乃木坂46とは?
2011年にAKB48の公式ライバルとして結成された乃木坂46は、NHK紅白歌合戦に6年連続6回の出場、日本レコード大賞でも連覇を成し遂げるなど、トップアイドルとして大活躍です。
AKB48と同じく秋元康さんによるプロデュースで、応募総数38,934人の中からオーディションで選ばれた36名で活動をスタートさせました。
結成当初は「コンセプトが無い」がコンセプトになっていましたが、乃木坂46は専用劇場を持たないなど公式ライバルであるAKB48とは違った形で、アイドルとしての地位を築いてきました。
乃木坂46ならではのエンターテイメントを作ることを目指し、楽曲やダンスにおいても乃木坂46らしさを強調した作品になっていますよね。
現在では、個々のメンバーが女優やモデルとして活躍の場を広げ、男女問わずに人気のアイドルグループに成長しました。
これまでに、度々メンバーの加入や卒業もあり、現在は1期生~4期生のメンバーが活躍しています。
そしていよいよ、4期生オーディションから約3年の時を経て、2021年7月19日から5期生オーディションの募集が開始されています。
乃木坂46のこれまでのオーディション内容
乃木坂46は、これまでに4回のメンバー募集オーディションを開催しています。
そして今回の募集が5回目となりますが、はじめに、これまでのオーディションをおさらいしていきます。
開催年 2011年
応募総数 38,934通
合格者 36名(生駒里奈、白石麻衣、齋藤飛鳥 他)
オーディションの内容
書類審査
↓
面接審査
↓
実技審査
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最終審査
開催年 2013年
応募総数 16,302通
合格者 14名(堀未央奈 北野日奈子 他)
オーディション内容
書類審査
↓
面接審査
↓
実技審査(ダンス)
↓
実技審査(歌・ダンス)
↓
最終審査
開催年 2016年
応募総数 48,986人通
合格者 12名(与田祐希 山本美月 他)
オーディション内容
書類選考
↓
地方面接
↓
3実技審査
↓
東京での面接
4期生オーディション
※「坂道合同オーディション」として、乃木坂46、欅坂46、けやき坂46の3グループ合同オーディションとして開催されました。
開催年 2018年
応募総数 121,982通
合格者 39名(遠藤さくら 筒井あやめ 他)
オーディション内容
書類選考
↓
地方でのカメラテスト
↓
東京での面談
↓
最終審査(実技審査)
乃木坂46のオーディションの内容としては、「坂道合同オーディション」を除いて、1次審査~最終審査までだいたい同じような流れですね。
オーディションへの応募資格の年齢制限は、1期生は満12歳~24歳、2期生は満13歳~23歳、3期生と4期生は満12歳~20歳となり、応募できる年齢の上限は徐々に低くなっています。
乃木坂46ほどの人気グループでは、オーディションの応募者数もかなり多く、通常のオーディションに比べて審査の過程も多くなる傾向にあります。
次に、現在行われている乃木坂46のオーディションの詳細を紹介します。
2021年乃木坂46のオーディション最新情報
2021年に発表された「乃木坂46」の5期生オーディションについて詳しく解説していきます。
まずは、基本の情報から見てみましょう。
今回初めて、3人までの複数人でのエントリー(みんなで応募)が可能となります。
通常応募(1人での応募)
・必要事項の入力と、写真は全身・顔写真の2枚に加え、アピール写真を含めて計5枚まで送
ることができます。
みんなで応募(3人まで)
・必要事項を入力と、応募するみんなの全身の写真と個人の顔写真に加え、アピール写真を含めて5枚まで送ることが出来ます。
応募者全員の同意が必要です。
どちらも加工アプリで加工した写真はNGです。
みんなで応募の1次審査はグループ審査となるので、全員が合格または不合格という形式での結果になります。
2次審査以降は個人での結果となります。
応募資格
①満12歳~満20歳までの女性(2021年8月10日時点)
➁2次審査以降の審査に参加できる人
③テレビ・WEB・その他の媒体に、審査過程も含めて出演が可能な人
④地方在住の場合、合格後すみやかに上京・在住ができる人
⑤研修生に合格した場合、研修に参加可能な人
※研修生に選ばれた場合、研修期間の成果を見て新メンバーに合格できるかを判断されます。
1次審査(書類選考)
応募期間 2021年7月19日(日)正午~8月10日(火)17時まで
2次審査(オンライン審査)
2021年8月20日(金)~24日(火)の間で、日程は指定されます。
