服装を迷う女性

好感度を上げるオーディションでの服装を分野別に解説します

オーディションに適した服装とは?

オーディション審査を受ける時には、服装・髪型・メイクなど、どのようなスタイルが適しているのか気になりますよね。
今回は、オーディションに適した服装について解説していきます。

オーディションに参加する時の服装の基本は、全身のスタイルが分かりやすく、シンプルなファッションが好ましいです。
スタイルが重視される、モデルなどのオーディションはもちろんですが、女優・俳優・アイドルなど様々な分野でも体型を含めた審査がされています。
「スタイルに自信がない」という人であっても、それを隠そうとする服装はオーディションに適していません。
オーディションにもいろいろな種類があり、必ずモデル体型の人が合格すると決まっているわけではないので、自分らしさを見てもらうためにも、隠さずにスタイルが分かりやすい服装で参加しましょう。

https://ac.ebis.ne.jp/tr_set.php?argument=ehTGVVgm&ai=a5d2d4239c58d6

好感度アップの服装

オーディションに着ていく服装で、スタイルが分かりやすいものと言えば、体型に合ったサイズのTシャツにショートパンツというコーディネートを選ぶ人が多いでしょう。
男性の場合は、女性に比べてスタイルが分かりやすい服装が、選びにくいかもしれません。無理にハーフパンツを履いたり、体にフィットする服を選ばなくても、シンプルな服装であれば問題ありません。
しかし、極端にぶかぶかなビッグサイズのTシャツやパンツなど、体型が分からない服装は避けましょう。

オーディションの審査員に、合格者の決め手を聞くと「清潔感」「透明感」というワードが出てくる事が多いですよね。
オーディションで良い人材を見つけようとする審査員にとっては、垢抜けて完成された容姿よりも、垢抜けていなくても清潔感や透明感のある人を選ぶ傾向にあります。
つまり、オーディションでの服装はセンスの良い服ではなく、清潔感のある服装が好感度を上げると言えるでしょう。

シンプルな服装でも、汚れやシワがないかなど、細かい所にも気を配り、清潔感アップを心がけることも必要です。

他の人と差をつけるオーディションでの服装とは?

オーディションでの服装は「シンプルで体型が分かりやすいファッション」が好ましいということは分かりましたが、さらに他の参加者と差をつけるために、押さえておきたいポイントも確認しておきましょう。

自分に似合う色の服を選ぶ

一般的にも顔映りが悪くなると言われている黒っぽい服装は、オーディションでも避けた方がいいでしょう。
白、ピンク、オレンジなど、顔映りを良くしてくれる色の服装がおすすめですが、人はそれぞれ肌・髪・瞳の色によって、似合う色は違います。
色々な色の服を着て、鏡で確認し、写真を撮るなど似合う色を知っておきましょう。
周りの人の意見も聞いてみると、意外な発見があるかもしれません。
自分に似合う色の服を着ると、審査員からの印象が良くなるだけでなく、気持ちもポジティブになり、表情が明るくなるというメリットもあります。
似合う色が分からない場合は、パーソナルカラー診断を受けてみるのもおすすめです。
パーソナルカラーには、スプリング・オータム・サマー・ウインターの4つのタイプがあり、その人の特徴によって似合う色が分かります。

パーソナルカラーのタイプ

スプリングタイプ・・・幼く可愛い印象の人が多く、黄色やオレンジなどイエローベースが似合う。
オータムタイプ・・・大人っぽく知的な印象の人が多く、カーキやブラウンが似合う。
サマータイプ・・・エレガントで品がある印象の人が多く、パステルカラーやグレーが似合う。
ウインタータイプ・・・クールで個性的な印象の人が多く、赤、青、モノトーンなどハッキリした色が似合う。

WEBで簡単に診断できるサイトもあるので、似合う色に迷った時は、診断してみましょう。

全体のバランスを整える

Tシャツにショートパンツというシンプルな服装であってもTシャツの丈が変わるだけで、体型のバランスの見え方が全然違います。
体型によって肩幅、首の長さなど、コンプレックスを感じる部分は人それぞれですが、Tシャツの袖の長さや襟元のデザインなどで、体型をよりバランスよく見せることもできます。
シンプルな服装だからどれも同じと考えずに、丈やサイズでバランスを見ながら、スタイルが良く見える服を選ぶように心がけましょう。
骨格によって似合う服装も違うので、自分の骨格タイプも知っておきましょう。

骨格タイプ

骨格ストレート・・・上半身に厚みがあり、メリハリのある体型
【首元や肩口がぴったりして、上半身をスッキリさせる服装が似合う】

骨格ウェーブ・・・重心が下半身にあり、上半身は華奢な体型
【ウエスト位置が高い服でシフォン系の柔らかい素材の服装が似合う】

骨格ナチュラル・・・重心の偏りがなく手足が長い体型
【シルエットがきれいな服、首元が詰まった服装が似合う】

分野別・オーディションにおすすめの服装

芸能界のオーディションには様々な分野があるので、その種類によって適した服装は違ってきます。
分野別におすすめの服装を知っておきましょう。

俳優・女優

役になり切って演じる仕事の俳優・女優オーディションでは、これからどんな役にでも染まれるような人材が求められます。
あまりキャラクターを作り過ぎず、ありのままの姿で審査を受けましょう。
服装もシンプルなデザインを選び、アクセサリーなどの装飾品は付け過ぎずに、着飾らないファッションが好ましいでしょう。
ヘアメイクも服装も、素の状態に近い方が審査がしやすく、好印象です。

