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女優として生きていくために大事なこととは

2018.12.12 / 女優になる

女優業ってどういう職業?

女優志望の人のなかには、女優がどのような仕事をするのか詳しく理解していない人もいます。本気で女優になることを目指すのであれば、実際にどのような仕事をこなすのか知識を深めておくことが大切です。女優とは、一般的に俳優のなかでも女性を指す場合に使われます。人前に立って演技をすることが求められる職業で、子役からスタートする人もいればスカウトやオーディションを経て女優になる人もいます。いずれにしても、セリフを覚えたり演技をしたりと努力が必要な職業といえるでしょう。

女優業と一言でいっても実際に活躍する場はさまざまで、主に舞台と映像の2種類です。劇場などでミュージカルやお芝居に出演する人もいれば、テレビや映画で活躍する人もいるなど、やりたいことや求められることによって仕事をする場所は変わってきます。もちろん、舞台と映画のどちらでも活躍するマルチな女優を目指すこともできるでしょう。また、女優でも主演であれば告知のためにテレビ番組に出演することもあります。自身が出演する作品をたくさんの人に知ってもらうためにも、演技以外の仕事をこなすのも大事なことです。

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女優に求められる能力とは?

憧れの気持ちだけでなれるわけではないのが女優という仕事です。女優になるためには、いくつか他の人よりも秀でている能力が重要になります。例えば、女性としての魅力にあふれていることや想像力・表現力が優れていることが挙げられるでしょう。テレビ・映画・舞台などで惹きつけられるものがある女性は、観客や視聴者からの注目も集まりやすくなります。また、演技をするうえで、想像力と表現力は重要視されるポイントです。見ている人の心に響く演技ができるかどうかは、女優として成功するために欠かせません。

女優になれば撮影や稽古などスケジュールがびっしり詰まることも増えてきます。ベストな演技やパフォーマンスをするためにも、体調管理にも気を使うのは大事なことです。食事や睡眠、運動習慣や体重管理に気を配るなど、健康な身体を維持できるように心がけましょう。さらに、より良い演技をするためにも強い好奇心や向上心、これまでの経験や人間力が求められます。喜怒哀楽の表現には実際の経験が大いに役立つため、人間力をアップさせるためにもいろいろなことにチャレンジしてみると良いでしょう。

女優として心がけるべき大事なこと

女優としての一歩を踏み出したのであれば、成功するために心がけておきたい大事なことが3つあります。1つ目は、常に演技力を磨き続けることです。どのようなオファーがあるかわからないので、ニーズに合った演技ができるように努力を続けましょう。演技力に定評があれば、舞台や映画など活躍の場がグッと広がります。そのためには、活躍している俳優の作品や演技を見ながら自分に足りない部分を探すことも大切です。良い部分を伸ばしつつ、足りない部分を伸ばしていく必要があります。

2つ目は、健康管理の徹底です。せっかくスケジュールが詰まっていても、体調不良によって穴を開けてしまえば信用を無くすこともあるでしょう。女優の仕事は、どうしても撮影が夜間になってしまったり休みが不規則になったりすることもあります。しかし、そんなときでも体調管理がしっかりできる女優ほど一目置かれる存在へとステップアップが望めます。また、肌荒れや髪の毛のパサつきなど見た目に影響が出ると仕事に支障をきたすこともあるでしょう。スキンケアやヘアパックなど、外見のケアにも気を配ることを忘れてはいけません。

3つ目は、普段の生活のなかでも女優であることを意識することです。仕事中だけしっかりしていればいいというわけではないことを頭に入れておきましょう。というのも、普段の行動や習慣は演技やお芝居にもつい出てしまうものです。姿勢を正して口をしっかり開けて発言するなど、女優らしい立ち居振る舞いを意識する必要があります。

女優になるにはどうしたらいいのか

女優になるためには、芸能事務所・劇団・養成所のいずれかに所属するのが近道です。すでに活躍している女優の多くは、スカウトやオーディションを経て芸能事務所に入ったり、劇団や養成所に通って仕事につなげたりしています。芸能事務所に所属することで、女優としてのスキルアップや仕事のマネジメントを行ってもらうことが可能です。芸能事務所によってカラーや実績が異なるので、どこに所属するのが良いのかリサーチしてみるのも良いでしょう。舞台で活躍したいと考えているのであれば、劇団に入るのが一般的です。実際に舞台を見てどの劇団に入るか考えたり、所属している俳優の経歴に注目したりしながら自分に合った劇団を探しましょう。

女優としてのベースを学びながら、将来はスクリーンや舞台で活躍したいと考えているのであれば、まずは養成所に入るのも一つの方法です。演技力を中心に女優としてのイロハを学ぶことができます。発声練習・ダンス・アクションなど、女優として成功するために身につけておきたい基礎が身につくのが魅力です。また、同じ目的で養成所に通う人たちから刺激を受けながら成長することもできます。

オーディションに受かるためのポイントは?

芸能事務所のオーディションに合格したからといって、すぐに女優になれるわけではありません。女優として活躍するためには「案件オーディション」と呼ばれる仕事獲得のためのオーディションに合格する必要があります。映画もドラマもオーディションに合格しなければ出演することはできないのです。知名度が高くなればオファーが来ることもありますが、女優の卵レベルであれば自分で役を取りに行く覚悟が必要となります。オーディションに合格するためには、とにかく諦めずにチャレンジし続けましょう。自分を上手く表現して個性を出すことで、監督やスタッフの目に留まりやすくなります。

オーディションでは、役にぴったりハマる人物を探しています。そのため、時には役を勝ち取るためにキャラクターのイメージに合わせることも重要です。普段の自分とは違うキャラクターでも、雰囲気や振る舞いなどできるだけ近づけるように努力しましょう。また、インパクトを与える自己PRをすることで、「また見たい」「撮ってみたい」と思わせることができるかもしれません。印象に残るようなトークや演技ができるように、自己PRの内容もしっかり考えておきましょう。

向上心を常に意識して女優を目指そう!

映画や舞台で活躍する女優は、いつもスポットライトを浴びて輝いているイメージを持つ人が多いことでしょう。しかし、有名無名に関わらず女優はみんな見えないところでたくさんの努力を積み重ねています。女優になるためには、憧れの気持ちだけではなく、どのようなアクションを起こして努力していくべきか知っておくことが大切です。常に女優としての演技力を磨き続け、立ち居振る舞いに気を配ることが求められます。

オーディションに数回落ちただけで諦めてしまう人もいますが、何があっても諦めない向上心を持ち続けることが女優を目指すうえではとても重要です。オーディションを受けたり想像力や表現力を培ったり、女優になるまでにも努力が必要ですが、なったあともさらに上を目指して努力を続けていきましょう。

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