子供がモデルを目指したいと言ったとき、親としてどのような気持ちになるでしょうか？
我が子が雑誌やイベントなどで活躍する姿を想像するだけで、なんだかニヤニヤしてしまいますよね。
でも、やはり親ですからモデルという職業に不安を感じる人も少なくありません。
そもそも、適年齢はいつなのか？いつモデルをするのが良いのか？
ゆくゆくはブランドの専属モデルになれたとしても、年齢を重ねるごとに、需要が少なくなるのではないかと考える人もいます。
そこで今回のテーマは「モデルの適年齢」についてです。一緒に確認していきましょう。

この記事は、こんな人におすすめ

・モデルの適年齢が気になる
・子供がモデルを目指している
・子供がモデルを目指していることに、多少の不安を感じている親御さん
・モデルという職業の将来性が気になる
・モデルになりたいという子供の気持ちを応援したいけど、少し不安を感じる

ベビー&キッズモデルは期間限定。

はじめに、ベビーモデルとキッズモデルについてお話をします。
子供は目まぐるしく成長していきますから、当然ベビーモデルとキッズモデルには期限があります。
ですから、ベビー&キッズモデルになりたいのなら、それぞれの適年齢をきちんと理解しておくべきです。

ベビーモデル

0・1・2才までの赤ちゃんを指します。
産まれる前からリサーチを進めて、産まれたらすぐにでも応募活動を進めた方が良いでしょう。本当に１日、１日の成長が目まぐるしい時なので、期間限定のベビーモデルの時期を楽しんでください。

キッズモデル

大体3才～12才くらいまでがキッズモデルの適年齢です。
個人のキャラクターやスタイルなどにもよりますが、
キッズモデルは、中学入学を一区切りにしているパターンが多いようですね。

このように、ベビーモデル・キッズモデルは期間限定で、適年齢があります。
ですから、なりたいと思った時に動き出さなければ、間に合わなくなる場合も少なくありません。
赤ちゃんが自分から「ベビーモデルになりたい」と言い出すわけがないので、親がある程度ベビーモデル・キッズモデルになる環境を整えてあげると良いでしょう。

モデルの適年齢はいつ頃？

結論を先にお伝えします。モデルに寿命はありません。
モデルの適年齢は、ずっと続きますので、ご安心ください。
つまり「20代が最もモデルの仕事に適している」「10代でないとモデルの夢を叶えることができない」というわけでもなく、どの年代でもモデルの仕事の需要はあるのです。
適年齢はずっと続くというわけですね。
それでは、モデルの仕事について、求められる要素について、詳しく見ていきましょう。

10代モデルに求められるもの

10代モデル、皆さんがモデルと聞いて想像する年齢が10代後半～20代前半にかけてだと思います。
なぜなら、多くの人がファッションやおしゃれに興味を抱き、雑誌やSNSなどでリサーチを始める年齢だからです。
その中で「真似してみたい」「こんな風になりたい」と多くのティーンズから慕われる人気モデルが誕生していきます。
現在も藤田ニコルさんやみちょぱさんなど、カリスマ性が高く、モデルしてもタレントとしてもメディアに引っ張りだこの人もいます。
10代モデルに求められるのは、常に流行の一歩前を歩く積極的な姿勢とさまざまな情報を発信できる力です。
モデルとしても、人間としても魅力がある人が、多くの人に支持されている場合が多いですね。10代モデルは雑誌やファッションによって、それぞれ需要も異なるので、モデルの募集人数は多くなります。その点だけで言えば、モデルの適年齢は10代だと言えるかもしれませんね。

20代モデルに求められるもの

20代モデルに求められるものは、健康的な体型と充実したライフスタイルです。
10代女性は細身のスタイルに憧れを抱きやすい傾向にありますが、20代女性は痩せすぎよりも、健康的なスタイルが人気です。
20代女性は、仕事・結婚・妊娠・出産などライフスタイルに大きな変化が見られる年代でもありますから、モデルとしてだけではなく人としての生き方にも注目されます。
「スタイルを維持するためには、どんなものを食べているの？」「ダイエットはどうやってしているの？」という疑問を抱いている人が多いので、20代モデルたちの食事内容やおすすめのダイエット法などが特集としてよく組まれる傾向にあります。

30代モデルに求められるもの

働きウーマンと、妻として母として奮闘する女性に分かれる年代なのが、30代です。仕事は中堅の立場として、責任のある仕事と日々向き合い、バタバタと忙しい毎日でしょう。
また子育ては、子供達のペースて過ごさなければいけないので、ストレスと体力消耗が避けられません。
そんな中で体型を維持したり、美肌をキープするのは容易なことではありませんよね。
そのような状況を加味した上で考えると、30代に求められるモデル像は、「自分も努力したら、あんなふうになれるかもしれない」と思えるような存在です。

40代以上のモデルに求められるもの

40代以上のモデルさんに求められる要素は、２つあります。
１つは、親近感です。
40代になると、どうしても体型が崩れてきたり、肌の劣化を感じて自分に自信がなくなってしまう人も少なくありません。
そこで増えているのが、普通っぽさが感じられる親近感のあるモデルさんです。
通信販売のカタログを見ると、自分と同年代、同じような体型のモデルたちが着こなしている洋服を見て、「これなら着ることができる」「買ってみようかな」と思うことができます。
細くてスタイルがよいだけが、モデルではありません。
親近感の湧くような、普通の体型のモデルさんも重宝されているのです。
2つめは、同年代から憧れられるキラキラ感です。
最近は、美魔女ということばをよく耳にしませんか？
アラフォー、アラフィフには見えない女性たちが、自分磨きのために努力している姿や美容法などが、同年代の女性たちから支持されているのです。
40代以上の女性にとって、美しくなることを諦めていない女性は目標となり、大きな励みとなるでしょう。

年代によって求められるものが違う！だから、適年齢はなし

このように、モデルは年代別に求められる要素が異なります。
ですから「適年齢はいつなのか？」という質問に関する答えは、「ありません」が答えとなります。寿命の短い職業だと勘違いされやすいのですが、実は息が長い職業のモデル。
年代別に必要とされていることをきちんと理解して、それに応じて自分のスタイルも変化させていくことが大切です。
赤ちゃんのうちからモデルとして活躍する人もいれば、40代になって花開く人もいるのが、モデル界・芸能界です。
年齢を気にして、挑戦しないのは損なのです。
モデルだから、必ずしもスタイルが良くなければいけないわけではありません。
最近は、ぽっちゃり系モデルも出てきており、より健康的で親しみやすいモデルの需要が増えているようです。

まとめ。モデルは永遠の職業です

今回は「モデルの適年齢はいつ頃？」というテーマでお話をしました。
キッズモデルは3才～12才、中学校入学前までが適年齢といえますが、一般的にモデルに適年齢はありません。
年齢に応じて、求められるイメージやメディア媒体も異なるので、どの年代もモデルをするにはふさわしいというわけです。
ですから、キッズモデルから始めて、ティーン・ミドル・シニアと末永くモデルを続けていくことができるというわけですね。