赤ちゃんモデルを採用しているオムツメーカー
赤ちゃんモデルと言えば、オムツメーカーのモデルのイメージが強いですよね。
実際に、モデルとして活動している赤ちゃんのパパやママの憧れである「オムツメーカーのモデル」ですが、赤ちゃんモデルを起用しているオムツメーカーはたくさんあります。
はじめに、赤ちゃんモデルを起用しているオムツメーカーから紹介していきましょう。
赤ちゃんモデルを起用しているオムツメーカー
・パンパース(P&G)
・ムーニー(ユニ・チャーム)
・GOON(大王製紙)
・マミーポコ(ユニ・チャーム)
・メリーズ(花王)
大手メーカーから発売されているオムツは、赤ちゃんモデルを起用しているメーカーがほとんどですね。
商品パッケージ、テレビCM、WEBのCM、ポスターなど、全てにおいて赤ちゃんモデルを起用しているメーカーもあれば、パッケージは人気キャラクターや商品のオリジナルキャラクターを採用し、CMやホームページなどの広告のみ、赤ちゃんモデルを起用しているメーカーもあります。
特に、パンパース、ムーニー、メリーズなどは、テレビCMも多く流れているので、赤ちゃんモデルの印象は強いかもしれません。
では、それぞれのメーカーの赤ちゃんモデルになるには、どうすればいいのでしょうか?
実は、赤ちゃんモデルを起用している、有名なオムツメーカーのほとんどは、基本的に一般募集を行っていません。
ごくまれに、企画として一般でのオムツモデルの募集を行っていたことはありますが、通常オムツモデルは、子役事務所に所属する赤ちゃんモデルを対象に、オーディションが開催されます。
そのため、オムツメーカーの赤ちゃんモデルの募集情報は、子役事務所を通さなければ、知ることができません。
オムツメーカーモデルの仕事内容
オムツモデルには、商品のパッケージ、店頭などに貼られるポスター、ホームページやWEB広告に掲載される写真のイメージモデルと、テレビやWEBでの映像で流れるCMの仕事があります。
赤ちゃんのオムツには、テープタイプとパンツタイプがあり、それぞれにSサイズ・Mサイズ・Lサイズ、パンツタイプには、ビッグサイズやさらに大きいサイズを販売しているメーカーもあります。
同じメーカーのオムツであっても、赤ちゃんの月齢や体格によって、サイズ展開も豊富なので、それぞれの商品イメージに合う赤ちゃんモデルを起用します。
つまり、1つのオムツメーカーでも、数人の赤ちゃんがモデルとして起用されています。
オムツモデルの撮影は、基本的にはスタジオ内で撮影されることが多いでしょう。
商品のイメージやアピールポイントを伝えるために、公園など屋外で撮影をすることもあります。
基本的には、赤ちゃん優先で撮影が進められ、赤ちゃんの撮影に慣れたスタッフが担当します。
赤ちゃんの目線や動きを誘導したり、笑顔を引き出すサポートをして、撮影をスムーズに進める「ベビーハンドラー」と呼ばれるスタッフがいる現場もあります。
また、赤ちゃんのオムツモデルの撮影は「ダブルスタンバイ」と呼ばれる方法で、対応されると考えておきましょう。
オーディションで採用された赤ちゃんであっても、撮影当日にコンディションが悪く、機嫌が悪くなったり、長時間ぐずってしまうこともあります。
そのため、「ダブルスタンバイ」として2人以上の赤ちゃんを撮影し、より良い方を採用することが多いでしょう。
赤ちゃんの撮影をしたのに、いざCMを見てみると、我が子が採用されていないということもあります。
ダブルスタンバイの場合、1人の赤ちゃんの撮影が順調に進めば、スタンバイの赤ちゃんは撮影をされないこともあります。
また「ダブルスタンバイ」では、モデルに選ばれた赤ちゃんが、風邪など急な体調に参加できない場合に備え、自宅等で待機しておくように言われることもあります。
この場合は、スタジオから近くに住んでいる人の方が有利だとされています。
