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オーディションに受かる話し方とは?トレーニング方法4選

オーディションになると、うまく話すことができない。
いつも緊張して、自分をうまく表現できない。

芸能界を目指すためにオーディションを受けている人の中に、「話し方」に関する悩みを抱えている人は少なくありません。

そこで今回は「オーディションに受かる話し方」についてお話をすると共に、上手に話せるようになるためのトレーニング方法もまとめていきます。筋肉と同じように、話し方もトレーニングが必要です!

この記事は、こんな人におすすめ

・オーディションに合格したい
・審査員の前でうまく話せるようになりたい
・オーディションに受かる話し方を身につけたい
・オーディションになると、うまく話せない
・オーディションできちんとアピールできるようになりたい

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オーディションに受かる話し方とは?

話し方のトレーニングをする前に、そもそもオーディションに受かる話し方についてお話をしていきますね。オーディションという限られた時間の中では、日常会話とは違う工夫した話し方を意識するべきです。

でも、難しいことではありません。

以下の2つのポイントを意識していけば、大丈夫!

1.起承転結の【結】を先に話す

ポイントの1つめは、起承転結の【結】を先に話すことです。
オーディションでよく起きてしまいがちなのが「自分は言いたいことが言えたのかな?」と不安に感じることです。

自分の夢が叶うかどうかを左右するオーディション会場で、見知らぬ大人の前で自己アピールするのは本当に難しいですよね。そこで、どんな緊張状態でも「とりあえず、言いたいことは言えた」となるような話し方を意識しましょう。

起承転結の【結】を先に話す癖をつけておけば、相手にも結論が伝わっているので「この人は何を言いたかったのだろう?」と相手を困惑させることが少なくなります。オーディションに合格したいのであれば、結起承転の順番にして、自己アピール文章を考えてみてはいかがでしょうか。

2.自分のことは60%しか話さなくてよい

ポイントの2つ目は、オーディションで自分のことは60%しか話さなくてよいということです。どのような意味かというと、オーディションの中で自分のことを100%話してしまうと、審査員たちのイメージを膨らませることができないので、敢えて60%に抑えておこうという作戦です。

「この子はどんな子なんだろう?」「どんな分野で活躍できそうかな?」などの想像力を駆り立てて、もう一度会ってみたい人になることが、合格の可能性を広げます。

ベラベラと自分のことを伝えすぎると、才能の引き出しを出しきったと思われて、審査員たちは興味を持たなくなるかもしれないので難しいところですよね。オーディションという限られた空間、時間の中で、自分のことを100%アピールする必要は全くありません。

「もう少し話してみたい」「もう一度会わないと、何となくスッキリしない」という存在になるためには、オーディションですべての力を使いきらないのが合格のポイントです。

以上、オーディションに合格するための話し方のポイントは2つだけ!

正直なところ、まだまだお伝えしたいポイントはあるのですが、極度の緊張状態であれもこれも気を付けることは無理でしょう。そこで今回は、ポイントを厳選して2つだけお話をしました。是非、意識してオーディションに臨んでくださいね。

合格する話し方を身に付ける!トレーニング4選

話すのが不得意な人が、朝起きたら突然、挨拶が得意な人になっているわけがありません。審査員に伝わりやすい、上手な話し方を習得するためには、練習あるのみです。

早速、毎日気軽に取り組むことができるトレーニング方法をまとめてみました。オーディションに本気で受かりたい人は、コツコツとトレーニングしてみてくださいね。

1.時間内に話すトレーニング

オーディションは、限られた空間、時間の中で、最大限あなたの良さを知ってもらうことが求められます。オーディション参加者はあなた1人ではないので、同時に何人もの自己PRを聞く審査員の記憶に少しでも残っておくことが重要です。

一人一人に与えられる時間は限られているわけですから、何を話していいか分からなくなったり、ダラダラ話すのは非常にもったいない!時間内に、きっちりと自分の良さを伝える努力をしましょう。時間内に話すトレーニングの方法をまとめみました。

時間内に話すトレーニングの方法

1.結起承転を意識した、自己PR文章を考える
2.1度、時間を気にしないで読んでみる
3.大体の時間が把握できたところで、自己PR1分バージョン、3分バージョン、5分バージョンを考える
4.ストップウォッチで時間を測りながら練習をしていく。
この時、経過時間と原稿を照らし合わせて、時間配分を考える。
5.4のトレーニングを何度も繰り返して、時間の感覚を掴む
6.自然とストップウォッチを見なくても、制限時間内に自己PRができるようになる

オーディションに備えて、自己PR文章は制限時間別に考えておくことをおすすめします。
考えた文章を、一字一句暗記する必要はありません!

文章を作ることで伝えたいことを整理できますし、記憶にも残るので、丸暗記しなくてもスラスラと言えるはずです。

2.ジェスチャーを加えながら話すトレーニング

棒立ちで自己PRをするのは何だか味気ないですよね?外国人のように、話にジェスチャーをプラスすれば、もっと感情豊かにあなたの伝えたいことを表現できるはずです。

百聞は一見にしかずということわざがあるように、耳で聞いているだけではなく、目で見ることによって記憶に残りやすいとも言われています。

どの部分にジェスチャーを入れると分かりやすいのか、考えてみませんか?

例えば「私はバレエが得意です」に合わせてポーズをとったり、「モデルを目指しています」という言葉に合わせて少しウォーキングを披露したりと、ジェスチャーをプラスするだけで表現の幅が広がります。

3.自然な笑顔トレーニング

ハキハキと話をしながら笑顔を作るのは、意外と難しいですよね。難しいのが分かっているのですから、事前トレーニングあるのみです。自己PRの文章を確認して、「笑顔ポイント」を考えてみましょう。

オーディションや芸能界に対する熱い想いは「真顔」で伝えて、今後に向けた抱負は前向きな気持ちを表現するために「笑顔」で締めくくるのはいかがですか?

笑顔ポイントを作ることによって、自己PRが単調にならないというメリットがあります。

4.目線まんべんなくトレーニング

オーディションでは、何人かの審査員がいる場合がほとんどなので、一人一人に想いが届くような話し方を意識するべきです。そこで、大切にして欲しいのが「目線」です。

目線は1人に集中することなく文の切れ目ごとに目線を送る審査員を変えたり、全体を見回したりと、まんべんなく送るようにしてください。

1人で目線のトレーニングに取り組む場合は、目の前にぬいぐるみを置いて、それらをまんべんなく見ることができるように練習していきましょう。

まとめ。上手な話し方を身につけて合格しよう

今回は「オーディションに合格する話し方を身に付ける」をテーマに、おすすめの話し方トレーニングをご紹介しました。

もう一度、おさらいしてみましょう。

1.時間内に話すトレーニング
2.ジェスチャーを加えながら話すトレーニング
3.自然な笑顔トレーニング
4.目線まんべんなくトレーニング

オーディションという非日常的な場所で、緊張しない人の方が珍しいです。

上手に話そうと頭では思っていても、なかなかうまくいかないのが当たり前なので、普段からトレーニングしておくことが大切です。

上手な話し方を身につけて合格しましょう。

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