テレビとリモコン

テレビに関わる仕事とは? 裏方でもいいから華やかな世界を支えたい

2022.02.16 / エンタメ, 未分類

テレビに関わる仕事

テレビ業界と言えば、芸能人や有名人と一緒に働く、華やかな世界というイメージが強いですよね。
そんな華やかなテレビ業界は、様々なジャンルで働く人たちに支えられて成り立っています。
一見華やかな業界でも、体力勝負の仕事や、地道な作業をこなすジャンルで働く人もたくさんいます。

今回は、タレントやアナウンサーなど、表に出てテレビ業界を支える仕事以外に、裏方として活躍する職業を、ジャンル別に紹介していきます。

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テレビに関わる仕事【技術職】

テレビ業界で裏方の仕事と言えば、照明や美術スタッフなどの技術職を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
テレビをより面白く、魅力的にして支える、技術職を紹介します。

テレビに関わる仕事【技術職】

・テレビカメラマン
・照明スタッフ
・美術スタッフ
・音響、音声スタッフ

【テレビカメラマン】

テレビ番組を撮影するカメラマンは、技術職の中でも有名な業種なのではないでしょうか。
ディレクターの指示に従い、カメラで撮影しますが、番組の流れを考えながら、アングルや求められている映像を写すことが求められます。

【照明スタッフ】

テレビの撮影現場や、コンサート、舞台などで照明での演出を担当する職業です。
専門的な知識がなくても、テレビ局や制作現場で、経験しながら照明スタッフになる人もいますが、最近は、照明と映像を組み合わせた演出など、複雑な技術が求められる仕事も増えています。

【美術スタッフ】

バラエティ番組のセットや、ドラマなどの撮影に使う道具を制作、調達する仕事です。
建物などの大道具以外に、小さな道具を扱う小道具など、美術スタッフが手作りするものもたくさんあるので、美術的なセンスや技術が求められます。

【音声スタッフ】

テレビ番組の音声を担当する音声スタッフは、機材を使って、現場の声を聞きやすいように調整する仕事です。
また、機材の操作や、音感など、専門的な知識が必要なので、番組で流れる音楽なども担当する、音響専門の会社に依頼するテレビ局も増えています。

テレビに関わる仕事【制作関係】

テレビを制作するためには、企画から番組制作までを支える、制作関係の仕事も重要な役割を果たしています。
面白い番組制作の中心となる職業を紹介していきます。

テレビに関わる仕事【制作関係】

・映像クリエイター
・プロデューサー
・ディレクター
・アシスタントディレクター

【映像クリエイター】

CMやドラマなどで、CG技術を駆使して映像を作る映像クリエイターは、アニメやゲーム、歌手のミュージックビデオなど、幅広く活躍する職業です。
映像クリエイターの中でも、企画や制作を手掛ける人と、編集やクリエイターとして技術的な分野を専門とするスタッフがいます。

【プロデューサー】

テレビ番組の「制作統括」として、番組の企画から、出演者のキャスティング、予算の管理など、全ての責任を担うポジションです。
テレビ局の社員として働き、ADやディレクターとして経験を積んでから、プロデューサーになる人がほとんどです。

【ディレクター】

テレビ番組の制作、収録現場での責任者として、指揮をとるのがディレクターの仕事です。
イメージ通りの番組制作のため、出演者だけでなく、音響やカメラマン、美術スタッフにも指示を出します。

【アシスタントディレクター(AD)】

収録現場を仕切るディレクターの、アシスタント役をするのが、アシスタントディレクターで、一般的にはADと呼ばれることが多いです。
テレビ局または、制作会社で働いて、ディレクターのサポート役として、物品や機材の準備など、体力も必要な職業です。

テレビに関わる仕事【脚本・演出関係】

バラエティ番組やドラマなど、テレビ番組の企画を、形にしていく脚本関係や演出関係の仕事は、テレビ業界の裏方でも、花形となる人気の職業です。
脚本、演出関係のそれぞれの職業も紹介していきます。