つまり、オーディションには合格しても、当日の赤ちゃんのコンディションによっては、赤ちゃんモデルとして採用されないこともあると考えておきましょう。
オムツメーカーモデルの応募方法
オムツメーカーのモデルに、直接応募する方法は、基本的にはないと考えておきましょう。
有名なオムツメーカーの赤ちゃんモデルに応募するには、子役事務所のオーディションに応募することからスタートします。
子役事務所もたくさんありますが、オムツメーカーのモデルの仕事を紹介してもらえる事務所を選ばなければなりません。
「オムツモデル募集」と告知している事務所や、所属している赤ちゃんモデルの経歴を見て、オムツモデルをしている赤ちゃんがいるかもチェックしておきたいですね。
子役事務所のオーディションへの応募は、書類選考から始まる場合がほとんどなので、ホームページで詳細を確認して、プロフィールと写真を郵送、またはメールにて送ります。
赤ちゃんは、短期間で体型も表情も変わるので、応募する時期に撮った写真を送るようにしましょう。
書類審査に通過すれば、二次審査としてオーディション審査に進みます。
オーディションは、親子で一緒に審査を受けることになります。
付き添いの親に対して質問をしながら、審査員は赤ちゃんの表情をしっかりチェックしています。
しかし、赤ちゃんのオーディションであっても、親のマナーや態度は重要な審査ポイントです。
赤ちゃんのオーディションだからと言って油断せず、親の身だしなみや、挨拶、時間厳守など基本的なマナーは徹底しておきましょう。
オムツメーカーのモデルに必要なこととは?
オムツモデルののオーディションや撮影は、スタジオやスタッフのスケジュールに合わせて設定されます。
仕事や家庭の都合で、急な予定に対応するのが難しい人も多いかと思いますが、スケジュールの融通がつきやすい方が有利ではあります。
また、急な体調不良などで、チャンスを逃してしまうことも多い赤ちゃんモデルの仕事では、健康な赤ちゃんの方が、採用されやすいこともあります。
「いつも元気です」「体調を崩すことが少ない」というのは、オーディションでのアピールポイントにもなります。
日頃から、赤ちゃんの体調管理は徹底しておきましょう。
撮影では、慣れないスタジオで、多くのスタッフに囲まれて撮影が行われます。
いつもと違う環境で、人見知り、場所見知りをする赤ちゃんは特に、泣いたりぐずってしまうことが考えられます。
赤ちゃんがぐずった時に泣き止んで、機嫌が良くなる方法を見つけておきましょう。
また、日頃から、授乳、お昼寝の時間を決め、生活習慣を整えておけば、撮影の日に赤ちゃんの生活リズムを聞かれても、答えることができるので、撮影時間の設定をしやすくなります。
我が子を赤ちゃんモデルにするために
可愛い我が子をオムツメーカーの赤ちゃんモデルにするために、まずは子役事務所のオーディションに応募してみましょう。
赤ちゃんモデルとして、オムツメーカーのCMなどに起用されるのは、3歳頃までです。
「もう少し様子を見よう」と考えている間に、チャンスを逃してしまうこともあります。
また、赤ちゃんモデルの場合、月齢が低ければ低い程、ライバルが少ないので、採用される確率が高くなると言われています。
赤ちゃんにリトミックや幼児の英語教室に通わせるような感覚で、応募してみるのもいいかもしれません。
また、まだまだこれから成長して顔や表情も変化していく赤ちゃんを審査するので、審査員は親の顔立ちや、立ち振る舞いを参考にします。
実は、赤ちゃんモデルに限らず、中高生が参加する芸能事務所のオーディションでも、親の容姿を子供の将来の容姿の参考にすることはよくあります。
パパやママも赤ちゃんのお世話に追われる大変な時期ではありますが、ヘアスタイル、メイクなどにも気をつけましょう。
オムツモデルの経験は、将来家族の良い思い出になりそうですね。