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オーディションに落ちてもまたやる気にさせてくる偉人たちの名言集

どれほどの素質を秘めていても、オーディションに一発合格する人はまずいません。

毎日テレビで見る芸能人も、オーディションに落ち続けた経歴を持つ方は少なくないのです。

オーディションは、まさに自分との戦い。
「もうやめようかな」と落胆する気持ちを押さえこみ、諦めなかった方だけが勝利を勝ち取れるといっても過言ではないでしょう。

・・・とは言っても、自分を奮い立たせるのはなかなか難しいもの。「合格」を手にするまでは長い期間が必要なので、徐々にモチベーションが低下するのはある意味で仕方がないことといえます。

そこで役立つのが、偉人たちの名言。彼らが残した名言は、まさに教訓の結晶です。日夜努力を重ね成功をつかんだ方だからこそ言える言葉。数々の名言が、オーディションに落ちて落ち込むあなたの背中をそっと押してくれるでしょう。

ヘレン・ケラー

学生のころ、ヘレン・ケラーについて書かれた本を誰もが一度は読んだことがあるのではないでしょうか。

視覚と聴覚に障がいを持ちながらも懸命に生き、大人になってからは教育家や社会福祉活動家として人々のために活動しました。

そんな彼女が残した名言がこちら。

『結局、真の知識を得ようと望むものは、誰でも艱難(かんなん)の山を一人で登らなければならず、頂上への王道がない以上、私は曲がりくねりながら登らねばならぬことに気付いたのです』

艱難(かんなん)とは、困難に出会って苦しむこと。
頂上を目指すには困難がつきもので、しかも真っすぐに頂上に辿り着けることはほとんどなく、紆余曲折を経ながらようやく辿り着くものといっています。

どんな困難に直面しても諦めなかった彼女の言葉だからこそ、強く心に響きますね。

福沢諭吉さん

一万円札の肖像として描かれている福沢諭吉さん。

明治時代の啓蒙思想家であり教育者としても活動してきた福沢さんは、このような名言を残しています。

『進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む』

この言葉は、前に進もうとしない者は後退するものの、決して諦めずに一歩も引かない人は必ず道が開けてくるということをいっています。

オーディションに落ちるたびに「もうやめようか」と投げやりな気持ちになってしまうのは、誰にでもあること。

しかしそこでグッと踏みとどまり、夢を叶えるため前へ前へと歩を進めていきましょう。

王貞治さん

元プロ野球選手である王貞治さん。

野球にあまり詳しくない方でも、彼の名前だけは知っているという方は多いのではないでしょうか。

野球が好きな人はたくさんいますが、その中でもプロになれるのはほんの一握り。さらに日本中に知名度を響かせるような存在にまで上り詰められるのは、本当にごくわずかでしょう。

王貞治さんは、このような名言を残しました。

『努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない』

「こんなにがんばっているのに」と、思うように結果が出ないことで思い悩んでいませんか?
王貞治さんは、努力は必ず報われると断言しています。
厳しい練習を毎日のようにこなしてきた彼だからこそ、言える言葉。
自分を責める時間は、何も生み出しません。今できることを明確にして、夢のための努力を続けていきましょう。

鈴木一郎さん

スポーツ界では、個人の努力が必要です。
周囲と同じくらいの練習量では、「平均的」で終わってしまうでしょう。

野球界からもう一人、鈴木一郎さんの名言を紹介します。

『努力せずに何かできるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうじゃない。
努力した結果、何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうだと思う。
人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うならそれは間違いです』

天才と名高いイチローさん。野球をしたことがある方なら、誰しも「あんな才能があるなんてうらやましいな」と一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
しかし、彼が言うには「努力をしてきたから『天才』の称号をもらえるようになった」というのです。

水鳥は、一見優雅に泳いでいるように見えますが、水面下では足をバタバタして必死に泳いでいます。イチローさんも、水鳥と同じように見えないところで人の何倍も努力を重ねていたのでしょうね。