3次審査(面接審査①)
2021年9月4日(土)東京・名古屋・仙台
2021年9月5日(日)大阪・福岡・札幌
※会場・日程は指定されます。
4次審査(面談審査➁)
2021年9月18日(土)東京都内で行われます。
研修生最終審査
2021年9月19日(日)メンバー候補生の最終審査で、こちらも東京都内で開催。
研修期間
2021年10月~12月の3ヶ月程度、研修生に選ばれたメンバーの研修期間になります。
12月に、乃木坂46新メンバー合格発表となっています。
応募の時の注意点やコツ
氏名や生年月日、身長、体重などの基本情報以外にSNSのアカウントやチャームポイントを入力する項目があります。
また、これまでに影響を受けた映画やドラマ、最近気になっている身の回りのニュースという項目もあるので、個性やキャラクターをアピールできそうですね。
もちろん目立つために偽った答えを書くのはNGですが、印象に残るように工夫はしておきましょう。
「身の回りのニュース」なので、社会的な問題や時事的なニュースを上げてもかまいませんが、他の人と同じ内容になりやすいかもしれません。
この質問では、感性や価値観を伝えることを意識したいので、自分の身の回りで起こったエピソードでも大丈夫です。
学校での出来事や、家族とのほっこりするようなエピソードでもいいですね。
「みんなで応募」をする場合も、質問は同じ内容ですが、追加で「みんなで応募をしようと思った理由」という項目があります。
こちらも「全員が乃木坂46のファンだったから」「みんなで同じ夢を目指したい」など、素直な思いを伝えて問題ありません。
しかし、ここでもありきたりではなく、審査員が「なるほど」「おもしろい」と思うような内容だと「会ってみたい」と思われる可能性が高くなります。
「私たちは○○の乃木坂と呼ばれています」「チームワークの良さを見て下さい」など、写真では伝えきれない魅力をアピールしてみましょう。
乃木坂46のオーディションに合格するには?
アイドルを目指す人にとって、乃木坂46のような人気のあるグループに憧れる人はとても多いでしょう。
アイドルのオーディションには、乃木坂46のようにすでに活躍しているグループや、新しく結成されるアイドルグループのメンバー募集など様々なオーディションが行われています。
乃木坂46ほどの知名度があるグループであれば、多数の応募があることから、勝ち残るための戦略が必要となるでしょう。
すでにトップアイドルと呼ばれるグループですから、合格すればすぐに第一線でアイドル活動をすることができて、恵まれた環境でアイドルの仕事をしていくことができます。
しかし、オーディションにはライバルが多く、才能あふれるレベルの高い人たちが集まるのは言うまでもありません。
オーディションでは審査員の印象に残ること、グループに必要だと思ってもらえる強みをアピールする必要があります。
合格すればグループとして活動していくことを考え、自分自身のアピールばかりせず、グループに貢献したいという気持ちや、チームワークを大切にする気持ちなど、乃木坂46のメンバーとして活動したい意思を伝えましょう。
乃木坂46メンバーのオーディションでのエピソード
実際に乃木坂46のオーディションに合格したメンバーのエピソードを見てみましょう。
1期生から活躍して長く愛されている秋元真夏さんは、2次審査で審査員から一発芸をするようにお題を出され、多数いる参加者の中で唯一挙手をして、スーパーマリオがジャンプをするときの音マネを披露したそうです。
3期生のオーディションに合格した大園桃子さんは、元々アイドルにあまり興味がなく乃木坂46についても名前を知っている程度だったそうです。
鹿児島出身の大園桃子さんは、お世話になってる先輩にお願いされたのがオーディションを受けるきっかけになったそうですが、オーディション会場の緊迫した雰囲気や緊張感で、地方予選から最終審査まで毎回泣いてしまったそうです。
同じく3期生のオーディションに合格した与田祐希さんは、福岡県の志賀島出身の島育ちで、アイドルに憧れて乃木坂46のオーディションに参加しました。
彼女はオーディションの歌唱審査で「石焼き芋の歌」を歌ったというエピソードがあります。
石焼き芋が大好きだからという理由で、本人はいたって真剣に選曲をしたそうですが、インパクトは大きいですよね。
このように特別な特技を披露するわけではなくても、大勢の中で目立つ度胸やグループにいて埋もれてしまわない存在感、セルフプロデュース力などを審査員にアピールできれば、合格への第一歩となるのではないでしょうか。
人気グループなので、今回も多くの応募者が参加すると予想されますが、興味がある人は、参加してみてはいかがでしょうか。