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ポスト嵐はどのグループ?活躍するジャニーズのグループ

2021.06.09 / アイドル

ジャニーズのグループと言えば?

男性アイドルと言えば「ジャニーズ事務所」を思い浮かべる人は多いですよね。
ジャニーズ事務所からは、1964年に飯野おさみさん、真家ひろみさん、中谷良さん、あおい輝彦さんの4人からなるアイドルグループ「ジャニーズ」がデビューしてから、たくさんのグループが誕生しています。
創設者のジャニー喜多川さんの「未来のスター」を見抜く能力はよく知られていますよね。

ジャニー喜多川さんが亡くなられた後も、ジャニーズ事務所のアイドルグループの勢いは留まることはありません。
過去には、1980年にデビューした「たのきんトリオ」や1982年にデビューした「シブがき隊」の活躍で、知名度を高めましたが、1987年にデビューした光GENJIは社会現象を巻き起こす程の人気となりました。

その後も、数々の国民的アイドルグループを生み出しているジャニーズ事務所ですが、特に人気の高かった「SMAP」の解散や「嵐」の活動休止に続き、2021年11月には「V6」の解散も発表も発表されています。
そこで注目されるのは「ポスト嵐」となる、次世代の活躍が期待されているグループです。
ジャニーズ事務所から1990年以降にデビューしたグループを、デビューの年代別に紹介していきます。

1990年代にデビューしたグループ

1990年デビュー【忍者(少年忍者)】

・柳沢超
・遠藤直人
・正木慎也
・高木延秀

美空ひばりさんの楽曲をリメイクした歌など、日本の伝統文化を取り入れてパフォーマンスをするグループとしてデビューしました。
同時期に活躍した「男闘呼組」と「光GENJI」と共に「少年御三家」として人気でした。
今もなお、正式な解散発表はされていませんが、1997年のステージ出演を最後に、グループ活動を休止しています。

1991年デビュー【SMAP】

・中居正広
・木村拓哉
・稲垣吾郎
・草彅剛
・香取慎吾

ジャニーズ事務所を代表する、国民的アイドルグループといえば「SMAP」ではないでしょうか。
結成されたのは1988年なので、惜しまれながらの解散となった2016年まで、実に26年と、これまでのアイドルグループでは考えられない程長期に渡り、TOPアイドルとして活躍しました。
森且行さんの脱退後は、5人で活動しており、当時としては珍しく「お笑い番組」や「バラエティ番組」に積極的に出演しており、現代のアイドルの先駆け的存在と言われています。
また、SMAPの楽曲は、今も歌い続けられている名曲が多く、代表曲「世界に一つだけの花」のCDの売り上げは300万枚を超える大ヒットとなりました。

1994年デビュー【TOKIO】

・城島茂
・山口達也
・国分太一
・松岡昌宏
・長瀬智也

ジャニーズ事務所所属のアイドルとしては珍しい、バンドとしてパフォーマンスをする「TOKIO」。
冠番組「ザ!鉄腕!DASH!!」では、農業や漁業を行う「農業アイドル」としての活動も話題となり、新しいアイドルの形を作ったグループです。
また、男性アイドルグループと言えば、ファンの大半は女性ですが、TOKIOは男性からの支持も得ており、年齢を重ねても魅力的な「男くさい」アイドルです。
メンバーの山口達也さんと長瀬智也さんの脱退後、メンバー3人で「株式会社TOKIO」を設立するなど、挑戦し続ける大人のグループから目が離せませんね。

1995年デビュー【V6】

・坂本昌行
・長野博
・井ノ原快彦
・森田剛
・三宅健
・岡田准一

2021年11月の解散を発表している「V6」は、結成26年でメンバーが誰一人かけることなく活動を続けてきました。
1995年の「バレーボールワールドカップ」のイメージキャラクターとして結成され、年上グループの「20thCentury」と年下グループの「ComingCentury」に分かれて1つのグループが構成されているという形も新しいスタイルで話題となりました。
1997年から放送されたレギュラー番組「学校へ行こう」は、若い世代を中心に人気番組に。
また、メンバーが個々に、舞台、ミュージカル、映画、バラエティ番組などで実力を発揮しており、個性豊かなグループとしても評価されています。