POINT
・清潔感のある服装
・装飾品は控えめに
・ヘアメイクはナチュラルに
・シンプルが基本

アイドル

他の分野に比べ、比較的低年齢の参加者が多いアイドルのオーディションでは、メイクや髪型、服装などもシンプルな装いで参加する人が多いです。
制服でのオーディション参加者も珍しくありません。
もちろん、アイドル業界でも、清楚で透明感がある人が好まれますが、反対にキャラクターの濃さがウケて合格する場合もあります。
特に大人数のグループで活動するアイドルグループであれば、自分の個性を活かして売り込む能力も重要です。
実際に、オーディションで目立つために、体操服や個性的なファッションで勝負して、合格する人もいます。
アイドルのオーディションでは、グループのコンセプトに合わせる必要はありますが、ある程度自分の個性も主張できる服装もOKです。

POINT
・可愛いイメージの色合い
・悪目立ちしないインパクト
・スタイルが分かりやすい服
・ナチュラルメイク

モデル

モデルオーディションの場合は特に、体型が分かりやすい服装が好まれます。
スキニージーンズなど、ピッタリとしたパンツスタイルでも体型は分かりますが、モデルの場合、合格後は様々なファッションで撮影をするので、脚の細さだけでなく、筋肉のつき方や傷の有無なども審査されるため、ショートパンツやミニスカートが好ましいでしょう。
デコルテやウエストなども、分かりやすい服を選びます。
また、モデルと言えば、おしゃれでセンスがいいという印象が強いですが、ショーや雑誌のモデルの場合、最も重要なのは「素材」なので、オーディションでの服装は流行のファッションである必要はありません。

POINT
・足の長さや形が分かる服装
・ハイヒールは履かない
・流行に乗りすぎない
・ヘアメイクはナチュラル

タレント

タレントにも様々な分野がありますが、キャラクターの強いタレントを求めているようなオーディションであれば、奇抜なファッションなどの個性が求められる場合もあります。
しかし、大手のプロダクションなどで、これから育てていくタレントを求めるオーディションの場合は、シンプルで体型が分かりやすい服装で問題ありません。
まだ方向性が決まっていないタレントの場合、今後、バラエティ番組以外にもグラビアやCMなど、どのように展開していくかを審査されるので、他のオーディション同様、自分らしさが分かる服装が好ましいでしょう。

POINT
・自分らしい服装
・キャラクターに合う服装
・顔やスタイルが分かる服装

オーディションで好感度を下げる服装とは?

派手な柄の服や、デザインが複雑な服の場合、審査員は体型をチェックしたいのに、服装で分かり辛いと感じてしまい、見ている側はあまり良い印象を受けません。
そういう面では、服装を通じて、場の空気を読む力や協調性など、内面的なことも審査されていると考えておきましょう。
芸能界では、個性が大切な場面も多いですが、その場で求められていることが理解できる人が重宝されます。

他にも、ダンスの審査がある場合は、動きやすい服装が好ましいですし、役のイメージが決まっている俳優のオーディションであれば、そのキャラクターをイメージできる服装の方が、演技審査の時にイメージが伝わりやすくて、良いでしょう。

また、体型が分かりやすい服装と言っても、露出度が高い方がいいという意味ではありません。
露出が多すぎて下品な印象になってしまっては、逆効果です。
女性の場合、胸元が大きく開いた服装や、短すぎるスカートなど、下着が見えてしまいそうな服装はおすすめできません。
審査中に椅子に座ることもあるので、どんな体勢でも対応できる服装を選びましょう。

オーディションの服装に関するエピソード

今や人気の芸能人たちも、オーディションを受ける時には、服装に悩んだこともあるでしょう。
最後に、芸能人のオーディションファッションに関するエピソードを紹介します。

千秋

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タレントの千秋さんは「FNSタレントオーディション ゴールド・ラッシュ!」の最終審査で、他の参加者は、スタイリストが準備した衣装を着ての審査だったのに、千秋さんだけは私服で参加するように指示されたそうです。
「どうして自分だけ準備してもらえないの?」と思っていたら、千秋さんには千秋さんの選んだ服が一番似合うと確信した敏腕プロデューサーからの指示だったそうです。
千秋さんの個性がアピールできる服装で臨んだ審査で、見事受賞してデビューを果たしました。

波瑠

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女優の波瑠さんは、NHK連続テレビ小説「あさが来た」のオーディションを受けた時、審査で相撲を取る事が分かっていたので、気合を入れるために赤い色の服と、動きやすいようにジーパンを履いてオーディションに臨みました。
このオーディションで、朝ドラヒロインの座を勝ち取り、波瑠さんが女優としてブレイクするきっかけとなりました。

白石麻衣

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乃木坂46の元メンバーの白石麻衣さんは、グループのメンバーオーディションに、Tシャツと短パンというラフな服装で参加しています。
元々はアイドルに興味がなかった白石麻衣さんは、自分が思うイメージでラフな服装を選びましたが、周りはみんなワンピースなど、可愛らしい服装で参加していたそうです。
ちなみに、同じオーディションに参加していた、高山一実さんもTシャツに短パンスタイルで参加しており、2人とも合格しています。

オーディションでは、スタイルが分かりやすい、審査に適した服装を選ぶのはもちろん、自分らしさをアピールすることも意識しましょう。

CMのオーディションに合格するには?

https://ac.ebis.ne.jp/tr_set.php?argument=ehTGVVgm&ai=a5d2d4239c58d6