や情報に興味を持つこと
・自分の考えをまとめ伝えること
・相手を受け入れ、視野を広げること
これらが大切です。
実践を繰り返して、会話術をどんどん磨いていきましょう。