1997年デビュー【Kinki Kids】

・堂本光一
・堂本剛

同じ名字で同じ関西出身(堂本光一さんは兵庫県・堂本剛さんは奈良県)で、ジャニーズアイドルとしては珍しいデュオとして結成されたKinki Kidsは、デビュー前から人気が高く、満を持してのデビュー曲「硝子の少年」は、178万枚を売り上げています。
2020年6月に発売した「KANZAI BOYA」まで、連続42作がオリコンチャート初登場1位を記録しており、長期間に渡る人気を維持しています。
また、堂本光一さんは、ミュージカル俳優として、堂本剛さんはシンガーソングライターとして、個々の活動も充実しています。

1999年デビュー【嵐】

・大野智
・櫻井翔
・相葉雅紀
・二宮和也
・松本潤

「SMAP」に続いて、国民的アイドルグループと呼ばれた「嵐」も、2020年に活動を休止しています。
ハワイでの会見の直前まで、デビューを知らされていなかったメンバーが集まり、デビューを果たしたています。
また「SMAP」と「嵐」は、デビュー後の人気獲得には苦労したグループで、他のグループよりも苦戦することが多かったにもかかわらず、TOPアイドルに上り詰めたグループです。
嵐の楽曲では、シングル1位獲得数は54作を記録しており、活動休止後、大野智さんを除く4人のメンバーは個人での活動を続けています。

2000年代にデビューしたグループ

2002年デビュー【タッキー&翼】

・滝沢秀明
・今井翼

ジャニーズJr.の黄金期と呼ばれる時代を中心となって支えた、滝沢秀明さんと今井翼さんからなるユニット「タッキー&翼」は、2018年に解散し、滝沢秀明さんはジャニーズ事務所の副社長に就任、今井翼さんは、ジャニーズ事務所を退所し、現在は俳優業を中心に活動しています。
デビューシングル「夢物語」はオリコン1位を獲得し、ロングヒットとなるなど好調なスタートを切ったものの、今井翼さんの体調不良で活動休止となる時期など、苦労も多かった印象です。
滝沢秀明さんの引退前最後のステージとなった「ジャニーズカウントダウン2018-2019」では、事務所退所後にもかかわらず今井翼さんが駆けつけ、ステージに立ったことも話題となりました。

2003年デビュー【NEWS】

・小山慶一郎
・加藤シゲアキ
・増田貴久
・手越祐也
・山下智久
・錦戸亮
・草野博紀
・内博貴
・森内貴寛

メンバーの脱退が相次ぎ、現在は小山慶一郎さん、加藤シゲアキさん、増田貴久さんの3人グループとして活動する「NEWS」。
「バレーボールワールドカップ2003」のイメージキャラクターとして、当時から人気の高かった山下智久さんを中心に結成されました。
また、錦戸亮さんと内博貴さんは「関ジャニ∞」との兼任という形で、メンバーに抜擢されています。
グループ活動と並行して、山下智久さんはソロ活動、手越祐也さんと増田貴久さんのユニット「テゴマス」など、グループとしての形に収まらない活動を続けていました。
脱退したメンバーの内博貴さん以外は、ジャニーズ事務所を退所しており、それぞれに活動しています。

2004年デビュー【関ジャニ∞】

・横山裕
・渋谷すばる
・村上信五
・丸山隆平
・安田章大
・錦戸亮
・大倉忠義
・内博貴

メンバー全員が関西出身のグループで「浪花いろは節」でデビューした「関ジャニ∞」。
デビュー後に、内博貴さんが未成年飲酒による無期限休止となり、7名での活動となりましたが、関西限定のCDデビューから、着々と人気を高め、SMAPの解散後は、嵐に次ぐ人気グループとして注目されていました。
しかし、メインボーカルを務めていた渋谷すばるさん、錦戸亮さんが相次いで脱退し、安田章大さんも病気療養するなど、苦労が続きましたが、現在は5人で活動しています。
また、横山裕さんや大倉忠義さんは、後輩グループにあたる関西ジャニーズJr.のプロデュースも手掛けています。

