オーディション審査員

子役オーディション!合格するためのコツや必要なこと

子役のオーディション、合格できる確率は?

芸能界での活躍を目指す子供たちにとって、子役のオーディションに合格するのは、大きな目標の一つです。
子役のオーディションには、どのような種類があって、どれくらいの人が合格するのでしょうか。
はじめに、子役のオーディションの種類を、2つに分けて説明します。

①事務所に所属するためのオーディション

芸能事務所、子役事務所などに所属するためのオーディションなので、芸能活動が未経験である子供も多く、今後本格的に芸能活動を目指す子供が参加します。

②作品に出演するためのオーディション

テレビドラマや映画に出演するオーディション、CM出演、舞台・ミュージカルの出演者など、作品に出演するためのオーディションです。
合格すれば、すぐに仕事をすることになるので、即戦力となる実力が求められる場合も多いです。

では、それぞれのオーディションに合格できる確率はどのくらいなのでしょうか?
事務所に所属するためのオーディションの場合、今後の可能性を感じられる子供であれば、合格と判断する事務所も多いです。
例えば、研修生・練習生としての募集であれば、レッスンを重ねて成長する期待も込めて、参加者の半数程度が合格となる事務所もあります。
応募者の数によっても、合格率は変わりますが、事務所に所属するためのオーディションでは、平均的に参加者の10%~20%ほどの人が合格となる事務所が多いようです。

もう一つ、作品に出演するためのオーディションであれば、合格率はさらに低くなります。
例えばドラマに出演する役のオーディションであれば、選ばれるのは1人なので、100人が参加すれば合格率は1%となります。
さらに、注目度が高く人気のオーディションであれば、数千人という人が参加する場合もあります。

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子役に向いている人とは?

どんな職業にも適性があるように、芸能界で活躍する子役にも適性はあります。
子役に向いている子供の特徴を見てみましょう。

・人を楽しませるのが好き

人前で、面白いことをしたり、歌を披露するなど、見ている人を喜ばせることが好きな子供は、舞台に立ってたくさんの人に見られることを、楽しいと感じることが多いようです。
子供は、気持ちが顔や態度に出やすいので、本人が楽しんでいると、自然で魅力的な表情が出ます。

・社交的

芸能界では、たくさんの人とコミュニケーションを取る機会が多いです。
子役仲間や、共演者、仕事現場のスタッフと、積極的に関わろうとする社交的な性格は、芸能界に適しています。

・負けず嫌い

芸能界では、子供でもオーディションに落ちたり、仕事で厳しい評価をされることもあります。
悔しい思いをする機会も多い分、その経験を向上心に変えられるような、負けず嫌いな性格は、子役としてのステップアップに必要なポイントです。

・切り替えが早い

嫌なことがあったり、何となく憂鬱な気分の時でも、子役の仕事では気持ちを切り替えて、楽しく振舞わなければいけない場面もあります。
自分自身の気持ちを切り替える方法を持っていると、子役の仕事もやりやすいでしょう。

このように、子役に適した性格の特徴はありますが、当てはまらなければ子役になれないわけではありません。
子供は、見た目だけでなく心も成長していくので、子役の経験やレッスンを重ねていけば、どんどん変わっていきますよ。

子役に必要なスキルとは?

子役に必要なスキルは、演技・歌・ダンスなど、実技的なこともあります。
このような実技面では、レッスンを受けながら自分でも練習を重ね、上達していくことができます。
また、ドラマや映画に出演することになれば、セリフを覚えるだけでなく、発音・発声・滑舌などのスキルも必要になります。
子役では「泣く演技」など、難しい演技を求められることも多いです。
他にも、子供らしい無邪気な姿、自然な笑顔など、子役に求められることをよく理解して、演技のスキルを磨きましょう。

子供は、新しく学んだことをたくさん吸収することができるので、積極的にたくさんのことを学びましょう。
芸能界では、どんな特技や趣味でも、武器になることがあります。
子供の得意なことや、興味のあることなら何でもいいので、スキルとして身に付けておくと、オーディションの特技披露や自己PRでも役に立ちます。
また、出来ることが増えると、子供もイキイキして、前向きな気持ちになり、表情にも表れます。

子役のオーディションに合格するコツ

子役のオーディションでは「何度挑戦しても落ちてしまう」「あと一歩のところで落選してしまう」など、なかなかオーディションに合格できないという悩みをよく耳にします。
年齢が同じくらいの子役同志は、同じオーディションを受ける機会が多くなりますよね。
すると、その中には「いつも合格する子」と、周りから注目される存在がいるのではないでしょうか。
もちろん、オーディションは、仕事の内容も違えば、審査する人も違うので、毎回選ばれる人も変わります。
その中で「よく合格する子」になるには、たくさんの参加者の中で、印象に残る必要があります。

顔やスタイルなどの容姿が良いなど、一目見ただけで印象に残る場合もあります。
もちろん、容姿も芸能界で活躍するための、強みであることには違いありません。
しかし、オーディションで選ばれるのは、参加者の中で一番容姿が優れた子だとは限りません。
容姿に限らず、自分の魅力をアピールして、審査員の目に留まった人が合格します。
他の人とは違う、自分にしかない魅力、一番のアピールポイントを審査員に伝えましょう。

また、オーディションの審査員は、演技などの実技だけではなく、本人の意欲や強い気持ちも見ています。
例えば、演技審査での演技は、セリフを上手く言えることも大切ですが、演じている時の表情や眼差しから、熱意も伝わります。
子役であっても「この役をやりたい」「憧れの舞台に立ちたい」という熱い気持ちは、審査員の心を動かします。
自己紹介、特技披露、実技審査など、全てにおいて、台本があるかのように淡々と言うのではなく、審査員に伝えたい、見て欲しいとう気持ちを忘れないようにしましょう。

子役オーディション合格のために親ができること

子供のオーディション合格のために親ができることは、体調の管理やスケジュールの管理など、身の回りのサポートも重要です。
また、子供が上手くいかない時、落ち込んでいる時に、励まして、もう一度頑張れるように背中を押してあげるのも親ができることの1つです。
しかし、子供のオーディションにおける親のサポートは、子供が表に出るために、裏方としてのサポートするだけではありません。

子役のオーディション審査では、親のこともチェックしている審査員がとても多いです。
子役の場合、仕事をするには、必ず親の協力が必要となります。
親が子供の芸能活動に協力的であるか、家庭環境はどんな感じかなど、家族のことも審査に関係する場合もあります。
オーディションに付き添う時には、親も身なりに注意し、オーディションスタッフの話を聞く時には、親も意欲的であることをアピールしましょう。

また、オーディションでは、子供の挨拶や礼儀などもチェックしています。
挨拶や言葉遣い、椅子に座る姿勢など、緊張するオーディションでも、できるようになるには、日頃から親が子供に伝えて、実践しておく必要があります。

オーディションに合格するために、最も必要なことは挑戦することです。
失敗も次へのステップへ繋げて、何度でも挑戦することで、オーディション合格の夢を掴みましょう。

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