オーディションのとき、どのような衣装で行けばよいか悩んではいないでしょうか。衣装は、オーディションにおいて重要なポイントの1つになります。衣装によって合否が決まるかもしれないため、しっかりと考えて用意をすることが大切になってくるのです。そこで今回は、オーディションのときに着ていく「衣装選びのポイント」について説明しましょう。どのような衣装がいいのか、逆にどのような衣装は避けた方がいいのか、詳しく解説していきます。

オーディションで着る衣装選びのポイント

オーディションで着ていく衣装を選ぶときは、まず、自分が受けるオーディションの主旨を考えるようにしましょう。そして、その主旨に合うもの、つまりそのオーディションで「求められている人物像」に合うものを選ぶのです。また、動きにくいような衣装よりは、動きやすくて体のラインがわかるものにするといいでしょう。オーディションによっては、軽く体を動かすものもありますし、体のバランスもしっかり見られるからです。さらに、自分が「自信がある」と感じているパーツがアピールできる服を選ぶのもいいでしょう。オーディションでは自分のいいところをしっかりアピールすることが大切なので、自信があるパーツは積極的にPRしていきます。また、何よりも大切なのが、普段の自分らしさが表現できるような衣装を選ぶことです。オーディションでは、自然体の自分らしさを見てもらうことが1番なのです。

オーディションに着ていきたい衣装1. 清潔感があるもの

オーディションには、清潔感のある衣装を着ていくようにしましょう。清潔感がある衣装を着ていると、印象がとても良くなります。そして、きちんとした人だと思ってもらいやすいのです。また、さわやかな雰囲気をかもし出すことができるでしょう。こういった理由から、清潔感がある衣装というのは、オーディションに向いていると言えるのです。しかし、「清潔感のある衣装」といっても、何も新しい服でなければならない、というわけではありません。オーディションのたびに新しい服を買っていては、経済的にも大変です。そのため、今持っている衣装をクリーニングに出したり、アイロンをきちんとかけたりすればいいでしょう。それだけで、十分に「清潔感のある衣装」と呼ぶことができます。

オーディションに着ていきたい衣装2. シンプルなもの

オーディションに着ていくには、シンプルな衣装も向いています。たとえば、とても目立つ衣装を来てオーディションに行ったとしましょう。そうすると、衣装のほうのイメージが強すぎて、自分自身のアピールしたい部分がぼやけてしまう可能性が高いのです。オーディションでアピールすべきは自分自身であって、衣装ではありません。そこを勘違いしないようにしましょう。また、シンプルな服装であれば、自分自身の個性をアピールしやすい、というメリットもあります。衣装がシンプルな分、自分をしっかりとアピールできるのです。オーディションで合格する人というのは、たいていがオーラを持っています。そういったオーラを感じてもらいやすくなるのです。

オーディションで避けたい衣装1.清潔感がない

オーディションでは、清潔感がないような衣装は避けるようにしましょう。具体的には、汚れや毛玉、シワがついた衣装を着ていくのはやめておくべきです。こういった衣装では、清潔感を持ってもらうことは難しくなります。また、汚れや毛玉、シワがなければなんでもいい、というわけではありません。オーディションは、あくまで公的な場になります。そのため、ダメージ加工されたジーンズや古着なども、オーディションでは避けておいたほうがよいでしょう。どれだけ魅力的な人であったとしても、衣装に清潔感がないというだけで、せっかくの魅力が台無しになってしまいます。オーディションは限られた情報の中から審査が行われるものであり、その中でも衣装は「どのような人か」を判断する重要な要素になっているのです。

オーディションで避けたい衣装2.地味

オーディションでは、地味な衣装を着ていくことも避けたほうがいいでしょう。地味な色というのは、暗い印象を与えます。そのため、衣装の色が地味というだけで、その人の性格まで暗い印象を与えてしまうことになるのです。オーディションでは、たくさんの人の中でも、きらりと光る「何か」を持つ人が選ばれます。そのため、人から憧れられるような、明るい存在を目指すべきオーディションでは、地味な衣装を着ていくのはやめるべきでしょう。

オーディションで避けたい衣装3.派手過ぎる

オーディションでは、派手過ぎる服装も向いていません。というのも、オーディションで個性を出し過ぎてしまうと、場の空気を崩してしまう可能性があるのです。そうなると、よくない意味で目立ってしまうことになります。派手過ぎる服装というのは、具体的には濃い赤やピンク、紫などの色の衣装です。こういった色は、主張がとても強く、派手な印象を与えてしまうでしょう。そのため、濃い色よりも薄い色のほう、オーディションには向いていると言えます。また、気を付けるのは衣装だけではありません。派手なアクセサリーや、派手な髪形にも注意が必要となります。

服の色が与える印象とは？

オーディションで着る服の色というのは、とても重要でしょう。服の色によって、審査員に与える印象が全然違ってくるのです。たとえば、白い服では清潔や清楚、正直、純粋といった印象を与えます。好印象を与える色ではありますが、膨張色のため、なるべく体にフィットしたものを選ぶといいでしょう。また、黒い服では知的や男性的、自信、威厳、そして神秘といった印象を与えるのです。また、青い服ではクール、信頼できる人柄、誠実さを感じてもらえます。冷静な印象を与える色なので、やる気をアピールしたいときには青い服は向かないでしょう。反対に、赤い服であれば、やる気や一生懸命さ、情熱を感じてもらえます。ただし、濃い赤色だと自己主張が強すぎてしまう印象になるので、選ぶときには注意してください。また、黄色い服だと明るさや前向きさ、個人主義やユーモアを感じてもらえるでしょう。

オーディションのタイプ別！おすすめの衣装

オーディションでは、「すべてにおいて万能な衣装」というものはありません。オーディションによって主旨が違うため、求められているものも違うからです。しかし、オーディションごとにおすすめの衣装というものはあります。まず、キッズオーディションであれば、子どもらしい衣装を着ていくといいでしょう。あまり大人びた衣装よりも、年齢に応じた魅力を引き出せるような「子どもらしい衣装」の方が、良い印象を与えることになるのです。また、タレントオーディションでは、カメラ撮影をすることが多いという特徴があります。そのため、顔色が変わりやすいような、真っ白や真っ黒の服は避けるようにしたほうがいいでしょう。

さらに、特定のキャラクターを決めるようなオーディションであれば、そのキャラクターになりきったような衣装がおすすめです。完全になりきる必要はありませんが、できるだけキャラクターに近づけた衣装を着ていくと好印象でしょう。また、声優オーディションの場合、実際にセリフを読んでみせることになります。このとき、できるだけ他の音が入らないようにしたほうがいいので、音が出る素材の服やアクセサリーは避けたほうがいいでしょう。

オーディションには好印象を与える衣装を選ぼう！

オーディションというのは、限られた短い時間で、自分を最大限にアピールする場です。自分自身の持つ魅力や能力を発揮するためにも、衣装はとても重要なものとなります。そのため、オーディションのときは、好印象を持ってもらえるようにシンプルで清潔感のある衣装を選ぶようにしましょう。