2005年デビュー【KAT-TUN】

・中丸雄一
・赤西仁
・上田竜也
・田中聖
・田口淳之介
・亀梨和也

これまでの「ジャニーズアイドル」のキラキラしたイメージとは違い、ヤンチャなイメージで人気となった「KAT-TUN」は、デビュー前から人気が高くCDデビュー前のアーティストとして初めて東京ドーム公演を行ったグループです。
しかし、メンバーの赤西仁さん、田中聖さん、田口淳之介さんが相次いで脱退し、現在は3人で活動しています。
デビュー年に大ヒットドラマ「ごくせん」の主要キャストに、メンバーの赤西仁さんと亀梨和也さんが抜擢されたことからも、グループへの期待値が高かったことが分かります。
メンバーが3人となり、充電期間を経ての現在は、新しい魅力を見せてくれるでしょう。

2007年【Hey!Say!JUNP】

・薮宏太
・高木雄也
・伊野尾慧
・八乙女光
・有岡大貴
・岡本圭人
・山田涼介
・中島裕翔
・知念侑李
・森本龍太郎

メンバー全員が平成生まれで、平均年齢が15歳という若さでのデビューでも話題となったグループです。
デビュー後は「ワールドカップバレーボール2007」のスペシャルサポーターも務めていました。
数々の最年少記録を更新していたことから、フレッシュなイメージが定着していますが、メンバーの半数が30歳代になり、デビュー当時とは違った大人の魅力も見られるようになってきました。
また、2020年には「Honey Bee」という名前で顔を隠した覆面ユニットとして、キレのあるダンスパフォーマンスがYouTubeにアップされ、その正体がHey!Say!JUNPだったとして話題となりました。
着実に実力をつけているグループとして、今後が期待されています。

2010年代にデビューしたグループ

2010年デビュー【Kis-My-Ft2】

・北山宏光
・横尾渉
・藤ヶ谷太輔
・宮田俊哉
・玉森裕太
・二階堂高嗣
・千賀健永

2005年の結成から6年の時を経てCDデビューを果たした「Kis-My-Ft2」は、ローラースケートを使ったパフォーマンスが特徴のグループです。
「嵐」「KAT-TUN」のバックについて人気を高めていたため、デビュー5周年にコンサートの観客動員数200万人を突破しており、ジャニーズグループ最速を記録しています。
また、ライブでの演出力の高さに加え、下積み経験が長く安定したパフォーマンスでファンを魅了しています。

2011年デビュー【Sexy Zone】

・中島健人
・菊池風磨
・佐藤勝利
・松島聡
・マリウス葉

2011年9月に結成し、11月にCDデビュー、ワールドカップバレーボールのスペシャルサポーターにも就任した「Sexy Zone」。
デビュー当時のメンバーの平均年齢は14.4歳で、マリウス葉さんは、ジャニーズ事務所史上最年少デビューとなる11歳でした。
さらに、メンバーの3人は事務所に入所してから1年以内のデビューという点も驚きです。
2021年には、デビュー10周年を迎え、体調不良による療養中のマリウス葉さんを除く4人で活動しています。
2021年3月に発売したシングル曲「LET’S MUSIC」では、これまでの王道キラキラアイドルとは違う、クールで大人なSexy Zoneを見ることができます。

2012年デビュー【A.B.C-Z】

・五関晃一
・戸塚祥太
・塚田僚一
・河合郁人
・橋本良亮

ジャニーズ事務所初の試みとなるDVDデビューからスタートした「A.B.C-Z」は、アクロバットを得意とするグループです。
ダンス・アクロバットが強みのグループですが、ジャニーズアイドルの中では、メディア露出が少なく、人気獲得に苦労してきたグループと言えるかもしれません。
しかし、メンバーの塚田僚一さんと河合郁人さんがバラエティに進出し、知名度が急上昇しています。
堂本光一さんや滝沢秀明さんのバックについて経験を積んでおり、安定したパフォーマンスに定評があるので、今後グループとしてのさらなる活躍が期待されています。

2014年デビュー【ジャニーズWEST】

・中間淳太
・濱田崇裕
・桐山照史
・重岡大毅
・神山智洋
・藤井流星
・小瀧望

「関ジャニ∞」に続いて、関西ジャニーズJr.から2組目となるデビューグループが「ジャニーズWEST」です。
2013年にデビューを発表された際には、濱田崇裕、神山智洋さん、藤井流星さんはメンバーに含まれていませんでしたが、メンバーによる直談判により、7人グループでのデビューの夢を掴みました。
関西らしいノリの良い楽曲が多く賑やかなイメージですが、メンバーの歌唱力が高く、熱く男らしい歌声に心を掴まれるファンも多いようです。
また、バラエティでも爪跡を残す対応力は、さすがです。

