身だしなみをチェック

身だしなみを整える!「だらしない」を見逃さないためのチェックポイントとは?

身だしなみとは?

第一印象のイメージや、社会人としてのマナーなど様々な場面で大切だと言われる「身だしなみ」ですが、その意味は漢字で「身嗜み」と書き、身を整えること、控えめにふるまうことなど、人前で心がけることを言います。

「人前に出る時には身だしなみを整える」というのは、日本では常識と言っても過言ではありません。
身だしなみと言えば、服装や髪形などの身なりを整えるイメージが強いですが、礼儀や作法などの立ち居振る舞いも、身だしなみに含まれていると考えておきましょう。
人前に出る時に、相手に不快感を与えないための身だしなみなので、清潔感や、その場所に合った身だしなみという点も意識しなければいけません。

服装・メイク・髪型など、人目に付く部分だけではなく、もっと細かい部分で身だしなみが整っているか判断されることも多いです。
身だしなみを整える方法や、細かいチェックポイントも紹介していきます。

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身だしなみを整えるメリットとは?

「身だしなみ」を整えるのには、意外と面倒な作業が多く、結局疎かになってしまうことも多いのではないでしょうか。
しかし、身だしなみを整えることには、メリットもたくさんあります。
例えば、身だしなみが整っているのといないのでは、第一印象は大きく変わるでしょう。
見た目で言えば、寝ぐせがついたままで、汚れやシワがあるような服を着た人より、髪型も服装も整った人の方が、相手にとって好印象となるのは言うまでもありません。

また、身だしなみは相手に対する心配りや、振る舞いのことも言うので、そういった立ち振る舞いができれば、印象が良くなるというメリットがあります。
さらに、このように身なりを整え、品のある立ち振る舞いをすると、自分自身にも自信を持てるようになります。
人前に出る時に、身だしなみを整えることで、自分の中のON・OFFが切り替えやすくなるのもメリットだと言えるでしょう。
身だしなみを整えると、気持ちを切り替えるきっかけとなり、面接などの大切な場面や、大切な人と会う時など、気持ちを引き締めたい時にメリットを感じることもあるでしょう。

身だしなみで大切なマナーとは?

身だしなみで大切なマナーは、友人と会う時、会社に行く時、オーディションを受ける時などでは少し変わってきます。
もちろん、服装や髪型などの身なりを整えるなど、共通する部分もたくさんありますが、それぞれのマナーの特徴を知っておきましょう。

ビジネスの身だしなみ

ビジネスの身だしなみやマナーの特徴としては、会社などの規定に順ずることが大切です。
身だしなみについても、ヘアカラーやアクセサリーなど、社内の規定に添って整える必要があります。
また、ビジネスシーンでは、上司に対する言葉遣いや仕事に取り組む姿勢も、身だしなみに含まれていると考えておきましょう。

オーディションでの身だしなみ

オーディションや芸能関係の面接では、全身のスタイルを見るために、体型が分かりやすい服装が好ましいとされている場合が多いです。
そのため、ショートパンツやミニスカートなどの服装になることがありますが、露出度が高いので下品にならないように注意が必要です。
椅子に座った時に下着が見えないように工夫するなど、そういった配慮も身だしなみのマナーに含まれます。

普段の身だしなみ

普段、友人と会う時やちょっとしたお出かけの時の身だしなみは、手を抜いてしまう人も多いのではないでしょうか。
確かに、気兼ねなく出かける場所に行く場合、それほど身だしなみにこだわる必要はないかもしれません。
しかし、あまりにも身だしなみに無頓着すぎると、どんなに親しい友人でも一緒に歩くことが恥ずかしいと思われてしまうかもしれません。
友人の気持ちも考える思いやりも、身だしなみの一つです。

また、どんなシーンでも気をつけたい身だしなみが「匂い」です。
匂いは清潔感を保つためにとても大切です。
汗の臭い、足の臭いはもちろん、口臭など気になる臭いは身だしなみを整えるために忘れてはいけないポイントです。
何日も洗っていない服を着ていたり、お風呂に入らないなど、自分自身はあまり気にならなくても、相手にとっては不快に感じる匂いもあります。
反対に、匂いを気にし過ぎで香水を付け過ぎるのも、人によっては香りが苦手な場合もあるので注意が必要です。

身だしなみが整っている人の特徴とは?

身だしなみが整っている人には、共通していくつかのポイントがあります。
一つ目は「だらしなさがないこと」で、例えば洋服の首元や袖がよれていたり、ズボンの裾を踏んでしまっているなど、だらしない服装をしていると、おしゃれをしていても身だしなみが整っているとは言えません。
さらに、爪が伸びている、ネイルが剥がれかけている、唇が乾燥している、眉毛の手入れが出来ていないなど、油断しているとだらしなく見えてしまうポイントがたくさんあります。
だらしなくない人とは、そういった基本的な清潔感を大切にしている人です。

二つ目は「TPOに合わせていること」です。
身だしなみが整っている人には、場所によって、着ていく服のイメージを変えたり、その場での振る舞いを変えることができる人が多いのが特徴です。
例えば、自分が主役になる場所と、脇役になる場所では、立場によって服装も振る舞いも変えられるといいですね。
また、どこに行くにも部屋着のような服装では、TPOに合わせているとは言えません。
「楽な服装が好き」という人も多いですが、どこに行くにも同じ格好にならないように注意が必要です。
「公園に行くのにハイヒール」「40代なのに10代のような服装」なども、オシャレに気を使っているのかもしれませんが、TPOを無視していると思われるでしょう。

三つ目は「きっちりしている」ですが、身だしなみが整っている人は自宅もきれいに整っていたり、バッグの中もきれいに整頓されているなど、性格的にも「きっちり」した人が多いです。
身だしなみは日常の自己管理と関りが深いものが多く「整える」ことが得意で、日常的な管理を行える人は身だしなみを整えるのが得意な傾向にあります。

身だしなみのチェックポイントとは?

自分では身だしなみに気を使っているつもりでも、他人から見るとどのような印象なのか気になりますよね。
自分では気付きにくい、見落としがちな身だしなみポイントもあるります。
自分から見ても他人から見ても、身だしなみが整っているように見えるポイントをチェックしておきましょう。

身だしなみのチェックポイント

【服装】
・TPOに合った服装であるか
・場違いなカラーや柄の服装ではないか
・汚れやシワ、ボタンが取れている部分はないか
・襟元や裾など、気崩れはしていないか

【髪型】
・フケやべたつきはないか
・カラーが色あせていないか
・ヘアカラーやヘアアクセサリーはTPOに合っているか
・寝ぐせや乱れはないか

【顔】
・肌や唇のケアはできているか
・髭の剃り残しはないか
・メイクが不自然ではないか(厚化粧や奇抜なメイク)
・歯磨きなど口臭ケアをしているか

【手足】
・爪は長すぎたり汚れていないか
・ネイルはTPOに合っているか
・靴の汚れ・傷みはないか
・靴下やストッキングは服装に合っているか

他にもアクセサリーや時計、鞄など身に付けるものは汚れや傷みがないか、気を付けて確認しましょう。
せっかく髪型や服装が整っていても、細かい部分で気が緩むと、だらしない印象になってしまいます。
身だしなみは出かける直前ではなく、早めに確認しておかなければ間に合わないこともたくさんあります。
日常的に、身だしなみをチェックする習慣を身に付けておきましょう。

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