はじめての子育て、または何人育てても、一人一人顔も性格も異なりますから、やっぱり子育ては大変なことに違いありません。
ほとんどのママに共通しているのが、赤ちゃんが泣いた時に大変だと感じていることです。昼夜問わず泣かれて、ご近所さんに迷惑がかからないか心配になったり、まだ話せない赤ちゃんがどうして泣いているのか分からないで途方にくれたり・・。
泣くのがお仕事の赤ちゃんですが、ママとしては何とかして泣き止ませたいところでしょう。
そこで今回は「赤ちゃんが泣き止む5つの方法」をご紹介します。お子さまによって合う、合わないがありますので、一通りお試しになってはいかがでしょうか。
この記事は、こんな人におすすめ
・赤ちゃんが夜泣きする
・赤ちゃんが泣き止まなくて、どうしたらいいのか分からない
・赤ちゃんが泣き止む方法が知りたい
・泣き叫びにうんざりしている
・赤ちゃんが泣くと気分が重くなる
特にこの記事を見ていただきたいのが、「赤ちゃんが泣くと気分が重くなる」というママです。赤ちゃんがどう頑張っても泣き止まないと、ママたちの気持ちもずーんと沈んでしまいがちになります。
しかしながら、まだ話せない赤ちゃんにとって泣くということは、とても大切なコミュニケーションの方法のひとつなので、サインを汲み取ってあげることが大切です。
サインに気付いてあげる、気持ちの余裕を生み出すためにも、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。
はじめに。赤ちゃんは泣くのが仕事
これから、赤ちゃんが泣き止む方法をご紹介していくわけですが、やはり「赤ちゃんは泣くのが仕事」ということは忘れないで頂きたいです。
まだ言葉をうまく話せない赤ちゃんにとって、泣くことはママとのコミュニケーション方法です。全く泣かない赤ちゃんの方が、間違いなく心配しなければならない状態です。
ですから、無理に泣き止ませないで、赤ちゃんのサインとして感じ取ってあげることも大切です。赤ちゃんは泣くのがお仕事だということを念頭に置いて、ここからご紹介する赤ちゃんが泣き止む5つの方法を確認してみてくださいね。
泣き止む方法1.いろんな抱っこ
赤ちゃんが泣いたら、まず泣き止ませるために何をしますか?ほとんどのママたちが、赤ちゃんを抱っこしてあげるでしょう。
そうすると、抱っこをしただけで泣き止んでしまう赤ちゃんもいますよね。赤ちゃんは抱っこをされると、まるでママに包み込まれているような感覚を覚えて、安心して気持ちよくなります。
赤ちゃんにも抱っこの好みがあって、縦抱っこが好きな子もいれば、授乳と同じスタイルの横抱っこが好みな子もいます。どの抱っこで泣き止むのかは、本当に赤ちゃんの気分次第です。
いろんな抱っこを試せるように、ここでチェックしていきましょう。
横抱っこ
授乳の姿勢のように、赤ちゃんを両手で横に抱っこします。そのまま横にスイングしたり、上下にスクワットをして揺らしながらあやすことができます。首が座る前の赤ちゃんは、横抱っこが大活躍します。
縦抱っこ
赤ちゃんを床に対して垂直に持つ抱っこの方法で、首が座った赤ちゃんは比較的好きです。
ママと体の大部分を密着させられるので安心感も高く泣き止みやすいですが、あまりにも泣いている状態だと赤ちゃんが仰け反ってしまうため大変です。
抱っこ紐を使うと、赤ちゃんの動きか制限されるので密着度も高くなるので、おすすめです。
カンガルー抱っこ
カンガルー抱っこはちょっと面白い抱っこの方法です。まずママが仰向けに寝て、そのまま胸の上に赤ちゃんをうつ伏せに寝かせます。出産直後にカンガルーケアをしたママもいるでしょうが、まさにそれがこの抱っこのスタイル!