テレビに関わる仕事【脚本・演出関係】

・放送作家
・脚本家
・演出家
・撮影監督
・映像作家
・構成作家

【放送作家】

テレビ番組の構成を担当する作家で、番組の企画に沿って、全体の流れを組み立て「筋書き」を作るのが放送作家です。
放送作家が書いた筋書きが台本となり、番組スタッフや出演者に配られます。

【脚本家】

テレビでは、主にドラマのシナリオを書くのが、脚本家の主な仕事です。
テレビドラマの脚本は、主に登場人物の台詞、行動を説明しながら文章を構成したものです。
テレビドラマは、脚本家が書いた脚本をもとに、撮影が進められます。

【演出家】

演出家は、主に舞台やミュージカルの演出を行う職業で有名ですが、テレビドラマやアニメなどの演出を手掛けることもあります。
出演者の演技や、作品をよりよく見せるために、必要なことを伝え、コーディネートしていく職業です。

【撮影監督】

撮影監督とは、照明やカメラアングルなど、テレビ画面に映る映像の責任者というポジションです。
日本では、照明やカメラマンなど、それぞれが分担して撮影を進める方法が主流でしたが、最近は欧米のように撮影監督として、全てを仕切るポジションを入れる現場も増えています。

【映像作家】

テレビ番組やCMなどで、映像作品を作る映像作家は、クライアントが発注した企画に基づいて、絵コンテやシナリオを作り、撮影、音響をプロデュースします。
もちろん最終的な編集も行います。

【構成作家】

テレビやラジオ番組の中でも、情報番組やバラエティ番組の構成を考えて台本を執筆する仕事です。
番組の流れに合わせて、VTRや番組内のコーナーの企画アイデアを出して考えていきます。
最近は、ネット配信の番組なども増えているので、構成作家の需要も高まっています。

テレビに関わる仕事【その他】

テレビに関わる仕事には、本当にたくさんの種類がありますが、その中でも人気の高い職業をまとめて紹介します。

テレビに関わる仕事【その他】

・テレビ局社員
・制作会社社員
・芸能マネージャー
・ヘアメイク
・スタイリスト
・スカウトマン

【テレビ局社員】

テレビ局の社員には、アナウンサーやプロデューサー、カメラマンなど、多種多様なジャンルで活躍する社員がいますが、営業はもちろん、経理、広報など管理系の仕事、事務職として、テレビ業界を支える社員もたくさん働いています。

【制作会社社員】

制作会社の社員も、テレビ局の社員と同じように、ディレクターやカメラマン、映像編集など製作・技術関係の仕事をする人もいますが、経理などの事務職として裏方で支えている社員もいます。

【芸能マネージャー】

芸能人のスケジュール管理や、現場へ動向をするマネージャーの仕事です。
現場への送迎や、新人タレントの発掘など、マネージャーが幅広い業務を行う芸能事務所も多く、テレビで活躍するタレントを売り出して、サポートしていく役割を果たしています。

【ヘアメイク】

テレビ番組や、CMに出演する芸能人のヘアメイクを担当する仕事です。
専属のヘアメイクがいる芸能人もいますが、テレビ局や制作会社から依頼を受けて、番組の出演者全てを担当することもあるので、イメージを聞いて、希望通りのヘアメイクができるセンスを求められます。

【スタイリスト】

テレビに出演する芸能人の衣装をコーディネートして、準備をするスタイリストの仕事は、トレンドや担当する芸能人の好みも、しっかり把握しておく必要があります。
また、衣装が決まれば、洋服やアクセサリーをリースする手配も行います。

【スカウトマン】

未来のスターを見抜いて、スカウトする「スカウトマン」の仕事は、芸能事務所で働いているスタッフや芸能マネージャーが行っているケースも多いです。
街に出て、スター性のある子を探したり、最近ではSNSなどネットを使って、スカウトをするスカウトマンも増えています。
自分が見つけた人材が、将来的にテレビで活躍するかも知れない、夢のある職業です。

テレビ業界の仕事は、役割も働き方も様々です。
興味のある分野、得意な分野で、裏方として、テレビ業界を支えてみませんか。

制作会社とは 番組を作るのはテレビ局だけじゃないって本当?


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