雑誌を読む女性

読モとは?読者モデルとは一体どんな仕事?

2020.07.08 / モデル

読モとは?

読モとは読者モデルの略で、ファッション誌の一般読者が誌面に登場してモデルをすることを言います。
プロのファッションモデルではなく、アマチュアなので芸能プロダクションなどに所属せず、普段は学生、会社員、アパレル販売員など、モデルとは別の仕事をしている人がほとんどです。
中には芸能プロダクションに所属するモデルの卵が「読モ」から活動を始めて、後に専属モデルなどのプロのモデルになるパターンもあります。

1980年代から読者モデルがファッション誌などに登場することが少しずつ増えましたが、もともとは地域密着型のタウン誌などで、それぞれの地域の一般人が誌面に登場したことから読モが広まったとも言われています。
高嶺の花である憧れの存在のプロのモデルに比べて、普段は一般人として生活しているにも関わらず、オシャレでファッションを真似したくなるような存在として、一時期はプロのモデルよりも読モの方が注目される時期があったほどでした。

基本的に読モは、ファッションを特集するストリートスナップや、メイクやヘアスタイルを紹介するコーナー、新商品の体験レポートなどのページに登場することが多いです。

https://ac.ebis.ne.jp/tr_set.php?argument=ehTGVVgm&ai=a5d2d4239c58d6

読モになる方法とは?

読モになる方法は、いくつかあります。
一つ目は、ファッション誌が行っている、街中で撮影するストリートスナップに掲載されることです。
特に告知はなく、オシャレな人が集まる街でゲリラ的に行われている場合もありますが、雑誌でストリートスナップを行う撮影場所や日時を告知している場合もあるので、気になる雑誌は定期的に情報をチェックしてみましょう。
ストリートスナップに掲載されて、撮影スタッフに気に入ってもらえたり、読者からの反響があれば、その後違う企画ページなどの撮影に呼ばれて、読モとして定期的に撮影に呼んでもらえるチャンスがあります。

二つ目は、雑誌の読者モデル募集に応募する方法です。
読モを募集している雑誌では誌面やホームページで募集をかけています。
基本的には履歴書と写真(全身、バストアップ各一枚)を同封して送りますが、雑誌によって応募方法には多少違いがあるので確認してから送りましょう。
書類選考に合格すれば、編集部から連絡があり、面接などで顔を合わせる場合や、読モオーディションとしてしっかりと審査を受ける場合もあります。
編集部が今後企画している内容などに合わせて、イメージに合えば撮影に呼ばれ、読モとして誌面に登場することができます。

三つ目は、SNSで積極的に情報を発信することです。
ファッション誌の編集部では、SNSで影響力のある人にも注目をしています。
SNSで話題となっているオシャレな女の子や、流行に敏感な女の子、可愛いと話題の女の子には、雑誌の編集部の方から、読モの依頼が来る場合もあります。
日頃から、頻繁にSNSを更新してフォロワーを増やしておけば、読モになるチャンスが巡ってくるかもしれません。

読モ出身の有名人

読モからプロのモデルや芸能人になった人もたくさんいます。
読モの先駆けとなったと言われているのが、花田美恵子さんです。
1980年代にファッション誌「Olive」の読者モデルとして誌面に登場していましたが、プロのモデルよりも人気がありカリスマ的な存在で「カリスマ読者モデル」として活躍していました。

また、雑誌「25ans」に叶姉妹がスーパー読者として登場した時には、編集部にはそのオーラに圧倒された読者から問い合わせが殺到したそうです。
その後「egg」や「Popteen」を中心としたギャル系雑誌の読モが中高生を中心に大人気となり社会現象にまでなりました。
読モだけで一冊の雑誌が作り上げられるほどの人気でしたが、その時代にギャル系の読モとして活躍していた押切もえさんは、その後プロのモデルとなり、ファッション誌「CanCam」の専属モデルなどを経てタレントとしても活躍しています。

また、ギャルのカリスマとして人気の高かった益若つばささんも、読モとして活躍後タレントや、歌手としてCDデビューもしています。
小森純さんや鈴木奈々さんも、同じようにギャル系雑誌の読モからタレントに転身して多くのメディアに出演しました。
その後も、木村有希(ゆきぽよ)さんや池田美憂(みちょぱ)さんなど、ギャル系雑誌の読モから、プロのモデルやタレントに転身するパターンは定番化しつつあります。

読モの仕事内容と特徴

読モの仕事は、プロのモデルとは違い、より読者に近い存在です。
そのため、私服や日常生活など、セルフプロデュースが必要な企画などに登場することが多いのが特徴です。

例えば「OLの通勤ファッション」「バッグの中身」「大学生の1週間コーディネート」など本人の日常を見せる企画に読モが採用されるパターンが多いです。
プロのモデルであれば、スポンサーや雑誌が提携しているファッションブランドなどから提供される洋服を着て、ファッションに合わせてプロのヘアメイクアーティストにヘアセットとメイクをしてもらう撮影が主になります。
読モは基本的に撮影する洋服のコーディネートは、自分自身の私服で行います。
ヘアメイクはプロにしてもらえる撮影もありますが、無い場合は全て自分で行います。
そのため、読モは見た目の可愛さやスタイルの良さだけではなく、センスの良さや真似したくなるようなカリスマ性を求められます。
読者から見ても、読者モデルのファッションやヘアメイクはプロではなく読モ本人がやっているという認識があるので「自分にもできるかもしれない」という親近感を持ちやすい存在です。

また、専属モデルのように、編集部との正式な契約などが無い場合も多く、撮影が行われる度に企画に合う読モが撮影に呼ばれるパターンが多いです。
読者からの人気が高かったり、ファッションセンスの良さなどが認められれば、雑誌の看板読モとして安定して仕事をもらえるでしょう。

読モを募集している雑誌

芸能プロダクションに所属していれば、読モの仕事を紹介してもらえることもありますが、本格的に芸能活動がしたいわけではなく、OLや学生など自分の本職と言えるベースを持ちながら読モにも挑戦したい人には、好きな雑誌の読モ募集に応募してみるのが、おすすめの方法です。
読者モデルの募集をしている雑誌は多く、特に女性ファッション誌では随時募集や定期的な募集などチャンスが多いのも特徴です。

人気の女性ファッション誌「Ray」「JJ」「CanCam」「non-no」「more」などでも読モを募集しており、基本的には応募資格も幅広く、その雑誌が好きな人や撮影現場に行ける人が基本的な条件になります。
読モの撮影は、関東方面と関西方面で行われる場合が多く、遠方から撮影に参加する場合も交通費として一定金額しか支給されない場合があるので、撮影現場に通う方法や交通費についても事前に確認しておきましょう。
読モは、雑誌のターゲット層と同世代の人が採用されることになりますが、履歴書には好きなファッションブランドや普段通っているヘアサロン、今ハマっていること、SNSのURLなど、読モとして役に立ちそうな情報は必ず記載しておきましょう。
自分が読モになったら挑戦してみたい企画や、ファッションでのこだわりなど、個性をしっかりアピールしましょう。

ネット上にもオーディション情報サイトや雑誌のホームページで募集していますが、誌面に掲載されている読モ募集からの応募がおすすめです。
実際に雑誌を買って、コンセプトやファッションの特徴など、その雑誌を購入して研究しておくことも大切です。

https://ac.ebis.ne.jp/tr_set.php?argument=ehTGVVgm&ai=a5d2d4239c58d6