キッズモデルオーディションの流れは?
キッズモデルのオーディションは、一次審査である書類審査を通過した後に行われるのが一般的です。
キッズモデルの一般公募オーディションでも事務所に所属するためのオーディションでも、二次審査はオーディションか面接での審査になる場合がほとんどです。
さらに応募人数の多い人気のキッズモデル募集では、三次審査以降にもオーディションが何度か行われる場合もあります。
個室で数名の審査員の前のみで行うオーディションもありますが、公開オーディションと言って審査員以外にテレビや雑誌などのメディア取材が入るオーディションもあります。また、大きな会場で観客も見ている中で行われることもあります。
また、オーディション審査を受ける方も書類審査を通過した数十人が一緒に並んでオーディションを受ける場合と、個室で一人ずつ審査を受ける場合があります。
キッズモデル事務所のオーディション内容は?
キッズモデルの事務所に所属するためのオーディションであれば、今現在の完成度より将来性を重視される傾向にあります。
キッズモデルを志望している場合、スタイルや姿勢などを中心に審査されます。一次審査で提出している書類をもとに質疑応答をされるので、特技などを披露する流れになることもあります。
また、キッズモデルを目指しているならウォーキングの審査もあるかもしれません。しかし、キッズモデルの事務所に所属すればウォーキングなどはレッスンはしてもらえるので、プロのように上手くできなければ不合格になるというわけではありません。どちらかと言えば、上手くできなくても堂々と恥ずかしがらずにできるかなどの精神面を見られていると考えておきましょう。
また、キッズモデルだけでなくタレントや俳優も所属している事務所であれば、演技や歌の審査があることも考えられます。ある程度練習しておく方が、自信をもって挑むことができます。
また、苦手であっても下手であっても一生懸命取り組む姿や熱意などを審査員は必ず見ていますし、一生懸命な姿勢や前向きな気持ちが伝われば「この子を育ててみたい」と感じてもらえるのではないでしょうか。
一般募集のオーディションの内容は?
一般募集のオーディションの場合、倍率も高く、一次の書類審査に通過してオーディションに参加できる確率も低くなります。
オーディションの内容は、プロフィールやアピールポイントについての質疑応答に加えてウォーキングやカメラテスト、スタイルや歯並びなどもチェックされます。
一般募集のオーディションはファッションブランドのカタログやキッズファッション雑誌などのモデルなどいろいろありますが、そのブランドや企業のイメージに合うことも重要です。オーディションの時にも、ある程度ブランドイメージに合わせたファッションや雰囲気を意識して参加しましょう。
また、キッズファッション雑誌のモデルの場合、私服などのファッションセンスも審査対象になることもあります。とはいえ着飾り過ぎると本人の魅力が伝わりにくくなりますので、顔やスタイルが分かりやすい服装がおすすめです。
オーディションに参加するまでにやっておくべきこと
オーディションを受けることが決まれば、その日までにできることはしっかり準備をしておきましょう。当日着ていく服や髪型は事前に決めて、シミレーションしておくと安心です。
キッズモデル事務所のオーディションを受ける場合には気合の入った流行のファッションよりも、シンプルでスタイルが分かりやすく本人の素材の良さが分かるファッションがおすすめです。
事務所のオーディションの場合はその子の将来性や、本質を審査されるので髪型、メイク、ファッションもナチュラルな方が今後の方向性もイメージしやすくなります。
ファッションブランドや雑誌のモデルオーディションの場合は、ある程度ブランドや企業のイメージに合わせたファッションを心がけましょう。
特にキッズファッション誌のモデルであれば、同世代の子供たちの憧れの存在になれるような本人のファッションセンスや表情などカリスマ性を審査される場合もあります。オーディションに参加する前に雑誌やカタログなどをよく見て勉強しておきましょう。
オーディション会場では審査員の前で質疑応答や自己PRをすることになります。緊張して何もできなくなってしまうこともあるので、事前に保護者と一緒にオーディションのシミュレーションしておくことをおすすめします。
また、キッズモデルの場合はまだ本人がモデルとしての仕事について詳しく分かっていない場合が多いのではないでしょうか。キッズモデルに合格したら「学業との両立はできるのか」「親はどこまでサポートできるのか」など親子間での約束事についてもしっかり話し合う必要があります。
契約が成立してキッズモデルの仕事を始めてから「両立ができない」「親がサポートしきれない」などの理由で辞めてしまうと多くの人に迷惑をかけることになります。オーディションに参加する前からしっかり話し合っておきましょう。
キッズモデルオーディションの注意点は?
オーディションを受ける時には「質問にうまく答えられるか」「特技は上手く披露できるか」などオーディション内容について頭がいっぱいになってしまう人が多いのではないでしょうか。もちろんオーディションでの審査はとても重要ですが、それ以外の場面での態度でも油断は禁物です。
オーディションで審査している審査員以外にも受付や控室など様々な所でスタッフ、関係者に見られていることを意識しておきましょう。
オーディションで完璧に自分をアピールできても、控室での態度が悪かったり挨拶ができないなどの自然体での礼儀などがチェックされていることもあります。
オーディション会場では常に気を抜かずに礼儀や態度などには気をつけましょう。
特に遅刻は厳禁です。
キッズモデルの仕事が決まれば時間厳守で進めていく仕事は多く、時間にルーズなイメージは大きなマイナス点になります。
赤ちゃんモデルの場合は、見た目の可愛さよりも「泣かない」「緊張、人見知りをしない」ことを重視される傾向にあります。オーディションの前はお昼寝や食事などを済ませて審査中に機嫌が悪くならないように保護者がコンディションを整えてあげましょう。
キッズモデルオーディションで保護者が意識すること
キッズモデルはまだ未成年で、自分で何もかも判断することは難しく、どうしても親のサポートが必要になります。
オーディションを受ける前に、審査ではどういうことをするのかを伝えて応え方や自己PRの方法を一緒に考えてあげると、子供の不安も軽減されて自信も付きます。また、オーディションや面接で保護者が審査員と直接話をする場合もあります。子供をサポートしていく意思があることはしっかり伝えておきたい部分です。
また、子供が自分で言う自己PRとは内容の違う親から見た子供のアピールポイントなども考えておくといいでしょう。
まだ成長段階である子供を審査するキッズモデルのオーディションでは子供の将来をイメージするために、保護者のファッションや身長などのスタイルを見られている場合もあります。目立つ必要はありませんが、ある程度ファッションに気を使い姿勢にも気を付けるようにしましょう。