お宮参りの赤ちゃん

0歳の赤ちゃんの大切なイベントとは?昔ながらのイベントも楽しもう!

赤ちゃんが1歳になるまでの主なイベントとは

赤ちゃんが生まれるとすぐに、パパやママは慣れない子育てで忙しい毎日が始まりますが、赤ちゃんが0歳の間には大切なイベントもたくさんあります。
赤ちゃんが生まれてから準備をするのは大変なので、出産前にイベントの下調べやできる準備をしておくことをおすすめします。
0歳の赤ちゃんにとってはまだ記憶に残るわけではありませんが、家族にとっては赤ちゃんの誕生を祝う大切なイベントや行事をしっかり写真に残しましょう。

0歳の赤ちゃんにとって初めてとなる行事になるのは、生後7日目に行う「お七夜」です。
赤ちゃんが誕生した日を0日目として数えて、無事に生後7日目を迎えたことを祝う日で、昔は盛大にお祝いをする行事でした。

しかし、最近では生後7日目と言えばママや赤ちゃんの体調が回復していない場合もあり、お七夜を盛大に祝う家庭は減少しているようです。
家族の体調もよく、時間的にも余裕があれば「命名式」として親族と赤ちゃんの誕生を祝うお七夜を行ってみてはいかがでしょうか。
赤ちゃんの写真だけでなく、生後間もないこの時期の手形や足形を残しておくのもおすすめです。
では、お七夜の他にも行われる赤ちゃんの行事やイベントについて紹介します。

https://ac.ebis.ne.jp/tr_set.php?argument=ehTGVVgm&ai=a5d2363b982c98

お宮参りとは?

赤ちゃんが生後1ヶ月を迎える頃に行われる行事が「お宮参り」です。
それぞれのお住まいの地域の産土神に、赤ちゃんの誕生に対する感謝を込めて、これからの赤ちゃんの健やかな成長を願うのがお宮参りです。

昔は、男の子は生後31~32日目、女の子は生後32~33日目にお宮参りを行うとされていましたが、最近はだいたい生後1ヶ月位に家族の都合の良い日に行われるようになりました。
また、外に出る行事ということもあり、真冬や真夏などの赤ちゃんに負担の大きい季節であれば、大幅に時期をずらして行う家庭も増えてきました。
家族にとって負担の少ない時期を選んで、赤ちゃんの体調を最優先に行いましょう。

お宮参りの写真の撮影は、神社でしてもらえることもありますが、時間が長くなり赤ちゃんがぐずってしまうなどの不安もありますよね。
その場合は、お宮参りの写真撮影をスタジオなどで事前に行っておくのもおすすめです。
生後1ヶ月と言えば、ママの体調もまだ万全ではないこともありますので、スタジオの予約や準備も家族にサポートしてもらえるといいですね。

お食い初めとは?

「お食い初め」は百日祝いとも呼ばれる行事で、生後100日目を迎える日に行います。
誕生した赤ちゃんが、一生食べ物に困らないようにという願いを込めて行う儀式です。

お食い初めのお祝いの日には、赤ちゃんのための祝い膳としてお膳を準備します。
多くの地域では、尾頭付きの鯛、赤飯、紅白餅など、一般的にお祝いの席で用意されるような縁起の良い料理を準備します。
お食い初めの基本的な献立は、鯛、赤飯、煮物、お吸い物、香の物です。
まだ離乳食が始まる前の赤ちゃんなので、実際に食べられる訳ではありませんが、今後生きていくために必要な食材として献立が決められています。

料理を盛り付ける食器も、昔は漆器のもので男の子は朱塗り、女の子は外側が黒塗りで内側が朱塗りのものを使っていました。
しかし、最近では離乳食用に準備しているプラスチック製の食器を使う人も増えています。

そして、もう一つお食い初めの大切な儀式として「歯固め」があります。
まだ歯が生える前の赤ちゃんですが、石のように固くて丈夫な歯が生えてくることを願って歯固めの石を用意しましょう。
歯固めの石は、お宮参りを行った神社で授かる場合もありますが、河原などで拾ったものや購入した物でも問題ないようです。