赤ちゃんにママの心音を聞かせることができるので、安心してくれるのです。
以上、赤ちゃんの好みやその日の気分によって、どの抱っこがお気に召すかは分かりません。
試行錯誤しながら試してみて「やった!この抱っこか~」というものを、その都度見つけていきましょう。
泣き止む方法2.お歌
赤ちゃんが泣き止む方法の2つ目は、お歌です。今まで聞いたことのないメロディー、ママの楽しそうな声、優しそうな声、ウキウキするリズムなどに興味を持った赤ちゃんが、いつの間にか泣き止む可能性は高いです。
目がぱっちりと開いて起きている状態で泣いているのなら、アップテンポの童謡をおすすめします。
参考までにこんな感じ↓
・犬のおまわりさん
・ドレミの歌
・おばけなんてないさ
・どんぐりころころ
・オニのパンツ
・森のくまさん
・かもめのすいへいさん
反対に、赤ちゃんが眠いのになかなか寝つけない状態で泣いているのなら、眠りにつけるようなこんな曲はいかがでしょうか。
・ふるさと
・もみじ
・おかあさん
・こもりうた
・さくらさくら
・春よ、こい
歌で泣き止む赤ちゃんは、本当に多いです。
ママたちは、一緒に教育TVなどを見て、歌える童謡のレパートリーを増やしておきましょう!
泣き止む方法3.ミルクやおっぱい
赤ちゃんにとってミルクやママのおっぱいは栄養源だけではなく、心の拠りどころでもあります。
泣き止まない原因が、お腹が空いていたり、ちょっと寂しさを感じている場合などは、ほんのり温かいミルクや母乳を飲むことで赤ちゃんは心も体も満たされて泣き止んでくれます。
赤ちゃんの中には、飲まないのにずっとママのおっぱいを離さない子もいますよね。
ママたちの中には「おっぱいやミルクは最終手段」と捉えている人も非常に多く、それくらい赤ちゃんが泣き止むためには効果的な方法というわけです。
抱っこをしても無理、抱っこをしながら歌を歌っても無理という時には、最終手段としてミルクやママのおっぱいをあげましょう。
泣き止む方法4.鏡で自分の顔を見せてあげる
赤ちゃんは、実は自分の顔に興味が津々です。パパやママの顔は見慣れていますが、自分の顔って意外と見ていないものですからね。
最初は鏡に写っているのが自分だと認識していない赤ちゃんも、ママに抱っこされている自分や、手を動かした自分が目の前に写っていることを少しずつ認識し始めます。
そうすると、鏡に写る自分の姿が面白くて仕方なくなってきて、ピタッと泣き止みます。それどころか、ニコニコしながら自分を見つめる赤ちゃんもいるほどです。
とても可愛らしい姿なので、ぜひ機嫌の良い時にも試してみてくださいね。
泣き止む方法5.目を覚まさせる
夜泣きは、睡眠と覚醒の切り替えがうまくできないことが原因で、眠いのになかなか寝られなくて、目をつぶって寝たまま、大泣きしている赤ちゃんもいます。
そんなときには、電気をつけておもいっきり部屋の中を明るくして、赤ちゃんの目を完全に覚まさせてあげるのもひとつの方法です。
目は覚めてしまうので寝かしつけは失敗してしまいますが、泣き続けられるよりも一旦リセットした方が案外早く寝付いてくれる場合もあります。
まとめ
今回は「赤ちゃんが泣き止む方法」についてお話をしました。
もう一度、ポイントをおさらいしていきましょう。
1.いろんな抱っこ
2.お歌
3.ミルクやおっぱい
4.鏡で自分の顔を見せてあげる
5.おもいっきり目を覚まさせる
これら5つの方法を、一度一通りお試しになってはいかがでしょうか?
ピタッと泣き止む赤ちゃんもいるでしょうし、余計泣いてしまうケースもあるでしょう。
とにかくママたちに理解していて欲しいのは、赤ちゃんは泣くのがお仕事だということです。「こんなに泣くのは、うちの子だけなの?」と心配する必要はありません。
悩んでいるママたちも、あまり神経質になることなく楽しみながら、赤ちゃんと向き合っていきましょう。