2018年デビュー【King&Prince】

・平野紫耀
・永瀬廉
・高橋海人
・岸優太
・神宮寺勇太
・岩橋玄樹

「Mr.King」と「Mr.Prince」に2つのユニットが期間限定で6人グループとして活動していましたが、その後、一度は元の2組に戻り活動。
しかし、メンバーの直談判によって6人でのCDデビューをつかみ取りました。
デビュー前から人気の高いメンバーが集まっていたこともあり、デビューシングル「シンデレラガール」は発売初日に31.8万枚を売り上げています。
デビュー年に、メンバーの岩橋玄樹さんが活動休止となるなど、辛い時期もありましたがポスト「嵐」と言われるほど、若手グループの中でも頭角を現しています。
2021年には、岩橋玄樹さんの脱退が正式に発表され、5人で歩みだした「King&Prince」。
最新曲「Magic Touch/Beating Hearts」では、ハイレベルなダンスパフォーマンスにも注目です。

2020年代にデビューしたグループ

2020年デビュー【SixTONES】

・高地優吾
・京本大我
・田中樹
・松村北斗
・ジェシー
・森本慎太郎

ジャニーズ事務所初となる「Snow Man」との同時デビューを果たした「SixTONES」は、2012年に放送されたドラマ「私立バカレア高校」に出演した6人で結成されました。
王道アイドルというよりは、ワイルドで男らしいイメージで、デビュー曲「Imitation Rain」を始め「SixTONES」らしさを感じられる楽曲も魅力です。
デビュー前から知名度の高いメンバーも多く、次世代のエースグループと期待される存在です。

2020年デビュー【Snow Man】

・深澤辰哉
・佐久間大介
・渡辺翔太
・宮館涼太
・岩本照
・阿部亮平
・向井康二
・目黒蓮
・ラウール

「SixTONES」と同時デビューを果たした「Snow Man」は、2019年にラウールさん、向井康二さん、目黒蓮さんが加入し、9人組となりました。
結成当初から在籍した6人のメンバーは、2012年から活動しており、下積み経験が長いことでも知られています。
メンバーの深澤辰哉さんと阿部亮平さんは、入所からデビューまでに15年かかっています。
しかし、この下積みが無駄ではなかったと思わせる、安定したパフォーマンスが「Snow Man」の魅力で、デビュー以降の人気は急上昇しています。
最年少にしてセンターに抜擢されたラウールさんを始め、ダンスの上手いメンバーが揃っており、今の時代が求めるアイドルグループとして頭角を現しています。

デビューが期待される次世代グループ

Travis Japan(2012年結成)

・川島如恵留
・七五三掛龍也
・古澤閑也
・中村海人
・宮近海斗
・松倉海斗
・松田元太

デビューが期待されるグループ「Travis Japan」はダンスのスキルが高いメンバーで結成されており、シンクロダンスに定評があります。
2012年に結成されたため、下積みも長く先輩グループからの信頼も厚いです。
まだデビュー前にも関わらず、2020年に雑誌「an・an」で表紙を飾った時には、発売翌日に重版が決定するほどの人気です。

なにわ男子(2018年結成)

・西畑大吾
・大西流星
・道枝駿佑
・大橋和也
・藤原丈一郎
・高橋恭平
・長尾謙杜

関西ジャニーズJr.から選抜された7人で2018年に結成された「なにわ男子」は、グループ結成1年足らずで、グループとしてのレギュラー番組を持つなど、すごい勢いで人気が上昇しているグループです。
関西の先輩である「関ジャニ∞」「ジャニーズWEST」に続き、関西で鍛えられたトーク力やバラエティ能力はもちろん、パフォーマンスになれば別人のようにスキルの高さを見せてくれる、期待のグループです。

他にも「HiHi Jets」「美 少年」「7 MEN 侍」「IMPACTors」「Aぇ!group」「Lil かんさい」など多数のグループがデビューに向けて活躍しています。
「国民的アイドルグループ」として、大ブレイクすることを期待したいですね。

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