お食い初めの日程もお宮参りと同じで、日程も必ず生後100日目に行わなくても大丈夫です。
生後100日前後で、家族の予定や体調に合わせて、行う日程を決めましょう。
赤ちゃんに食べさせる真似の儀式を行うのは、年長者とされています。
赤ちゃんが男の子の場合は男性、女の子の場合は女性が行います。

慣れない子育てに追われて余裕がないという場合も多いでしょう。
最近では、お食い初め用の献立の祝い膳を販売している店もあるので利用してみるのも良いのではないでしょうか。

ハーフバースデーとは?

ハーフバースデーとは、赤ちゃんの1歳の誕生日のちょうど半分に当たる、生後6ヶ月の日をお祝いするイベントです。
日本でハーフバースデーをお祝いする習慣は、昔からあったわけではありません。
海外ではハーフバースデーを祝う習慣がある国も多く、海外からの影響で日本でも習慣化されるようになってきました。
アメリカなどでは、長期休暇で学校が休みの間に誕生日を迎える子供が、みんなにお祝いしてもらえる日を誕生日の半年後と決め、その日を「ハーフバースデー」と呼びます。

ハーフバースデーには、決まり事や儀式のようなものは特になく、家族で赤ちゃんが誕生した節目を祝う日として、それぞれの形でお祝いしましょう。
一般的には、赤ちゃんの成長を記録に残すための写真撮影や、親族で集まってパーティーを行うことが多いようです。
生後6ヶ月と言えば、まだ甘いケーキなどは食べられませんが、離乳食が始まっている赤ちゃんも多く、赤ちゃんの食べられる物を使ったお祝い用の食事を準備して、離乳食に慣れる機会にするという家庭も多いようです。

初節句とは?

初節句とは、赤ちゃんが生まれて初めて迎える節句のことを言います。
日本には五節句と呼ばれる5つの節句がありますが、赤ちゃんの成長を願う節句は3月3日の「桃の節句」と5月5日の「端午の節句」になります。

3月3日の桃の節句は、女の子のお祭りと言われる「ひな祭り」として有名ですよね。
桃の節句では、赤ちゃんの災いを引き受けてくれると言われている雛人形を飾るのが一般的です。
また、節句のお祝いとして、ちらし寿司、菱餅、はまぐりのお吸い物、白酒などを準備します。
初節句を迎える赤ちゃんには食べられない物ばかりですが、家族でお祝いをして写真に残しましょう。

5月5日の端午の節句は「こどもの日」として男の子の節句を祝う日です。
端午の節句では、子供を災いから守ってくれる五月人形や菖蒲(しょうぶ)、子供の成長を願う鯉のぼりを飾るのが一般的です。
端午の節句のお祝いに準備する食べ物は、難を避けるという意味を持つ「ちまき」や、子孫繁栄の意味を持つ「柏餅」が有名です。
また、出世魚で有名な「鰤」を、将来の出世を願って準備される地域や「勝つ男」という意味が込められた「鰹」を準備する地域もあります。
まっすぐすくすく育つようにと願いを込めて、筍を準備するのも一般的でしょう。

赤ちゃんのためのイベントを家族で楽しもう

1歳になるまでの1年間に、赤ちゃんは心も体も目覚ましい成長を遂げることになります。
普段は家事や育児で、パパやママは忙しく赤ちゃんの成長をじっくり実感する暇もないかもしれません。
だからこそ、赤ちゃんの節目のイベントはしっかりお祝いして記念に残しておくことで、将来的に親子にとって良い思い出として形に残るでしょう。

節目のイベント以外にも、お昼寝アートなど赤ちゃんの時にしかできない思いで作りを楽しんでみるのもおすすめです。
決められた行事の他にも、家族で赤ちゃんの成長を家族で楽しめるイベントを考えるのも楽しいですね。

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