東宝シンデレラオーディションとは
大手芸能事務所が主催する大規模なオーディションと言えば…
ホリプロが主催する「ホリプロスカウトキャラバン」
オスカープロモーションが主催する「全日本的美少女コンテスト」
東宝芸能が主催する「東宝シンデレラオーディション」
など、歴史あるオーディションが思い浮かびますよね。
今回は、現在募集中の「東宝シンデレラオーディション」について紹介していきます。
東宝シンデレラオーディションは、1984年から開催されていますが、その開催頻度は不定期になっています。
これまでの開催頻度を見ると、4~6年に1度のペースで開催されており、第一回目のグランプリは、沢口靖子さんが受賞しています。
数々のスターを輩出してきた東宝シンデレラオーディションは、2022年に開催されることが決まっており、現在応募を受け付けています。
現在開催されているオーディション
2022年、第9回目となる「東宝シンデレラオーディション」が開催されます。
今回は女性を対象とした「東宝シンデレラ」に加え、男性部門となる「TOHO NEW FACE」も開催されることが決まっています。
はじめに、「東宝シンデレラ」のオーディションの概要から見ていきましょう。
東宝シンデレラオーディション2022 開催概要
【応募資格】
・満10歳~満22歳までの女性
※2022年7月18日時点
【応募期間】
・2022年4月7日~7月18日
【応募方法】
・専用ホームページから応募
【賞金】
・グランプリ 賞金300万円(副賞:グランドセイコー)
・ミュージカル賞 賞金100万円
受賞すれば、映画、演劇、ミュージカルへの出演が決まっています。
東宝シンデレラオーディション【男性部門】
今回は、東宝創立90周年プロジェクトとして、6年ぶりに盛大に開催されます。
そのため「TOHO NEW FACE オーディション」として、男性部門の開催も決まっています。
概要はこちらです。
TOHO NEW FACEオーディション2022 開催概要
【応募資格】
・満10歳~満22歳までの男性
※2022年7月18日時点
【応募期間】
・2022年4月7日~7月18日
【応募方法】
・専用ホームページから応募
【賞金】
・グランプリ 賞金300万円(副賞:グランドセイコー)
・ミュージカル賞 賞金100万円
男性、女性どちらも、合格後は東宝芸能株式会社と専属契約を交わすことになります。
また、18歳未満は所定の保護者同意書が必要です。
東宝シンデレラオーディションの審査内容
今回のオーディションの審査内容を紹介していきましょう。
審査スケジュール
7月18日 書類応募締め切り
↓
7月中 書類審査合格者に通知
↓
8月 全国6都市にて2次審査
↓
9月 3次審査(東京/大阪)
↓
10月 合宿審査(東京)
↓
11月 ファイナルステージ
応募時に「俳優志望」「ミュージカル志望」を選択しますが、審査では双方の審査がある場合もあります。
しかし、ミュージカル部門で応募しても、グランプリから対象外になることはなく、全参加者の中から男女1名ずつがグランプリが選ばれます。
2次審査は札幌市・仙台市・東京都・名古屋市・大阪市・福岡市の6都市で開催されます。
東宝シンデレラオーディションに合格するには
今回開催されるオーディションでは、書類選考通過後に様々な審査が開催されます。
それぞれの審査に合格するためのポイントを確認していきましょう。
書類選考
専用フォームからの応募になります。
書類審査では、写真や自己PR動画も必須となっていますが、加工等はせず、本来の自分の魅力が伝わるものを選びます。
プロフィールには生年月日や身長、体重など基本的なことを記入しますが、こちらも嘘がないように正しい情報を書きましょう。
SNSの情報を書きこむ項目もあるので、ここでアピールするのも良い方法です。
しかし、コンプライアンスが厳しくなっている近年は、過去の投稿での写真や発言に問題がないか確認しておくことも忘れてはいけません。
応募期限を守り、未成年者は保護者の同意も忘れないようにしましょう。
2次審査
2次審査は、全国6都市で行われ、内容は簡単な質疑応答と自己PRになります。
披露できるような特技がなくてもかまいませんが、自分の魅力をアピールできるチャンスと考え、どんなことでもいいので自己PRする方法を考えておきましょう。
3次審査
3次審査も質疑応答などの審査が行われます。
審査内容については、詳しくは決まっていない部分もあるので、水着審査があるかどうかなど、まだ分からないことも多いです。
審査のポイントは、容姿・スタイル・話し方・雰囲気などです。
服装は、シンプルでスタイルが分かりやすい服、メイクやヘアスタイルも含めて清潔感がある装いを心がけましょう。
合宿審査
様々なオーディションにおいて、合宿審査にまで進める人は、かなり少ない人数まで絞られてます。
これまでに開催された、応募者が何万人規模のオーディションでも、合宿に参加できるのは10~30名程度がほとんどです。
つまり、合宿審査ではレベルの高いメンバーでの審査が行われます。
みんなで共同生活を送ると、その人の人間性がよく現れます。
合宿中のレッスンなどでの成長も審査のポイントになりますが、審査員としては、今後スターに育てて、一緒に仕事をする仲間を決める審査でもあります。
人となりやコミュニケーション能力など、人間力も審査されていると考えておきましょう。
ファイナルステージ
第9回オーディションのファイナルステージについては、まだ詳しい発表はされていません。
これまでに開催されたオーディションを見ると、ファイナルステージは公開オーディションが定番となっています。
コロナ禍の影響もあり、どのような形で審査が行われるのか分かりませんが、2022年度のファイナルステージは、公開オーディションとして多くのメディア取材が入ると想定しておきましょう。
緊張感のある舞台でも、審査ではしっかり自己アピールができるかどうか、度胸も見せておきたいところです。
これまでの東宝シンデレラオーディションの受賞者を見てみると、清潔感、透明感のある清楚な人が選ばれている傾向にあります。
しかし、単純に美しいだけでなく、自分らしさや、芯の強さも大切です。
オーディション前には、家族や仲のいい友人など、信頼できる人に、自分の魅力を聞いてみましょう。
自分では気づいていないアピールポイントがあるかもしれません。
東宝シンデレラオーディション出身の俳優
最後に、これまでにグランプリを受賞した、シンデレラを見てみましょう。
歴代シンデレラ
第1回(1984年) 沢口靖子
第2回(1987年) 小高恵美
第3回(1991年) 今村恵子
第4回(1996年) 野波麻帆
第5回(2000年) 長澤まさみ
第6回(2006年) 黒瀬真奈美
第7回(2011年) 上白石萌歌
第8回(2016年) 福本莉子
過去8回のグランプリ受賞者にも、有名な俳優の名前が並んでいますね。
しかし、東宝シンデレラオーディションは、グランプリ以外の受賞者からも、たくさんのスターが誕生しています。
水野真紀
水野真紀さんは、1987年に開催された第2回オーディションの時に、審査員特別賞を受賞しています。
上白石萌音
上白石萌音さんは、2011年に開催された第7回オーディションで、審査員特別賞を受賞しています。
このオーディションでのグランプリは、妹の上白石萌歌さんでした。
浜辺美波
浜辺美波さんも2011年に開催された第7回オーディションで、ニュージェネレーション賞を受賞しています。
人気も知名度も高い「東宝シンデレラオーディション」は、競争率が高くなることが予想されます。
事前に準備できることはしっかり準備しておきたいですね。