成功は、努力ありき。一度や二度の失敗で諦めず、失敗から得た糧を元に努力を続けていきましょう。

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アインシュタイン

物理学者であり、ノーベル物理学賞を受賞するほどの功績を残したアインシュタイン。
ベーと舌を出したご本人の写真は、なんだかチャーミングでインパクトが抜群です。

アインシュタインも「天才」の定義について言及しています。

『天才とは努力する凡才のことである』

歴史に名を残すほどの頭脳は、事あるごとに「天才」と称えられてきたでしょう。しかしアインシュタインもまた、自身のことを天才ではないと表現しています。
この名言から考えると、「自分は平々凡々な人間。特に秀でる何かも持っていなかったが、努力によって知識や技術を身につけてきたのだ」ということが伺えます。

芸能界には、誰もがあこがれるような絶世の美貌を持つ方や、トークが抜群に上手い方、唯一無二の歌唱力を持つ方など、たくさんの天才的な才能がひしめいています。

オーディションに落ちたとき、「やっぱり自分じゃ無理か。特にズバ抜けた何かがあるわけじゃないしな」と諦める方は多数います。

でも、その「ズバ抜けた何か」は潜在的なものではなく、努力によって引き出してきたもの。テレビの画面では何気なく見せていますが、見えないところで努力は欠かしていないはずです。

努力する凡才こそが、天才になれる。この名言は、誰にでも「天才」になれるチャンスがあると示唆しているのです。

あなたは、何の「天才」を目指しますか? ご自身の強みを今一度見直してみましょう。

ウォルト・ディズニー

誰もが知る世界のテーマパーク、ディズニーランド。
個性豊かな数々のキャラクターは、私たちに夢や希望を教えてくれます。

ディズニーシリーズの生みの親こそが、ウォルト・ディズニー。
彼はこのような名言を残しました。

『何かを始めるためには、しゃべるのをやめて行動し始めなければならない』

この名言が表すのは、「不言実行」ではないでしょうか。「できない理由」をあれこれ並べるのは簡単ですが、それでは何も始まりません。

考えるより、まずは行動。

「なぜオーディションに受からなかったのか」と振り返って反省するのは悪いことではありませんが、考えすぎはマイナス思考の元。
オーディションには運もあるので、あまり分析しすぎず「よし次!」という気持ちの切り替えもコツなのです。

坂本龍馬

幕末の志士として活躍した坂本龍馬さん。

時代劇でも演じられることが多く、坂本龍馬さんがきっかけで歴史に興味を持った方も多いのではないでしょうか。

『人生は一場の芝居だというが、芝居と違う点が大きくある。
芝居の役者の場合は、舞台は他人が作ってくれる。
なまの人生は、自分で自分のがらに適う舞台をこつこつ作って、そのうえで芝居をするのだ。
他人が舞台を作ってくれやせぬ』

「芸能界で芝居がしたい」と、俳優を志してオーディションを受ける方は多いでしょう。しかし何度失敗しても、「あの人は〇回で受かったのにどうして自分は・・・」なんて他人と比較しないでください。

あなたの人生は、あなた一人だけのもの。人生のステージを作りあげるのは、あなたしかいません。舞台の骨組みをこつこつ積み上げたら、もう一度オーディションに臨みましょう。緊張して頭が真っ白になるようなら、「本来の自分」で臨むのではなく、彼が言うように「自分というキャラクター」を演じるように意識してみてはいかがでしょうか。

あなたの夢を叶えるのは、あなた自身。自分の才能と今までの努力を信じて、もう一度夢をつかみに行きましょう。

まとめ

オーディションは、思うような結果が出ないことが多いものです。

不合格になるたびに、「もうやめようかな」と後ろ向きになることもあるでしょう。

歩むもやめるも、あなた次第。夢をつかむなら、歩き続けるしかありません。
誰もが知る偉人たちも、人知れず努力を重ね、その努力の結果成功をつかみました。
偉人たちの名言を糧に、夢に向かってまた歩き出しましょう。

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