ダイエット

モデルの平均体重って? 健康的にかっこよく痩せられる方法も

2022.06.20 / モデル

モデルの平均体重

ショーや雑誌で活躍するモデルは、スラリと伸びた長い手足に、スレンダーな体型がカッコイイですよね。

しかし、体型を気にし過ぎて、摂食障害になってしまうモデルが増えたり、痩せているモデルに憧れる人たちが、過度のダイエットをすることで、体に悪影響が出る事例が増えたため、モデルの体重に関する規制も厳しくなりました。

健康的な体型を維持しなければいけないモデルの平均体重は、どのくらいなのでしょうか。

一般的に適正体重はBMI値が18.5~25位だと言われています。

BMIの計算方法

・体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m)

BMIによる判定基準

・痩せ型  18.5未満
・ふつう  18.5~25未満
・肥満   25以上

この基準は、見た目などの美容的な観点ではなく、健康面での適正体重になります。

例えば、身長が160㎝の人であれば、56.3㎏の人が、BMI22なので、健康的にも適した体型だということになります。

では、美容的に美しく見える「モデル体重」となると、BMIは17になります。

BMI17と言えば、身長160㎝の人なら43.5㎏です。

適正体重とは10㎏以上も違いますよね。

他にも、BMI20であれば、美容体重といって、見た目的にも健康的にも良い数値とされています。

さらにBMI18は、痩せすぎではない痩せ型で、一番美しく見える「シンデレラ体型」と呼ばれています。

モデルは、見た目的にも美しい状態を保たなければいけません。

現役モデルが、健康的にかっこよく痩せるには、どのようなことをしているのか、詳しく紹介していきます。


健康的に痩せる方法①食事

美しいスタイルを手に入れるためにも、美しい状態を保つためにも、内側からのケアがとても重要です。

モデル体型を目指して食事をする時のポイントから見ていきましょう。

健康的に痩せる食事のポイント

①食事だけで体重を減らそうとしない
②必要な栄養はしっかり摂る
③持続できる食事制限

では、それぞれを詳しく解説します。

①食事だけで体重を減らそうとしない

食事の量を減らせば、分かりやすく体重が落ちるため、極端に食事の量を減らして体重を減らそうとする人もいます。
特に、中高生のダイエットは、ほとんど食べないような無理なダイエットで、摂食障害や生理が止まるなどの症状が出るケースも多いです。

体に必要な栄養が足りていなければ、体力も気力も無くなってしまいます。
健康的に痩せるためには、食事制限だけで痩せようとせずに、必要な栄養はしっかり摂り、運動や生活習慣も合わせて続けることが大切です。

②必要な栄養はしっかり摂る

間食などで、糖質や脂質を摂りすぎると、体重も増加してしまいます。
しかし、タンパク質や鉄分、ビタミンなど、健康的な身体を維持するために必要な栄養が足りなくなれば、様々な不調をひき起こし、見た目も老け込んでしまいます。

栄養不足で起こる症状

・免疫力の低下
・運動機能の低下
・骨折しやすくなる
・肌や髪のツヤ、弾力がなくなる
・記憶力、集中力の低下

モデル体型の基本はスレンダーで「健康的」であることです。
栄養が足りなければ、目元がくぼんだり、肌が乾燥するなど、不健康な痩せ方をしやすくなります。
さらに、やる気も起こらないなど、精神的な面でも、無理が出てしまいます。

③持続できる食事制限

自分にとって負担が大きい食事制限では、長く続けることができません。
ずっと我慢するよりも「1日に1つは好きなものを食べてもOK」「週に1度はチートDayを作る」というように、続けるための工夫も大切です。

必死でダイエットをしたけれど、続けられずに何度もリバウンドを繰り返すと、体への負担も大きくなります。
持続できるルール設定をするようにしましょう。

健康的に痩せる方法②運動

モデル体型になるためには、健康的な食事と合わせて重要となるのが運動です。
体を動かすのが苦手な人にとっては、運動と言われるとハードルが高く感じるかもしれません。

いきなりハードなトレーニングをすると、続けるのが嫌になってしまいます。
自分に合うトレーニング方法を見つけましょう。
モデル体型になるために、おすすめの運動を紹介します。

ヨガ

ヨガは、動きは激しくないものの、呼吸法が組み合わさることで、脂肪を燃焼する有酸素運動と同等の効果を期待できます。

さらに、筋肉を使うポーズも多いので、シェイプアップ効果もあり、ダイエットには最適な運動の1つです。
インナーマッスルを鍛えることができて、太りにくい体を作ることができます。

ピラティス

ヨガと似ている動きが多いですが、ポーズをとることで心身のバランスを整え、精神的な安定を目的とするのがヨガなのに対し、ピラティスは体幹を鍛えて、強い筋肉を作ることを目的としています。

体幹を鍛えて代謝を上げることで、痩せやすい体を作れるのがピラティスの魅力です。
また、骨格のゆがみを整える効果もあるので、ボディラインが整い、女性らしい美しいスタイルを作ることができます。

スイミング

スイミングは、体の脂肪や糖をエネルギーとして使う、有酸素運動なので、ダイエット効果が高いです。
体を自由に動かせない水の中では、体に大きな負荷がかかるので、消費カロリーも大きくなります。

続けていくと、体脂肪、内臓脂肪の減少につながるので、痩せるだけでなく健康面にも効果が高いスポーツです。
全身を使うので、健康的なスタイルを手に入れるのにもおすすめです。

モデルの体型維持方法

実際に健康的なスタイルで活躍している人気モデルは、どのようなダイエット方法を実践しているのでしょうか。

藤田ニコル

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「ダイエット」というワードで、ストレスを溜めないことを意識しているという藤田ニコルさん。
多い時には、週に2~3回のジムでのトレーニングを行っており、その他の日にも自宅トレーニングは欠かさないそうです。
ストレスを溜めないためにも、ボディメイクをルーティーンとして、自然と生活に取り入れ、食事制限も最低限で持続させることを大切にしています。

長谷川潤

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女性が憧れるモデル・長谷川潤さんは出産後に12㎏のダイエットに成功した経験があるそうです。
長谷川潤さんの体型管理のこだわりは、ライフスタイルにあります。
規則正しい生活をベースに、食べるものに徹底的にこだわった、野菜中心のオーガニック生活を基本にしているそうです。
また、2014年に、ヨガカルチャーに影響を与えた人物に送られる「ベスト・オブ・ヨガミューズ」を受賞するほどのヨガ好きでも知られています。

ダレノガレ明美

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体重67㎏から44㎏まで痩せた経験があるダレノガレ明美さん。
色々なダイエットを試したものの、思うように効果が出ず、最終的にはスイミングとウォーキングで半年間で14㎏痩せたそうです。
他にも食生活や入浴にも気を使っているそうで、努力を続けられるのがスゴイですね。

健康的に痩せるには目標を設定する

痩せるまでモチベーションを高め続けるのは、本当に難しいことだと思います。
「○○㎏まで痩せる」「着たかった服を着る」など、目標を持っておくと頑張れますよ。

健康的で美しいスタイルを目指してみましょう。

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